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2007年3月14日 (水)

企画書きの日々と恋日カンパケ

 4本同時進行という怒涛の半年が終わって、ようやくデスクに迎える時間が出来てから毎日物語り創りの日々です。オープン戦も横浜スタジアムで始まっていますが、中々行けません。まあ、3月に入って寒いってのもあるんですが・・・。昨日も一昨日も、朝8時から日暮れ時まで終日プロット書き。3歩進んで2歩下がる。と言った具合に丁寧に書き込んでいくのでこれでいいのかな?と言う段階じゃなく、これしかないだろうと言うという確信で書いていくのは大変です。

 夕べは「恋する日曜日」の完成品が届いて妻と鑑賞。今更ながらに、中学3年の女の子の視点を最後まで崩していないところがよかったかなと。脚本で1,2シーン彼女の視点を離れてしまう箇所があったのですが、編集でそこを省いても説明不足になることはなかったので、最後まで1人称に近い形で描けたのがうまく行った要因かなと。手法が優先されるのではなくて、物語を観た観客の感情をどう動かしていくかを優先させることを今回も考えて撮ったのだだけど、それはテレビも映画も一緒なことだと思います。現場では役者さんが気持ちで演じられるか演じられないかと言う話が時折でますが、本来重要なのは観客の感情であって、役者の感情ではないのですね。その方が演じやすいのであれば、役者への感情の説明もしますが、昔清水宏監督(崇じゃないよ)だったかな、あまりしつこく役者が「ここの気持ちは・・・」と聞いてくるので「気持ちなし!」と言ったエピソードを聞いたことがあります。さすがに僕は、そこまでは言えなくて、役者が迷ったらわかり易く説明したりもしますが、できれば淡々と粛々と現場を進めて行きたいですね。

 昔、僕が尊敬する藤山寛美のドキュメンタリーを観ていたら、寛美が新喜劇の役者を凄く怒っていて「おまいら、お客さんに「どうだ」見せたろか、言う気持ちで演じてへんか?「どうか」わたしらの芝居を見てください言う気持ちが大事なんやろが!」と言う言葉に感動した覚えがありますが、まさにそうですね。芝居なんてお客さんが楽しんでなんぼのもんなんですわ。

 話が横道にそれましたが、「恋日」を見終わって、昨夜たった一人の観客の妻が「中学生の女の子の気持ちがわかる」と、涙してくれたのが嬉しかったです。妻はいつも一番最初の観客であり、ありがたい観客なのです。

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コメント

奥様の滝本ゆにさんとの関係がすごくいいな~
と思いますね。

いい夫婦という言葉がぴったりとくる感じです。

投稿: 青の6号 | 2007年3月14日 (水) 19時54分

「恋する日曜日」は面白いですよね。
地上波も一話完結のドラマをやればいいのにと思ってしまいます。

投稿: ファン | 2007年3月16日 (金) 20時01分

佐々木さん、こんにちは!恋する日曜日~春の嘘~番組HP&予告ムービーアップされましたね~!いよいよ今週なのですが、佐々木監督のお気持ちをここで拝見したので、31日まで観ない気合で臨みます!31日、O.A.後、楽しみにしてます!

投稿: mimi | 2007年3月19日 (月) 19時53分

>青の6号様
ありがとうございます。妻も喜びます。

>ふぁん様
そうですね。昔は「東芝日曜劇場」とか各地方局持ち回りの1話完結で名作が多かったです。

>>mimi様
 無理せずでいいですよ。やはり早く森本君観たいですものね。
 残念ながら僕はオンエア当日はパリーグの開幕日で、福岡まで多村選手の取材に行っているのでホテルの部屋でBsが観られないと観られないのが悔しいです。

 今回はキャスト全員がどうしてこんなに上品なんでしょう・・・。と妻も言ってました。水沢さんもよかったが、森本君、それにまだあどけなさの残る阪本君共々、アミューズの方たちは皆上品でした。
 この爽やかさを大事にして欲しいですね。
 僕は森本君には変な癖を付けずにいまの爽やかなまま大成して欲しいなと思っております。

投稿: sasaki | 2007年3月19日 (月) 22時52分

佐々木監督、こんにちは!
すいません。色々と気を使っていただきまして。監督のやさしいお心遣いにジーンとしてしまいました。また、ファンのうちらの事を想って、色んな貴重なエピソードや亮治くんに対するお気持ちまで披露していただいて本当にありがとうございます。

番組の方は、もしかしたら一気観にしかわからない胸中があるやもしれません。楽しみにO.Aを待ちたいと思います。宿泊先の福岡のホテルで観れるといいですねー!お気をつけて!また、来ます!

投稿: mimi | 2007年3月21日 (水) 09時49分

佐々木監督、こんにちは!恋する日曜日 ~卒業 春の嘘~観ました~非常に、心情の美しい作品で、とてもよかったです。
あのまま香奈と宏之が将来の約束をしてしまっては、彼女の将来がある意味、閉ざされてしまうわけで、好きだからこそ、約束はしないと宏之の思いやりがとてもよかったです。
透明感と清潔感をもった年上の先輩に対するあこがれが非常によく出ていて、自分自身、近所のお兄さん、お姉さんに対してのあこがれた事が、色々と思い出されました。思えば、あの頃が一番、子供にして、大人だったなぁ・・・と。(苦笑)香奈が高校生だと、また、別のニュアンスが加わりそうで、やはり中学生である設定がより一層リアリティがありました。
好きになってくれるとは思わなくって・・・という台詞を幸樹にするあたりに、宏之からの好意にゆれる等身大の香奈の気持ちがよくあらわれていたと思います。なんでも話し合える幸樹との関係がある意味、本当の恋の目線かもしれないですよね。宏之に対するあこがれと幸樹と話す対比が非常に彼女の気持ちの動きとしてつかみやすかったです。
こちらは雨で、電波がかなり乱れてまして、2分ほど中断したりで・・・(笑)是非、DVDとして発売して欲しいです。
春のはじまりに、とてもさわやかでよい作品を見ました!また、いつか、あのさわやかな3人のドラマを見たいです!30分が本当あっという間で、やはり一気観が正解でした。佐々木監督、色々とありがとうございました。

投稿: mimi | 2007年4月 2日 (月) 06時59分

 素敵な感想ありがとうございます。脚本の渡辺千穂さんへもmimiさんの感想は伝えておきました。彼女も喜ぶと思います。ちなみに、森本君のお姉さんの役をカメオ出演で演じているのが渡辺千穂さんです。また見直す機会があれば観てください。
 たまには、MIXIのほうへも遊びに来てください。

投稿: sasaki | 2007年4月 2日 (月) 11時08分

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