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2007年3月29日 (木)

昭和の残像

 

クレージーキャッツ 日本一ボックス DVD クレージーキャッツ 日本一ボックス

販売元:東宝
発売日:2006/05/26
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植木等さんが亡くなられた。妻は何度も東宝の舞台で共演していたようだが、僕は石井聡互監督の結婚式で歌われた姿を観たのが唯一の直接体験だった。
 幼少時代に父が家を出てから母親はコンパニオンの仕事をしていて、いつも僕を連れてはススキノにある「ミトキ館」と言う名画座に連れて行き、僕をそこに置いて働きに行って、帰りにまた引き取りに来ると言うことをしていた。そこでは、邦画の3本立て名画を上映しており、大抵は1本怪獣映画が入っていたが、「クレージーキャッツ」映画も非常に多かった。他にも日活の渡哲也のニューアクションものや、松竹の歌謡映画なんかを貪るよう観ては母が迎えに来るのを待っていたが、怪獣映画以外で子供にも楽しめる映画は「クレージーキャッツ」の映画で、植木等と言う名前は本当に幼少の頃に頭に焼き付けられた名前だった。この頃の映画体験が今の自分を造ったと言っても過言ではない。
 晩年は性格俳優としてご活躍なされたが、やはりこの人は喜劇人だったと思う。10数年前「会社物語」と言う映画で年取ったクレージキャッツのメンバーを集めた映画を観たが、一切のギャグを封印させ、ひたすら退屈な物語の中にこの才能ある人たちを閉じ込めた映画であったことに怒りを覚えたことがあった。あれは冒涜だったと思う。

 喜劇人は死ぬまで喜劇人でいて欲しい。だから、「会社物語」の後で「スーダラ伝説」で60を過ぎて元気に『無責任男』を歌う姿に感動を覚えたのだった。

 ご冥福をお祈りします。

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コメント

ほんと残念です。クレージキャッツの事もけっこうしっていますし,CSの日本映画専門チャンネルでも
サラリーマンシリーズや無責任男シリーズはよく放送していて、たまに観ていましたから。

遺作は「舞妓Hannn」になりましたが、この映画には
早織ちゃんが出ていましたね。

投稿: 青の6号 | 2007年3月29日 (木) 20時21分

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