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2007年1月 9日 (火)

「学校の階段」 編集初日

 大永君が繋いでくれた素材をチェックする初日。
 実は僕は編集作業が苦手である。最近はそうでもなくなったけど、昔、ビデオの編集が2分の1だった頃、まだ大永君と知り合っていなかった頃、素材選びから1人でやらなくてはいけなかった頃、本当に編集は苦行だった。とにかく、撮ったものが全部気に入らない。俺はなんて才能がないんだろう。と決まって自己嫌悪に落ち込んでしまうことが多かった。
 これは「ナチュラルウーマン」の時に、ノンリニア編集ソフトが日本に導入されて劇場用映画では2本目かそれくらいの頃だったので、周りの人間のいい玩具になって、しかも編集中に突然劇場が決まった為、時間切れとなり自分の満足いかないバージョンのまま公開されたことがトラウマとなっているからなのかもしれない。まあ、新人で自分に力がないから仕方なかったんだろうけど・・・(「ナチュラルウーマン」はテレビ放映時にもう一度脚本の構成通りに繋ぎなおしたものが僕が一番納得しているバージョンです) 

 いま、自分の殆どの編集を彼に頼むようになってからはそう言うこともなくなったが、それでも最初の繋ぎを観るのは緊張する。ただ今回は、自分で脚本を書いて、それなりに構成も確りしていると思っていたので、脚本の意図さえ間違えなければそう、失敗はしていないだろうと思っていたので、それほどの焦りもなく安里と共に編集室へ入った。
 で、最初のラッシュは80分。昨日から紙の上で切りたいところは既にあったので、それを踏まえて観たが、最初のラッシュとしては大永君が相当に繋ぎこんでいてくれたので、問題点も洗い出しが早く、予定が他にあって帰った安里のアクション直しの後半部分を残し、夕方には71分バージョンが出来上がる。今までのところは順調だ。脚本の持ち味を生かしつつ、なかなか面白くなりそうだ。大永君も『方向性が決まればあとは早い』と、早くも今回の勝利宣言が出る。あとはディティールを詰めていく作業。これで、また随分変わっていくからなあ。

 作業が早いのはやはり経験値と大永君とのコンビネーションでしょうね。大永君も繋ぎながら「ああ、結局いつもの佐々木組の繋ぎになっていくう」と言っていたが、まあ、1人の監督の方法論が数ヶ月でそう変わることもないし、捨てなくてはいけないものも早く見えてくる。
 とは言え、骨格が出来上がっただけなので、後はどんどんよくなる法華の太鼓で、肉付けができればうまく行くでしょう。

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コメント

ライトノベル原作を元にしたオリジナル脚本なんですね、
篠原哲雄監督が以前、撮ったものと同タイトルなんで続編かと
思ってました。木村圭作さんのブログで発見です。(笑)
さっそく原作買ってしまいました。劇場も比較的大きい小屋&音
響もいいところなので安心しました。

投稿: ぼうい | 2007年1月10日 (水) 21時22分

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