« 2006年12月 | トップページ | 2007年2月 »

2007年1月

2007年1月31日 (水)

「学校の階段」 オンライン編集

 10時にアクティブに集合してオンライン編集。
が、CGが間に合わず延々待ちとなる。ようやく到着したのが17時。昔は本編と言うと、タイムコードを読んでワンカットづつ繋いでいったものであるが、デジタル編集になってからはもうオフラインのデーター通りに完璧に画が組みあがっているので、CGが前の日までに入っていればオンタイムで終わりになるようなものなのだ。なので、10時に入ってCG以外の字幕スーパーなどの箇所を確認したら、あとは7時間近く歓談タイムとなってしまう。
 ようやく17時にCGが届いて、取り込み開始。確認し始めたのは19時を過ぎていた。21時頃から、スポンサーサイドにも確認してもらって23時に編集室を出る。しかし、編集室では実に不健康な食生活なので、また太らないかどうか心配。つい、油こいものを食べたり、お腹がいっぱいでも差し入れを口にしてしまうんだよなあ。
 2月は既に1日も休みがないので、ジムに行くこともできず。自己管理を確りやらねば。

| | コメント (2)

2007年1月30日 (火)

撮影

Sn340060 今日はBsi短編映画の撮影

 主演は福永真梨佳ちゃん。この娘はいいですよ。10月に初めて会った時に絶対に使いたい!と丹羽さんに願い出て使わせていただいた金の卵です。今回はタンバ(丹波哲郎)の化身で亀の精と言うハチャメチャな役どころを実に可憐に演じております。
 撮影の方は心配した雨にも降られる事なく、午後の森の中での出会い~ラストの追いかけは美しい木漏れ日の中で撮る事もできました。少ないスタッフでしたが、実に澱みない撮影で日が暮れるまでには無事に終了。綺麗な短編が出来そうです。
 
 明日はいよいよ「学校の階段」の本編でCGの入れ込みです。

| | コメント (0)

2007年1月28日 (日)

脚本読み 衣装合わせ

 明日撮影のBsiの短編「大霊界先生 タンバ俺も男だ」の衣装合わせと脚本読み。主演は某事務所の女の子なんだけど、美人マネージャーのワッキーはケータイ刑事シリーズでも一緒だった人、若いのに非常にきちんとしていて、こっちも気持ちいい仕事ができます。可愛いけど、U高柔道部出身と言う猛者でもあります。Uは甲子園でも有名なスポーツ高校なので、これは本当に強いんだろう。 元ヤクルトで今年からタンパベイデビルレイズの岩村の出身校であります・
 ただ明日は天気が心配なんだよなあ。ずっと雨なんか降っていなかったのにわざわざ1日しかない撮影の日に雨なんか降るなよ・・・。

 「学校の階段」CGはいよいよ大詰め。微妙な細部での調整してもらっています。

| | コメント (1)

2007年1月26日 (金)

ロケハン アフレコ CG 6TOOL

昨日はロケハンで読売ランドにあるお寺まで。懐かしかったな。お寺の裏に鬱蒼とした森があるんだけど、ここはかつて「ゾンビ極道」で、森の中に死体を埋めてゾンビが蘇って来るところを撮った場所だ。死体を捨てる穴をスタッフが掘っていたら、1メートルも掘り進むと物凄い量の不法投棄の産業廃棄物が出てきてびっくりしたことがある。
 淡々とロケハンをやって、読売ランドの駅のそばのとんでもない時代遅れの喫茶店で打ち合わせ。しかし、読売ランドって結構有名な遊園地で巨人の練習場もあるというのに駅前の閑散さは相当な田舎感があります。

 で、26日の今日は、午前中から「法則」と言う、3月10日に公開されるショートフィルムのアフレコを広尾のワークショップスペースで。結構芝居の出来る俳優だったのに時間がかかり、2月上旬の『学校の階段』のアフレコも覚悟する。慣れればそんなに問題ないんだけどね。アフレコは口にあわせようとするより芝居を重視すればなんとかなるんだけど、芝居になっていない人はただ口を合わせようとしますからね。そうすると突然合わなくなるんです。

 アフレコが終わると、事務所の社長から或るプロ野球選手に密着してHP用に流す動画のPVのようなものを撮れないだろうかという話をいただく。やります!やります!と、二つ返事で快諾。本当はキャンプ帯同してほしいと言う話だが、2月は到底そんな暇はないので、オープン戦から帯同して、シーズンイン前までの間に素材を撮ることになれば・・・。と言うことで検討してもらう。この選手、去年からマネージメントをこの事務所に頼んでいるようで、プロ野球選手に密着機会なんてのはないので、僕はもう1も2もなく引き受けました。ただ、横浜在籍中だったら何も言うことはなかったのになあと思うとちょっと寂しい気もしますが・・・。でも、やりますよ。映像の仕事と大好きなプロ野球が一つに実を結ぶなんて夢のような話だ。生きていてよかったなあ。

 夜は、『学校の階段』のCGチェックを家のパソコンで。光ファイバー&ハイスペックマシーンの威力は凄いもので、出来上がるとどんどん家で確認して直してもらうことができる。なかなかオーケー出さずにここは29日まで粘ります。

| | コメント (2)

2007年1月24日 (水)

脚本打ち合わせ

18時~多聞さん、美人脚本家の千穂さん、それにドリマックスのプロデューサーの田沢君と4人で脚本打ち合わせ。脚本はなかなか瑞々しい「卒業」を絡めた淡い青春恋愛ドラマ。メロウな青春ドラマは「学校の階段」で自信がついたからもう大丈夫。どんな仕事でも淡々とこなしていきますよ。
 打ち合わせ後は赤坂の「すっとこ」で食事しながら歓談。今回数年ぶりに顔を合わせる役者と仕事ができるのも楽しみ。明日はとりあえず休みなので川崎大師へ行ってきます。明後日はまた29日に撮る短編のロケハン。
 こうして飯を食って、用を足すように映像を撮り続けられるのが僕の理想だったので、今のところは充実した日々を送っています。

| | コメント (0)

2007年1月23日 (火)

忙しいっす

 昨日はアクティブシネクラブで「学校の階段」の編集直しを朝からやって、夜に角川映画のプロデューサーに来てもらって編集チェックでオーケーを貰う。今回は大きなぶれもなく無事に終わる。僕にしては(?)爽やかな青春アクション映画でありますが、根本は企画の最初の打ち合わせの時に話したアルドリッチの「北国の帝王」の線が青空カットに残っていてよかったなと思います。大作ではないけど、小品佳作として記憶に残る可愛い映画ができるのではないでしょうか?それにしても最終編集版は黒川芽以が前面に出る結果になった。愛情こめて繋ぎましたからね。僕と大永君で!これは彼女にとってもいい作品になったのではないかな?映画の中で彼女は3曲も歌いますよ!
 次はオンライン編集でCGを入れ込み、カラコレで色調整をして、2月にアフレコ、下旬にMAで完成。

 と言うことなのだが、昨日の編集中にBSiの多聞さんから電話があって、急遽来月中旬に2話持ちの「恋する日曜日」を撮ることに。本当は4月からの新シリーズの頭を撮ることになっていたので、ちょっと休めるかなと思ったが全然休めそうにないですね。実は来週の月曜も「先生道」の撮影なのだ。2月は撮影と仕上げで同時に4本進行していくことになり、頭の切り替え必要だけど、働き盛りの今を頑張らねば!まずは体調面をちゃんとしよう。

 今日はこれから脚本2冊読んで、18時からライターと多聞さんと打ち合わせだ。

 お、印刷上がったか

| | コメント (3)

2007年1月18日 (木)

曲谷守平な日

 午前中に「海女の化け物屋敷」を観て、昼を挟んで、午後は14時からシネマヴェーラ渋谷で「白蝋城の妖鬼」を観ると言う曲谷守平な日を過ごしてしまう。「海女の化け物屋敷」は昔、大井武蔵野で観て以来なので殆ど物語を忘れていたが、かつて黒沢清が「怪奇映画調のサスペンススリラー映画と言うジャンルが新東宝にはあって、これがかなり怖いんだ」と言っていたが、これもそういったジャンルに属するものだろう。今見ると突っ込みどころ満載で笑えるところもあるが、「映画の闇」を充分に感じさせる場面はたくさんあって、この監督の才を感じさせる。余談になるが水中銃で悪役が心臓を撃ちぬかれると言うアクションは1度はやってみたいアクションだが、これは東宝の「東京湾炎上」の水谷豊の水中銃串刺し磔が白眉だろう。
「白蝋城の妖鬼」は、丹波哲郎追悼上映の中の怪奇ロマン時代活劇で、こちらも冒頭から映画的な活劇シーンが満載の楽しい映画。主人公がパーなので、途中の推理劇は退屈するが(これは主に脚本的な問題と主役の魅力のなさだろう)、ロングショットを多用した騎馬アクションとクライマックスのタンバの変身シーンは充分にみごたえあるが、悪役襲撃のシーンは殆ど省略しているのに、一族が押し込んだ後の無惨な殺され方を映すだけで相当に残虐な一味であることをわからせる演出はなかなかだ。いや、本当に惨い感じなんだよね。襖の破れ方とか、土壁に飛んだ血飛沫とか、死体の配置が。明朗快活な東映時代劇や格調ある大映時代劇とはやはり一線を画す映画だった。
 
 夜帰ったら、遠藤氏が音楽効果をあててくれた「法則」のDVDコピーが届いていて家のテレビで見直すが、現場の同録がうまくいっていないところがいくつかあり、これも3月10日の公開までにアフレコすることに。

| | コメント (0)

2007年1月17日 (水)

東京帰還

本日東京へ戻ってきました。
 昨夜は、父親と北海道の寿司を食べられたのが今回唯一よかったことかな。この寿司屋は札幌市の住宅街にひっそりとある小さなところなんですが、メチャクチャうまい。店内は靴を脱いで上がるプチ料亭風なんですが、実は夫婦2人で切り盛りしており、とにかく店主が食通なのか、素材を生かしたその日の一品が美味い。この日は、小樽港水揚げのあんこうの肝の酢もの。あん肝。これがとんでもなくうまい。こんなに美味いあん肝は生まれて初めて。寒い道を歩いていったので、熱燗にこのあん肝が格別だった。続いて食べたのは、岩内漁港水揚げの平目の刺身。これもいい。「えんがわ」なんかコリコリして酒が進む進む。北海道の地物だけではないのもこ店の特徴。この日は、長崎県で水揚げされたと言う〆鯖がお勧めだったのだが、この〆方がまた絶品。浅く〆て、刺身と〆鯖の丁度中間具合が素晴らしかった。
 父親と2人で御銚子5本を飲みながら、これらの刺身を食べてから、寿司を握ってもらったが、さすがに結構おなかがいっぱいだったので、3,4種類握ってもらって上がり。最後はお茶請けにと、自家製の大根で漬けた千枚漬けが出てきたんだけど、これもカブの千枚漬けとはまた違って、あっさりしていて、日本酒で口の中がすこし甘くなったところに少し辛味もあって、まさに『上がり』には最適な食材だった。

 寒くて寒くて風邪まで引いてしまいましたが、まあ、この寿司屋に救われた旅であったかな。
 

| | コメント (0)

9月15日

 4年ぶりの冬の帰郷。もう、身体が慣れなくなってしまって、生まれてから23年僕はこの土地で暮らしていたのに・・・。いまは、もう別の国に来た感じがします。冷凍庫の中を歩いている感じです。
 母の方は認知症を併発し始めているようで、鬱だった昔のようにひたすら暗い感じはないのだが、会話が一瞬のうちに飛ぶのがある意味衝撃的だった。芝居であれは再現できないだろう。文節が変わらず違う話しになってしまうのだ。
 僕のことはわかるようで、尋ねて行った事が嬉しそうだが、妻の写真を見て「滝本ゆにさん」と言う女優であることは思い出しても、それが僕の妻であることを一瞬忘れてしまっていたり。これは、まあ初期症状ではないかと言うこと。今日は、到着が夕方になってしまったので、医者には会えず、明日の午前中に担当医に会って話を聞く予定。

 夜は父親と色々話してホテルへ。このホテルにスパがついているのが唯一の救いだな。今日は温泉入ってもう寝ます。

| | コメント (0)

9月14日

母親の状態が悪くなったと聞いたのは11月下旬だったが、『学校の階段』の撮影が迫っていたので、電話連絡だけで病状を聞いていたが、やはり年が明けて一度は帰って医者と打ち合わせしないといかんなあと。編集の方も一段落ついたので、札幌へ帰ることに。
 うちは、父親が僕が幼少の頃に家を出てしまい、僕はこの母親と殆ど二人暮らしのまま大学まで出してもらったのだが、今から18年ほど前に大怪我をして、歩けない状態になってしまい、そのことと、丁度更年期障害の時期が重なって壮年生の鬱病にかかって、それがどんどん悪くなり、12年位前からずっと入院暮らしを続けている。父親とも離婚して、天涯孤独のまま病院暮らしを続けていた。僕が丁度助監督から監督になる頃に病状が悪化したので、僕としても映画を撮るのに必死だったので映画の仕事を捨てて札幌に帰るわけにもいかず、母親を救えなかったと言う悔いは今でも残っている。
 それでも、この10年くらいは安定して、特に僕が結婚してからは、そのことをとても喜んでくれて元気だったのだが、去年の11月に突然病状が悪化してしまい、自殺未遂事件まで起こしてしまったらしいのだ。
 9月に妻と一緒に会いに行った時は元気だったのに、なぜまた突然病状が悪化してしまったのか?その原因も追究したい。とりあえず明日は、札幌に住む父親のもとへと行く予定。2人は離婚しているけど、僕にとっては変わることのない親ですからね。いろいろ相談もしてこなくては。

 まあ、僕は元気でいないとね。にしても、更年期障害は甘く見てはいけないようですなあ。

 17日の午後には東京へ帰ってくるツアーで行ってきます

| | コメント (0)

2007年1月14日 (日)

編集休み

 休みの日は映画でも観にいこうかと思ったが、前日に上がった血圧の状態があんまりよくなさそうなので、終日家で過ごす。奥さんは午後から、某事務所の個人レッスンに。オーディション直前になるといつも呼ばれますが、これがそれなりに功を奏しているようなので、繰り返しレッスンがあるんだろうな。それでも今回は小学校3年生なので、発声だとか演技の基礎以外に、しつけ的なこともやらなくちゃいけないようだし、一緒に遊んだりもしなくてはいけないようで、これは僕にはできないなあ。ただ、将来的には相当な美人になる素材のようで、内山理名や堀北真希の次々世代の育成として事務所も継続的に力を入れているのだろう。
 僕は、「学校の階段」の編集ビデオを観ながら音のプランを考え始めるが、気がつくと去年の初秋に撮った短編映画のMAが残っていて、これも遠藤が音効をやることになっているので、こっちの打ち合わせもしなくちゃいけないことに気がつき、慌てて編集上がりを見直す。これ実は3月にアップリンクで公開なんだよなあ。こちらは「学校の階段」とは違ってワンシーンワカットで4シーン。15分4カットの映画です。

 と言うわけで今月末に撮る予定のBsiの短編も含めて、今年は2月までにもう3本の新作が上がるわけです。

| | コメント (1)

2007年1月13日 (土)

オフライン完了

昨日は13時からうちうちのセミオールラッシュをアビッドで。大永氏は前日も編集室に泊り込んだようで、モジュレーションの台詞や音がきちんと整理されている。画の繋ぎに関しては完璧。もうこれ以上直し様がない。直したくなる所があるとすれば撮影の段階に戻ることになるしかない。大きな修正箇所は、初日に思い切ってラストシーンを切ったり、河原のシーンを2ページほど切ったり、ちずる(小阪由佳)の練習シーンの一部を削ったところだが、これは観る前からお正月休みの間にある程度はプランニングを立てて削る箇所を予測していたところだったので、「観てから悩んで削るかどうかを決める」と言うことはなかった。里美(黒川芽以)の成長物語。これがぶれないことをとにかく心がけた。

 ここ数年で一番悩まずに編集がうまくいったのは、自分の脚本に自信があったのと、金谷さんのカメラがよかったからに他ならない。迷いがなければ編集は早い。僕はもう安心しきって、こちらの演出意図を100パーセント認識してくれている大永氏に託して見守っていればいい。

 これは撮影中も僕が貫いた姿勢で、根本が間違っていない時は、スタッフ編成で選んだスタッフたちが方向を見誤りさえしなければ何も言うことはない。あとは時間や天候と言った制限も含めて常に「判断」だけしていけばいい。
 
 編集大永、撮影金谷、アクション監督安里も含めて今回選んだスタッフに間違いなかったことを改めて確認した。
 あとは音楽効果の遠藤浩二がなんとかしてくれるだろう。既に本編に挿入されている黒川芽以の歌や、松尾敏信、秋山奈々たちのHIPHOP挿入歌のクオリティの高さで僕は安心している。

 今回改めて感じたこと「娯楽映画は経験値が作品の出来を左右する」と言うこと。この作品がうまくいきつつあるのは、なんだかんだとこの3年間で30本近いドラマや映画をBsiを中心に撮れて来た事が大きいのではないかと。撮影の金谷氏もBsの仕事で知り合った技術者だし、主演の黒川芽以も、音楽の遠藤もそうだ。大永氏とは丁度10年目。
 ようやく自分も「リオブラボー」連作のジョン・ウエインのようにプロ集団の『仲間』を結成できる域に差し掛かりつつあるかなあと思いました。 今回の『学校の階段』も含めて、こうした作品を撮る機会を与えてくれたプロデューサーの方々には心から感謝します。

 さて、次の難関は恐らくアフレコでしょうな。助監督が離れているのできちんとした段取りが組めるかそこだけが不安です。

| | コメント (0)

2007年1月11日 (木)

妻仕事

http://www.chuden.co.jp/corpo/publicity/library/alldenka.html

 妻の滝本ゆにの仕事の紹介です。いまは、アリコジャパンのCMにも出ていますが、こちらは東海地方でのみ流れている中部電力のCM。川口浩探検隊のパロディCMに出演しています。丁度、銭形雷の「川口探検隊」ネタを書いた時に資料としてDVDを買っていたので、その世界観を予習して行ったのがいい結果を生んだのかもしれません。東京地方では観られないので観てください。

 また角川映画「学校の階段」にも、黒川芽以の叔母の役で、メインキャストとして階段部員の次に重要な役どころで出演していますのでよろしくお願いします。

 尚、「学校の階段」は他に松尾敏信、小阪由佳、通山愛里、秋山奈々、甲斐麻美、 栩原楽人 神楽坂恵、滝本ゆに、三輪ひとみ(3年ぶり佐々木組登場!) 並樹史朗、森本レオなどの出演で、初夏の頃にシネマアート六本木で公開予定となっております。 

| | コメント (0)

2007年1月10日 (水)

ようやく見えてきた「学校の階段」

Sn340054

 今日も11時からアクティブシネクラブの編集室で、11時から編集ラッシュを観ながら「学校の階段」CG打ち合わせ。昨夜、僕が帰った後に大永氏がかなり治していたおかげで、随分とよくなっている。どうやら昨夜は徹夜ではないが、泊り込みで作業したらしい。ここから先は編集部の独壇場ですね。モジュレーションの音を整えなおしてくれたのが大きく、繋がりと言うのは画よりも音の繋がりの悪さの方が気になってしまうと言うのはやはり本当だ。CGの大木君もモチベーション上がってきているようで、監督としては心強い。
 昼ご飯はプロデューサーたちと神楽坂の老舗の鰻屋で、いくつか打ち合わせしながらもうな重を戴く。きも吸い付の鰻は美味しいですね。編集室へ戻ると既にビデオに落とし込んでいる最中。このビデオを持ち帰り、今日は初めて自分の部屋の大型ワイドテレビで観て面白いかどうかを確認するのだ。
 結果は問題なし。と言うか、狙い通りの傑作になりそう。やはり大永編集の力は凄い。1晩で見違えるように直っていた。特に黒川芽以の歌のシーンはやはりいいね。家のテレビで1人で観て面白いと思うのは、大丈夫な証拠。ただ細部で(ほんの細部で)気になるところがあるので、明日はそこを直していくことに。僕自身の編集作業はそろそろアップに近いかな。現在72分。僕にしては、爽やかな青春映画が出来そうです。 しかし、これから本編やCG、カラコレ(色調整)などでまた変わりますからね。

 そして何より音楽と効果が今回は大変そうなのでまだまだ気は抜けない。

 奥さんは『新細腕繁盛記』の撮影で深夜までのようだ。撮影に行ったら「銭形雷」のスタッフに挨拶されたと言うメールが来ていた。

 (写真は歌のシーンの撮影光景 大クレーンでダイナミックに黒川芽以を撮る)
 

| | コメント (1)

2007年1月 9日 (火)

「学校の階段」 編集初日

 大永君が繋いでくれた素材をチェックする初日。
 実は僕は編集作業が苦手である。最近はそうでもなくなったけど、昔、ビデオの編集が2分の1だった頃、まだ大永君と知り合っていなかった頃、素材選びから1人でやらなくてはいけなかった頃、本当に編集は苦行だった。とにかく、撮ったものが全部気に入らない。俺はなんて才能がないんだろう。と決まって自己嫌悪に落ち込んでしまうことが多かった。
 これは「ナチュラルウーマン」の時に、ノンリニア編集ソフトが日本に導入されて劇場用映画では2本目かそれくらいの頃だったので、周りの人間のいい玩具になって、しかも編集中に突然劇場が決まった為、時間切れとなり自分の満足いかないバージョンのまま公開されたことがトラウマとなっているからなのかもしれない。まあ、新人で自分に力がないから仕方なかったんだろうけど・・・(「ナチュラルウーマン」はテレビ放映時にもう一度脚本の構成通りに繋ぎなおしたものが僕が一番納得しているバージョンです) 

 いま、自分の殆どの編集を彼に頼むようになってからはそう言うこともなくなったが、それでも最初の繋ぎを観るのは緊張する。ただ今回は、自分で脚本を書いて、それなりに構成も確りしていると思っていたので、脚本の意図さえ間違えなければそう、失敗はしていないだろうと思っていたので、それほどの焦りもなく安里と共に編集室へ入った。
 で、最初のラッシュは80分。昨日から紙の上で切りたいところは既にあったので、それを踏まえて観たが、最初のラッシュとしては大永君が相当に繋ぎこんでいてくれたので、問題点も洗い出しが早く、予定が他にあって帰った安里のアクション直しの後半部分を残し、夕方には71分バージョンが出来上がる。今までのところは順調だ。脚本の持ち味を生かしつつ、なかなか面白くなりそうだ。大永君も『方向性が決まればあとは早い』と、早くも今回の勝利宣言が出る。あとはディティールを詰めていく作業。これで、また随分変わっていくからなあ。

 作業が早いのはやはり経験値と大永君とのコンビネーションでしょうね。大永君も繋ぎながら「ああ、結局いつもの佐々木組の繋ぎになっていくう」と言っていたが、まあ、1人の監督の方法論が数ヶ月でそう変わることもないし、捨てなくてはいけないものも早く見えてくる。
 とは言え、骨格が出来上がっただけなので、後はどんどんよくなる法華の太鼓で、肉付けができればうまく行くでしょう。

| | コメント (1)

2007年1月 7日 (日)

1月6日 アカデミー今年初授業

12時~TBSで次回作、次々回作の打ち合わせ。

 14時から30編のシナリオの講評。それなりに真面目に読んだ結果を素直に言うことに。
 その後で現役ラインPの増田さんの「プロデューサーの仕事とは?」と言う講義を僕も聞くが、制作部から叩き上げて修羅場をくぐり現在も井筒組や根岸組でラインPやっている増田さんの話は非常に為になった。こう言う人が現場仕切らないとなあ。その内容は
 予算オーバーしそうになった時、何をどうやって削り、しかもクオリティを落とさないで現場を守るのかシュミレーションし、それを、どう言うタイミングで監督に伝えるのか?伝えるだけではなくて代案をどう組み立てていくのか?など。それをきっちり言えないとプロデューサーにはなれない。などなど。
 
 そうしたら授業中に携帯が鳴って、本当は出てはいけないんだけど大永氏からの電話だったので慌てて廊下へ出て電話を取ると、カット数が膨大なので監督入りを1日遅らせて欲しいとの事。こちらも編集部が納得した形の繋ぎを観たいのでと言うことで月曜に編集室に入ることに決める。アクションだけじゃなくて音楽シーンもあるし、芝居もマスターショットの長いのを撮っていたので長回し多かったと思ったけど、きっちり寄りも全部拾っていたので結局カット数は増えていたのだな。
 夜はそのままBsi仕切りで、学生たちと新年会。僕は居酒屋で酔った勢いで話す議論に真理はないと思っているので、脚本に関しては授業の中で確り聞くか、個人的にメールをくれれば、必ず誠意を持って返しますから酒の勢いで質問はしないようにと、ちょっと厳しいかもしれないが突き放す。飲み屋でくだらない話は好きなんだけど映画論は意味なし。それでもみんな議論好きだなあ。もっとくだらない映画の話しようぜ。

| | コメント (0)

2007年1月 4日 (木)

仕事始めと橋幸夫 

 

恋をするなら/恋のメキシカン・ロック Music 恋をするなら/恋のメキシカン・ロック

アーティスト:橋幸夫
販売元:ビクターエンタテインメント
発売日:1998/07/23
Amazon.co.jpで詳細を確認する

昼は編集の大永氏と1時間に渡って電話で編集の打ち合わせ。明日から大永カッティングが始まるのだ。僕の編集室入りは7日なので、大急ぎでのカッティングとなる。主に方向性とか、音楽をどうしようかと言う話で、これは「ビッグウエンズデー」でしょうと言う話になったが、ジョン・ミリアスの「ビッグウエンズデー」と言うとどうしてもあの、日本語の「おービングウエンズデー♪」と言うタイアップ曲しか思い浮かばず、実はこれもベージル・ボールドリアスの骨太いサントラがちゃんとあって、大永氏はそのことを言っているのであった。
 
 と言うわけで、打ち合わせの後はプールへ行ってさっと泳ぎ、帰ってからは午前中に撮ってあった松竹歌謡映画2本を見る。「恋のメキシカンロック」と「さよならはダンスの後で」丁度「恋の~」がカラーで「さよならは~」は白黒なので、昔の2本立て封切の雰囲気。しかし、映画の出来はまあぬるぬるでしたなあ。「恋のメキシカンロック」は橋幸夫主演の青春冒険もの。キャンプ地で蜂に刺された由実かおるの首筋から毒を吸い出したおかげで、南の島に拉致され、そこの怪しい原住民の娘と結婚させられそうになると言うトンデモ映画。グアム隣の島にインディアンがいたり、島から逃げようとすると海賊の宝を見つけたりと書いていると面白そうですが、実にダメダメな演出な脚本で早回しなしには見られなかった。「さよならはダンスの後に」も倍賞千恵子の名曲の名を汚すに相応しい凡庸なメロドラマで、昔始まると20分くらいで退席したロマンポルノのロートル監督が撮っていたありがちな不倫ものを思い起こした。まあロマンポルノやピンクのロートル監督たちがこうした純愛メロドラマの定型をなぞっていたんだろうけど・・・しかしまあ、こう言うプログラムピクチュアが日本映画の底辺を支えていた余裕を感じる映画ではありました。2本ともに音楽シーンだけを抜いて編集してみると、中々笑えて楽しいです。
 多摩川の汚い土手で「恋をするなら」を短パン姿で軽やかに歌う橋幸夫、原住民たちが踊る前で「あの娘と僕を」歌う橋幸夫。暢気で、底抜けに明るくていいっす!
 ちなみに、「恋の~」にはモテモテの橋幸夫さんにつきまとう馬鹿女軍団の一人として、前貴乃花の妻で貴乃花親方のお母さんで元女優の藤田憲子さんの姿が確認できました。

Sb0741

| | コメント (0)

2007年1月 1日 (月)

川崎七福神

2007_035_1 2007_037

 

 初詣に川崎七福神巡り。
 川崎市内にある七福神をそれぞれ祭った寺を七つ巡って朱印を押してもらう。割と近場にあるので車で回れば2時間くらいで回れてしまう。
 しかし、「恵比寿さん」のお寺に行くと「人件費節約のため御朱印はご自分でどうぞ」と、スタンプが置いてあったのだが、恵比寿さんで人件費節約ってのはどうなんだ???去年まではちゃんとお坊さんの奥さんのような人がちゃんと押してくれていたぞ・・・その割には写真のような顔出し看板は数年ぶりに復活しているし・・・。
 僕は、子供の頃から神社仏閣を巡るのが好きで、その心はみうらじゅんさんとほぼ同じ。怪獣図鑑や妖怪図鑑に接するかのように仏像や観音像を見るのが幼稚園の頃から好きだったのだ。それに付き合って運転する妻には本当に新年からご苦労様といいたい。まあ、数年前に最初に行こうと誘ったのは彼女の方なんだけど、どうせ巡るなら全部行こうと言い出したのは僕の方でした。
 帰ってから、正月のご馳走で昼間から日本酒を呑む。昼に調子に乗って食べ過ぎたので夜は控えめに・・・。今年の正月料理はうまくいった。この料理以上に映画の方も美味く作りたいなあ。
 正月最初の映画は
 山中貞雄「河内山宗春」をDVDで。こう言う心意気の映画に今回の映画がなってくれりゃなあ。僕の生涯ベストムービーの1本です。

| | コメント (0)

あけましておめでとうございます

 今年は5月に新作映画が公開
 その為に、正月早々仕上げ開始。
 ますます頑張って映画の神様に恥ずかしくない仕事をしようと思っております!

| | コメント (3)

« 2006年12月 | トップページ | 2007年2月 »