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2006年5月 1日 (月)

怪談新耳袋 準備

 土曜、日曜は『怪談新耳袋』の準備。美術打ち合わせと、オーディション。 本当は僕が書いた古厩監督の銭形雷の撮影中だったので、現場へ行きたかったのだが、行けなかった。多聞さんから脚本の尺が数分オーバーしていると聞いていたのでちょっと心配だったのだが、土曜は終日美打ちにとられてしまったし、日曜も午後からBsiだったんだけど、さすがに頭が切り替えられないので銭形雷の現場訪問は諦める。

 『怪談新耳袋」への参加は今回が3度目となるのだが、4分50秒と言う短編映画のつくりが原作のよさを出すのに丁度いい塩梅なのだ。原作の「新耳袋」は実話怪談、奇談を集めた説話集で、実話なので「オチ」がないところが一つの特徴であり魅力となっている。なぜそこに幽霊が現れるのか?怪現象が起こるのか?さっぱりわからないまま読者に放り投げて終わる。それと同じ読後感を僕は映像化する時にも一番大事にしようと心がける。とは言え、4分50秒と言う時間は意外に長く物語を語れてしまう時間でもあるので、時間配分の効率性をきちんとしないと失敗してしまう。

 ところでオーディションを若い監督3人と一緒にやったのだが、井口君のオーディションは見ているだけで笑えると言うか、オーディション見た段階で何を写そうとしているのかすぐにわかっておかしかった。いや、このオーディションをメイキングで撮っておいて欲しかったなあ。それぞれの監督が8人の若い娘にアプローチしていたが、井口君のは一番笑えた。これくらいの人数とレベルだと僕は「勘」と「身体能力」さえ見られればいいので、大体1分くらいで判断できてしまうのだけど、井口君の場合「今ここで見たい欲望」にかられて何度も女の子に奇妙な動きをやらせるところがおかしい。そして最終的に選んだ女の子が実に井口君らしくてこれもおかしかった。

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