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2006年6月4日 - 2006年6月10日

2006年6月 7日 (水)

銭形雷 セカンドシリーズ撮影快調

060606_180146 昨日、今日とちょっと変則的ながら銭形雷の撮影開始。昨日は夜のみ。今日は午前中だけだったけど、高村ことバーボン刑事の草刈正雄さんとは「THE MOVIE」以来の再会。草刈さんとはもう17年間のお付き合いだ。初めて知り合った時が初のチーフ助監督作品「誘惑者」。この時、仲良くなって自分がデビューする時は絶対草刈さんで西部劇をやりたいと言う話になった。僕は高校生の頃に草刈正雄主演でマカロニウエスタンをどうしても撮りたい!と言う妄想を抱いたことがあって、その夢を実現したいと考えていたのだ。その後、wowowの「J MOVIE WARS」と言う枠で初監督をすることになり、NHKまで草刈さんに出演承諾を得に出向いたことがあった。さらに巡り巡って、Bsiでまた草刈さんとお仕事させてもらえるのもやはり縁だと思う。これは絶対大切にしなくてはいけない縁だとも思う。こうして、自分の人生の節目、節目に草刈さんはいる。

 さて、今回の銭形雷ですが、思い切っていままでにないノアール(犯罪映画)なタッチの演出になっております。ケータイ刑事にしては、ナイトオープンの撮影が多いのもそうですが、物語そのものも結構シリアスなので、コメディタッチはちょっと控えめに、50年代のアメリカ犯罪映画のような渋い内容になりそうです。今回は梅雨時だというのに、外ロケ多いんですよねえ。2年前に泪のミュージカル編を撮った時も「雨乞い」の話だったのに、6月の9日がクランクインだったのを覚えています。明日は終了予定が25時・・・。こんなに遅くまで『ケータイ刑事』の撮影をやるのも初です。

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2006年6月 6日 (火)

ケータイ刑事撮影前夜にミイラ三昧

 昼間は『ケータイ刑事銭形雷 セカンドシリーズ3話」の割り本作り。カット割と言うかコンテを事前に書き込んでスタッフに配るものなのだが、これはテレビドラマ独特のシステムで映画でこれを配ることはまずない。僕も芝居を観てからカメラマンと相談しながらコンテを決めていく方だったのだが、割り本があった方がスタッフが動きやすいと言うのなら書いてもいいかなと、銭形零の時から割り本を出すようにした。今回は近江さんがカメラマンなので敢えて割り本出す必要もないのだが、一応現場の目安として書いておいた。ただ割り本は進行上便利なのだけど、一度配ると現場で芝居を見てからコンテを変えようとすると文句を言ったりするスタッフが出てくるときがあるので閉口してしまう。本来割り本と言うのはスタジオのマルチカメラ撮影の時に必要だったシステムで、カメラ一台で映画の現場のように撮影する場合は必要ないはずなんだけどね。割り本を書いていて思うのは、そういった現場での矛盾をなくすために、テレビドラマは役者の動きが少なくなって、意味なくリズムを出す為にのみカットを細かく割るようになってしまったんじゃないかと邪推してしまう。

 さて、今日は、「怪談新耳袋」勉強の為に海外のサイトから取り寄せたDVDが今頃届いた。ボリス・カーロフの「ミイラ再生」とそれに続く「ミイラの復活」「ミイラの墓場」「ミイラの執念」など、ユニバーサルのミイラ男映画をおまけにつけた「THE MUMMY THE LEGACY COLLECTION」と言うボックスと、ハマーが59年に「ミイラ再生」をリメイクした、クリストファー・リー主演の「ミイラの幽霊」だ。「ミイラ再生」は最近でも「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」のタイトルでリメイクされたから記憶にある人もいるだろう。ユニバーサルの「ミイラ再生」とハマーの「ミイラの幽霊」はいずれも傑作だった。特に「ミイラの幽霊」のクリストファー・リーのミイラは秀逸。これも小学生時代にテレビで見た記憶があっただけだなので、改めてニュープリントで観られたのはうれしい。ユニバーサルのミイラがコメディタッチで、「ハムナプトラ」が突然変異で冒険映画になったのではないと言うことはわかったが、シンプルな怖さと言う点では「ミイラの幽霊」が素晴らしい。リーの怪力でありながら結構暴力的に素早いミイラが面白い。どがーん!と、扉を打ち破って入って来てそのまま瞬殺するんだけど、4000前の王女様そっくりのヒロインに「やめてえ」とか言われると、なんだか肩を落としてすごすご去っていく後姿とかね、これは中々リーの芝居を楽しめるミイラになっていますよ。

 さて、明日も夕方から撮影なので昼間もう一度コンテを整理しよう。今回はデ・パルマ封印して芝居で魅せる「銭形雷」を頑張ります。

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2006年6月 5日 (月)

横浜ベイスターズ3連勝

 同一カード3連勝は初めてかな・・・。とりあえずようやく野球のことを書いてもいいかなと思ったが、まだまだ野球のことでは語ることはできない。今は書けば書くほど愚痴になるだけだし、その日の采配一球の面白さを語れる気にはなれない。ただ言える事は、今年は相当に肝を据えた育成の年になりそうで、その萌芽は見えてきたと言ってもいいかもしれない。

 今日は劇用スチール撮りに緑山スタジオへ。ゲストのM、Iさんを若尾文子の『赤い天使』風に見立ててスチール撮り。若尾文子で従軍看護婦の映画と言うことで今回は名画扱いに(ドラマ内では『赤坂の天使』)にしていますが、オリジナルの増村保造監督、若尾文子主演の「赤い天使」は相当に凄い映画である。前半の野戦病院のくだりは、まさに日本版「プライベートライアン」を髣髴とさせる残酷描写で酸鼻を極め、途中から絡む男たちの変態ぶりは凄いの一言。これを川津祐介、芦田伸介ら名優に重厚に演じさせるものだから映画も相当に重苦しいのだが、そんな彼らに翻弄され?ながらも力強く生きていく若尾文子の人間像が本当に凄い。今回の『ケータイ刑事銭形雷』には直接関係はないけど、是非お勧めしたい一本ではある。でも、増村一見さんはお断りかも。

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