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2006年7月 6日 (木)

風間杜夫 アーカイブスシアター Vol1

 朝はミサイルニュースで目を覚ます。

 昼から、新宿御苑の某社でWebサイト上映の契約。詳細は決定してからになりますが、そのうちいろいろな映画作家のところへも行くんじゃなかろうか?先週は利重剛だったそうな。

 その後、奥さんと一緒に新宿の紀伊国屋ホールで「風間杜夫アーカイブス 黄昏にカウントコール」と言う芝居を観る。

http://www.rup.co.jp/index2.html

 うちの奥さんが前の事務所で風間杜夫さんと一緒のマネージャーだった関係もあったのと、主役の一人の今井あずささんが妻の友人だったので席を取っておいて貰ったのだ。実は僕は映画は死ぬほど観ているのですが、演劇鑑賞と言うのが苦手で、中々腰が重いのだが、今回は妻に誘われたこともあったのだけど、先月紀伊国屋の前を通った時に何か勘が働いたのだった。

 お芝居の方は、かなり面白く、楽しめました。とにかく、銀ちゃん時代の風間杜夫大爆発と言った感じで、役者の巧さを堪能。風間さんは本当に巧い。最近は小劇場とか役者の芝居が巧くなくても舞台成立していますが、舞台こそ「ノリ」とか「センス」じゃなくて、役者の芝居が本当に巧くないと絶対に成立しないものだと思っているので、今回のように芝居の巧さを堪能できる舞台は本当に楽しい。演出は長谷川康夫さんで、つかこうへい劇団がかつて全盛時代にとっていた独特の「口立て」と言う演出による芝居だった。「口立て」と言うのは、演出家が口立てで俳優にセリフをつけながら芝居をつくっていくという方法で、予め台詞が用意された脚本と言うものはない。それだけに、役者の芝居が本当に巧くないとできない。これは何週間もリハーサルができる舞台独特の方法論ではないかと思う。風間さんだけじゃなく、今井さんはじめ出演している役者さんみんな素敵でした。本当に今日はみんな巧かったなあ。ちなみに、ダンススタジオの生徒役の真山さんと言う俳優さんは『血を吸う宇宙』で看守の一人を演じてくれていた人でした。

 風間杜夫さんの最近のフィルモグラフィを見ると、これだけ早口でまくし立てても絶対にかつ舌が確りしている特徴を生かした役柄と言ったものが、テレビや映画ではなかったと思う。風間さんと言うと、どこかひねた二枚目と言う印象がテレビや映画では強いが、この人の魅力はやはり、底抜けな明るさを持ったコメディだろう。パワフルで奔放な芝居は実は「モンティパイソン」みたいなものをやると絶対に面白いのになあと思う。風間杜夫と阿部寛主演のぶち切れたドタバタコメディとか撮ってみたいと言う欲望にかられました。

 終演後妻に連れられて風間さんを楽屋を訪ねると「舞台で映画の悪口を言ってしまいましたがアレは台詞ですから・・・気になさらないで」と優しく言ってくれたけど、つまらないテレビや映画より舞台の方が楽しいと言うのは本音ではないだろうか。そのくらい今回の舞台は風間杜夫さんが実に生き生きと輝いていた。5000円分の価値はあるのでお時間あれば是非、観に行ってください。詳細は下記。帰ってからも妻とはしばらく芝居談義。ベイスターズ雨天コールドで勝利。王監督休養の臨時ニュースで今日を終える。

 http://www.rup.co.jp/index2.html

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コメント

佐々木さん先日はお忙しい中ありがとうございました。
こちらへは何度もおじゃましては読ませていただいてましたが、書き込みは初めてで緊張します。
黄昏~のコメントまで書いていただきまして・・・
無事に終えることができました。
またお会いできるのを楽しみにしてます。
お仕事頑張って下さいね!

投稿: あずさ | 2006年7月11日 (火) 13時37分

コメントありがとうございます。
お芝居は本当に楽しかったです。

投稿: sasaki | 2006年7月11日 (火) 21時42分

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