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2008年2月 1日 (金)

今週 マキノとか

 「マキノ」を観たり「スウイーニートッド」を観たり企画打ち合わせしたりの毎日でしたが身内的にもちょっとしたゴタゴタが続いていてなんとなく落ち着かない日々を送っています。しかし、フィルムセンターでこんなにマキノ特集やっていてしかも1本500円で観られるんだから、もっと若い映画関係者は勉強しに行くべきじゃないでしょうか?劇場は、半分くらいが老人たちの堪り場と化していて、それ自体はむしろ良いことでもあると思うのですが、シネマテークとしては学生たちの比率が少ないですねえ。これはマキノだけじゃないですが・・・。宣伝が足りないなんてことはないと思うんです。だって、映画を志す人間はフィルムセンターの情報くらいは常に探っていたりはしているんじゃないかと思うんですが・・・。昔の映画はいくら観ても観つくせないくらいに発見があります。いまはDVDやスカパーで簡単に映画を観られるようになったけど今回のようにソフト化されていない多くの作品を低価格で観られる機会は絶対に逃してはいけないと思います。

 さて、そのマキノですが戦前の作品は特にお勧めです。ミュージカルの傑作「鴛鴦歌合戦」、以前にここでも紹介したバック・トウ・ザ・フューチャー森の石松「清水港代参夢道中(続清水港)」それ以外にも「ハナコさん」「弥次喜多道中記」だとか、実に自由な作風で今観ても全然古くない、どころか新しい表現が多数。特に戦前のものは6日間で70分くらいの映画が普通に撮られているので、低予算映画で喘ぐ日本映画の監督は絶対に観ておいて損はないと思います。

東京国立近代美術館フィルムセンター

 http://www.momat.go.jp/fc.html

 余談になりますが、よく日本の映画関係者は映画を観ない。なんて言われていましたが、口では「人の映画なんか知らねえよ」と嘯いていても試写室にいくといつもいたのは相米慎二監督や鈴木清順監督だったりして、その昔、パルコ劇場で「サミュエル・フラー特集」があった時にたまたま居合わせた面子で呑みに行ったことがあるのですが、その時は相米慎二、黒沢清、長崎俊一、榎戸耕司、万田邦敏各監督に、稲川方人さんと当時助監督だった僕と青山真治なんかがいたわけで、映画なんか見る暇ないとか言いながら結構みんな映画観ていました。本当に暇だったのかもしれんですが・・・。

 そう言えばあの頃は映画は2,3年撮らなくても皆平気だったような感じでした。平気じゃなかったかもしれないし、細かい仕事はやっていたけど、寡作でしたね。あの頃は。

 「スウイーニートッド 悪魔の理髪師」 の方はかなりの傑作だったのですが、こちらはまた別な機会に書こうと思います。

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