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2007年4月

2007年4月29日 (日)

初日舞台挨拶

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慌しい1日。何はともあれ、初日を迎えました。
 午前中はさっぱり散髪し、午後からシネマート六本木へ。
 ここは控え室が広くていいですね。
 1回目と2回目は本当にお客さんが入ってよかったです。それにしても、若い女優さんたちは実に屈託なく話しますね。特に甲斐麻美ちゃんは、舞台上でもまったくバリアがありませんでした。
 僕が一番自分の話したいことを話せたのは3回目だったかなあ。2回目と3回目の間に打ち上げが入ったのにも関わらず、3回目の挨拶があるからと乾杯の杯もジンジャエールで、ちょっとテンション下がり気味かなあと思ったが、まあ、しかし、逆に非常に冷静に映画の話が出来てよかった。この映画に興味を持った方は是非とも、シネマヴェーラ渋谷で上映中の「最終兵器・鈴木則文降臨!」を観てほしいですね。こう言うプログラムピクチュアをあと100本は撮って死にたいです。
 3回目にお話したのが本音ですね。写真は、マスコミ用写真では絶対に切られてしまう為、妻に個人的に撮ってもらった写真です。いつの間にかアイコンタクトしてました。

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2007年4月28日 (土)

公開前日

 午前中は、武蔵小杉で或るスタッフの方とちょっとした会談。と言うか雑談。7月から始まる新番組のことなど。本当に部下思いの方で、お話に感銘を受ける。

 お昼に武蔵小杉の丸仙でラーメンと言うか支那そば。ここは、ベイスターズの鈴木尚選手御用達のラーメン屋で、鈴木選手の写真なんかがいっぱい飾ってあります。ラーメンではなく、支那そばと呼んで欲しいそうだ。カツオだしの利いただし汁に豚骨と丸鶏のスープで、さらっとしている醤油色なんだけどこくがあって美味しいです。

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 午後から夕方までプロット書き。早い夕食を食べて、19時から広尾で多村選手のPVカラコレ直し。これで、近いうちに配信できるはず。中々カッコイイ。ただ、これは開幕のものなのでなるべく早めに第2弾配信に行って欲しいですね。

 21時に六本木シネマートで、明日から公開の『学校の階段』の映写チェック。映像は前回の試写の数百倍良くなっていたのでほっとする。と言うか完全にメディアが別物。音の方も全然クリアで、東映で初号をやった状態より全然綺麗です。この映写システム導入に尽力してくれたアクティブシネクラブの皆様に感謝します。いや、前のことがあったのでかなりナーバスになっていたのですが、かなりほっとしました。ただ、音は少しクリア過ぎてしまうかなあ。良すぎると言うか・・・。

 さて、明日は天候もちょっと不安定ですが頑張って舞台挨拶します。告知は出ていませんが、20時の回の前にもちょっとしたサプライズもあるかもです。

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2007年4月26日 (木)

舞台挨拶追加

 『学校の階段』関連です。 

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 5月5日に秋山奈々ちゃんと、トークをやることになりました。詳しくは『学校の階段』HPまで。秋山奈々ちゃんのキャラは原作とは一番かけ離れたオリジナルキャラクターで、彼女に初めて面接した時に得たイメージでキャラ作りをしました。普段はとてもおとなしい娘ですが、中々自分を確り持っている娘だと思います。今回は、素の彼女とはかけ離れたある意味すっ飛んだキャラクターだったので、少し悩んだようですが、こちらとしては逆に彼女の新しい魅力を引き出すためにも少し壊してみようかなと挑んだ役です。僕自身、あまり本人のキャラクターを壊していくよりも本人のキャラを生かす方向に演出をシフトすることが多いのですが、彼女だけはいろいろやらせてみたくなりましたね。それくらい魅力があると言うことです。 もう少し時間があればもっともっと膨らませたかった役ですね。奈美は。

 彼女もBsiの丹羽さんに見出された1人なので、これからも期待できるでしょう。 今は歌を中心に活躍なさっているようですが、これからは是非ドラマや映画でももっともっと活躍して注目されて欲しいですね。

 

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スタートライン

Music スタートライン

アーティスト:黒川芽以
販売元:日本クラウン
発売日:2007/04/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ベスト Music ベスト

アーティスト:シャンタル・ゴヤ
販売元:ミュージックシーン
発売日:1999/04/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する

昨日から、『学校の階段』の主題歌『スタートライン』が入った黒川芽以ちゃんのCDが発売になりました。

 この曲を創るにあたって、作曲の遠藤浩二、作詞&歌の黒川さんにイメージ曲として聞いて貰ったのがこのシャンタル・ゴヤのアルバムです。シャンタル・ゴヤは60年代前半に10代でデビューしたフレンチポップスのアイドル歌手。ジャン・リュック・ゴダールの『男性・女性』の主役でもあります。今回はその中から『男性・女性』の挿入歌を参考にお二人に聞いてもらい、この楽曲が出来上がりました。

 黒川さんの歌も素晴らしいですが、興味があればシャンタル・ゴヤの歌を聞いたり、ゴダールの『男性・女性』を観たりしていただけると、さらに嬉しいですね。

男性・女性 DVD 男性・女性

販売元:ハピネット・ピクチャーズ
発売日:2003/11/27
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2007年4月23日 (月)

生ラジオ出演 甲斐麻美

午前中は病院へ行ったり、契約書の捺印手続きをしたり雑事に追われ、午後から武蔵小杉のタワープレイスにあるFM川崎で甲斐麻美さんと「岡村洋一のシネマストリート」で『学校の階段』の宣伝。黒川さんの歌も全曲流せたし、中々充実していた。話は相変わらず、野球の話なんかに脱線しつつ、それでも明るい甲斐さんのおかげでいつもとは一味も二味も違う「シネマストリート」になったと思います。

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 甲斐さんは、『学校の階段』が初仕事だったのですが、本当に純朴な業界には珍しくすれていない20歳の女の子です。彼女の魅力はずばりそこ。あまりに純粋過ぎて、人に騙されてしまわないかこっちが心配になるくらい。1年間「魔法戦隊マジレンジャー」でマジブルーをレギュラで演じていたせいなのかお芝居の方も確りしているし、彼女がいるだけで現場も何か花が咲いたような明るさに包まれます。今日も、その魅力を遺憾なく発揮していたのではないでしょうか?

 今日の放送は金曜日くらいから

http://is-field.sakura.ne.jp/7.html

こちらのサイトでも聞けると思いますので宜しくお願いします。

あ、甲斐さんは28日の舞台挨拶にも来ますね。是非直接来て、彼女の明るい純粋な魅力を感じ取って欲しいものです。

<裏話> 

上記の写真を見てもわかるように、甲斐さんは一見黒川芽以さんに似ていて、『学校の階段』の時には制服が多かったので、黒川さんとの差を出す為に髪型を変えたりいろいろ工夫しました。いつか姉妹役とかも面白いかも知れませんね。

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2007年4月22日 (日)

学校の階段 宣伝もろもろ

 明日月曜日と火曜日、FM川崎の岡村洋一さんがパーソナリティを務める「岡村洋一のシネマストリート」に甲斐麻美ちゃんと生出演します。放送時間は14時~。月曜放送のスタジオは、ガラス張りなので、14時に武蔵小杉のタワープレイスに来るとスタジオ中継中の僕らの姿を見ることが出来るかも知れません。岡村さんは、俳優さんで僕の映画では『血を吸う宇宙』で刑務所の女所長の側近を演じたり、「銭形泪 怪奇!よみがえったツタンカーメンのご近所さん ~ミイラ男の呪い殺人事件」(長い副題だなあ)で、殺された博士の助手を怪しく演じていました。

 内容は勿論『学校の階段』の宣伝が中心なんですが、他にも野球の話や映画の話をいろいろやります。14時からは生放送ですが22時から再放送もやっているようです。

 川崎FMの視聴方法はこちら

http://www.kawasakifm.co.jp/radio.html

 

 『学校の階段』の初日舞台挨拶が決まりました。16時の回終了後と18時の回の前にやるようです。あと、ゴールデンウイーク中に何度か出演者と共にトークイベントもやる予定です。初日舞台挨拶に参加できないキャストのトークもあるかもしれませんね。こちらの方も近日中に公式HPで発表があるのではないでしょうか?

 

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多村選手3号本塁打!

 PV納品の日に待望の3号本塁打が出るなんて、なんて縁起がいい!前回のホームランは開幕試合だったから、あれから役一ヶ月ほど経ちましたものね。ここからは量産体制に入って欲しいもの。3割30本30盗塁100打点、これに一番近い選手ですからね。スワローズの青木に先を越されないようになんとか達成してほしいものです。

 ベイスターズも種田のサヨナラタイムリーで勝ったし、今日は応援している人たちが皆頑張ったいい日でした!

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2007年4月21日 (土)

「最終兵器 鈴木則文降臨!」

 本日からシネマヴェーラ渋谷で「最終兵器 鈴木則文降臨!」と言う鈴木則文監督の特集上映があります。ソフト化されていない映画も多々あるので是非劇場へ足を運んでみてください。
http://www.cinemavera.com/programs.html

 個人的には「コータローまかり通る」と「ドカベン」がお勧めです。

 僕が『ケータイ刑事』シリーズや『学校の階段』を撮るときのルーツに考えているのがこのソクブンアイドル映画の系譜。バカバカしいにも程があると言うくらいにくだらないものを、加藤泰直伝の東映職人芸術映画に昇華させるソクブンアイドル映画を是非観て欲しいですね。
 昔は普通に夏休みやGWに東映がこう言う映画を公開していた。健全だったんだよなあ。

ソクブン映画以外では、
小谷承靖「ピンクレディーの活動大写真」加藤彰「野球狂の歌」とか、こう言うアイドル映画の傑作をまたスクリーンで観たいものです。どれもなんとなくいい感じよ。絶対にアイドル映画の領域を越えずに傑作になっています。
 
 そう言えば同劇場では「プロデューサー一瀬隆重の仕事」と言う特集も組まれますが、このプログラムで久しぶりに『血を吸う宇宙』が劇場で観られますのでこちらも是非。

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2007年4月20日 (金)

多村選手PV完成

 昨日から福岡ソフトバンクホークス多村選手PVの編集再開。

 いろいろ権利問題があって、ようやく多村選手のPVが完成。音楽は結局E藤氏に創ってもらったんだけど、これで今年でもう4本目だよ。彼と組むのは!しかし、中々いい曲が出来ました。スポーツ選手のPV映像にあてるオリジナル音楽なんて未知の領域のものだろうに実に器用に纏めてくれますね。

 しかし、まだまだいろいろクリアしなくてはいけない問題もありそうなので、纏めて2本創りました。最初の配信は『開幕編』、2回目が多村選手の「野球論編」です。個人的には配信2回目の方が野球について突っ込んだ内容のものになったので好きです。最初の配信は、開幕の日に打った本塁打映像を中心に編集しました。本塁打映像の方は、やはりプロカメラマンの映像がないとベストアングルに入れないので「九州東通」さんに協力していただいて、テレビ中継の映像をこちらで編集させていただきました。

 この本塁打映像を勢いに多村選手にもホームラン出して欲しいなあ。
 と言う祈りも込めて・・・。
 
 後は、最終的な球団や他球団の選手などの権利問題がクリアされれば配信開始となるでしょう。

 次のPV撮影開始は交流戦の時になる模様。

 

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2007年4月16日 (月)

中田秀夫監督 「怪談」

只今映画美学校の試写室から帰宅。
 中田秀夫監督の「怪談」を観て来ました。
 日本映画の最も良質な部分を引き継いだ立派な「撮影所」映画です。
 演出、撮影、美術、全てのクオリティがここ数年の日本映画でも類を見ない完成度です。レビューの続きはまた後で書きますが、とりあえずあまりにも素晴らしかったので。

  日本映画がテレビドラマの大型画面化していく中で、『大奥』なんて東映京都が作る映画ですら軽いペラペラな画面構成でしかなかったものが、日本のインディペンデントの映画会社が創る時代劇がかつての大映映画の格調に迫るクオリティを達成できたことが何よりまず嬉しい。中田秀夫監督の映画は殆ど観ているが、僕にとってはこれが最高傑作となったし、中田さんの個人的な積み重ねがあって「怪談」は達成されたのかなとも思う。恐らく10年前に中田さんが一瀬さんと一緒にこの映画の企画をやっても、ここまでの達成度は得られなかったのではないかと思う。人に歴史あり。やはり本当にいい映画はそう簡単にぽんぽん創れるものではない。スタッフの力量も含めて積み重ねだ。
 映画の内容は、いたってオーソドックスな『怪談』映画の流れをふんだんなセットと細部にわたるエキストラの演出まで含めて、良質だった重みのある時代劇を再現していく。物語は「真景累ヶ淵」のストレートな映画化で、怪談映画特有の歌舞伎演出的な技法もふんだんに取り入れている。このあたりは美術、照明の使い方含めて中川信夫的とも言えるが、むしろ中川信夫も歌舞伎の技法を駆使したものであろうから全く正しい怪談映画の作りであると思う。決して中川信夫のパロディにはなっていない本物さがある。
 尾上菊之助の芝居はまさに時代劇のそれで、主役としての華も含めて2時間の時間を彼に預けることが出来る。髷を結っただけで芝居は現代劇だった「大奥」とは雲泥の差があるだろう。
 それでいながら、中田さん特有のショッカー演出も随所に垣間見られ、良質な画面と芝居を堪能しているといきなり頭から水をかけられるような恐怖を与えられたりする。このあたりは「リング」以降の蓄積だろうが、中々怖い。
 
 総製作費は12億であるとプレスには書いてあったが、これくらいの金をかけないと最早映画的な時代劇は成立しないのかもしれない。回収をいうことを考えると、そう簡単には企画できないのかもしれないが、予算があっても時代劇から逃げてしまった某映画のようなことを考えれば、これくらいのことはやって欲しいと思う。
 
 本当に日本映画らしい日本映画を観たが、高校生の頃までは邦画の上映館では普通に観られたことだった。今普通に映画を創り、公開することは本当に大変なことになってしまうのだと思い知ったが、なんとかヒットさせて偽映画を駆逐してもらいたいものであります。

公式サイト 

http://www.kaidan-movie.jp/

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黒沢清映画について

こんなことを今更書いてもしょうがないが、ここ数年の黒沢さんの仕事は実に素晴らしいと思う。「ドッペルゲンガー」も「LOFT」も「叫」も。演出力を言えば日本では黒沢清の右に出る監督はいないと言っても過言ではない。ただ、WEB評なんかを読んでいると最近黒沢映画の評判をあまりいい方には感じなかったりすることがある。その殆どの論旨は自分が思い描いていた映画とは違うから認めないと言う者が殆どだ。確かに怖がる為に映画館へやってきて「LOFT」とか見せられると、これは「怖くはない」と思われる可能性は高い。ただ、それでも充分堪能できる素晴らしい映画であると僕は思う。僕は映画はあるがままに受け入れてしまえばどんな映画だって楽しめると思っているが、「わからない」ことが『悪』であるかのような評を目にすると、もう少し自分がいかに至らないかを知れと言いたくなる。いや、これは僕自身が昔、『わからない映画』に出会ったときにはいつもそうだったのだ。この映画が今の自分にわからないのは、自分の知識や教養や感覚と言ったすべてものがまだ人よりも劣っているからなのだ。と、自分に言い聞かせて必死でその映画作家の勉強をした。でも、いまは「自分がわからないこと」は否定してしまう人が多い。それじゃあ、つまらなくはないかと問いかけたい。世界と言うものは自分が知っているものより深いものがたくさんある。世界中の映画を観続けてもまだまだ学び足りないものは多い。そうしたことを探すことも娯楽と言える。
 世界の法則を見つけ出せ、と言うのは「カリスマ」の謳い文句だったが、まさに映画における「世界の法則」をもっと明確にして黒沢清の映画を認めなくてはいけない。

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ミュートウイットネス

企画の参考にこの辺りのホラー映画を観まくっていますが、「ミュートウイットネス」は、公開当時見逃していた映画なので大変面白く観ました。デ・パルマ初期の映画に似ているというか、前半は残酷エロ&ホラー&スラッシャー風で始まり、撮影所という場所を生かした演出に、シネフィル的なオマージュ(主にヒッチコック)を加味して、中盤以降はスパイスリラー映画風に展開していく。この後半部分がちょっと、何も怖くなくなってしまって、ヤクザVシネチックな雰囲気になってしまうのが何とも惜しいのですが、前半30分の勢いは今でも充分勉強になります。
 「ファイナルディスティネーション」は、宣伝協力を頼まれて出来なかったことがあるんですが、これも直球勝負のスラッシャー映画だった。死を予知して回避した若者たちが、『運命』と言う目に見えない悪魔の力によって殺されていく。この殺され方が中々に映画的で、雷が鋭利な建造物の一部に落ちて、それが崩れて人間を串刺しにしてしまうような「オーメン」風の偶然の殺され方のアイディアで勝負してくる。続編もあって、毎回、どう言う殺され方をしていくのか、それを知った主人公がどう回避していくのかが見せ所なんだけど、短くていい映画です。

 いずれも低予算映画ですが、本来こうしたホラーと言うのはB級映画の王道だったわけで、B級映画受難の時代にこれからどう言う地平を切り拓いていくのかが今後の我々の方向にも影響してくると思います。アメリカ映画はこうした市場がきちんとあるけど、日本では映画のマーケットが非常に狭いですからね。狭くしたのは観客の方でもあるのですが

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2007年4月13日 (金)

学校の階段劇場試写

 凄く楽しみにしていた劇場試写だったのですが、映写トラブルで終始ノイズが画面に走ってしまい、この日の為に来てくれたファンの方や、わざわざ来て戴いたBsi美人マリモ娘さんや美人脚本家さんのことを思うと非常に心が傷つきました。丹精込めて創った映画がこう言う形でのお披露目になって、こちらの事前チェックも確りやっていたのに・・・。かなり僕は今日はアンダーです。原版は綺麗な画面で、上映終了後原因を追究したら実に根本的なトラブルだったのでがっくり。28日からの劇場公開はノイズは勿論ないですし、映写解像度もさらにスペックアップする予定ですので、是非このリベンジは公開の時にしたいと思います。うーん。

 愚痴はこれくらいにして、舞台裏はとても楽しかったです。黒川さんに会いに前述の美人マリモ娘さんや美人脚本家さんも楽屋に来てくれて、とても嬉しかったです。それと、自分が信頼している人からお褒めの言葉もメールで戴いて、まあ最終的には楽しい試写でした。

 28日からの公開は褌の紐を締めなおしてさらにベストの状態で上映していただけると思いますので、是非また劇場へ足を運んでください。

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2007年4月12日 (木)

試写前夜

 明日は「学校の階段」の劇場での試写なので、朝早くから映写チェックの為に劇場へ行く。DLPでの上映は中々決まりごとが設定されていないので難しいですね。それでもベストの状態で上映して貰えるようなんとか苦心して頂く。久々に金谷氏の登場であった。
 午後の空いた時間になんとか「アンフェア」を観る。何か物語が進む為の事件が、いつ、どこで起きているか描写せずに、台詞で全ての説明を済ませていくのはスケジュールや予算の問題なのだろうか・・・。今のハリウッド映画のように「全てをドカーンと見せ過ぎてしまう」のもいかがなものかと思われるが、銃撃戦を音と照明だけで処理したり、2度の爆破事件を2回共に(呼応させていたと言うのもあるだろうが)音だけで処理と言うのは、観客のスイッチを入れて一気にバイオテロ話へ進ませるには点火力不足だったと思う。篠原涼子の衣裳とかは『グロリア』を思い起こさせるものだったのに、惜しい。こう言う映画をきっちり撮って欲しいですね。
 ちなみに、病院のパニックシーンで妻の事務所「夢工房」所属の法福君が警官役で出演してて中々目だっていたので、妻を通じてメールしたら凄く喜んでくれてよかった。彼は「ゾンビ極道」で小沢仁志を撃ち殺す鉄砲玉の役を演じていました。他にも北海道時代からの知人で、上京してからは『花組芝居」に所属し、最近では僕の「怪談新耳袋」で、三輪ひとみを微妙に脅しに来る落ち武者風の侍幽霊を演じていた佐藤誓もベテラン刑事の結構いい役で出ていた。皆さん頑張っています。役者の人たちは本当に辞めないでいてくれるのは嬉しいです。

 夜は自分でも最適な上映が出来るように数時間調べものに費やす。

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2007年4月 9日 (月)

桜並木とオーディション

 Iプロデューサーのヒロインオーディション審査に参加する為に昼前から成城の東宝撮影所入り。これは去年から継続的に行っているオーディションで僕は初めての参加となるが、もうかなりの人数を面接している。作品は特定されていないが、Iさんのプロデュースで今年から来年にかけて撮る映画のヒロイン探しと言うわけだ。面接に来ている娘の中には、もう既に僕の仕事で主役を演じてもらった娘が何人かいたりして、このプロジェクトの壮大さがよくわかる。
 終わってから、成城の駅までM君やAと仙川沿いの桜並木の下を歩く。春らしい陽気のなか、3人でいろいろ話しながら歩いたのは楽しかったが、撮影所の一部が住宅展示場に変貌したりしているのを見るのは寂しかった。東宝撮影所は映画の撮影所の中では最もメジャーなスタジオで、スタジオ全体の雰囲気はやはり「映画」の大きさを感じさせるものだったのになあ。まあ、仕方がないですね。

 帰ってから「横浜ー中日」戦をスカパーで観戦するが、下手糞な展開に途中で観るのをやめ、「ファイナルデッドコースター」を観たり、ヤフオクでバーバリーブラックレーベルのどうしても欲しかったシャツを競り落としたりする。バーバリーブラックレーベルは高いからね。しかも雑誌に掲載されてすぐに売り切れたレアもので、普通に何万もする価値がついてしまったので、まあまあの金額で競り落とせてよかった。

 さらに夜に入って「映画秘宝」のインタビューのゲラがメールで届く。『学校の階段』に関するものだが、これはかなり端的に僕の想いが語られていて、読み応えあるものになるのではないだろうか?田野辺さん、本当によくまとめていただいてありがとうございます。20日発売の『映画秘宝』誌上に掲載されるので、是非読んで欲しいです。

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2007年4月 6日 (金)

打ち合わせ 

 午前中は、先日プールのコアトレーニングで捻った箇所が痛み始めてヒイヒイ。レッスンではなく、一人で我流でやったのがいけなかったかな?
 昼下がりから夕暮れまで西麻布の某事務所でI氏と企画打ち合わせを2時間ばかり。雑談も含めてだけど、映画に関して深く突っ込んだ話になる。いろいろ考えてまたプロットを練らなくてはいけないのだけど、この企画だけではなく、日本映画界の現状でいま自分たちがやらなくてはいけないことなど、個人的には大いにモチベーションが沸き起こる打ち合わせだった。また観なくてはいけない映画が増えてしまったので、明日からはDVD漁りですね。ところでIプロデューサーは10キロ減量なされたそうで、痩せて体形的には別人になっておりました。僕も頑張って5キロまでは痩せたけど、40代半ばになるとみんな身体を気遣いしなくてはと言うところでしょうか・・・。まだまだ、健康でやりたいことはたくさんありますから!

 夜は家で広島ー横浜の野球観戦をCSで。広島のエース黒田を左打者2人で攻略した勝利は大きいが、まだまだ若手野手陣が奮起してこない。奮起はしているのかもしれないが、結果が伴わないと言うか、寺原投手獲得の為に多村選手をトレードに出した穴埋めを一切補強していない編成が悪いんだからしょうがない。新監督は中々いい采配をしている。

 その多村選手は、昨日の西武ドームで太腿の筋肉を傷めて今日は欠場しましたが、途中から代打で出てタイムリー打ったのでほっと一安心。でも花冷えで今は寒いので無理しないで欲しいものです。まだペナントは長いですから・・・。

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2007年4月 2日 (月)

ポール・バーホーベン「ブラックブック」

http://www.blackbook.jp/

次の打ち合わせが5日か6日に決まったので、今日チネチッタまでポール・バーホーベンの「ブラックブック」を観にいく。いやあ、これは大傑作ではないかなあ。オランダに帰ってバーホーベンもやりたい放題と言うかなんと言うか。
 映画は、60年代にはよく造られていたヨーロッパ製の戦争サスペンスアクション。アメリカ映画だと兵隊が戦争映画の主な主人公になるのだけど、ヨーロッパ映画では対ナチに対するレジスタンス、パルチザンが主人公になる場合が多い。これも、そうで、ナチに潜入する女スパイと人道的なナチ将校の恋愛劇などと言うアメリカ映画的なサスペンスロマンの香りもしないではないが、内容は『仁義なき戦い 代理戦争』のようなひたすらにバイオレンスと息をつく間もない裏切りに次ぐ裏切りの連続、味方の中に敵がいて、敵の中にも味方がいて、と思っていたらそいつもやはり敵で、と言う凄まじいまでの裏切り映画。それにウンコだとかゲロだとかのバーホーベン臭たっぷりの下品な演出が施されている。
 とにかく、キャスティングがいい。オランダ映画ならではのヨーロピアンローカルな顔をした俳優が隅々まで固められているのがリアリティを生んでいるし、どこかYに転んだ(黄色を帯びている)画調がいい。霧の中の河を渡る船とかはジョルジョ・フェローニの「生血を吸う女」のオープニングみたいな感じだ。だが、やはり秀逸なのは脚本だろう。後半矢継ぎ早に来る怒涛の裏切りとどんでん返しの連続は確りと伏線が張ってあって組み立てが巧い。ちょっと後半性急過ぎる感がなくはないが、最後に霊柩車に乗せた棺おけで逃げる極悪野郎を追いかけて・・・なんてところは、ブラム・ストーカーの『吸血鬼ドラキュラ』そのもので、映画の活劇性を思う存分楽しませてくれる。
 
 一応、戦争ロマン映画と言うことでチネチッタには年配のお客さんがたくさんいたが、バーホーベン演出をどう思ったんだろうね。今のところ今年イチオシの映画です。

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2007年4月 1日 (日)

ディセント

 THE DESCENT

DVD THE DESCENT

販売元:エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
発売日:2006/11/29
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 今書いている企画の勉強にニール・マーシャル「ディセント」を観る。中々にパワフルなホラーだが、前半の女性版『川口浩探検隊』な展開から一転してサバイバルバトルホラーへとジャンルが変わってしまう潔さがよかった。CGではなく、照明を駆使して閉塞感と恐怖を演出している部分が好きだった。スプラッターとしてのジャンルにも入るだろうが、映画としてはどちらかと言うとモンスターものに近い。前半の演出からすると、こんな怪物たちが出てくるとは思えないのがいい。それでいて、主人公の心理を物語の主軸に据えているのも巧い。ただ、娘の妄想の部分がもう少し物語に絡んでくるともっと良かったのかな・・・。この監督の「ドッグ・ソルジャー」も観たくなってしまった。

 「HOSTEL」や「THE HILLS HAVE EYES」もそうだったが、アドレナリン全開のパワフルな演出には学ぶべき点が多い。真新しいお話ではないのですが、どれも魅力的です。ジャンルとしてのホラーを興行マスコミは下火になってしまうかのように捏造しているようですが、そんなことはない。まだまだ行きますよ。

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新宿

 今日、新宿へ来てくださった皆さんありがとうございました。お恥ずかしい限りですが、僕らもシークレットゲストと言うことと丹羽さんのエイプリルフールで零とか雷とか実は来ていて、「あなたたちだけがゲストのはずないでしょう」とかドッキリカメラみたいに嵌められるんじゃないかと思って期待していたところもあるのですが、ストレートにゲストは僕らだけでした・・・。貴重な日曜日を割いて歌舞伎町まで来ていただいたのに申し訳ない限りです。それにしても今日はお客さん入っていたなあ。『ケータイ刑事』の人気はどんどん広がっている気がしますね。舞台で古厩も言っていたがF1層だけではない新しい男性客の裾野が広がっていけば映画の幅はもっと広がっていくと思うのですが・・・。僕の監督した「学校の階段」も、ギャルズエクスプロイテーションムービーと言うジャンル映画、プログラムピクチュアとして、頑張って創りましたが、これも『ケータイ刑事』がなければ生まれなかったかもしれません。そうした先駆者としてBsiの丹羽さんの先見は中々と言えるかも知れません。ただ、こうしてジャンルが開拓されていくとこぞって、ジャンルへのなだれ込みが始まって、粗製乱造でジャンルを食い尽くしてしまうと言うのがここ10数年の邦画界の流れでもあると思うので、創り手としては、予算に拘わらず、とにかく手を抜かずに映画としてのクオリティをいかに保っていくかを考えなくてはいけないのではないかと思います。基本はマキノ雅弘やロジャー・コーマンの精神ですね。たかが「映画」されど「映画」と言うことでしょうか。

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開幕初勝利

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今日は今年初めての観戦。先発土肥は、オープン戦の成績を見る限り全く期待できなかった。一方、ジャイアンツの門倉はベイスターズを出て行った言わば裏切り者。これは絶対に負けられない試合だが、負ける確率もかなり高いのではないかと言う僕の予想だった。が、土肥がいい意味でその予想を裏切るピッチングをして見せた。インサイドの変化球を早いカウントで使いながら、上下左右を巧く使っての配球は捕手相川のリードの賜物でもあろう。一方の門倉も、真っ直ぐが走り、フォークもキレキレ、横浜の打者は中盤までノーヒットに抑えられる屈辱。
 その均衡を破ったのは大矢監督の采配。ライト内川に変えて代打古木。古木はオープン戦後半から調子を上げてきていたので、相手が右投手先発の時はスタメンもあるかなと思ったくらいだったが、昨日の最後の見逃し三振で評価も微妙になったかと思っていたが、ここで大仕事をしてくれた。真っ直ぐに力がなくなってきた門倉の1球目を見逃すと、2球目のインコースのスライダーを救い上げるような大きな放物線の本塁打。巨人のお株を奪う本塁打による先制は門倉の心を動揺させるのに充分だった。相川ヒットで、代打下窪バント。そして、迎える1番仁志。巨人から移籍の仁志と横浜から移籍の門倉。この勝負は仁志に軍配が上がった。多村選手を取材してわかったことだが、移籍後のヒット、それもタイムリーは本当にその選手とっては何よりも変えがたいものらしい。そこまでの緊張感は本当に凄かった。恐らく仁志選手にとってもそうではなかったろうか。

 いずれにしろ、監督の采配が全て決まり、ノックアウトすべき相手はノックアウトし、打つべき人が打って勝つ。ベイスターズにとっては快勝とも言うべき2戦目だった。しかし、打線の迫力不足が解消されたわけではない。なんとか、外国人補強をお願いしたい。先発投手と野手1人。球団フロントと親会社の皆さん。勝てばお客さんは来るが、負ければ客はこなくなる。横浜とはそう言う土地柄なんです。なんとか、一つでも勝てるような補強策を!その為には僕のギャラを削ってでも・・・。って、それはないか。それにしても、スタジアムは熱かった。これだけ応援してくれるファンにも僕は感動してしまった。この人たちを秋まで裏切らない努力をチームも球団もして欲しいと思う。

 さて、明日は昼からトークですが、午前中に一つ用事を済ませてから駆けつけ、またその足で戻らなくてはいけないので、結構大変な一日になりそう。今日はこれから『ディセント』観て寝ます。

 感動的だった試合のチケットを用意して頂いたドリマックスの小板さんにはとても感謝します。

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