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2007年10月17日 (水)

野良猫ロックでお勉強

野良猫ロック コンプリートDVD-BOX DVD 野良猫ロック コンプリートDVD-BOX

販売元:日活
発売日:2006/12/08
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と言う訳で今年の初めに撮り貯めていた「野良猫ロックシリーズ」を片っ端から観た。長谷部安春監督で「野良猫ロック」「野良猫ロック セックスハンター」「野良猫ロック マシンアニマル」藤田敏八監督で「野良猫ロック ワイルドジャンボ」と「野良猫ロック暴走集団71」長谷部監督の1作目はホリプロの日活の共同制作で和田アキコ主演のアイドル映画として企画されていた。2作目が「ワイルドジャンボ」で1作目の和田アキコの出演場面が流用されていたり、途中で売り出し中のホリプロのタレントが野村真樹、にしきのあきらが出てきたりするから、一応アイドル路線の流れは踏襲していたと見える。
 で、今見返すと改めていい意味で緩い。シネスコ画面を大胆に使った構図が両監督共に散見されるが、藤田作品の方が圧倒的に「変」である。前にも書いたがこの監督は「青春映画の旗手」なんかじゃなくって、ブニュエルの変態趣味映画にも似た畸形性を持った監督だったと思う。
 一方長谷部作品の方は横浜の街のロケーション撮影のシーンに迫力を感じるが、なんと言っても登場人物たちの極端なキャラクター設定が素晴らしい。特にどの作品通じても出てくる藤竜也と郷瑛次の衣裳、芝居が素晴らしい。70年代前半の時代への挫折と撮影所崩壊前夜の憤りとが合間ってなんとも言えないムードの映画群になっている。

 とりあえず今回は手持ちカメラの使い方を学びました。

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