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2007年7月22日 (日)

ケータイ刑事 銭形海 舞台初日

 昼間は前日の撮影後の疲労が残って、デーゲームのオールスターもぼんやりと見たりしながら、夜は妻と「ケータイ刑事」の舞台を観に赤坂のレッドシアターへ。僕は映画は本当に何でもかんでも観る雑食人間なのですが、演劇に関しての観る目は素人だと思うんです。それでも若い頃は舞台も良く観にいっていて、映画やテレビでは味わえないライブ感を楽しめるものが好きで、学生時代は舞台そのものの空間を縦横無尽に使った「黒テント」や「赤テント」或いは「天井桟敷」と言った仕掛けのあるものが好きでした。やはり、テレビや映画とは違う臨場感を期待してしまうんですね。だから、簡素なセットで映画の1場面を再現するような芝居を観るのは退屈で苦手でした。まあ、映画でも淡々とした恋愛劇は苦手で、人がたくさん死んだりとか、幽霊が出たりとか、アクションが激しいとか、ミュージカルシーンが楽しいとか、そう言う映画しか好きじゃなかったくらいですから・・・。ゴダールの「気狂いピエロ」の中で、ジャン・ポール・ベルモンドがサミュエル・フラーに「映画って何なんだ?」と、聞くと通訳を介してフラーが
「映画は戦場だ。愛、憎悪、アクション、暴力、死、つまり感動だ」
と言う場面がありましたがまさにその通りだと思うんです。

 という訳で前説が長くなりましたが、「ケータイ刑事 銭形海」の舞台版ですが、これは本当にテレビや映画とは違う、ライブ感に満ち溢れた楽しい舞台でした。全編歌と踊りが楽しい。上演しているのは、ミニシアターなんですが、草刈さんの立ち居振る舞いはもう大劇場のエンタティメントの品位を完全に持ち込んでしまってるんですね。うちの奥さんはかつて、東宝の舞台で草刈さんや大地真央さんの舞台に出演していたりしていたんですが、うちの奥さん曰く「草刈さんの大政さんを見つめる表情は、まるで大地真央さんを見つめていた時の表情、立ち居振る舞いそのものだった」そうです。草刈さんは凄いですねえ。テレビの高村一平だけでは観ることができない、これは舞台ならではのものでしょう。例えば、大政さんが決めの表情を作るときとかって、映像だと必ず海のアップになっていたりするわけで、その時高村がどう言う表情をしていたのかは視聴者はわからないでしょう。こういった時の草刈さんが実に素晴らしい表情をしてたたずんでいるんですよ。これも舞台の醍醐味なんだなあと改めて考えさせられました。勿論、銭形海こと大政絢ちゃんやクイーン女優宝積さんの歌や踊りも素敵でした。皆本当に楽しそうだった。もっともっと歌うシーンが観たかったですね。 それと毎回の大政さん自身による劇場案内もライブでこれも楽しみの一つですね。

  終了してからは初日打ち上げにほんの少しだけお邪魔させていただいて一緒にビールで乾杯に参加させて戴きました。アンドリウさんが早速ダメ出しして次の改善点を打ち合わせしていましたが、もうすっかり舞台演出家が板についていました。それと、草刈さんが僕の顔を見るなり近寄って来てくれて「監督の2話凄く良かったよ!」と手をとってくれたのが嬉しかったですね。こんなスターに誉めて貰えるのは本当に嬉しい限りです。

 というわけで、本当に楽しい赤坂レッドシアターでの「ケータイ刑事 銭形海 舞台版」是非御覧になることをお勧めします。ワンダフル!マサオクサカリ!&アンドリウ!

 

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コメント

お体の具合いかがでしょうか?

当日、奥様と会場に入ってこられるのをお見かけしました。私は前の方で見ていたのですが、後ろの方から監督の笑い声が結構聞こえてきてたような気が(人違いかもしれませんが)。
舞台、本当に楽しいですね。舞台自体の楽しさももちろんですが、私たち一般視聴者にとっては、ケータイ刑事ワールドの一員になれる(時空越えネタの逆パターンですかね)ことも楽しさの一つです。

ところで、ブログの新しいデザインはやはり銭形海のイメージでしょうか。(なんでも舞台で売ってる台本も水色の表紙の方が売れてるとか)

投稿: nan | 2007年7月26日 (木) 02時20分

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