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2008年4月24日 (木)

社会派拷問映画の傑作 「連合赤軍 あさま山荘への道」

昼はテアトル新宿で「連合赤軍 あさま山荘への途」を観る。前半45分は連合赤軍の成り立ちを、60年安保にまで遡って、実録タッチで描き出していく。原田芳雄のナレーションはちょっと声が籠っていて、こう言う時のナレーションは佐藤慶か小松方正が絶品なんだけど、そのナレーションとストップモーションと実写とスチールを多用する演出は、まるで「仁義なき戦い」を観ているかのように軽快であっという間に、連合赤軍の成り立ちを学習できる。次の約1時間30分は、榛名山のベースにおける「私刑」リンチ、いわゆる「総括」による拷問殺人を、若松監督のピンク映画「日本の拷問」の時のような密室劇のバイオレンス劇として描き始める。1人、また1人とかなり理不尽な禅問答のような「総括」の儀式に答えられない人間は全員が殺されいく様は、芝居の迫力もあって素晴らしい。ラストの40分は、「あさま山荘」における籠城劇をこれまた室内からのみ描き出して、それでも尚且つスペクタクルな映像を創りあげているのが凄い。

 若松監督とは「恋する日曜日 文学の唄」の準備中にBsiでお会いした。僕は東京に出て来た時に若松プロで仕事がしたくって何度も直接お会いしにいって、その時はちょうど作品が入っていなくて、そうこうしているうちに黒沢清組と長崎俊一組の専属助監督みたいになってしまったけど、遊びに行くといつもパレスティナキャンプで足立正生さんに会った話だとかこっちがワクワクするような話を聞かされ、その度にお前らは駄目だ駄目だと言われ続けた記憶がある。一緒にいたのは福岡芳雄監督や小水ガイラ監督だったと思う。Bsiで久々に会った時はさすがに老けこんだ印象があったが、「連動赤軍」を観てそんな印象を抱いてしまった自分が恥ずかしくなった。それくらいにパワフルで凄まじい映画だった。久々に興奮度の高い映画であることは間違いない。

 夜は渋谷へ移動して「猫のひげ」のトーク。アイドルとのトークなら20分でも間が持たない時があるが、監督同士で映画の話で20分と言うトークは短すぎ。もっと話したかった。終了後は近くの居酒屋で打ち上げるも、僕だけ0時を回ったところで帰宅。みんな朝までコースで「ナースコール」の時の演出部が全員登場したのに非常に後ろ髪引かれる思いで帰宅。今日これから打ち合わせ二本立てなので、勉強しなくちゃいけんとです。

 ところで、昨夜はお車代をいただいたがお車代をお車代としてのみ使ったのは珍しい。

 

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