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2008年4月 7日 (月)

「東京少女」と「機械仕掛けのRQ」

夏帆ちゃんの映画ではなく、土曜日から始まったBsiのドラマシリーズ。これが中々面白い。1話目は安藤尋監督で、脚本は篠崎絵里子さん、主演は山下リオ。毎回違うシチュエーションなので、恋の話もあるし友情の話もあるけどかなり自由な設計の枠になっています。僕も来月撮るのですが、非常に楽しみです。その時に来るスタッフにもよるのですが、かなり自由に撮ることが出来る。主役の少女を魅力的に撮るってことでは「ケータイ刑事」も同じコンセプトなのですが、「ケータイ刑事」の場合は推理劇とコメディの要素のバランスが意外に難しくって小手先の遊びに嵌まってしまうと失敗することもある。まあ、失敗を恐れずにいろいろやることも重要だとは思いますが、一定程度のクオリティを残しながら撮るのは大変なことです。
 「東京少女」はラインナップを見る限り、かなり自由な空気が満ち溢れていて、どうやって面白い作品にしていくかと言うモチベーションが上がります。「ダージリン急行」みたいな幸福感を生み出せたら最高ですね。

 ちなみに安藤尋監督は「僕は妹に恋をする」なども撮っていますが、昨年撮った「機械仕掛けのRQ(レースクイーン)」と言うVオリがかなり傑作でした。こちらは脚本が斉藤久志でなんとなく90年代中盤のエロVシネが数多くの傑作を生み出していた時代の香りがします。斉藤久志にはもっと新作を撮ってほしいなあ。
 余談ですが、斉藤久志がぴあフィルムフェスティバルで2回目のスカラシップ作品を撮り終わった頃、斉藤と「ミッドナイト・イーグル」監督の成島出とかで、長崎俊一監督の日活ロマンポルノの企画を練ってクランクイン直前まで行ったことがありました。原作は近藤ようこ。当時僕が近藤ようこが大好きで長崎さんに勧めたことから始まった企画でした。斉藤久志が書いた脚本はかなりの傑作だったと思うのですが、いろいろと女優さんを決めていく中でのハードルが高くって企画が流れてしまった残念な作品でした。成島も「みどり女」とか8ミリ映画ではかなりの傑作を撮っていたんだけどなあ。
 そんな斉藤と安藤監督が組んだ「機械仕掛けのRQ(レースクイーン)」中々観る機会が少ない作品だとは思いますが、もし見かけたら是非ご覧になることをお勧めします。

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販売元:アット エンタテインメント
発売日:2007/03/02
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 あっそうだ。安藤監督、早くアプレの「プラス1」の短編仕上げてね。僕のはもう明後日試写ですよ。

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