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2006年11月 3日 (金)

「法則」編集

 アプレワークショップで9月に撮った短編の編集をようやく終える。と言っても、8シーン8カットなのであっという間に終わる。来週以降は恐らく12月から始まる映画の準備が忙しくなるので、できるだけ今週は他に貯まっていた仕事を片付けなくてはいけない。アプレの短編映画も、僕、篠原哲雄、 利重剛、豊島圭介などそれなりの監督が集まって5本のオムニバスになるので、劇場での公開も考えようかと言う話になるが、実現すれば中々楽しいかも。僕は、普段の娯楽映画創りとはまったく別の観点から撮っているので、まあ習作と言うべき者なのかもしれないけど、いろいろな人に見て欲しいと言う欲望もあります。タイトルも『幻影シャッフル2』から『法則』と言うシンプルなタイトルに変更。いまさらながら、自分の撮影技術が間違っていなかったことが一番嬉しい。自分で色や光をいじって画面作りするのって本当に楽しいもの。いつか、もっと勉強してカメラマンだけの仕事もやってみたい邪念にかきたてられます。

 夜は、スカパーで「マタンゴ」を堪能。少年時代に名画座で間違って観てしまった恐ろしい記憶を蘇らせる。これと『世界大戦争』は東宝特撮映画として軽い気持ちで観ると、実に厭世的な気持ちにさせられる2本だ。

「人間は環境が変わると利己的になり、動物的になる。
そういう時こそ人間は理性的な行動をとらねば人間の進歩は無い。
何とかみんなの気持ちをまとめないと」(マタンゴより)

助監督時代に現場が苦しくなってくると、スタッフと言うのは自己保身の為に嘘もつくのだと言うことを知り、昨日までいい人だったのに、「そんなの聞いてねえよ」と突然裏切られたりしたこともあって、その度に「マタンゴ」のこの台詞を思い出していた。20年ほど前は今よりも仕事の職分については皆プライドも高かったが、そのぶんだけ何かトラブルが起こると、そのプライドの為には平気で人を貶める行為も普通だった。そういう時の犠牲者はいつも助監督であった。

 ちなみに僕はいま食事制限による減量中で、毎日のようにキノコを食べております。

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