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2006年9月19日 (火)

ゴダールは灯油ストーブの匂い

男性・女性 DVD 男性・女性

販売元:ハピネット・ピクチャーズ
発売日:2003/11/27
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 午前中はBsiのショートフィルムのプロット書きをして、昼からスカパーで横浜ー中日戦を観始めるが、例によって例の展開なので途中でやめて、ゴダールの「男性・女性」のDVDを見始める。明後日の撮影の勉強です。内容的には直接関係ないけど、学生たちと映画を創るときは必ずこの映画を見る。いつも、冒頭からしばらくしての、カフェで旦那を撃つ主婦の場面にどきどきしてしまう。「女と男のいる舗道」とかこの頃の商業映画と個人映画の境目にあるような映画が僕は大好きだ。「男性・女性」もある意味シャンタル・ゴヤのアイドル映画であるだろうし。例えば夏帆主演で「男性・女性」みたいな映画もあっていいと思うのだ。

ベスト Music ベスト

アーティスト:シャンタル・ゴヤ
販売元:ミュージックシーン
発売日:1999/04/25
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 このベストアルバムには『男性・女性』の主題歌も入っているが、とにかく素敵です。

 僕が初めてゴダールの映画を見たのは、札幌のビーチフラッシュの上映会だったのではないだろうか?当時、単館ロードショーなんて概念が映画館になかった時代には、16ミリフィリムを借りて自分たちで自主上映会を開くしかなかった。北大の近くにあった「メゾンパンタグリュエリオン」や「駅裏8号倉庫」なんていう場所で上映していたが、それらの施設はいずれも倉庫やビリヤード場を改装と言うかそのまま使っていただけなので、冬場になると必ず灯油ストーブを炊いていた。この灯油が燃える時の匂いと、モノクロのゴダールの映像が妙にマッチしていて、いまでもゴダールの映画をDVDで見ると北海道の冬の灯油ストーブの匂いを思い出してしまう。他にもたくさん映画は上映したと思うのだが、なぜかゴダールの映画だけが灯油ストーブの記憶と共に残っている。

 あそこが僕の映画の出発点だったからだろう。

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