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2006年3月12日 - 2006年3月18日

2006年3月17日 (金)

WBC メキシコーアメリカ戦

 うーん。わからないものだ。てっきり日本の準決勝進出を諦めていたら、メキシコがアメリカを下してしまった。この試合、メキシコにはもう決勝進出の望みはないし、アメリカは決勝進出がかかっているので、一方的な展開でアメリカが勝つのかと思っていたが、あにはからんや、堂々とした試合だった。日本が敗者復活したことなんかより、メキシコが誇りを賭けてアメリカに挑んでいった試合振りが素晴らしかった。

 僕も最初はただぼんやりと試合の行方を眺めていたのだが、メキシコの先制ホームランをあのデビッドソン審判がまたとんでもない判定を下したところから俄然試合は面白くなった。誰が見ても(ビデオでははっきりと)本塁打とわかる当たりを、エンタイトルツーベースとされたメキシコ。この試合の立場なら、やる気がなくなることだってあり得る。ところが、違った。走者を2塁に置いて、2番ホルヘ・カントウはクレメンスの高めの球をしぶとくセンター前へ落とすタイムリーヒットで1点を稼いだ。その後もメキシコのファインプレーの連続に、正直、昨日の日本対韓国戦の何十倍も感動させられた。

 勝っても決して決勝ラウンドへは上がれない。それでも、彼らはこの試合に己の誇りを賭けた。事実上のメリットはない。でも、これが本当のスポーツの醍醐味。感動だ。試合終了と共に僕はうっすら感動の泪を浮かべてしまったがそれは日本が復活できたからではない。彼らの『男らしさ』に感動したのだ。野球魂ガッツ!まさにジョン・フォードの世界だ。

 スポーツと同じくらいに感動できる映画も創らないと駄目ですな。頑張ろう。

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WBC 日本ー韓国

 負けたものは仕方がない。気持ちを入れ替えてペナントを楽しもう。敗因はそりゃ大会の在りよう含めていろいろあるとは思うが、困難と言われていた野球の世界大会を開催できたことだけでもよしとしなくてはいけないのかもしれない。野球を取り巻く環境はまだまだ改善の余地がある。ボールの世界統一規格。ストライクゾーン。開催時期の問題などなど。MLBが半ば強引に進めた今回の大会は、選手の選定などまだまだ未成熟な大会だったと言えよう。MLBは先日の審判の誤審に関しても、公正な審判員の配置に関しても日本からの質問状にもまともに答えられないようだし、そういったプレーとはまた別なところでの改善を早急にしていかないといけないと思う。

 まあ、それでも3試合それなりに楽しめたので、気持ちを切り替え、これからはベイスターズの方に集中します。

 そのベイスターズはオープン戦3連勝中。この時期の成績はあてにならないが、新外国人投手獲得も今日発表されたし、きっちりとした野球で勝ち星を拾っていってほしいものだ。

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2006年3月15日 (水)

WBCとオープン戦

 朝9時から日本ーメキシコ戦に釘付け。日本の勝敗も気になるが、やはりベイスターズの選手の動向が一番気になってしまう。その多村が2回にやらかしてしまった。ノーアウトランナー1,2塁から、ワンアウト2,3塁へ走者を進めるバント。ノーアウトランナー1塁の走者を2塁へ進める戦術は、試合後半には生きてくるが、早い回でアウト一つをくれてやるのは決して効率のいい攻撃とはいえない。だが、1,2塁の走者を2,3塁へ送ると犠牲フライは勿論、内野ゴロでも1点は取れるので俄然効率がいい攻撃方法となる。だが、この場合バント処理に出てくる三塁手にバントゴロをとらせる以外に成功の確率は低いし、バント空振りの場合2塁走者が帰塁できずにアウトになることがあるのでかなり難しい。この場合のバントはゴロが転がってから2塁走者がスタートするのでは遅いので投手が投げた段階で走りだなくてはいけない。

 だが、2回の表の多村のバントは最悪な結果となった。捕手の前に転がったのである。しかも、多村はそれをファールと勝手に判断して1塁へ走りそうとはしなかった。結果はサード、そしてファーストのゲッツー。多村の犠打は昨年はゼロで、それが横浜クオリティと言ってしまえばそれまでが、こういう場面でのバント失敗は投手のメンタリティにも影響を与え、往々にして次の相手の回に失点する原因ともなってしまったりするものだ。幸い、松坂の精神力がそれを上回ったわけだが、なんと4回にも全く同じシチュエーションで多村を迎えることになった。この場合、2回のバント失敗は多村も、ベンチも当然頭をよぎったろう。だが、王監督は迷わず多村へバント指令を出した。もしもう一度バント失敗するようなことがあれば、チームの先取点と言う可能性は限りなく低くなる。そんなこちらの不安をよそに多村は見事に、バントを決め、走者を2,3塁へ進め、小笠原のタイムリーを生んだ。僕はこの時、多村をフリーには打たさせず、バント指示を出した王監督の采配に賛辞を送りたいと思う。

 長打力が売りの多村は『打ちたい』と思っていたに違いないのだ。アメリカ戦の満塁機に凡退し、攻撃失敗の責任を感じていたろうから・・・。だが、チームのことを考えれば1点をとりにいく野球をしなくてはいけないのは自明の理だ。多村にバントをさせて小笠原で1点を取る。これに拘った王監督はチームを救い、そして多村も救った。バント成功しベンチへ引き揚げて来たときの多村の安堵した顔と言ったらなかった。そして、多村は次の打席、見事にセンター前にヒットを打って5点目を入れることになった。引っ張ってホームランではなく、センター前へ弾き飛ばして確実に1点を取るほうを選んだ多村。チームに点を加えると同時に選手のメンタリティも上げることになったこの采配が今日の勝ちを読んだと僕は思った。さて明日は韓国戦。勝って準決勝へ進もう!

 午後は横浜スタジアムへ横浜ーオリックスを観にいくが。こちらはどうしようもない試合だった・・・。村田のサヨナラホームランで勝ったが、まあ何と言うかオープン戦クオリティの試合だった。まあ古木、村田が復調してきているからいいか・・・。先発の那須野は調整失敗なのか前半戦は駄目そうだ。

 

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2006年3月14日 (火)

ケータイ一区切りとカサベテス祭り

 ケータイ刑事銭形雷の13話めのMAが終わって、これで一区切り。土曜に打ち上げも終わったし、14話めからはまた新しい雷が見られることでしょう。それにしても小出さんはなかなか器用だった。今回も活弁をうまくこなしてくれたが、銭形泪における落語の会くらいには上手にやれたんじゃないかと思う。

 所要があって早めにうちへ帰ったが、突然、プロデューサーのY氏から電話。これから川崎まで来てくれるというので小一時間ほど近くのファミレスでお話を聞く。先月頂いた話もそうだったが、中々にキワキワの企画であるが動けば大きいのでとりあえず前向きに考える。

 その後はDVDで、一人カサベテス祭り。「グロリア」「チャイニーズブッキーを殺した男」など。「グロリア」の方は柳下さんと会話したネタを本気で転がしてみようかなあと言う想いから・・・。にしてもカサベテス2本は重いぜ。最近、カサベテスみたいに芝居しないで普通に、とか演出している監督がいると聞いたがとんでもない。こんなに凝って演出、演技させている監督は他にいない。いや、別に演出と言うのは「芝居をつける」と言うことだけはないから・・・。地球を1周して芝居していないかの如くには見えるけど、経験の少ない役者には絶対にできない演出だろう。ピーター・フォークもベン・ギャザラもジーナ・ローランズも巧いからできるんだよなあ。でもこのフリー演出と言うかフリージャズのように譜面関係なく役者に役の心情から動きまで任せて撮ると言う方法論は余程信頼関係が構築できていないと難しいのではないだろうか?あと、商業映画的環境では難しいでしょうね。だけど、例えば『グロリア』の冒頭のアパートメントの焦燥感とサスペンスなんかは、そのぎりぎりの境界線上で成立しているんだよなあ。その『グロリア』はその後の映画に影響を与えて、「レオン」だとかそのものずばりのシャロン・ストーンのリメイクやらを生み出した。どれもオリジナル『グロリア』にははるか及びませんが・・・。

 『ケータイ刑事』で一度このフリー演出で撮ったらどうなるかな?まあ、時間がないとできないだろうけど、一度冒険してみたくもある。黒川芽以ならやれるかな?でも自分には向いていない演出方法かも・・・。

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