« クランクイン前日 | トップページ | 誕生日サプライズ »

2007年2月14日 (水)

2月13日

十日市場の花屋のロケセットで「恋する日曜日」クランクイン。
 主演の女の子は緊張の滑り出しでしたが、設定上もドキドキのままがよかったので、中々いい感じ。基本的なお芝居はきちんとしているし、当たり前のことですがシーン最初の段取りから脚本を一切持たないで現場へ来るのはいいことです。午後からはどんどん現場にも慣れて来て、撮影は快調に飛ばす。この枠久々なのですが、最初は現場進行のハイペースを皮膚感覚で思い出すのに苦労しました。 今回は中々瑞々しい脚本なので、この新人の子を使って泣ける作品にすることが僕の目標です。

 ちょっと前まではどんな作品でも無理やり自分の側に引き付けて演出していましたが、最近は企画の意図に沿った演出がきちんとできるようになって、それでいて、このカットの為にはこれしかない、と言う観客の感情を動かす演出とは何かを心がけています。恋愛ドラマを自分が撮れるとは思っていなかったけど、脚本さえ面白ければこちらの軸はぶれないので、いい映画、ドラマはできるはずです。やはり脚本かなあ。でも脚本がよくわからなくても面白い映画ってのも過去の歴史では結構あるんですよね。例えば、ホークスの「三つ数えろ」とか増村の「積木の部屋」とか、ボンクラな監督が撮ったらどうしようもない映画になる可能性もあったかもしれない映画はたくさんあると思います。だから脚本や芝居の優位性だけでも映画は語れない。でも、いきなりそれを目指すのはやはり映画としては非常に不健康なので、やはりいい脚本を選ぶ、創ることが映画においてもドラマにおいても必要なのでしょう。
 なんか当たり前のことを書いてますが、当たり前のことを当たり前にやるのが本当に困難だったり、忘れられている時代なのです。

 今日は雨で中止。なんか「学校の階段」の時のように降らなさそうな予感もしますが・・・。 クランクイン後即雨で中止って『学校の階段』のデジャブそのものですね。

|

« クランクイン前日 | トップページ | 誕生日サプライズ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« クランクイン前日 | トップページ | 誕生日サプライズ »