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2006年5月20日 (土)

新耳袋 撮影

 雨の中、午後から所沢のハウススタジオで『怪談新耳袋』撮影。今日は嶋田久作デーなので、個人的に嶋田さんと親しい篠崎誠君と所沢の駅で待ち合わせして向かう。篠崎君とは、ある映画の企画の話もあったので、とぼとぼ歩きながらネタについて話たりする。久々に残酷グランギニョールをやろうかとか殆ど雑談レベルの話をしながらロケセットに到着すると、井口君がまだ撮影をやっていた。しかし、これがまあ何と言うか、いかにも井口君らしいと言うか、ベースのモニター映像見ているだけで僕も篠崎君も録音部に怒られないように笑いを堪えるのが大変だった。81歳の老人幽霊が、お風呂場で嶋田久作さんにキスを迫ると言うシーンなのだがどう見ても、これは怖くないのだが、老人役の役者さんの怪演もあって、相当に爆笑ものの「変な」ものになりそうだった。『新耳袋』の場合、こういった「変な」ものもジャンルとしてありなので、楽しい。井口君は最近他でも70代の老婆同士のレズの爆笑短編を撮って、老婆同士のディープキスシーンとか撮ったようだが、本当にやりたいことが一貫している監督さんですね。

 その楽しい井口組が40分ほど押してしまったので、僕の方の開始が1時間弱遅れることになってしまったのだが、これはかなりのプレッシャーになってしまった。何せ、所沢は遠いので22時までに撮影を終わらせなくてはいけないと言うルールが我々監督には課せられているのだ。撮影開始時間は16時30分だったから、食事時間を除くと5時間程度で全てを撮らなくてはいけない。この日、僕が割り出したカット数は32カット。時速にすると1時間で6カット撮らなくてはいけない計算だ。しかも、この回は赤い幽霊を際立たせる為に水を使った凝ったライティングをお願いしたので、幽霊カットのライティングには時間を要することになり、大変なことになってしまった。それでもメインの俳優が嶋田さんだったので芝居に関しての悩みは全くなく、幽霊役の五十嵐さんも普段僕がワークショップで教えている子なので、芝居演出と言う観点では楽な撮影だった。撮影照明の踏ん張りもあって、なんとか鬼畜な時間にはならずに終了できたが、それでもギリギリセーフと言った感じかな?ここまで3本を撮り終えたが、今回はライティングに凝ったいわばいままでの僕が撮った『怪談新耳袋』シリーズの集大成的なものになりそうで、現場はいつになくきついが、作品的にはかなり面白くなりそうだ。

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