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2006年12月3日 - 2006年12月9日

2006年12月 9日 (土)

明日 クランクイン

朝、遠藤から送ってもらった3曲分のコンテを考え、明日のお浚いをして雨の中近くの氏神様に撮影の無事を祈りにいく。今回は3年ぶりに自作脚本の映画化で、長編となると「ゾンビ極道」以来で、原作があるとは言えほぼオリジナルストーリーの映画化なのでいつになくわくわくします。
 ただ、今まで僕の映画の主人公と言うのは超能力少女であったり、呪われていたり、女子中高校生の刑事であったりと、かなりキャラクターの濃い設定の物語が多かったのであるが、今回はごくごく普通の高校生で、最初は色がないキャラクター設定なので中々はっきりと表現させるのが難しいかなあと。中盤以降の対決モードに入っていけばわかり易いんだけど、どこまで普通の少女の魅力を引き出せるのかが勝負かなあと。そういった意味でここまでリアルな設定の女の子の話も僕にとっては初めてですね。
 ただやはり自作脚本の映画化と言う事で、心配事はいつもより少ないです。書いている時からある程度はイメージと言うかビジョンが確定しているので、後は本当に天候ですね。ロケハンであそこまでの青空を見せられていると、当日曇っただけでイメージが変わってしまうから、とにかく外の撮影の日は全部ピーカンでいって欲しいなあ。とくに屋上の日は晴れて欲しいです。

 と言うわけで、明日から2週間弱ですが撮影頑張ります!

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2006年12月 8日 (金)

 御祓い オールスタッフ 歌録り

朝9時から赤坂の日枝神社で御祓い。
 寒いけど神前で気持ちを引き締めるにはよかったかな。でも、「安全祈願」じゃなくて「ヒット祈願」だったのね・・・。その割りに祝詞に幹事会社の名前も入っていないが大丈夫なのかな?
 御祓い後は角川ヘラルド映画本社へ移動してオールスタッフ打ち合わせ。昼食を挟んで、現場がはじめての娘へのリーハーサル。思ったより安定感あったので一安心。その後、安里と大永氏の打ち合わせにちょっと顔を出して、夕方から麻布十番の遠藤のスタジオに移動、いよいよ主役の劇中歌3曲を録る。録り終わった曲をチェックしながら聞いていたが、どれも素晴らしい。いやまじで、このスケジュールで全く手を抜くことなくここまでの曲を創り、それに答えて抜群の表現力で彼女が歌ってくれた劇中歌に感動。今回ダンスはないけど、歌うシーンが4回、主題歌も入れると5曲も曲が出来るのは画期的だろう。この歌を聴いていたら、こちらも非常に刺激を受けた。音楽シーンはもう一度コンテ建て直し。これだけいい曲が揃っているといい画がもっともっと撮りたくなる。

  気合が入ってきたなあ。遠藤から早く曲の完成版が届かないかな。

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イン目前

朝からロケハン。三ノ輪の商店街~日大芸術学部~味の素スタジアム。結局、コントロールルームは東宝ビルトに簡易的なセットを組む方法が最も安いと言うことになり、普通なら最初から制作が美術部と裏でネゴして提案するのが常套で、現場からこうした方が安いのではないか?と提案するのはおかしいではないか?とイラっとするが、怒る間もなく、キャストの女の子の1人がノロウイルスにかかったと言う連絡が入り、歌録りが一人欠場。周りから10日間は治らないんじゃないかとかネガティブな情報が乱れ飛ぶが帰ってインターネットで検索すると、通常1~2日で治るらしいので一安心。安静にして10日のクランクインに備えて欲しい。
 午後に回った味の素スタジアムは、3年前結構予算をかけて米市場向けにアクション短編を撮った記憶があるが、あの時と今回は制作形態が非常によく似たシチュエーションです。大本はメジャーな会社なのに、受け手が慣れていない制作会社でそれが原因で迷走気味。
 夜は松尾君らの歌録り。松尾君もそう言えば3年前のアクションものに出ていたなあ。
 ところがここでもちょっと怒り気味。音楽の歌録りの遠藤さんのスタジオで衣装合わせもやらせてもらったのだが、てっきり男の子二人の制服あわせだけと思いきや、総勢15人近い人数が入っての大衣装合わせとなって、遠藤氏は近くのスタジオに避難することになってしまった。衣装合わせも重要な準備だが、やはり良識を持って臨まなくてはいけない。遠藤氏は長い付き合いでいい人なのでまあ問題はなかったけど、プロデューサーが3人も来て場所と言うものをもっと考えて欲しかった。

 映画作りに無理はつきものだが、僕はこう言う良識を外してしまうところは、意識から是正しなくてはいけないと本気で思うのです。東京都内でまともなロケーションが出来なくなってしまったのはつまりはこう言う意識の低さが原因だと思う。
 

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2006年12月 6日 (水)

お勉強

朝からコンテと言うか芝居について考える。
 まずは映画の神様に降臨して貰う儀式としてリチャード・フライシャーの「マジェスティック」を観る。「マジェスティック」はチャールズ・ブロンソン主演の70年代田舎アクションもので、男臭さ120パーセントの映画。今回の企画とは全く関係ないジャンルだが、いわゆる娯楽映画のカット割り、芝居の方法とカメラの3次元的な演出方法としては、誠に見事な役者の動かしとカメラワークをやっている職人映画で、こう言う躍動感溢れる基本のカット割を勉強するには持って来いの映画。勿論何度も観ている映画なので、気になる場面のみ再生して観る。
 と言うわけで、夕方までカット構成について考える。プランニングをして思ったのは高校生の少女主演でも、去年とはコンセプトがかなり変わるなあと。『ケータイ刑事』はやはり、事件ものであると言うことからとにかく、カットが細かくなっていて、僕が今まで撮ってきた映画では一番カットが多かったと思う。説明が多いのと、アイドル映画としてとにかく主演3人の表情を追いかけるので自然と細かいカット割りになってしまうのだ。
 今回はもっと主役の感情の流れを大事にしていきたいので、芝居の流れを切らずにいけたらなあと。的確に「フライシャー」のようにコンティニュティを構成していけたらと言うのはジャンルによって使い分ければいいと思うけど、映画の種類が変われば演出も大きく変わると言うことを実感を持って認識した。後は、とにかく同じ世代の女の子がたくさん出るので青春群像劇としてそれぞれのキャラが立つことを考えていかなくては・・・。

 夕方、とりあえず主役が歌う3曲のうち2曲がmp3で届く。遠藤さんのメロディは毎回思うが、一度聞いたらメロディが頭に残るのがいいな。しかし、ちょっと前の僕の映画には絶対に出てこなかった曲調ではあります。
 明日は、朝からロケハンの残をやって、夕方より部員たちの仮歌録りです。

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2006年12月 5日 (火)

自宅で勉強 ショッキングなニュース

ロケハンもほぼ終わり、今日明日は終日家で演出の予習、コンティニュティについて考える。テレビの場合は「割り本」と言うカット割を脚本に線引きし、コピーしたものをスタッフに配らなくてはいけないので清書したりするんだけど、映画の場合は、コンテの方針だけ決めておいて、芝居を観てからカメラマンと相談しながらカット割を最終的に決める場合が多いので綺麗に脚本に線を引く必要はない。『割り本』はスタジオマルチの時の方法がそのまま1カメのロケーション撮影になっても習慣として残っているものなのだろうが、スタッフが割り本だけを重視して現場の仕事に臨むのはいかがなものかと思うこともある。ただ、時間がない時には現場を円滑に進めていく場合には必要な時もあるのだろう。僕の場合は、芝居を実際に観るとコンテは変わってしまうこともあるので、やはりできるだけ「割り本」に頼らないようにしていて、割り本を作る場合でも「現場でお芝居を観たら変更していく場合があります」と、但し書きをいれるようにしている。

 さて、そんなコンテの勉強をしていると夕方、ショッキングなニュースが飛び込んできた。

 ベイスターズの多村選手とソフトバンクホークスの寺原投手の交換トレードである。
 多村選手は、ある俳優事務所の社長を通じて知り合いになれた唯一のベイスターズの選手であった。毎年キャンプに行った時もいつも気さくに話をしてくれるのでありがたいし、黒川芽以の始球式の時も、黒川が投げる練習の為にブルペンへ行くと言うので付いていったら、ベンチ裏に多村選手がいて「あーー監督どうしてこんなところまで来るんですか?すごいっすねえ」と、話しかけてくれた思い出がある。
 まあ決まったなら寺原投手も頑張ってローテ入りして欲しいと思いますが、それにしても寂しい、寂しすぎる!

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メインロケハン

 朝8時出発で三崎口の学校までロケハン。
 脚本に則して、安里のプランも含めてどう撮って行くかを、ワンシーンワンシーン丁寧に検証していく。懸案だったロケ場所も全てこの学校内の敷地でやれる場所を見つけていくことで解消。判断が遅くなると、10日のクランクインに影響してしまうので頭を柔軟にして、設定のマイナーチェンジなども含めて考えていく。なので、通常のロケハンの何倍もの時間はかかったが、大いに実りあるロケハンだった。14時過ぎまで食事時間も遅らせながらじっくりと。遅い昼ごはんは、今回も三崎の超絶鮪丼。移動して横浜でコントロールルームのロケハン。今回も神奈川県中心のロケになってしまうのは、僕が横浜ファンで横浜~横須賀に詳しいと言うのもあるかもしれない。神奈川県民ですしね・・・。
 18時からは小阪さんのアクションレッスン。主に走りを中心とした練習をチェックに千駄ヶ谷の東京都体育館前の陸上トラックへ。小坂さん頑張って、かなり様になってきていたので一安心。動きも決まってこれはかなり楽しみです。こちらも頑張らなくては・・・。
 
 最後は、スタッフとなんとなく討ち入り風呑み会。

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2006年12月 3日 (日)

美術打ち合わせ

 朝10時~18時まで美術打ち合わせ。
 と言っても、美術だけじゃなくて、CG、合成、アクションなどいままでの全ての纏めの打ち合わせ。僕としては、まだ未ロケハン部分もあるので中々決めきれないところもあるが何とか方向性は示せたかなと思う。今日から編集大永氏登場で、困ったことは何かと相談に乗ってもらえるので嬉しい。撮影の金谷氏も含めて頼りがいのあるスタッフが集まった。
 明日は三浦半島の学校へ最終ロケハン。ここでいろいろ決めきらなくてはいけない。プロット~脚本~撮影準備と夏からずっとこの映画に関わってきたけど、うーん。あと、1週間準備が欲しいなあ。

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衣装合わせ二回目

 13時から、緑山スタジオの東宝コスチュームで衣装合わせの2回目。既に衣装合わせを終わらせた主役2人を除くほぼ全員が今日集まった。この映画はBsi作品ではないけど、TBS内の東宝コスチュームを使ったのは勿論『ケータイ刑事』以来のお付き合いの中で、若い女の子の衣装が出てくるのは撮影所内の衣装部よりテレビ局に入っている衣装部だと言うことがわかっているから。この日も、ちょっと早めに着いたら「銭形雷」の衣装だった板敷さんがいて、連ドラで毎週新しい衣装を買ったり、タイアップとったりするのは大変だが、そのぶんやはり若い子達の服に関しては揃っているとのこと。後は、担当衣装部のセンスだろうと。今回の制服は襟元が特徴ある○葉大学園の色違いバージョン。この制服は誰が着ても似合いますね。6人の女の子がこれ着て並ぶと中々壮観でしょう。一人はまるで・・・そのものです。さて明日は美打ちだ。

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