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2006年6月

2006年6月29日 (木)

高卒ルーキー山口俊 初先発勝利!

 ベイスターズの高卒ルーキー山口が巨人打線を5回途中までノーヒットに抑え、亀井に打たれたソロホームランのみの失点で初勝利を収めた。横浜は高卒投手を悉く腐らせて来たので、18歳ルーキーの初先発初勝利はこの上もなく嬉しい。大体、横浜の高卒投手って入団と同時に故障したり、或いは2軍で小さく纏まるフォーム改造をされて、怖さがなくなり、身体も伸びないまま終わらせていくことが多かったのだが、190センチの長身右腕の山口は145キロの真っ直ぐを主体に巨人打線を切りきり舞いさせていた。まあ、現在12球団で一番貧弱な打線の巨人相手だからこそと言う考え方も出来るが、ルーキーイヤー3ヶ月目で1軍初登板の高卒投手が4球で自滅しなかっただけでも偉い。貧弱巨人打線の中でも怖いイ・スンヨプを2打席連続で直球で三振とったところなんか痺れるピッチングだった。

 この春、ベイスターズの沖縄キャンプに行った折り、雨で1軍の練習試合が流れた時に僕らは嘉手納までタクシーを飛ばして2軍の試合を観にいったのだけど、その時に山口は控え投手ですらなく、誰もいないスタンドで一人、ビデオカメラ係りとなって味方の投手をDVカメラで撮っていた。DVカメラで味方の投手の姿を記録すると言うのは、1軍ならチームスタッフがやってくれる仕事なんだけど、2軍では入団間もない選手の仕事となる。この日も、ペットボトルを片手に退屈そうにカメラを操っていた山口の姿が思い出される。思えば柳ヶ浦高校時代は甲子園で151キロのスピードを記録した投手だが、ベイスターズが単独指名できたのは昨年中盤から故障したからであった。その故障を乗り越え、巨人戦での初先発初勝利は何より嬉しい。

 とにかくいい投手の条件「直球の制球」「変化球でカウント球のストライクをとりにいける」を両方共に備えているので実に計算の立つ内容だったといえる。100球に満たないところでバテての降板だったので、今後徹底的に走りこみをやってスタミナをつければ、球界を代表する投手になれる可能性もある逸材だ。まあ、これから打たれる試合もあるだろうが将来のベイスターズのエースとして期待しています。うーん。こう言う日にも酒で乾杯できないのが悔しいね。山口の投球は下記のサイトで見ることができます。

http://www.tbs.co.jp/baystars/

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2006年6月25日 (日)

口中切開

 皆さんお身体には、なんてことを書いたら金曜の夜から大変なことになってしまった。最初は身体がやけにだるくなったのだけど、そのうち虫歯でもないのに歯茎が腫れ始め、気がついたら顔の骨まで腫れて顔面が試合後のガッツ石松状態になっていた。土日を迎えて歯医者にも行けず、去年腫瘍手術した時に出された抗生物質を呑んで誤魔化していたが、今朝になって片目が開かないほどに腫れあがってしまったので休日診療している歯医者へ駆け込んだ。診断は折れた歯の根が歯肉内部に残存していたものが化膿して膿んでいるのだと言う。これは20年近く前に現場で転んだ時に折った歯だったが、当時のいい加減な歯医者が根が残存しているのに放置したのが原因らしい。あまりに歯肉が化膿し過ぎているのですぐには抜歯できず、歯茎を切開して膿みを出す出口を作り化膿止めの薬を処方された。切開して膿みを出すと大分楽になったが、抜歯の日までしばらく安静にと言うこと。予定は水曜日。しかし、自分の顔の輪郭が変わるほどに腫れるなんて初めてなのでびびりました。

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2006年6月22日 (木)

皆さんお身体には

 今日一週間ぶりに篠崎君と電話で打ち合わせしたら、何やら頭痛が激しくてMRIで脳の断面写真まで撮ったと言う。ようやく持ち直して来たので電話で話しができるようになったようだが、これから下半期にかけて相当仕事量が増えるはずなので大丈夫かなあと心配になる。別の役者の友人もやはり頭痛と眩暈でMRIを撮ったがなんともなかったと言うが、どうも男にも更年期障害があるそうで、篠崎君がそうなのかどうかはわからないが友人の場合は『男性更年期障害』と診断されたそうだ。自分は眩暈や頭痛はないけど、血圧値が一定せず、かつては考えられないほど血圧が上がったと思ったら急に低血圧になって胸がむかついたりだのやはり若い時にはなかった身体になって来ている。去年の検診では、成人病になるような数値は出ていなかったから安心しているのですが・・・。月末から、また近くのジムで汗を流そうっと。

 

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2006年6月21日 (水)

中野でとりとめもなく

http://www.x-tv.jp/

 今日はX-TVの取材で中野の某制作会社へ。入った途端にストレイドッグプロモーションの秋葉さんにばったり会う。昨日もBsiで会ったばかりだけど、こうばったり会うのが1週間に3回も重なると不思議ですね。全部違う用件で違う場所にいるのに・・・。

 インタビューは1時間以上に渡り、実にとりとめもなく語ったがあれで纏められるのだろうか・・・。本当は7月からこのサイトで配信される『幻影シャッフル』についてのインタビューだったのだが、後半は『ケータイ刑事 THE MOVIE』の話やインド映画の話ばかり。いや、喋っている僕は楽しかったですけどね。帰ってサイトを見たら今月のインタビューは井口君じゃないか・・・。

 インタビュー前に早めに中野に着いたので、駅から20年前に住んでいたアパートへの道のりを散策してみる。昔あった店は大半はなくなったりしているけど、古い豆腐屋さんだとか麺類を売っている店なんかはそのまんま。でも昔より活気がなくなった気がします。ラピュタ阿佐ヶ谷とか行った時にも思ったけど、中央線沿線文化と言うのは80年代で終わってしまったんじゃないだろうか・・・。かつては、中野から吉祥寺までの各駅に映画館はあったし、ジャズ喫茶やライブハウスも多かった。音楽、映画、小説なんかを志した人たちが金はないけどまず東京に住む。と言うのが中央線沿線で、彼らの日常がそのまんま文化になっていたような気がする。いまは、若い人たちそれなりに小金持っていいところに住むもんね。

 僕が住んでいた『寿荘』と言うアパートなんかはその典型で、自主映画の監督たちが入れ替わり立ち代り、敷金も礼金も払わず勝手に住み着くアパートで、高円寺~早稲田近辺に住んでいた自主映画の周りの人々はみんなここに来たことがあった。本当の住人は『風たちの午後」の矢崎仁司さんだったのだが、長崎俊一、石井聡互、山川直人、利重剛、室井滋、緒方明、宇野イサム、飯田譲治、山本政志、町田康、保坂和志、こういった人たちが毎日のように酒を飲みに集まり、映画だけじゃなくいろんなことを語ったり、遊んだりしていた。『寿荘』の話は長くなるのでまた折を見て書きます。今日は時間がなかったので『寿荘』のあった場所までは行けなかったし。

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2006年6月20日 (火)

午後からMA

 今日は午後から『ケータイ刑事』のMAなんだけど、朝型人間の僕としては午前中休んで、午後から仕事やると言うのは実に苦手です。朝から午後一くらいにかけてが一番頭がクリアなのに、その時間漠然とした時間を過ごすと言うのが勿体無い。特にMA本番とか集中力を維持しないといけない時は他に映画を観にいく気にもならないし、せめて何か他に打ち合わせでも入っていればいいのだが・・・。そういえば、昨夜は「銭形泪」を撮っている夢を見た。黒川芽以が歩いて事件の謎解きをしている場面。歩幅とドリー(移動撮影)のタイミングが合わなくてNGになると、「あ、私の方で歩幅調整します」と黒川芽以が言い出し、カメラの近江さんが「役者さんはそんなことを心配しなくていいから芝居に集中しなさい、こっちで合わせるんだから」といい、その直後にドリー車を押していたカメアシ(撮影助手)を物凄い勢いで怒り始める。と言う現場で何十回も見た場面だった。

 そう言えばこの間の銭形雷の撮影で、近江さんのカメアシへの怒り方に感銘した。一日中怒ってはいるのだが、そのカメアシがカメラマンとして一本立ちする為には何が必要なのか?と言うことを実に考えた厳しい怒り方をしている。ある時などは、割り本(脚本にその日何を撮るのかカット割りを線引きした台本)の意味を理解していなかったカメアシから仕事を取り上げ、「このカットの意味を答えられるまで仕事しなくてよし」という事になった。これはスタッフにとっては結構きつい懲罰だ。自分がいなくても現場が動いていってしまう。勿論一人でも欠ければ現場は大変になるわけで、そのシーンは近江さんにリスクはどうしたってくるんだけど、そうしたリスクを犯してまで「物を運ぶだけじゃなく、カメラマンとしてものを考えろ」を徹底させたところは凄い。頭ごなしに怒るのではなく、何が自分にとって必要とされているのかを理解させながら教育していくことは中々難しいことだと思う。その日怒られた子がいいカメラマンに育つことを祈っています。

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フライトプラン

 脚本の何かネタ拾いにと「フライトプラン」を観る。設定は面白そうだが、脚本と演出が全然駄目なので途中で飽きてしまう。去年「バットマンビギンズ」を観た時にも同じ感想を持ったのだけど、ハリウッド映画のこう言うジャンルがつまらなくなると言う事態は予想もしなかったですね。80年代~90年代は、多少の難はあっても、ここまで脚本が酷いことはなかった。乗り物サスペンスと言うのは、閉じられた空間の中での息詰まる展開を期待するのだが、ゴージャス感を勘違いしたのかあり得ない視点からやたらに飛行機の広さを強調することで、間の抜けた空間演出になっている。熱演のジョディ・フォスター空回り。役者がいくらよくても駄目なものは駄目ですね。「乱気流 タービュランス」のロバート・バトラーの演出を少しは見習って欲しかった。口直しにトビー・フーパーの「レプティリア」をGyaoで観る。潔癖なホラー映画だった。

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2006年6月19日 (月)

プロフェシーとマニトウ

 そういえば篠崎君から某所で日本に4台しかないプロジェクターを設置したので、映写テストと称して「プロフェシー 恐怖の予言」と「マニトウ」を身内だけで観るから来ないかと言う誘いを受けたんだけど、神奈川から埼玉までこの2本を観にいくには、相当の覚悟がいるので遠慮させてもらった。2本ともに封切でもテレビの洋画劇場でも観ているし、両方ともに傑作だったのは知っている。「プロフェシー」は、近年公開された『血を吸う宇宙』みたいなアブダクションものの映画ではなくて、ジョン・フランケンハイマーが撮った公害で顔が腐った熊の怪物が暴れるパニック映画、「マニトウ」はメキシコ出身のジョン・ガードラーが撮ったオカルトSF映画。ジョン・ガードラーは「グリズリー」とか「アニマル大戦争」とか動物パニック映画を撮って若くして亡くなった監督ですね。しかしまあ、せっかく素晴らしい映写機のテストをするのにこの2本を選ぶ篠やんはいいねえ。僕は2本ともに札幌の『スカラ座』で観ました。

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2006年6月16日 (金)

銭形雷の編集に行ったら銭形泪に会ってしまった

 午前中は篠崎君と打ち合わせで新宿へ。「らんざん」と言う喫茶店で11時に待ち合わせしたんだけど、ここが11時30分開店だった。「らんざん」は昔はよく使っていた喫茶店だけど、開店時間こんなに遅かったっけ?スタッフルームがない自主映画やピンク映画のスタッフの半ばスタッフルーム化していた喫茶店で、長崎俊一監督や黒沢清監督との打ち合わせ場所や飲み会の時の待ち合わせ場所に良く使っていた。20年くらい前は、現在「ロッテリア」である1,2階部分と地下も「らんざん」で携帯電話や留守番電話が普及していない時代には、伝言板の掲示板が入り口近くにあって随分と便利だったものだが・・・。新宿って、昼過ぎないとやはり活動し始めない街なのかしら・・・。DVD-Rを買いに入った「ヨドバシカメラ」も午前中とあって、随分と空いていたな。

 午後は「銭形雷」の本編集で緑山スタジオへ。雨がちらほら。1階のラウンジで、廣木監督や小板さんたちとお茶を飲んでいたら、後ろから肩を掴まれたので、びっくりして振りかえると黒川芽以が立っていた。NHKの時代劇のリハーサルらしい。卒業してから会うのは初めてだったけど、ほんの数ヶ月で、雰囲気が大人っぽくなっていたのはこちらの思い込みかな。僕は「銭形泪」を一番多く撮っていて、映画も入れると8本一緒にやったことになる。いま一緒にやっている小出さんも上手だけど、実は現場で一番芝居を粘ったのが「泪」だった。実力があるから、駄目だしすればするほど彼女はよくなるのだ。いまは当たり前になってしまったケータイ刑事の「カメラ目線」も泪の時に粘った結果、彼女が最高の表情をしてくれたので多用するようになった。リハーサルルームへ消えていく後姿を見ながら、ちょっと寂しい気もしたかな。もう彼女は「銭形泪」やることはないからね。

 本編集の方は、事前の勉強が功を奏してあっという間に終了。やはりWeb通じて自宅で編集上がりをダウンロードして、メールでやり取りできたのが大きかった。初めてセカンドシリーズのオープニングを観たけど、夏らしくて爽やかなオープニングになっていた。高村の登場はカッコウイイね。僕の撮った3話めも中々いい仕上がりになった。音楽入れるの楽しみ。

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2006年6月15日 (木)

光通信に感謝

 明日が、と言うか今日が『銭形雷セカンド3話』の本編なので、午前中にもう一度映像を見ながらお浚いして、それをメモに纏める。編集室はマックで僕はウインドウズなので、互換性がない為、データー送ってそれで繋いでおいてもらうと言うわけにはいかなかったが、メモを添付ファイルで送ると、それを元にさらに編集したデーターが夜になって届いた。約70カット近い直しだったが、大塚さんが時間があるからと直してくれたのだ。うーん。これは作業が早い。30分程度なら、ダウンロードも5分程度ですむから、すぐにクイックタイムで開いて観ることが出来た。ほぼ思い通りに直っていて、尺も30秒程度まで追い込めた。これをさらに、編集。時間がなくて、緻密に編集できない場合こうしてデーターを送ってもらってのやりとりをすると、本当に助かる。明日は、時間をかけずに本編が出来そうだ。パソコンのスペックを上げて、光ファイバーにして置いてよかったと初めて思った。

 明日は午前中は篠崎君といろいろ打ち合わせして、14時に緑山スタジオ入りだ。

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2006年6月13日 (火)

ベイスターズ5連勝 ケータイ刑事編集とインド映画

 昼間は「銭形雷」の編集をちまちまとパソコンで。後半の謎解き部分のカットの入れ替えをしてよりわかり易くするつもり。脚本の文字情報の印象と実際にそれが映像になった時ではやはり印象が違うので、もう一度映像を入れ替えて雷のナレーションをわかり易く映像化してみようという試み。まあ本編でどれだけエフェクトかけたりするかは当日編集室に入ってみないとわからないけど、多分大丈夫だろう。

 その合間にインド映画のお勉強。今日は「Yaadon Ki Baaraat」と言う70年代の映画に関して。

Yaadon5

http://www.brns.com/bollywood/pages1/bolly90.html

 この映画は内容的には日活の無国籍アクション映画のようなものだが、とにかく色彩感覚と音楽が素晴らしいらしい。らしいと言うのは、まだミュージカルシーンしか観ていないのだ。曲の方はその後30年間インド映画に影響を与えるほどのもので、歴史的サントラと言える。

http://www.emusic.com/album/10838/10838016.html

 ここのサイトの2曲目Chura Liya Hai Tumne でそのさわりを聞くことが出来ますので、興味ある方は是非。DVD発売されているようなんだけど、自分が買うサイトでは売り切れ状態なので中々見られないのが悔しい。でもなんだか凄そうだ。

 夜はスカパーで横浜対ロッテ戦を観る。古木のランニングホームランが飛び出し、三浦の完封でベイスターズ5連勝。古木は凄い選手だ。昨日の美しい弾道の本塁打といい、今日のランニングホームランといい、スター選手の才能を感じさせる。これで安定感が出ればなあ。

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日本は1-3で負けたが ベイスターズは3-1で勝った

 横浜スタジアムでの対オリックス戦の入場者数は5000人に満たなかったようだが、雨天振り替え試合の月曜で、ワールドカップの日本ーオーストラリア戦に被った試合としては上出来ではないか・・・。この日は、指定席2500円、自由席1000円でのオープン戦並のチケット料金だったが、正直通年こんなものでいいのではないか?そうすればもっと入場者数は増えるだろうに・・・。プロ野球選手の年俸は無駄に高すぎる。働かない選手に何億も払い続けるシステムはもうやめにしたらどうだろうか・・・。2500円は現在のプロ野球興行の極めて適正値段だと思う。この日は、古木の素晴らしいホームランを観る事ができただけで観客はもとを取っただろう。それくらい弾道の大きな美しい本塁打だった。

 この日は、午後から大塚編集室から届いた銭形雷の編集上がりの画像データーを見るのにあれこれ数時間を費やしたが、夕方近くになってようやく解凍成功。これでこの枠も、もうテープを送って貰わなくても編集後即、自宅でチェックできるようになった。 光ファイバーさすが。と言うわけで、サッカーの敗戦後は編集チェック。今朝までちまちまやりましたが、80箇所くらいの修正箇所で結構面白くなりそう。カットラインを甘めに繋いでもらったので、修正箇所が見つかり易かった。現在3分ほどオーバー気味ですが、これだけ修正するとひょっとして尺より短くなるかな・・・。いずれにしろ、木曜の本編は楽しみだがそれなりに時間はかかりそうだ。今回は渋いオフビートな大人の「ケータイ刑事」です。脚本がそうだったんだろうけど・・・。

 サッカーの試合は4月頃の横浜ベイスターズみたいな試合だった。1-0で先制するも追加点入れられず、終盤の段階で同点にされるともう負けたかのように気持ちが切れて、大量失点・・・。精神的な弱さが出たなあと言う印象。技術力は向上しているから、後はメンタルな部分も含めて選手投入の采配次第。うーんまさにベイスターズ。運だけじゃ勝てませんからねえ。しかし、スポーツは本当にメンタル面は重要ですね。でも、下位チームに負けて上位チームに連勝なんてこともスポーツの場合はあるから頭を垂れずに前向きに頑張ってほしい。ただ楽天野村監督じゃないが「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」ですから敗戦原因は確り見極めて。

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2006年6月11日 (日)

雨の日はインド映画と川崎の焼き鳥屋

 撮影が終わったので、横浜スタジアムにベイスターズ対バファローズの交流戦を観にいこうと思ったら雨で中止。交流戦チケット使えなくなるやん!仕方なく明日の夜の振り替え試合を観にいこうかなと思うが、明日は日本代表の試合もあるじゃないか・・・。

 結局野球にはいかず、海外サイトから購入していたインドの最新映画のダンスシーンばかりを集めたDVDを観ながら気に入ったナンバーをHDにレコーディング。全部で200曲もあったが、21世紀に入ってからのインド映画のダンスは全然駄目だなあ。インド映画のドメスティックな部分がどんどんなくなって、どんな映画でも同じようないわゆる「MTV」風の演出になっている。しかも、曲の方もユーロビート系だったり、バングラビートだったり、さらには小室風のメロディラインが非常に弱い曲ばかりになっていてこのままインド映画文化も消滅の一途を辿っていることをまざまざと見せ付けられる。しかしまあ、日本映画もそうですが「MTV」風の映像演出と言うのは世界中の映画に害毒しかない影響を与えてしまったと思う。もうこれは伝染病みたいなものかな・・・。CGで画面にエフェクトかけて、短いカッティングだけで画面を構成する演出は禁止!あと、コマ抜きでギューン!と言うトラックインも禁止!本当にセンスないぞお前等!結局200曲あって、個性的なダンスシーンは3,4曲のみ。それも99年~00年と言う比較的古いものばかり。ただ、女優さんの顔ぶれはそれなりに若くなっているのに、シャー・ルク・カーン、サルマン・カーン(最近保護動物を撃って警察に捕まったらしい)、アクシャイ・クマール、アジャイ・デーブガンなど、もう15年以上も男優の顔ぶれは変わっておらず、相変わらずラブシーンを若者のように演じているところが凄い。勿論、綺麗な顔の若手男優も出てきていますがね。まだまだオッサン男優も健在なのは嬉しい限り。

 夜は妻と地元の焼き鳥屋へ。ジャージ着て、日曜の夜に焼き鳥屋でレバーやハツを食べると言うのは極めて川崎な感じでいいじゃないかと思う。

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銭形雷 セカンド3話 クランク・アップ

 何気に今回の銭形雷の撮影はハードでした。やはり、夜の撮影が多かったせいだろうけど・・・。さらにいつもは編集で逃げるところを、アナログな方法論で手間をかけて撮影したりしたので余計に大変でありました。そのせいか、カット数もいつもより多かった。豊島の脚本は「Wの悲劇」のようなイメージと言うことだったが、登場人物がみんな増村保造ゆかりの役者の名前になっていて、どうしても増村を彷彿とさせてしまうので、劇中劇は若尾文子主演の「赤い天使」を捩ったものになったが、実際に撮った劇中映画は憲兵と従軍看護婦が何か激しいやり取りをするシーンになって、増村と言うよりは中川信夫の『憲兵と幽霊』や70年代渡辺護の反戦緊縛映画みたいになってしまった。つまり新東宝テイストと言うわけですね。

 被害者役で劇中劇にも出演した役者が参考に「赤い天使」を観たそうですが「凄すぎる内容でしたね・・・」とびびっていました。確かに、若尾文子主演の従軍看護婦ものと言うと名作文芸映画をイメージする人もいるかもしれませんが、『赤い天使』はちょっとカテゴライズするのが難しい映画です。強いて言えば戦争映画なんだろうけど・・・。「地獄の黙示録」や「プライベート・ライアン」を増村的に描くとこう言うことになるのかなあと言う・・・。いや、まじで小出さんとか観たらどんな感想洩らすんだろう・・・。

 そう言えば変死体が発見されるシーンを多摩川沿いで撮っていたら、川を挟んだところに、男が子供を投げ捨てたマンションがあってびっくりしました。特徴的な形のマンションだったので草刈さんも気がついていました。しかし、僕は実際の殺人現場の近く行ってしまいますねえ。世田谷一家殺人事件があった日も、事件のあった翌朝にその家の前を通り過ぎてしまって、聞き込みの警官に余計な推理を長々喋ったら、それからやたらにアパートに聞き込みに来て閉口したことがありました。当時は、あの家の近くに住んでいたんですよねえ。冤罪を本気で怖れましたよ。まじで。

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2006年6月 7日 (水)

銭形雷 セカンドシリーズ撮影快調

060606_180146 昨日、今日とちょっと変則的ながら銭形雷の撮影開始。昨日は夜のみ。今日は午前中だけだったけど、高村ことバーボン刑事の草刈正雄さんとは「THE MOVIE」以来の再会。草刈さんとはもう17年間のお付き合いだ。初めて知り合った時が初のチーフ助監督作品「誘惑者」。この時、仲良くなって自分がデビューする時は絶対草刈さんで西部劇をやりたいと言う話になった。僕は高校生の頃に草刈正雄主演でマカロニウエスタンをどうしても撮りたい!と言う妄想を抱いたことがあって、その夢を実現したいと考えていたのだ。その後、wowowの「J MOVIE WARS」と言う枠で初監督をすることになり、NHKまで草刈さんに出演承諾を得に出向いたことがあった。さらに巡り巡って、Bsiでまた草刈さんとお仕事させてもらえるのもやはり縁だと思う。これは絶対大切にしなくてはいけない縁だとも思う。こうして、自分の人生の節目、節目に草刈さんはいる。

 さて、今回の銭形雷ですが、思い切っていままでにないノアール(犯罪映画)なタッチの演出になっております。ケータイ刑事にしては、ナイトオープンの撮影が多いのもそうですが、物語そのものも結構シリアスなので、コメディタッチはちょっと控えめに、50年代のアメリカ犯罪映画のような渋い内容になりそうです。今回は梅雨時だというのに、外ロケ多いんですよねえ。2年前に泪のミュージカル編を撮った時も「雨乞い」の話だったのに、6月の9日がクランクインだったのを覚えています。明日は終了予定が25時・・・。こんなに遅くまで『ケータイ刑事』の撮影をやるのも初です。

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2006年6月 6日 (火)

ケータイ刑事撮影前夜にミイラ三昧

 昼間は『ケータイ刑事銭形雷 セカンドシリーズ3話」の割り本作り。カット割と言うかコンテを事前に書き込んでスタッフに配るものなのだが、これはテレビドラマ独特のシステムで映画でこれを配ることはまずない。僕も芝居を観てからカメラマンと相談しながらコンテを決めていく方だったのだが、割り本があった方がスタッフが動きやすいと言うのなら書いてもいいかなと、銭形零の時から割り本を出すようにした。今回は近江さんがカメラマンなので敢えて割り本出す必要もないのだが、一応現場の目安として書いておいた。ただ割り本は進行上便利なのだけど、一度配ると現場で芝居を見てからコンテを変えようとすると文句を言ったりするスタッフが出てくるときがあるので閉口してしまう。本来割り本と言うのはスタジオのマルチカメラ撮影の時に必要だったシステムで、カメラ一台で映画の現場のように撮影する場合は必要ないはずなんだけどね。割り本を書いていて思うのは、そういった現場での矛盾をなくすために、テレビドラマは役者の動きが少なくなって、意味なくリズムを出す為にのみカットを細かく割るようになってしまったんじゃないかと邪推してしまう。

 さて、今日は、「怪談新耳袋」勉強の為に海外のサイトから取り寄せたDVDが今頃届いた。ボリス・カーロフの「ミイラ再生」とそれに続く「ミイラの復活」「ミイラの墓場」「ミイラの執念」など、ユニバーサルのミイラ男映画をおまけにつけた「THE MUMMY THE LEGACY COLLECTION」と言うボックスと、ハマーが59年に「ミイラ再生」をリメイクした、クリストファー・リー主演の「ミイラの幽霊」だ。「ミイラ再生」は最近でも「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」のタイトルでリメイクされたから記憶にある人もいるだろう。ユニバーサルの「ミイラ再生」とハマーの「ミイラの幽霊」はいずれも傑作だった。特に「ミイラの幽霊」のクリストファー・リーのミイラは秀逸。これも小学生時代にテレビで見た記憶があっただけだなので、改めてニュープリントで観られたのはうれしい。ユニバーサルのミイラがコメディタッチで、「ハムナプトラ」が突然変異で冒険映画になったのではないと言うことはわかったが、シンプルな怖さと言う点では「ミイラの幽霊」が素晴らしい。リーの怪力でありながら結構暴力的に素早いミイラが面白い。どがーん!と、扉を打ち破って入って来てそのまま瞬殺するんだけど、4000前の王女様そっくりのヒロインに「やめてえ」とか言われると、なんだか肩を落としてすごすご去っていく後姿とかね、これは中々リーの芝居を楽しめるミイラになっていますよ。

 さて、明日も夕方から撮影なので昼間もう一度コンテを整理しよう。今回はデ・パルマ封印して芝居で魅せる「銭形雷」を頑張ります。

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2006年6月 5日 (月)

横浜ベイスターズ3連勝

 同一カード3連勝は初めてかな・・・。とりあえずようやく野球のことを書いてもいいかなと思ったが、まだまだ野球のことでは語ることはできない。今は書けば書くほど愚痴になるだけだし、その日の采配一球の面白さを語れる気にはなれない。ただ言える事は、今年は相当に肝を据えた育成の年になりそうで、その萌芽は見えてきたと言ってもいいかもしれない。

 今日は劇用スチール撮りに緑山スタジオへ。ゲストのM、Iさんを若尾文子の『赤い天使』風に見立ててスチール撮り。若尾文子で従軍看護婦の映画と言うことで今回は名画扱いに(ドラマ内では『赤坂の天使』)にしていますが、オリジナルの増村保造監督、若尾文子主演の「赤い天使」は相当に凄い映画である。前半の野戦病院のくだりは、まさに日本版「プライベートライアン」を髣髴とさせる残酷描写で酸鼻を極め、途中から絡む男たちの変態ぶりは凄いの一言。これを川津祐介、芦田伸介ら名優に重厚に演じさせるものだから映画も相当に重苦しいのだが、そんな彼らに翻弄され?ながらも力強く生きていく若尾文子の人間像が本当に凄い。今回の『ケータイ刑事銭形雷』には直接関係はないけど、是非お勧めしたい一本ではある。でも、増村一見さんはお断りかも。

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2006年6月 3日 (土)

喜寿のお祝い

060603_193447 今日は、昼間は銭形雷のカット割りやって、ベイスターズ戦をテレビで鑑賞。夜は奥さんのお父さんの喜寿のお祝いで近所の寿司屋の座敷へ。77歳おめでとうございます。

『怪談新耳袋』をやり終わったばかりなので、コンセプチュアルなホラーと違って『銭形シリーズ』のカット構成の難しさを改めて思い知る。1話目を撮った廣木さんも「ケータイ刑事」は狙いどころが難しい。と言っていたが、まさにその通り。例えば「ミュージカル編」とかだと、コンセプトが確りしているので非常に組み立てやすいが、推理だけだとこれは中々難しい。かつてヒッチコックが「舞台恐怖症」と言う映画のインタビューで「犯人探しの謎解きは『非映画的』でやってはいけないジャンルの一つだ」と述べているように、クライマックスを謎解きに持っていくと、どうしても立ったまま俳優がセリフを喋っているだけと言うシーンにしかならず、映画の最も重要な部分である「画面内の運動」がなくなってしまうからなのだ。ブライアン・デ・パルマのスクリーンプロセスを銭形で多用するようになったのは、謎解きのシーンに少しでも画面の運動を加えたいからやっていたのだが、この間多聞さんから「佐々木さんと言えばスクリーンプロセスですよね」と言う指摘をされ、見破られてしまったので、敢えて今回はその手は禁じ手にしようと自らに制約を課したので、難しい。でも同時にヒッチコックは『悪役をより魅力的に描くことで回避できる』とも語っているのでここいらあたりは参考になるだろうか・・・。

 

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