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2006年7月13日 (木)

甲子園は遠いけど・・・

Sn340007  明日から脚本打ち合わせ、その後月末の撮影まで一気に準備~撮影が始まるのでのんびりできるのは今日くらいかなと思い、近くの等々力球場まで夏の全国高校野球大会の神奈川地区予選を見に行く。すぐ近所にある川崎総合科学高校と言う、まあ、ほぼ予選で消えてしまうだろうチームを応援するためだ。

 等々力球場は、等々力緑地の中にあって、そばに等々力アリーナ、川崎市民ミュージアムなどもある極めて立地条件のいい球場である。うちから自転車でいけない距離ではないが、かなり暑かったのでバスを使う。いつもこんな時間のこの路線バスは混まないのだけど、今日は応援団らしい女子でいっぱい。着いたら3年生からトイレで着替えるようになどと言う声が飛び交い、バスから降りると球場目掛けて駆けていく姿が青春だった。

 球場に着くと、多摩高校対百合ヶ丘高校が9回の攻防で盛り上がっていた。プロ野球とは違う賑やかさと、切実さがスタンドを覆っていた。9回裏4-3で多摩高校がリード。百合ヶ丘が2アウトになると、もう百合ヶ丘を応援している女子生徒は全員が涙を流している。ところが、2アウトからスリーベースが飛び出し、シングルヒットで同点。嗚咽は喜びの歓声へと変わった。結局延長戦百合ヶ丘のサヨナラ勝ち。多摩の投手の方が球威、制球共に上に思えたが一人で延長まで投げてスタミナ切れだったのだろう。悔しさに泣きながらへたり込む姿はプロ野球にはない光景だった。接戦の末の逆転負けで、うな垂れる多摩応援席だったが、やがて『頑張れ百合ヶ丘』のエール交換が始まり清清しい終わりを迎えた。これはいい試合だった。

 続く、本命の川崎総合科学高校対横浜南稜高校の方は、プロ野球ではあり得ない面白プレーの連発で、両チーム共に信じられないくらいに下手糞な守備で2回終わってヒットもまともに出ていないのに6-5になってしまった。それでも4回以降は総合科学の投手が試合を作り始め、結局11-7で勝利した。プロでこれを見せられたら腹が立つが、アマチュア野球はこれはこれで楽しい。何より、両チームの選手が楽しそうにプレーしているのが嬉しい。彼らにとって甲子園は遥かな夢だろう。それでも高校野球の地区予選はそれでいいと思う。強豪チームは強豪中学から選手をスカウトして出来上がるエリート集団だ。それができない公立のチームや、経験の浅い高校はそれでも僅かな望みをかけて野球を戦う。Sn340006_1

それが楽しい。やはりスポーツは生観戦が一番。ゲームだけでけではなく、球場に起こるドラマを隅々まで楽しむことができる。映画もいいが、青空の下のスポーツ観戦もいいね。

帰ったら、ベイスターズが巨人に2連勝。これも嬉しい。

 

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