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2007年7月15日 - 2007年7月21日

2007年7月20日 (金)

ホラー短編撮影

 朝からホラー短編撮影。主演福永マリカ、撮影金谷宏二、照明木村明夫、それにウチの奥さんが出ていて、スターダストのワッキーが現場にいてロケが中野のハウススタジオと言うとどう考えてもBsiの作品のようですが実はこれはまた別の仕事なんですね。
 今回も異形の亡霊もの。金髪の幼女の亡霊を使った、いかにも佐々木組なホラーな雰囲気ですが、いつもとメディアが違うのでサイズや照明には苦労しました。でも、まあ1日50カット以上を無事に撮りきって、これはこれでいい仕事なのではないでしょうか?本当はいろいろ毛色の変わったホラーを模索したのですが、結果的には「怪談新耳袋」で僕の異形の亡霊ものを好きな人にはたまらないトウマッチな金髪亡霊が出てくるホラーのセオリーをきちんと守ったジャンルホラーになっていると思います。
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 主演の福永マリカは僕の短編では2本目ですが、将来性があると思うので、是非是非お勧めの子です。写真はクランクアップの記念に妻と3人で撮った写真。頑張って精進してブレイクして欲しいものです。

 さて、いよいよ明日から「ケータイ刑事 銭形海」の舞台が始まりますね。僕らは明日の夜に観にいきます。楽しみですねえ。中々人気でチケットも好評発売中の模様。ワッキー他、稽古を観た人たちからは傑作の声が聞こえてきてますよ。チケット売り切れる前にGOGOGOですね!

 
 

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2007年7月19日 (木)

企画打ち合わせ & 横浜スタジアム

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午前中に明後日撮影の短編の決定稿を送信して、その後カット割りのお勉強。ああ、また1日で撮るにはきっついカット数に・・・と言うわけでもう一度整理しなおすことに。

 午後からは西麻布のOZで企画打ち合わせ。実に高尚な内容の打ち合わせで楽しくも心引き締まる時間を過ごす。俺ももっともっと頑張って一瀬氏のためにと言うか映画の為に頑張らなくちゃなあとモチベーションを上げる。
 事務所を夕方近くに出て久しぶりに横浜スタジアムへ・・・。こちらも緊張感溢れる試合内容で、しかも完封勝利と大満足。前半戦を貯金5で折り返して今年のベイスターズは頑張っています。その後、球場で会った年の離れた友人と関内の高田屋で一杯やって帰宅。

 実に充実した楽しい一日だった。

 明日は撮影準備で終日自宅作業の予定。

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2007年7月17日 (火)

ホラー短編衣裳合わせ アルトマン「ボウイ&キーチ」

 朝から恵比寿の某社でホラー短編の衣裳合わせ。今回の主役は福永真梨佳ちゃんと、うちの奥さんです。福永さんは今年の初め頃に「先生道 大霊界先生」で一緒に仕事して以来、佐々木組はショートフィルム2本目の主演となります。衣裳合わせの方は淡々と粛々と進みましたが、初めてのシステムでの仕事でちょっとした戸惑いも。そう言えば今日は祝日のせいかT口さんが最後まで衣裳合わせに付き合ってくれて、いろいろ銭形家の姉妹のその後の話なんかも聞けて楽しかったです。一見強面ですが僕ら夫婦はこのT口さんが大好きなんです。

 午後には劇用写真も撮り終わって解散。僕と奥さんは恵比寿で時間を潰したり千疋屋でフルーツケーキを食べたりして、夕方、ぴあフィルムフェスティバルのロバート・アルトマン特集「ボウイ&キーチ」を観に渋谷東急へ。劇場近辺で中原昌也君に会ったり劇場で柳下さんに会ったり、中原君は今日3本観るけど「ボウイ&キーチ」は外したそうだが、僕と柳下さんは「ボウイ&キーチ」を選んでしまったのは何故なんだろう?と言う話に。僕なんかはリアルタイムに「ナッシュビル」も「ボウイ&キーチ」も知っていて、アルトマンと言えばここいらあたりの映画がやはり核になってくるのではないかと言う意見は一致したのだけど、柳下さんもカルトで言えば「BIRD★SHT」なんだろうけど、やはり70年代にメジャーで撮ろうとしていた「ロンググッドバイ」「ギャンブラー」「ボウイ&キーチ」の頃が一番良かったのではないかと言っていた。80年代以降の、アルトマン映画は実は僕も苦手だったりするのだけど、これは食わず嫌いと言う部分もあったりはします。

 で33年ぶりにスクリーンで観た「ボウイ&キーチ」はやはり最高でした。しかし、当時中学生だった僕にとってきつかったこの映画は、33年経って観てもやはり妙な映画ではあった。いや、基本的には「俺たちに明日はない」なんかより一億倍も切なくていい映画なんだけど、前半と後半の演出法が見事に違っていて、前半のあの異常なズーミングやワンシーンワカット攻勢とあくまで物語りに感情移入を拒絶するとさえ思える客観手法とボウイとキーチが一緒になってからカットバック主体の主観手法を使い分けている。ひょっとしてユナイトへの配慮?なんて不謹慎なことさえ思ってしまった。まあ、アルトマンがユナイトに必死で気を使ってもマイケル・チミノがその数年後に叩き潰してしまうわけですが・・・。それにしても、重苦しくて切ない犯罪青春恋愛映画だった。劇伴音楽を一切使わない、BGMは全て当時のラジオ放送(主にラジオドラマ)から聞こえてくる音のみと言う生々しい演出も迫力があった。

 しかし、まあこれも良い子の若い監督たちはくれぐれも真似しないことを祈りますね。

 と、思って見ていたら、今回のホラー短編で助監督をやる若林が観に来ていて、現場での仕事ぶりはいざ知らず、中々勉強家で頑張っているなと思った。映画を観ることは、特に70年代のアメリカ映画を観ることは非常にいいことなのでこれからも映画は観続けて欲しいね。なんて声はかけずにロビーで追加の衣裳の指示を出して帰宅。

 アルトマンに清水宏と他にも今月は観たい映画が山ほどあるのに忙しいなあ。

 

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2007年7月16日 (月)

御礼

 一昨日、「ケータイ刑事 銭形海」の放送があってから昨日まで、ファンの方々からの激励のメールやこのブログへの書き込みを戴きありがとうございました。その殆どが「銭形愛」への原点回帰で良かったというものやこの路線を是非突き進んで欲しいと言うものでした。今回は一見地味な演出ですがちょっとした目線を活劇に変えていくようなそんなことに挑戦して、そこがうまく伝わるかどうか不安だったのですが、これほど皆さんからの反響があったのはとても嬉しかったです。これも加藤くんの脚本が良かったり、大政さんや草刈さんが頑張ったり、ゲストの俳優さんたちが物語の中での役割を的確に果たしてくれた結果だと思っています。イベント性の高い回が面白がられるのも嬉しいですが、こうした地味でも地に足をつけた内容のものがファンの方々に評価されたことはこのうえもなく嬉しいです。僕自身はまだまだ反省すべき点も多く、もっともっといい作品を仕上げられるはずだと思っていますので、皆さんの励ましの声を糧にもっともっといい作品をこのシリーズでまた撮れるように精進していこうと思います。

 こちらに直接書き込みに来て戴いた方も、直接メールを戴いた方にも感謝します。8月放送される予定の夫婦共演の回も宜しくお願いします。こちらは若手監督のこの枠デビュー作となっていますので、生暖かく見守ってあげてください。

 さて、今日はこれからホラー短編の衣裳合わせです。

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2007年7月15日 (日)

ケータイ刑事 銭形海 ON AIR

今夜は「ケータイ刑事 銭形海」のON AIRを自宅で鑑賞。テレビドラマの場合は初号試写と言うのがないので、HD画質で音と画が初めて一致したものを観るのはON AIRが初めてとなる。
 で、観終わって反省点多々多し・・・。一番は、ちょっとオーケー尺が長すぎたので編集で尺調しているんだけど、例の視線劇を貫徹させるにはほんの3,4フレづつがやはり短かった。特にカットバックの流れはもう少し落ち着いた流れを作りたかった。余韻を残す意味で「ケータイ刑事」にしては珍しく入れた「波間の自転車の実景カット」など、短すぎて余韻を創るまでには至っていない。
 ゲストの合田君も岡あゆみちゃんもこちらの演出通りに素晴らしい芝居をしてくれたのに勿体無かった。例えばこれがコメディ路線の時であれば、この間合いの編集でもよいのだけど、今回のように推理劇を視線劇で落ち着いて演出する場合は「尺を食う」ことを計算に入れなければいけなかったのだと思う。限られた予算の中で、総じて満足いく仕上がりになったとは思うけど、数フレの編集勝負が今回は難しかった。
 と言うわけで、芝居はあれで問題はなかったので編集にちょっと工夫が必要だったかなと、もっと大きな削り方をして編集の間合いを伸ばすべきだった。

 でも、加藤くんの脚本のいいところは生かせたと思うので、まあ自分なりに納得は出来た仕事だったかな。自分が撮った「銭形シリーズ」の中ではかなり気に入ったものになってはいました。

今回一番やりたかったことは会話だけでも「活劇」を成立させられるか?と言うことだったと言う事は改めて確認。

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