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2006年5月7日 - 2006年5月13日

2006年5月12日 (金)

祝石井琢朗二千本安打

 今日は、夕方から『新耳袋』の若い女の子2人のリハーサルだったんだけど、風邪気味だったので休む。2人とも僕の回には殆ど出ていないので、体調管理の方を優先させていただいた。明後日からクランクインですからね。

 と言うわけで、本当は球場にも駆けつけたかったんだけど家でテレビ観戦。石井琢朗の2000本安打がかかった試合だったので、本当は行きたかったけど、ここの所数年メモリアルな試合は悉く見ていないな。初回の第一打席で2000本は決まったわけですが、何と言うか昨日のサヨナラ4球からの勢いをそのまま持ってきたと言う感じだった。こういう流れの時はベスターズの選手は結果も伴うのだけど、結果が出てしまうと、モチベーションを継続させるのが苦手なのもこのチームの特徴でもある。試合は結構酷いものだったけど、この日ばかりは石井選手へのおめでとうムードが強かった。

 投手時代1勝した上で、野手転向後2000本安打達成と言うのは川上哲治以来だと言うが、偉業達成は素直に嬉しい。石井選手の思い出と言うとやはり日本シリーズ初戦のセーフティバントだろうか・・・。98年~2001年頃の石井は1番打者としては12球団ナンバーワンだったと自慢できる。

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2006年5月10日 (水)

三浦大輔100勝

 99勝に大手をかけたまま4試合も足踏みしていた三浦大輔投手が、今夜の楽天イーグルス戦でようやく100勝めをあげた。三浦投手が100勝を前に足踏みするであろうことは容易に予測できた。三浦と言う投手はこうしたプレッシャーがかかる試合になると制球が定まらなくなり、球の走りも悪くなると言うのは、98年の日本シリーズもシリーズ史上最多四球を出して自滅したことでも、或いは開幕投手を何度も任されながら一度も勝てていない実績を見ていてもわかる。メンタル面に何か問題があるのだろうか・・・。だから今日の100勝をきっかけに、今までのようなプレッシャーに負けない投手になって欲しいものだとつくづく思います。

 

 Fist of Fury

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新耳袋 衣装合わせと御祓いと

 月、火と衣装合わせやら、御祓いやらで終日過ごす。月曜は脚本読みもやったんだけど、中々バランス取れた面白いキャスティングになったんじゃないだろうか・・・。嶋田久作の父親に、星野真理、桐谷美玲、小池里奈と言うキャスティングバランスはなかなかいい。桐谷美玲ちゃんと小池里奈ちゃんは丹羽さんの秘蔵っ子キャスティングで、丹羽さんはこういう娘たちを見つけてくるのが天才的にうまいから、今後もこの子達はBsiの作品に出演し、売れっ子になっていくのではないかと言う予感を抱いた。残念ながら今回僕は星野真理さんと嶋田久作さんに集中しているので、彼女らの演出機会は殆どない。桐谷さんはうちの奥さんが事務所から頼まれて個人的にレッスンをやったことがあるので、声に気をつければ、凄く素直でいい性格なので伸びるだろうと言うことは聞いていたから11日のリハには一応顔を出してその辺りを見ておこうかなとは思います。

 ところで今日も助監督に小言を言ってしまったのだが、あまり若い世代に小言を言うとウザイ親父のようで嫌なのだが、一つ一つの仕事が雑なのでどうしても意見してしまう。僕がチーフの頃から言い続けてきたことは唯一つ。セカンドまでは、とにかく自分が監督になったつもりで判断して動けと言うことだけ。他人任せの無責任な仕事ではなく、演出部なんだからどんどんスタッフや役者を動かすポジションなので、脚本を読み込んで監督の演出プランだけではなく、自分が監督だったらどうなのか?と言う立脚基盤を持って欲しいのだ。チーフ助監督のと言うのは、どうしてもプロデューサーとの調整が多くなりがちなので一概にそうとも言えないのだけど、セカンド~サードは映画の本質的な部分に関われるから楽しいはずなんだけどなあ。黒沢清組のチーフをやっていた頃、助監督になり立てだった青山真治君とかに言い続けたのはこのことだった。映画に愛されたければ、こちらからとことん愛しにいかないとね。青山は助監督の時から本当に粘り強く、上を見つめてやっていたから今の青山が頑張れているのではないかとさえ思える。まあ、時代は変わってきたのだろうけど・・・。

 夜は、野球を見終わってから奥さんと台詞の調整。今回は旅館のおかみ役で2本出演するのでいろいろ模索してみるが、やはりこうして日常芝居を考えられる環境はいい。カット割りの勉強にも役立つし。昼間、幽霊役の阿久根裕子も儚げな女幽霊として創りこんでいける確信を得たので、日曜の撮影分に関しては具体的にいけると言う気持ちにはなる。あとは時間との戦いだなあ。ベイスターズ交流戦初戦を勝ったので、気分も爽快。連勝して、気持ちいいクランクインを迎えさせてくれよベイスターズ!

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2006年5月 7日 (日)

怪談新耳袋衣装合わせと 映画はおそろしい「回転」

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 怪談新耳袋の衣装合わせで高田馬場の新宿スポーツセンターへ。今日は星野真理さんだけの衣装合わせだったので、僕は1時間半ほどで終了。女の子の衣装と言うのは、昔は本当に大変だったが最近はスムーズに進むのは撮影所の衣装部で衣装あわせをやらなくなったからなのだろうか・・・。撮影所でも東宝は確りしていたけどね。今回はひとりで決めるわけではないので、みんなの意見を取りまとめながらと言う役割になる。僕がチーフディレクターと言うわけではないのだが、本来のチーフに当たる吉田さんと僕ら4人の間に一定の距離があるので、年齢的なこともあって、なんとなく僕がチーフディレクター的な役割をしてしまっているところがある。とりあえず3人の監督の意見をとりまとめて助監督に打ち合わせ設定させたりとか、番頭みたいな役割ですかね。初日も井口君から撮影に入るのでこれも立ち会いましょうかと言う話をすると、井口君も是非来て欲しいということだったので初日から行くことになりそう。ただ単に声が大きいからと言うのもあるんだろうが・・・。

 帰宅してからジャック・クレイトンの『回転』を見て、幽霊演出の勉強をする。この映画は中々ソフト化されておらず、去年「黒沢清 映画はおそろしい」と言うコンプリートDVDBOXの中に収録されての発売だったのでちょっと二の足を踏んでいたのだけど、必要に迫られ購入してしまう。映画のほうは、実に繊細な演出で恐怖を描く傑作だった。散々語りつくされている幽霊演出に関しては言わずもがな、デボラ・カーの芝居演出が素晴らしい。スタッフも当時のハリウッドの一流が集結しているわけだが、このクオリティなら高額で購入しても損はなかった。ホラー映画を志す人には必見の一本だ。脚本はヒッチコック『私は告白する』のウイリアム・アーチボルドと、『ティファニーで朝食を』や『冷血』などの作家にして脚本家トルーマン・カーポティ。実に入念な構成と無駄な説明のない台詞、本当にこの脚本は素晴らしい。音楽は『ローマの休日』のジョルジュ・オーリック。劇中の物悲しい歌が格調を際出せていた。撮影は、ハマーホラーの監督としても有名で、最近はデビッド・リンチなんかとも組んでいるフレディ・フランシス。これだけのスタッフが集まっても駄目な時は駄目なんだけど、監督のジャック・クレイトンは見事にそれぞれの仕事を纏め上げていたと思う。

 しかし、これだけの傑作を観てしまうと明日からの作業は絶望感漂うだけのものになってしまうので、ホラーはクランクアップまで見ないことにしよう。とりあえず夏帆ちゃんのガメラが苦戦中らしいの閉館迫る新宿ピカデリーにでも観にいくか。

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ヨコハマ

横浜ベイスターズが5連敗脱出。とりあえずほっとする。横浜頑張れよ!

この1週間も横浜で観た夕陽の沈む風景が何よりも美しかったし

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次郎長三国志一驚放送

 今日はさっきまでスカパーの時代劇専門チャンネルでマキノ雅弘の『次郎長三国志』シリーズをなんと全作一挙放送と言う快挙をやってのけた。帰ってきてから知ったので、見たのは4作目の「勢ぞろい清水港」からだったが、今月は毎週月、火曜の昼に1作づつ放送するので今度はHDレコーダーに取り込もうと思う。それにしても、何と言う流麗な映画だろう。

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三丁目の夕日と錦糸町

ゴールデンウイークも明日で終わりですが、僕らは明日から本格的に『怪談新耳袋』の準備で今日が最後の休みだったので、錦糸町まで『三丁目の夕日』を観にいく。

 この映画、是非が問われて物議を醸し出した映画ですが、別に何と言うことはない大画面で見るテレビドラマとしてみればまあ普通の出来なのではないかと思いました。そこが問題なのだろうけど・・・。薬師丸ひろこと堀北真希はよかったけど、他のキャスティングセンスは全然駄目だし、芝居の演出も説明的過ぎ。帰ってきて観た「次郎長三国志」を見て改めてそれは痛感。この横浜ラーメン博物館みたいな映画が何でこんなに人を泣かせるのかわからなくもないが、後半、これでもかと泣きを取りに無理やりなエピソードを畳み掛ける後半は決して上等な表現とは思えなかった。だからと言って、物凄く酷い映画なのかと言うとそうでもないとは思う。もっと酷い映画はたくさんある。

それでも山根貞男さんとかが小津の『喜八』ものを彷彿とさせる映画だと言う評価とかは絶対に間違っている。確かに、小説家が子供を養うエピソードは小津の『長屋紳士録』の焼き直しだ。しかし、映画としての根本は全然違うでしょ。こんなに心情説明を最初から最後まで繰り返すようなことは小津は絶対にしなかった。かつて、2時間サスペンスドラマの脚本を書いた時、ある局のベテランプロデューサーに言われたのは「これはテレビドラマなんだから、暗闇に座って映像に集中する映画とは違う。視聴者が、テレビから席をはずして台所仕事なんかしながらでもわかるように説明してくれないと困るの」と言われたことがあったけど、これはテレビドラマと映画との表現の差を端的に言い表した名言で、僕自身も納得した。僕がテレビ的表現だと思ったのはそういうことだ。

一方、小津安二郎の言葉にこういう言葉がある。「映画の登場人物は刃物を隠していなくちゃいけない。そしてその刃物を最後まで見せないのが上等な表現」つまり説明は出来るだけ省いても、客にわからせるのが映画の上等な表現だと言うことだ。その意味でこの映画は大型画面で見るテレビドラマだったと思う。そんなに映画を見ていない人たちがこの映画に感動するのは別に構わないが、山根さんほどの人がこれを誉めちゃいかんでしょ。自分が見てきた映画の歴史に対して恥ずかしいと思わないと。

ところでこの映画を見た錦糸町のシネコンは、以前セイコーの工場があった場所で、中々素晴らしい廃屋があって5年前にロケ場所として僕も使ったことがあったのだけどいつのまにか跡形もなくなっていた。

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