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2006年6月29日 (木)

高卒ルーキー山口俊 初先発勝利!

 ベイスターズの高卒ルーキー山口が巨人打線を5回途中までノーヒットに抑え、亀井に打たれたソロホームランのみの失点で初勝利を収めた。横浜は高卒投手を悉く腐らせて来たので、18歳ルーキーの初先発初勝利はこの上もなく嬉しい。大体、横浜の高卒投手って入団と同時に故障したり、或いは2軍で小さく纏まるフォーム改造をされて、怖さがなくなり、身体も伸びないまま終わらせていくことが多かったのだが、190センチの長身右腕の山口は145キロの真っ直ぐを主体に巨人打線を切りきり舞いさせていた。まあ、現在12球団で一番貧弱な打線の巨人相手だからこそと言う考え方も出来るが、ルーキーイヤー3ヶ月目で1軍初登板の高卒投手が4球で自滅しなかっただけでも偉い。貧弱巨人打線の中でも怖いイ・スンヨプを2打席連続で直球で三振とったところなんか痺れるピッチングだった。

 この春、ベイスターズの沖縄キャンプに行った折り、雨で1軍の練習試合が流れた時に僕らは嘉手納までタクシーを飛ばして2軍の試合を観にいったのだけど、その時に山口は控え投手ですらなく、誰もいないスタンドで一人、ビデオカメラ係りとなって味方の投手をDVカメラで撮っていた。DVカメラで味方の投手の姿を記録すると言うのは、1軍ならチームスタッフがやってくれる仕事なんだけど、2軍では入団間もない選手の仕事となる。この日も、ペットボトルを片手に退屈そうにカメラを操っていた山口の姿が思い出される。思えば柳ヶ浦高校時代は甲子園で151キロのスピードを記録した投手だが、ベイスターズが単独指名できたのは昨年中盤から故障したからであった。その故障を乗り越え、巨人戦での初先発初勝利は何より嬉しい。

 とにかくいい投手の条件「直球の制球」「変化球でカウント球のストライクをとりにいける」を両方共に備えているので実に計算の立つ内容だったといえる。100球に満たないところでバテての降板だったので、今後徹底的に走りこみをやってスタミナをつければ、球界を代表する投手になれる可能性もある逸材だ。まあ、これから打たれる試合もあるだろうが将来のベイスターズのエースとして期待しています。うーん。こう言う日にも酒で乾杯できないのが悔しいね。山口の投球は下記のサイトで見ることができます。

http://www.tbs.co.jp/baystars/

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