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2008年4月

2008年4月29日 (火)

ロケハン&レッスン

 午後から東京の西の彼方へ学校のロケハン。同じ場所でやはり別の回の「東京少女」を安里がロケしていたが、目線で挨拶しかできなかった。学校の階段の近くで安里がモニター前にいると「学校の階段」の現場を思い出してしまう。今回、チーフ助監督をやってくれる松田君はもう何本も連続ドラマのチーフディレクターをやっているベテランの人だが、映画やドラマへの想いを熱く語ってくれる人で、帰り40分ほどかかって都心へ戻ってくる間二人で休みなく映画、テレビの現場のあり方の違いや芝居の話などをする。これが楽しい時間であっという間に過ぎた。いい出会いです。
 夜からは都内の某所へ移動し、妻と合流して主役のレッスン。またまた素晴らしい少女との出会いだ。彼女は華があって素直で勘も良く何より可愛い。丹羽さんの慧眼には改めて感服。彼女の最初の主演作品を撮ることが出来ることは、きっと将来的に誇りに出来る思い出になるのではないか?いやなってほしいと願います。今日からクランクインまで間髪開けずにレッスンが始まります。

 で、明日はまた次の次の映画の脚本打ち合わせです。

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2008年4月24日 (木)

社会派拷問映画の傑作 「連合赤軍 あさま山荘への道」

昼はテアトル新宿で「連合赤軍 あさま山荘への途」を観る。前半45分は連合赤軍の成り立ちを、60年安保にまで遡って、実録タッチで描き出していく。原田芳雄のナレーションはちょっと声が籠っていて、こう言う時のナレーションは佐藤慶か小松方正が絶品なんだけど、そのナレーションとストップモーションと実写とスチールを多用する演出は、まるで「仁義なき戦い」を観ているかのように軽快であっという間に、連合赤軍の成り立ちを学習できる。次の約1時間30分は、榛名山のベースにおける「私刑」リンチ、いわゆる「総括」による拷問殺人を、若松監督のピンク映画「日本の拷問」の時のような密室劇のバイオレンス劇として描き始める。1人、また1人とかなり理不尽な禅問答のような「総括」の儀式に答えられない人間は全員が殺されいく様は、芝居の迫力もあって素晴らしい。ラストの40分は、「あさま山荘」における籠城劇をこれまた室内からのみ描き出して、それでも尚且つスペクタクルな映像を創りあげているのが凄い。

 若松監督とは「恋する日曜日 文学の唄」の準備中にBsiでお会いした。僕は東京に出て来た時に若松プロで仕事がしたくって何度も直接お会いしにいって、その時はちょうど作品が入っていなくて、そうこうしているうちに黒沢清組と長崎俊一組の専属助監督みたいになってしまったけど、遊びに行くといつもパレスティナキャンプで足立正生さんに会った話だとかこっちがワクワクするような話を聞かされ、その度にお前らは駄目だ駄目だと言われ続けた記憶がある。一緒にいたのは福岡芳雄監督や小水ガイラ監督だったと思う。Bsiで久々に会った時はさすがに老けこんだ印象があったが、「連動赤軍」を観てそんな印象を抱いてしまった自分が恥ずかしくなった。それくらいにパワフルで凄まじい映画だった。久々に興奮度の高い映画であることは間違いない。

 夜は渋谷へ移動して「猫のひげ」のトーク。アイドルとのトークなら20分でも間が持たない時があるが、監督同士で映画の話で20分と言うトークは短すぎ。もっと話したかった。終了後は近くの居酒屋で打ち上げるも、僕だけ0時を回ったところで帰宅。みんな朝までコースで「ナースコール」の時の演出部が全員登場したのに非常に後ろ髪引かれる思いで帰宅。今日これから打ち合わせ二本立てなので、勉強しなくちゃいけんとです。

 ところで、昨夜はお車代をいただいたがお車代をお車代としてのみ使ったのは珍しい。

 

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2008年4月23日 (水)

頑張れ!横浜ベイスターズと オレ

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 開幕からベイスターズが躓いてしまっている。ここ10年間では02年、03年、06年に単独最下位をぶっちぎっていた頃並のペースで負けまくっている。02年は外国人補強の失敗と故障者続出と言う完全な戦力不足、03年は新人監督、若手選手積極起用策で未熟なチームが露呈、そして06年は無補強に近い球団フロントの執政の拙さが原因で監督にも逃げられ、と言う感じで黒星を重ねても理由がはっきりしていたので、納得しながらみていくことが多かったが、今季は敗因を探るのが難しい。抑えだったクルーンの放出と言うのが痛いところだが、それだけではない。不振の原因を具体的に検証してみよう。

・三浦、土肥と言ったベテラン先発投手のキャンプ~オープン戦における調整の失敗。意気込みが過ぎて投げ込み量が多く、開幕前に万全の状態で臨めなかった。三浦で開幕出来ず、若い寺原を開幕に投入せざるを得なかったことでメンタル面での調整がうまくいかず負け。これは、投手コーチに大いに責任があると言ってもいいかもしれない。ベテランだけに選手に任せる調整方法なので選手の責任も重いが、キャンプを含む調整失敗は投手を預かる首脳陣の責任は免れないだろう。

・加藤、川村と言った04年~07年までフル回転してきた中継ぎ投手陣が揃って故障、調整失敗で、頼りになる中継ぎ陣がいない。ベイスターズは先発投手不足に悩むチーム状況を抱えており、尚且つ現監督はブルペンをフル回転させる傾向にあるので、接戦で中継ぎが耐えている間に逆転或いは同点、または勝ち越しを狙うと言う構造が作れなくなってきてしまっている。故障でもなく、2軍でも失点を続ける川村は衰えによるものなのか、調整失敗によるものかはわからないが、これは首脳陣としても計算できない部分だったろう。そして、彼らが不振の時を織り込んで獲得した入来、小山田と言うベテラン補強が失敗し彼らも2軍にいるのはフロント並びにトレードスカウティングに責任があるかもしれない。

・内野手が仁志、石井、佐伯と30代後半の選手で、代打の切り札の鈴木尚も衰えが激しく、他球団では炎上している増渕、内海らノーコン速球派投手の力ある球に打ち負けする場面が多いので、潜在能力で甘いコースの球をヒットには出来ても、どうしても「力負け」から単打が多くヒットの数は多くても得点に結び付かない。

・加えて、長打があって本来走者を返す役割の村田、吉村と言う若手~中堅スラッガーたちの不振。去年のキャンプで若松元ヤクルト監督が記者に呟いているのを直接耳にした。「ベイスターズの若手打者はボールの見極めが悪いだけじゃくて、1人の打者に1球は投げてしまう投手の失投を打ち損ねてファールにしてしまう傾向にある」と言っていたが、今年もそれは変わっていない。これが技術的なものなのか、メンタル的なものなのかわからないけど、今年も甘い球を打ち返せていない。ベテラン選手が塁に出ても、彼らが打ち損ねて残塁の山を築いている。若松さんの言葉は彼らのこれからの打撃に何か参考になるものがある気はする。仁志が打点トップでは困るのだ。

 今年は補強の失敗と、現有戦力たちの調整失敗とベテランの衰えとそれを覆すことが出来る若手選手の未熟と、02年、03年を合わせたような複合型の不振で、こればかりは選手やベンチの奮起を期待するしかない。長い間不在だった左の強打者ビグビーは今のところ期待できそうだが、左投手には弱そうだ。

 提言。選手の競争意識を見出すためにも、固定化されたスタメンにメスを入れるべき。起用法が定かではない石川を2軍に落とし、2軍で5割の打率を大西1軍に上げ、吉村、内川、ビグビー、大西、小関をその時の対戦投手の傾向で起用。特に大西は左腕投手にはめっぽう強いので、ヤクルトの石川やジャイアンツの内海と言った左腕投手の時には起用すべき。吉村もライト固定はせずに内川と併用させるべき。また、内川を外野手として固定させてしまわずに、中日の森野のようにスタメンで出たければどこででも守れるように準備させ、村田やベテラン二遊間と併用していく。

・抑えはマットホワイトに決めて、セットアッパーを若手の桑原と2軍で好投している牛田を併用。頼れる左腕中継ぎがいないなら、無理して使わない。この間にフロントはクルーンに代わる抑えをもう1度探す。ヒューズ、小山田と言った抑え候補が2軍にいる現状はフロントの補強失敗であるから、6月までに抑え投手の補強は並行して行ってもらう。

 と言う感じかなあ。

 写真は昨日届いた「東京少女」の脚本。カバーには優勝のステッカーが貼ってあるが、これは現場での僕のお守みたいなもので、「発狂する唇」以降はずっとこれを貼って現場へ行きます。と言うわけで「東京少女」の準備も始まるし、映画の準備もこれから始まるので野球はあまり見られなくなってしまいますが頑張れ!横浜ベイスターズとオレ!てな感じです。

 さて、今日は渋谷のシアターイメージフォーラームでトークなので皆さん観に来てくださいね!

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2008年4月21日 (月)

猫のひげ トーク

http://www.imageforum.co.jp/theatre/index.html

映画「猫のひげ」公開に際し、渋谷のシアターイメージフォーラムでトークショーをやります。

公式ページでは上映前となっていますが、上映後の間違いです。

<トークショー>
4月23日(水)上映後
ゲスト:長崎俊一監督、佐々木浩久監督、矢城潤一監督
4月25日(金)上映後
ゲスト:佐々木浩久監督、多胡由章監督、矢城潤一監督

「猫のひげ」の矢城潤一監督は、長崎俊一監督の「ナースコール」と言う映画で一緒に助監督をやった時からの友人です。25日の多湖監督も一緒にやっていた1人です。多湖はあの頃はフォースだったなあ。まあ、いろいろありますが皆生き残っている方ではないでしょうか?多胡が脚本書いた「妄想少女オタク系」と言う映画は結構評判がよかったようにも思えます。

 「猫のひげ」は2年前にぴあフィルムフェスティバルの招待作として公開された折に観たのですが、男女の日常の機微を繊細に描いた傑作です。是非この機会にご覧下さい。僕も喋らない長崎監督相手に面白トーク炸裂させるつもりですが、長崎監督は中々の強敵なのでいまから緊張しております。少しは真面目な映画の話をするかな。イメージフォーラムだし・・・。

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2008年4月19日 (土)

更新遅れた言いわけ

 今週は終日脚本執筆~5月の「東京少女」の打ち合わせとか忙殺されていましてブログ更新できませんでした。特に脚本の方でキーボード叩きまくっているとさすがに更新する元気はもう出ないです。いよいよ明日提出日なのですが、来週からそろそろ美打ちやら監督ロケハンも始まりそうな予感なので更新速度はまた遅くなるかも。5月は去年の10月並に毎週別な映画やドラマの撮影になりそう。

 とりあえず今週は脚本執筆の合間を縫って「手紙」と言う進藤学君の芝居をシアターアプルに観に行ったり、甥の病院に一日おきに見舞いに行ったり、ベイスターズの快勝をスカパーで観たりの日々でした。

 あ、来週は23日、25日と渋谷のシアターイメージフォーラムで「猫のひげ」と言う映画の為にトークをします。長崎監督や多湖監督とトークします。面白い話たくさんするから遊びに来てくださいね。映画もいい映画です。こちらの告知はまた改めて。

 

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2008年4月12日 (土)

映画実写版「火垂るの墓」

ストーリーを既に知っている映画と言うのは、物語を脚本化する時点においてどういう芝居を組んでいるのか?またそのシーンが撮られているのか、が興味の主なものになる。ただ、こう言う一度アニメで映画化されたものを実写化すると言うのは殆どリメイクに近いものがあり、一方でアニメのファンからはどんな表現で実写化されようとも支持されにくい企画であり、そう言った意味では非常に冒険的な企画だったと言える。

 僕もおそらく、何も関わりがなければ観に行かなかったと思いますが、ある映画でうちの奥さんがカメラマンの川上皓一さんとご一緒させていただいた折に試写状をいただいた縁で一緒に観にいくことになった。

映画の方は、アニメ版より硬質な仕上がりになっていて、十分好感の持てる内容だった。この予算規模としては相当に頑張った内容の映画になっていると思います。70年代くらいまでは普通にあった日本映画のリズムが生きていて、決して急ぎ過ぎずゆったりとしたサイズのカメラと芝居の間合いで100分を見せてくれる。当初は心配された松田聖子も見事に戦争時代の人になっていて、「野菊の墓」以来久々に額を見せてそう悪くはない。結局この人は日本映画向きの顔なんだなあと思わせる。脚本の西岡琢也さんは主人公二人の悲惨な運命を「泣かせ」だけで描くのではなく、2人以外の新しいエピソードをいくつか書き足すことで戦争末期の狂った人間模様を描き出している点も興味深かった。何と言うか、若松プロや渡辺護の「戦争時代劇ピンク」などで描き出していた戦争で狂ってしまった時代の狂気を感じさせる。技術的に感心したのは音の設計だった。最近は音質こそいいが、音が綺麗過ぎて画面になじまない、そこに非常に違和感を感じる時があるのだが久保田幸夫さんの音響設計は見事で、同録の台詞の音が見事に広い画面の中に溶け込んでいる。音楽が少ないのも良かった。

この映画は故黒木和雄監督が撮る予定で、昔の黒木組のスタッフや役者が勢ぞろいして黒木監督のチーフ助監督をやっていた方が監督をなさっているが、カメラの川上さん、音楽の久保田さんらが若いころに関わっていたATG映画の、劇映画でありながらドキュメンタリーのようなそう言う匂いを復活させて、最近の黒木和雄映画ではなく70年代の黒木和雄映画のような映画を創っていたのが面白かった。

 

映画が終わってからは、甥が入院している元住吉の病院へ見舞いに行く。骨折が原因で高熱を発しているが未だに原因が特定できないので、とりあえずの抗生剤治療で恢復に向かっているが「痛み」と「発熱」がそれぞれ別の要因ではないかと判断する医者の説明を聞きながらちょっと心配になる。甥は高校球児でもあるので早くよくなってまた白球を追いかけてほしいと願う。

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2008年4月 7日 (月)

「東京少女」と「機械仕掛けのRQ」

夏帆ちゃんの映画ではなく、土曜日から始まったBsiのドラマシリーズ。これが中々面白い。1話目は安藤尋監督で、脚本は篠崎絵里子さん、主演は山下リオ。毎回違うシチュエーションなので、恋の話もあるし友情の話もあるけどかなり自由な設計の枠になっています。僕も来月撮るのですが、非常に楽しみです。その時に来るスタッフにもよるのですが、かなり自由に撮ることが出来る。主役の少女を魅力的に撮るってことでは「ケータイ刑事」も同じコンセプトなのですが、「ケータイ刑事」の場合は推理劇とコメディの要素のバランスが意外に難しくって小手先の遊びに嵌まってしまうと失敗することもある。まあ、失敗を恐れずにいろいろやることも重要だとは思いますが、一定程度のクオリティを残しながら撮るのは大変なことです。
 「東京少女」はラインナップを見る限り、かなり自由な空気が満ち溢れていて、どうやって面白い作品にしていくかと言うモチベーションが上がります。「ダージリン急行」みたいな幸福感を生み出せたら最高ですね。

 ちなみに安藤尋監督は「僕は妹に恋をする」なども撮っていますが、昨年撮った「機械仕掛けのRQ(レースクイーン)」と言うVオリがかなり傑作でした。こちらは脚本が斉藤久志でなんとなく90年代中盤のエロVシネが数多くの傑作を生み出していた時代の香りがします。斉藤久志にはもっと新作を撮ってほしいなあ。
 余談ですが、斉藤久志がぴあフィルムフェスティバルで2回目のスカラシップ作品を撮り終わった頃、斉藤と「ミッドナイト・イーグル」監督の成島出とかで、長崎俊一監督の日活ロマンポルノの企画を練ってクランクイン直前まで行ったことがありました。原作は近藤ようこ。当時僕が近藤ようこが大好きで長崎さんに勧めたことから始まった企画でした。斉藤久志が書いた脚本はかなりの傑作だったと思うのですが、いろいろと女優さんを決めていく中でのハードルが高くって企画が流れてしまった残念な作品でした。成島も「みどり女」とか8ミリ映画ではかなりの傑作を撮っていたんだけどなあ。
 そんな斉藤と安藤監督が組んだ「機械仕掛けのRQ(レースクイーン)」中々観る機会が少ない作品だとは思いますが、もし見かけたら是非ご覧になることをお勧めします。

機械仕掛けのRQ(レースクイーン) DVD 機械仕掛けのRQ(レースクイーン)

販売元:アット エンタテインメント
発売日:2007/03/02
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 あっそうだ。安藤監督、早くアプレの「プラス1」の短編仕上げてね。僕のはもう明後日試写ですよ。

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2008年4月 5日 (土)

ダージリン急行をチネチッタで観ました

070927_darjeelinglimted_mai 川崎で某映画の打ち合わせ。その後チネチッタで「ダージリン急行」を観る。こう言う映画がチネチッタでやっているのが嬉しい。川崎は来週から「接吻」も始まるし映画的環境はそんなに悪くない。

映画の方は、とにかく流れる時間を、常に予想を裏切る演出と的確なカメラワークに乗せて過ごすと至福な90分を得られると言う素晴らしい内容。いや、こう言う映画に出会えるとやはり映画をもっともっと知りたくなると言うか、龍車に向かう蟷螂の斧でも頑張って映画を撮らなくてはいけないんじゃないかと奮起を促されます。と言うのは翌日になってからの感想で、映画が終わった時にはとにかく気持ちいい幸せな気分になれる映画です。

この映画を僕が好きなのは、映画的な手法だけではなく、人間の距離感と言うかそこが温かくも覚めていて、ウエス・アンダーソンの人を観るまなざしに親近感を覚えるからなのもしれません。今の自分にとても合っていた映画なのでしょうか?

ところで、この映画で何度も何度も用いられていた、人物を正面に捉えてそこから横移動と言うカメラの動かし方はどこか「立教映画的」なところがあって面白かった。テレビドラマなんかでは平面的だとなかなか置いてくれないカメラポジションですね。どういうことかと言うと、人物を四角い空間に置いて単独ショットを撮る時、カメラマンは大概プロフィール目に一見立体的に見えるように配置するんですが、この映画や黒沢清さんの多くの映画では、カメラが正面に対峙してそこから真横に移動するようなカメラワークが多く見られて、これが結構気持ちいいんですよね。ただ、平面的と言われれば確かにそうなわけなんですが、今回のような登場人物たちが常に移動することで新しい出来事に遭遇していく。それを客観でもない主観でもない曖昧な情報の中で操作していくには絶妙のカメラの置き方だったように思われます。こうした人物を正面に配置するような置き方は、業界用語で「板付き」と言われてあまり喜ばれない気がします。おそらく映画学校なんかでは「平面的で二次元的なダメな配置」とされているのかもしれませんが、そういった手法の制限がいかに意味のないものであるかを考えさせてくれます。

ところで、この映画の予告ではトッド・ヘインズ「アイム・ノット・ゼア」やポール・トーマス・アンダーソン「ゼア・ウイルビー・ブラッド」と言う現代アメリカ映画を知るには外せない監督たちの映画の予告が流れていて、これは狙ったのかなあと思いつつ、最早量だけではなく質でも日本映画はアメリカ映画にかなり遅れをとっているなあと、ロビーに出てから目に入る数々のポスターを観ながら、だからこそ何か新しく切り拓いていく活力が映画に求められるのではないかなと。ちょっと保守的になっていた自分への自戒の念を強く持ちました。

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2008年4月 2日 (水)

横浜スタジアム 開幕戦!

Sn340174 Bsiで仕事をするようになって、何が嬉しいって横浜ベイスターズ主催試合のシーズンシート席をいただけると言う、巨人戦とか土日のデーゲームは遠慮しますが、昨日のような平日のヤクルト戦とか広島戦は問題なく余ってしまうようなので、チケットを頂きます。
 
 そして今年のハマスタ開幕戦。この日は、ゲンを担いで今年沖縄で練習試合を初観戦初勝利した時と同じお弁当を作り、妻と2人でスタジアムへ。さらに沖縄で一緒だった鎌倉のベイスターズファン仲間とメールで連絡を取り合い、席は一緒にはなれないがお互い同じスタジアムにいるので縁起を担ぎましょうと想いを確認。

 その甲斐あってか4点差をひっくり返す見事な逆転大勝利!春先の球場は凄く寒くて、負けている時は辛かったが昨日は連打に次ぐ連打で、大きな声援を送るうちに体も温まり、仁志の逆転タイムリーでスタンディングオーベーション。いやあ、気持良かったあ!

 今年優勝は難しいかもしれないが、こうしてスタジアム観戦した試合はとにかく勝ってほしいです。チケットを譲っていただいたドリマックスの小板さんには心から感謝いたします。

 写真は勝利の瞬間!

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