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2006年5月 7日 (日)

怪談新耳袋衣装合わせと 映画はおそろしい「回転」

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販売元:紀伊國屋書店
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 怪談新耳袋の衣装合わせで高田馬場の新宿スポーツセンターへ。今日は星野真理さんだけの衣装合わせだったので、僕は1時間半ほどで終了。女の子の衣装と言うのは、昔は本当に大変だったが最近はスムーズに進むのは撮影所の衣装部で衣装あわせをやらなくなったからなのだろうか・・・。撮影所でも東宝は確りしていたけどね。今回はひとりで決めるわけではないので、みんなの意見を取りまとめながらと言う役割になる。僕がチーフディレクターと言うわけではないのだが、本来のチーフに当たる吉田さんと僕ら4人の間に一定の距離があるので、年齢的なこともあって、なんとなく僕がチーフディレクター的な役割をしてしまっているところがある。とりあえず3人の監督の意見をとりまとめて助監督に打ち合わせ設定させたりとか、番頭みたいな役割ですかね。初日も井口君から撮影に入るのでこれも立ち会いましょうかと言う話をすると、井口君も是非来て欲しいということだったので初日から行くことになりそう。ただ単に声が大きいからと言うのもあるんだろうが・・・。

 帰宅してからジャック・クレイトンの『回転』を見て、幽霊演出の勉強をする。この映画は中々ソフト化されておらず、去年「黒沢清 映画はおそろしい」と言うコンプリートDVDBOXの中に収録されての発売だったのでちょっと二の足を踏んでいたのだけど、必要に迫られ購入してしまう。映画のほうは、実に繊細な演出で恐怖を描く傑作だった。散々語りつくされている幽霊演出に関しては言わずもがな、デボラ・カーの芝居演出が素晴らしい。スタッフも当時のハリウッドの一流が集結しているわけだが、このクオリティなら高額で購入しても損はなかった。ホラー映画を志す人には必見の一本だ。脚本はヒッチコック『私は告白する』のウイリアム・アーチボルドと、『ティファニーで朝食を』や『冷血』などの作家にして脚本家トルーマン・カーポティ。実に入念な構成と無駄な説明のない台詞、本当にこの脚本は素晴らしい。音楽は『ローマの休日』のジョルジュ・オーリック。劇中の物悲しい歌が格調を際出せていた。撮影は、ハマーホラーの監督としても有名で、最近はデビッド・リンチなんかとも組んでいるフレディ・フランシス。これだけのスタッフが集まっても駄目な時は駄目なんだけど、監督のジャック・クレイトンは見事にそれぞれの仕事を纏め上げていたと思う。

 しかし、これだけの傑作を観てしまうと明日からの作業は絶望感漂うだけのものになってしまうので、ホラーはクランクアップまで見ないことにしよう。とりあえず夏帆ちゃんのガメラが苦戦中らしいの閉館迫る新宿ピカデリーにでも観にいくか。

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