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2006年11月26日 - 2006年12月2日

2006年11月30日 (木)

11月29日 アクション打ち合わせー2

 新宿のスタッフルームでアクション部分を監督するセカンドユニットディレクターの安里と、スタントチームを仕切るゴクウのタマヨリさんとの細部の打ち合わせを午後一から夜まで。しかし、毎日打ち合わせばかりやっているなこの組は・・・。安里のアイディアと、実際にアクションをやるタマヨリさんとやれることとできないことを整理していく。役者本人で出来ること、吹き替えをスタントチームにお願いすること、さらにスタントでも出来ないこと、ワイヤーを使うか否か・・・などなど。実際に女の子たちにアクション練習で走らせたりしてみて、それぞれの実力も見えてきているので、頭を抱えるところもあるし、楽しみな部分もある。安里は自分のアイディアが意外に物理的に出来ないことが多いので悩んでいた。短いカットによる構成ではなく、できるだけ本人でしかも長いカットどこまで出来るかが彼女の理想なのだが、引力と言うものが存在する以上人間の能力的に物理的に無理なものもある。そのあたりをスタントの専門家に判断してもらったと言うわけだ。
 明日は昨日、今日の打ち合わせを受けての撮影稿作り。ロケ場所、歌、まだ未決の部分が多くてちょっと心配です。まあ、この時期はなにをやっていても心配なんだけど、昔に比べれば慌てなくなったかな。

 夜、角川ヘラルドの金子さんから撮影決定稿へ向けての意見を戴き、早速夜中に直す。30日は終日脚本直しの予定。

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2006年11月29日 (水)

11月28日 CG打ち

13時から角川ヘラルド会議室にてCG打ち合わせ。大木さんとは4年ぶりの仕事だが、気持ちのいい打ち合わせが出来た。予算もあるからそう簡単にはいろいろいかないけど、やる気があってどんどんいろいろアイディアを出してくれるのがありがたい。やはりモチベーションは大切です。まあ、数年間ラブコール送ってくれてようやく一緒に仕事が出来ると言うのがやはり大きい。 CGとは言っても殆ど少女たちの走りのスピードに関するエフェクトでCG意識させない微妙なものになるのだが、こっちの方が以外に時間と労力を使いそう。
 準備はまあまあ順調と言えるのだけど、ロケハンが少々遅れ気味。いくつか粘りたいところもあるからなんだけど、美術打ち合わせも近づいてくるし、ちょっと焦りもある。

 夜は少女たちのアクション練習をちょっと見学して帰る。まだ具体的な動きより受身とか怪我しないストレッチ基礎訓練なのでいてもしょうがない。でもこう言う練習見ているといよいよ始まるなあと思います

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2006年11月28日 (火)

11月27日

 今回作品初めての衣装合わせ。
 衣装合わせと言うのは助監督時代は本当に胃が痛む時間だった。特に映画撮影所の衣装部で現代劇をやらなくちゃいけない時は本当に酷いものだった。まだスタイリスト的な人が映画界にいたりいなかったりした時代だったので、出てくる衣装が正直時代遅れで、女優のモチベーションが明らかに下がっていくのがわかるような衣装合わせが多かった。最近は、テレビドラマのおかげで局内にある衣装部は中々頑張ってくれる。と言うわけで今日も、TBS内にある東宝コスチュームで衣装合わせ。これはいろいろ影の尽力があって成立できた。
 今回は制服がメインなので、一人一人の個性をどうわかり易く見せて行くかを工夫しなくてはいけない。まずはそこから演出は始まると言う感じだろうか・・・。でもキャスティングが中々豪華なので、ここを考えるのは楽しい。
 明日はCG打ち合わせで、明後日はメインロケハン。もう休日は撮影終了までありません。

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11月26日

午前中脚本読みながらお勉強。今後予測されるかもしれない脚本の変更事項に備える。
 お昼を早めに食べて、12時から2時間スポーツクラブでトレーニング&プールでコアウオーク。順調に体重が減り始めた。
 夕方は、17時から有楽町の朝日ホールでツァイ・ミンリャン(蔡明亮)監督の「黒眼圏」観る。フィルメックスは結局これしか観られなかったなあ。今年は夏ごろから旧作も含めて蔡明亮漬けで、どうせならこれも観ておけと勢いでチケットを手に入れた。映画のほうは、どこを切っても蔡明亮節で、そういった意味では監督名隠しても監督名言い当てられるのは、現代映画においては黒沢清と蔡明亮かもしれない。今回は、また結構露骨に同性愛の話になってきますが、この監督男女間の表現になるとかなり激しい表現なのだが、男同士になると実に繊細な回りくどくなるのは、やはり照れが出てきてしまうのだろうか?台詞は殆どなくて、ラジオから聞こえてくる番組の音と昔の中国語歌謡曲が劇伴という構成は「楽日」の方法論で、「西瓜」を撮ったような、そんな映画だったが、個人的にはもう15分は短くてもよかったかなと思う。
 しかし、チェン・シャンチーは女優としてどんどん険しい顔になっていくなあ。
 
 映画終了後は角川のIさんと有楽町のガード下のドイツ料理屋でワインと美味しいパン、ソーセージ、にキャベツの酢漬けなどを食べながら、フィルメックスの話やボリス・バルネットの話などをする。実はバルネットは会話中は名前がすっかり出てこなくて、帰りの道すがら2人で思い出したのであった。バルネットの特集上映やサミュエル・フラー映画祭のような企画はもう劇場では難しいと言う話が無念。そう言う役割をフィルメックスなどが担っていくと言うことなのでしょうが、そういった意味では80年代後半~90年代の状況はいかに豊かだったかを思い知らされる。

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11月25日 RETEURN OF THE CHINESE BOXER

昨日帰ったら、ジミーウオング(王羽)の「リターンオブチャイニーズボクサー」が入った、北米版のカンフー映画ボックスが届いていた。「リターンオブチャイニーズボクサー」がいかにおかしな内容かは、下記のサイトでRETEURN OF THE CHINESE BOXERの項をクリックすると予告編が見られます。

http://www.shaolinchamber.com/trailerschamber.html#B-C

 一応日活でも封切られた「吠えろドラゴン起てジャガー」の続編と言うタイトルですが、内容的には時代も違うしもうハチャメチャなどちらかと言うと「片腕カンフーVS空飛ぶギロチン」の世界観。日本のみょうちくりんなサムライたちが、ジミーさん倒す為に世界中から格闘家を集めて武道大会を開くのですが、そこに集まる格闘家たちの設定が無茶苦茶。KKKのような覆面をした空手家だとか、ムエタイ兄弟、チョンマゲの柔道着を来た侍などなど、果ては全員返り討ちにあうと、死体を掘り起こしてきて呪術で蘇らせ、打たれてもしなないゾンビカンフー軍団を差し向ける。と。ジミーさんも槍の上に立ったり、重力無視の技と得意の天井歩き(ドリフのコントでよくあった)で対抗します。で、ジミー自ら監督やっているんですが、なぜか70年代後半のドイツのプログレミュージックが劇伴に使われていて(恐らく著作無視)そのセンスを伺わせます。

 10年ほど前に台湾を舞台にカンフーアクションを撮る企画があって、ジミーさんと旧知の人がプロデューサーに名前を連ねていたので、ジミーさんに協力を得に台湾に行った事があったけど、友情出演は快諾してくれたがお金は出さないよ。と言われて豪華な料理をご馳走されて帰ってきたことがあった。僕にとっては暗黒時代のエピソードですが、懐かしいなあ。実現していれば面白かったのになあ。

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11月25日

 午後一から安里と演出部交えてアクション打ち合わせ。本当は方向性の話だけするつもりが細かい話にもなって、しかし、中々実りある打ち合わせであった。映画のコンセンサスを丁寧に確認しあう事はとても重要なことだ。今回は安里との映画へのビジョンと僕が映画に対する考え方がとても近い部分があるので、確認事項が早くっていい。まずは順調ではないだろうか・・・。
 その後で、初めてご一緒する主な顔触れを一人一人呼んで面接と言うか打ち合わせ。衣装合わせで初めて会うんじゃなくて軽くキャラについてなど話をするのは、やはり彼女たち一人一人に主役としての自覚を持って欲しかったから。主演を取り巻く高校生たちは豪華な顔触れが揃ったと改めて思うが、決して顔見世ではない。一つの物語を全員が支えているんだと言うことの認識。まだみんな若いし、それぞれが主役級なのでキャラクター、役割分担をはっきり持って臨んで貰いたい。一人だけが突出していては駄目なので、このアンサンブルをどうするかがこれからの悩み事。そういった意味で、アクション部分を安里に担って貰うのは正解だったろう。
 夕食はおうちで鍋。豚しゃぶを妻と2人でつつく。大変美味でした。
 

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