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2008年5月

2008年5月29日 (木)

小雨に煙る

 小雨どころか昼は大雨。雨の設定のまま某J1のサッカースタジアムで狙撃を受けるシーンを撮影。ここは銭形雷でも使ったことがありますが、今回はスタンド~スタンドを駆け抜ける結構危険なシーンを撮影。椅子から椅子を掛け上がっていくところで雨に濡れた影響でアクション指導の人が転んだ拍子に尾てい骨を嫌と言うほど打って絶句。それを見ていた1人が「アクションの人でもこけるのに僕らで大丈夫なんでしょうか・・・」なんて言葉まで飛び出すことに。大丈夫。アクション指導は、俳優が転ばないようなアクションを考えるためにまず自分の身体で試しているんですよ。と。その後は、かなりお気に入りのアクションカットも撮影。このカットは凄く巧く行った。カメラマンが創ってくれた引いた構図が自分の脳内に描いていたものと全く同じ画で、なかなかこうはいかないものですが、これは良かった。「トリコン!!!」にしてはハードボイルド過ぎる構図だったかもしれないけど、カットの最後で王子がグダグダにしてくれるので、まあいっか。

 午後からは横浜のカフェなどで撮影し、夕方から小雨の煙るみなとみらいで車の撮影。夜は夜でナイトオープンもあって今日のメニューはハードだった。

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2008年5月28日 (水)

湘南の海で

 昨夜遅くまで「東京少女 桜庭ななみ編」の音楽効果入れMAをやって、今朝7時出発で「トリコンリターンズ」のロケで逗子までってのはさすがにくたびれたが青空と綺麗な海を見て一気にモチベーション上がる。今日は、キングとジャックがふざけながら海に入ってしまうシーンを撮っていたのだが、水も冷たくなかったせいか2人ともフルスロットルで頭から海に飛び込んでしまうハプニングも。「僕の靴下が・・・パンツが・・・濡れちゃうう」と言う王子の為に書いたセリフも吹っ飛ぶパワフルなシーンとなりました。

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 写真はレギュラーメンツのあじゃさん。今回も半年の時間が嘘のように全く同じノリノリあじゃ節全開でキングに迫ってくれました。

 明日は雨予報ですが最初のアクションシーンですね。怪我がないように頑張りましょう。

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2008年5月27日 (火)

トリコン2日目とか東京少女MAとか

 午前中は六本木の「trick of treat」で「トリコンリターンズ」の撮影。謎の占い師役で妻が初登場。エースとのやりとり。中々素敵な照明でしたが、ここはティム・バートンが来日すると訪れるパブだそうで、店全体がハロウインのような雰囲気。一作目にはないダークファンタジーな色調で中々良かった。うちの奥さんも怪しいキャラを楽しそうに演じていた。午後からは池袋に移動してスタジオ撮影。ここでは飛鳥凛ちゃんの瞬間涙芝居に感動。黒川芽以さんも泪芸が得意でしたが、飛鳥凛の涙も良かった。彼女は芝居は本当に巧いので今後伸びていってほしいなあ。この2シーンはそれなりにシリアスでもあったりするのですが、最後にトリコン3人が揃うと実にグダグダいつもの調子で楽しい。今日もアドリブ炸裂。明日からようやく3人が揃って朝から撮れるので、実質明日がクランクインのような気もします。明日は海で1日撮影です。

 撮影終了と同時に赤坂へ駆けつけ「東京少女」のMA、ダビングミックスで完成。女性脚本家ならではの世界観を確り描けたんじゃないかと思います。男性ファンが多いシリーズ枠だと思いますが、これは是非とも女性に観てほしい作品であります。

 昼間撮影、夜別作品のダビングと言うのはさすがにヘロヘロになりましたが楽しかったです。

 明日も頑張るぞ!

 

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2008年5月26日 (月)

トリコンリターンズ(仮題)クランクイン

 去年も撮った教会のロケセットから「トリコンリターンズ(仮題)」がクランクイン。今回はシスターからの依頼で事件が始まると言う完全なシリーズもののパターンになっております。主役3人は、もう初日からアドリブ飛ばしまくりですね。前回は、1から10まで説明していくことが多かったけど、2度目なのである程度狙いを言うとどんどん彼らがこちらの意図を組んで自分たちで組み上げていってくれるのでこっちとしても、さらに足し算が出来て楽しいです。「リオブラボー」じゃないが仕事はチームワークが大事ですね。およそ40カット位はあったが、半年のブランクを感じさせないチームワークで夕方には撮影無事終了。今回はトリコンメンバーにイケメンがもう一人と、美少女が絡む内容で、その美少女役の飛鳥凛ちゃんも今日が初日。なかなか芝居も良かったから期待できそうです。 

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2008年5月25日 (日)

クランクイン前日

 明日からのお勉強も終わっているので午前中は頭の柔軟体操に「ブラックダリア」をDVD鑑賞。デ・パルマの映画観ていると幸福感に包まれていい映画撮れそうな気がしてくるも、階段でウイリアム・フィンレイ登場の頃からちょっとこのまま観続けるのは欲望が強くなりすぎてやばいかなと、途中で観るのをやめて成瀬の「秋立ちぬ」をぼーーーーっと鑑賞。音だけ聞いていた隣室の妻から「なんで突然英語が日本語になるの?」と言われるが、デパルマが成瀬になっただけと曖昧に答えて終わる。イン前や撮影中に映画を観るのは自分の中の映画のイメージを良くするため。
 去年イチローがインターリーグが嫌いな理由の一つに投手の打席を観なくちゃいけないかたと言っていた。前の回に打席に立つ投手の酷い打席を観ると自分の理想の打撃イメージが壊れるって言っていましたが、それと同じですね。別に今日観た映画の一部をそのまま参考にしようなんて思わないけど、いい映画のイメージを脳に刷り込んでいくことは必要かなと。逆にイチローが言う投手の打席じゃないけど、酷い映像は撮影中は極力避けたいですね。

 午後からは助監督に割本の原稿を届けて貰って明日のカットを確認。まあ、芝居がよけりゃカット割らないですがね。
 と言うわけで明日から「トリコン2」のクランクインです!
 気を引き締めて頑張ります!

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打ち合わせ

 カット割と全シーンの演出プランを書きこんだ割本のようなものを創りあげたので、助監督に近くまで来て貰って渡すついでに打ち合わせ。日立が入った新川崎三井ビルは日立の社員たちも打ち合わせに使う吹き抜けのアトリウムがあるのですが、そこが喫茶店やファミレスなんかよりもずっと静かで打ち合わせに適しています。このビルはロケにもよく使いますね。打ち合わせ終わったら雨が降ってきたので濡れながら帰宅。

 夜は安里麻里演出による「東京少女」を観る。カット構成が的確で良かった。かつては安里も、なんとか人物に動きを創ろうと無理しているところもあったが、今回は自然に安里らしさも出ていて、こう言う内容はあまり安里の得意分野ではない気もしたが、そんなことは全然気にならず、難なくこなしていた。そう言えば急遽決まったと言う安里のホラーもクランクインの頃だな。

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2008年5月24日 (土)

5月22日

 午前中は緑山スタジオで「東京少女」の本編集。粛々と淡々と終え、夜は「トリコンリターンズ」の衣装合わせ残。飛鳥凛ちゃんと初顔合わせ。軽く脚本読みもやったが、さすがに映画2本の主役クラスをやっているので芝居は安定している。スターダストさんが推してくる少女たちに、まず間違いはないです。素晴らしい。後はいままでよりも弾けた部分もある役なので、どこまで表現できるかなと。これはこれで楽しみです。

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5月21日 トリコンリターンズ(仮題)スタート

「トリコン2」主役の子たちがブログで書きまくっているからもう情報露出オッケーと言うことなんでしょうね。今日は「トリコン2」のロケハンを三浦半島でやって、午後から都内某所で衣装合わせ。今回はトリコン&イケメンプラス1と言うキャストで、前作よりフィルムノアール(犯罪映画)タッチの作品にしていく予定です。これは、彼らが「もし2作目やるなら、もっと探偵っぽい仕事をしたい」と口々にしていたので、その想いを実現させてあげようと思ったのです。たぶん1作目より濃厚な、ハードボイルドなお話になっていますが、彼らが演じますのでどんなハードな物語もゆるゆるにしてくれるでしょう。今回は僕も脚本執筆に参加して、一度仕事をした彼らならでは「セリフ」やシーンを追加しております。昨日は新たに参加するイケメンも含めて4人で脚本読みもやったのですが、こちらの意図を3人とも理解して最初から飛ばす飛ばす。新しく参加したイケメンも「監督!彼らがこんなに個性的なら僕にも何か強烈なキャラを付け加えたいです!じゃないとこっちが沈んでしまう!」とまで言い出すことに。まあ、じっくりとやりましょう。若いキャストの個性を引っ張りだすのは楽しみです。

 他に佐々木組常連女優三輪ひとみ&「口裂け女2」「ひぐらしのなく頃に」(すいません両方とも未見です)と連続ホラー主演の飛鳥凛ちゃんが共演しますので、この新旧ホラー女優共演も楽しみかと。この映画にはホラーの要素はないですがね。 

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2008年5月19日 (月)

東京少女編集とTBSチャンネル「煙の王様」

 今日は緑山の大塚編集室からWEBで編集上がりが送られて来たので早速自宅PCで編集作業。以前も書きましたが、緑山の編集室で繋ぎ終わった数分後に自分の部屋で編集ラッシュを観られると言うのはなかなか楽でいいです。このシステムは「銭形雷のセカンドシーズン2話」から始まったけど、30分番組の尺だから出来る技でもあるでしょう。もし、本編の最初のラッシュの容量が送られてきたらさすがにメモリ不足になってしまうかもしれないし、そう言った時にはVISTAかマック機を導入しなくてはいけなくなるかな。

 と言うわけで朝から夕方まで、直しの個所を洗い出していく。今回はなんとプラマイゼロの完尺で送られて来ているので、あまり大胆な変更はできない。それでも直しは16対9の大型画面を想定した間尺で、カット尻、特に主役の女の子の感情を表現するために多く用いた、シーン終わりの主役のクローズアップカットの終りを数コマづつ伸ばしてもらうことに。切るところは逆に、バッサリ1か所だけ落とす場所を決める。今回見事に少女のアップしかアップがない。カット進行をリズミカルにするためのカットバックもほとんどない。脚本構成が確りしているから少女の内面に絞ったカット構成で正解だった。

 夕方からはTBSチャンネルで1962年製作の日曜劇場「煙の王様」を鑑賞。テレビドラマ史上でも名作と呼ばれ、芸術祭で文部大臣賞を受賞したドラマだ。内容は、高度経済成長時、煤煙の町だった川崎の埋立地にある工場近辺に生きる最下層労働者たちの悲哀を、元気な少年の視点で描ききった傑作だ。テレビドラマながら当時の本当に汚い町にオールロケーションが敢行され、イタリアのネオリアリズム時代の映画のような雰囲気を醸し出しつつも、少年たちの常に前向きで元気な姿が素晴らしい。特に、主役の市川好朗とヒロインの少女が土管の上に座って、煤煙たなびく煙突のさらに上に広がる青空を、煽りの画面から、会話と共にゆっくり僅かにクレーンダウンして捉えると、煙突が少年たちと重なることで観客の視点から消え、て、少年と少女の前には工場がなくなり空だけになって、まるで空に浮かんでいるような構図なっていく演出には感動させられた。脇役に戸浦六宏や小松方正など大島渚の創造者のメンバーも出演しているから、60年代のかなりトンガッタ映画を意識していたのだろうとも憶測される。ただ、ドラマの方はあくまで少年のふてぶてしくも明るい視点で描かれるので、観ている間中心が躍る気分にさせてくれる。昭和30年代を描いていると言う点では、ハリボテセンチな「三丁目の夕日」よりも、もっとしっかりと昭和の戦後、高度経済成長期の日本の庶民を知ることが出来るであろう。「三丁目の夕日」に足りないのはこうしたバイタリティと言うか時代に対するポジティブなパワーだ。

 監督は円谷一。円谷英二の息子で、当時はTBSの社員ディレクターだった。後に円谷プロ立て直しの為にディレクター職を辞め、円谷プロのプロデューサー、社長になるわけだが、この1本で日本のテレビドラマ史上に名を残すディレクターになったのは間違いない。

 CSのTBSチャンネルでこのドラマが放送されたことはかなり評価すべきことで、若いTBSのドラマに関わる人たちには是非先人のこの素晴らしい仕事を観直してほしいものだと思います。

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2008年5月18日 (日)

高村さんと銭形愛

080223_215502  今日の夜に巨人ー広島戦と大河ドラマ「篤姫」を2画面で見ていたら草刈さんと宮崎あおいが初対面するシーンをやっていた。これって、銭形愛と高村一平の歴史的な対面でもありますね。この時の静かな草刈さんの芝居がとても良かった。静謐で品があって、本当にいい年のとり方をしているなあと思います。2月に草刈さんご本人から「「篤姫」の僕はいいから楽しみにしていてえ」と聞いていたが、自負するだけのことはある芝居だった。普段は他の仕事のことあんまり喋らない人なんですけどね、「篤姫」の阿部と言う役はかなり気に入った様子だった。コメディも大変面白い草刈さんですが、僕はいつかこうした静かで品格のある草刈さんの初老の男と中年女の恋愛映画を撮ってみたいと思っているんです。「マディソン群の橋」のような。クリント・イーストウッドがやってきた役って草刈さんは絶対に出来るはずだと思いますから・・・。

 高校生の頃に草刈正雄主演でマカロニウエスタンを撮りたい!って夢に描いていたら本当に自分のデビュー作で実現できたのだから、こう言う企画も夢を信じて行動起こせば、いつか実現する日が来るかもしれませんものね。そう言うチャンスが来るまで、僕は毎日映画やドラマを撮り続けるのです。

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準備とか逆転勝利とか

昨日は午後から次回作映画の美術打ち合わせ、夜からメインロケハンの残。六本木の「Trick or Treat」とか横浜のナイトオープン候補をいくつか。

 帰宅途中に携帯サイトで横浜ー中日戦を確認したら、9回に岩瀬を打って大逆転勝利している。あーーーなんでこう言う試合を観られないんだろう。昨日ここに家で野球観たいなあと書いたのは何かムシが知らせたのかもしれませんね。

 帰宅後はスポーツニュースをハシゴするも昼の疲れがどっと出て睡魔に襲われ殆ど朦朧状態でベッドへ。

 

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2008年5月17日 (土)

井上梅次と女は夜化粧する

 撮影とロケハンが一日の間にめまぐるしく入れ替わった時はアドレナリン全開だったのに、クランクアップして1日休むと急に気力が萎えてしまった。今日は映画を観たり野球を観たりしたいなあ。天気もいいから本当はどっかに遊びに行きたいです。が、午後から次回作の美術打ち合わせなんだよなあ。

 ところで昨日スカパーで井上梅次の「女は夜化粧する」って映画を観ましたが、これが中々の傑作であった。おなじ銀座のバーもので主役が山本富士子と高峰秀子の違いはあるけど、常連客が森雅之だったりと成瀬の「女が階段を上がる時」と同じような映画なのに、こっちはミュージカル仕立てのシーンもあったり原色の照明が派手で、成瀬の静かな演出とは対照を成していておもしろかった。山本富士子と言う女優は増村の「氷壁」の時なんかにも思ったんだけど、美しいと言うよりなんか気味の悪い色気があって、ジャパンファムファタールな要素があったと思う。エロイですよ。なんか湿っぽくて。その山本富士子と客の森雅之のベッドシーンとか、ベッドに2人が倒れこんだ瞬間に照明がなんかどろーんとピンク色に変わったり、山本富士子の嫌らしさをさらに強調する演出で、成瀬映画で出色の演技力を見せる森雅之ですら下元史朗みたいな演出されてドキドキさせられます。それ以外にも室内での芝居のつけ方が非常に巧くって、井上梅次と言う監督はもっと映画史でも評価されるべき監督なのではないかと思ってしまいました。

 ちなみに今から24年前に「ハングマン」と言うテレビシリーズの助監督を1か月だけやった時に井上監督についたことがあるんだよなあ。僕がわざとデニムのジャンパーをブリーチかけて色落ちさせたのを着て、穴のあいたジーンズを履いて現場に行ったら、助監督と言うのは貧乏で金がないもんだからそう言うものを着てくるのだ。と言う先入観から、お爺さんが着るような黄土色のカーディガンを井上監督が持って来て僕にくれたのを覚えています。とてもじゃないが20代前半の僕はそれを着て日活撮影所にいくのは恥ずかしく、鞄の中にカーディガンを突っ込んでセットに入る前にかばんから出して着ていたのを想い出します。余りに現場がハードで一番下っ端助監督だった僕にとっては当時、井上監督の演出がどうであったかは思い出せません。

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2008年5月16日 (金)

クランクアップ

 天候不良でスケジュールがマイナーチェンジしたけど、なんとか無事に少女のデビュー作を撮影終了。元気なクランクアップで良かった良かった。撮影初日から考えるとみるみる成長したのではないでしょうか?きっと大きく羽ばたいていってくれるに違いないと思います。だって本当に素敵な子ですから。

 それにしても撮影とロケハンを同時に行った二日間はくたびれた。今日は脚本直しですね。午後からはジムにも行こうっと

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2008年5月15日 (木)

撮影やロケハン

 今日は朝早くから午前中まで荻窪のハウススタジオで「東京少女」の撮影。午後から次の監督にバトンタッチして、次の映画のロケハンで都内~川崎~新横浜~横浜を周る。ハウススタジオのロケが終わって荻窪までプロデューサーの小板さんに送ってもらった時、「今夜の横浜スタジアムは来ますよね?」と言われるが、残念ながらロケハンが21時近く過ぎまでかかったので水沢エレナちゃんの始球式にも間に合わず、流石にヘロヘロになっていたのでスタジアムへは行かずそのまま帰宅。始球式番組は妻にHD録画して貰っていたので、そのうち観るでしょう。

 帰宅後は寺原が9回を丁度抑えるところ。2連勝。ここのところBsiで始球式の時はベイスターズが3連敗だったので、見事に水沢エレナちゃんがそのジンクスを打ち破ってくれたことになる。水沢エレナちゃんが始球式やって、ベイスターズが勝つなら毎試合エレナ始球式やってほしいところです。そう言えば、以前にホークスの多村選手に聞いたけどやはり始球式は、おじさんが半被着て投げるより若い女の子のタレントの方が野手は嬉しいとのこと。投手の方は集中したいところなので、それどころではないそうですが・・・。

しかし、我ながら今日もロケとロケハンしかも全く違う作品を同時進行と言うのはよくやっていると思います。でも、どっちの現場のスタッフも優秀で大好きな人たちなのでストレスは全くなし。頭の切り替えも簡単にできちゃうから、体力さえ持てば全然問題ない。

 明日は朝から横須賀~横浜~川崎とロケハンしてから、夕方都内で「東京少女」の撮影に合流し、残っているシーンを2つほど撮ってクランクアップです。

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2008年5月13日 (火)

打ち合わせ&銭形海オンエア

 今日は雨の影響で僕の撮影は15日に振り替え。午後から広尾のOZで一瀬さんと某企画の打ち合わせをしてきました。脚本書いている南川君は風邪をひいていて辛そうだったが、企画の方向性は間違っていないことを確認。僕の撮影が落ち着いたところで彼とはもう1度打ち合わせすることに。誰も見たことがない新しい映画が出来ることを祈り解散。

 しかし、この寒さと雨は身体にきついですね。打ち合わせ終了後は川崎に寄って妻と合流し、総菜を買ったりスパークリングワインを買ったりして帰宅。帰宅後はラザニアとローストビーフとホウレン草とチキンのサラダでワインを呑む。我が家では必ず料理を創るのでこう言う食事は珍しい。ラゾーナの地下の洋食総菜は美味いが、外で買って食べるならこれくらい美味しくなくては意味がない。夕食を食べながら横浜ー巨人戦をテレビ観戦。裏切り者クルーンを打っての同点~逆転劇は胸のすく思い。

 ところで本日は僕が演出した「銭形海セカンドシーズン」が地上波オンエアとなりますので、未見の方は是非観てください。深夜の3時10分頃からですのでビデオなどに予約録画で是非とも・・・。

 明日明後日は、午前撮影~午後ロケハン 午前~午後ロケハン~夕方~夜撮影で早朝から夜中まで、別の映画の準備とロケが並行して行われると言う結構きついスケジュール。でも楽しい。なんのことはない。気持ちを切り替えて頑張ります!

 

 

 

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大脱獄 ネタバレあり

 今日は撮休なので「大脱獄」残りをHDD鑑賞。70年に撮られたジョセフ・F・マンキーウイッツの映画は「暴力脱獄」であるとか「アルカトラズからの脱出」と言った脱獄ヒーロージャンル映画風に見えるが、実際はもっと人間の欲望が噴出する「黄金」のような物語をあくまで軽妙に描いた西部劇である。冒頭に出てくるリー・グラント(脱ぎあり)以外は、カーク・ダグラス、ウオーレン・オーツ、ヒューム・クローニン、バージェス・メレディス、と言った囚人軍団さらに規律を重んじる署長のヘンリー・フォンダと男臭いオッサンだけの物語なのだが、それでいて男の友情とかが絡むわけではなく、ひたすら己の欲望にのみ忠実と言う脚本が素晴らしい。ひと癖もふた癖もある囚人たちVS官僚的な看守の対立。やがては囚人たちが自由を獲得。と言う単純な「自由な国アメリカ」のある側面を描き出すための囚人映画ではなく、ひたすらに活劇に終始する物語。脚本はロバート・ベントン(夕陽の群盗)とデビッド・ニューマンで当時のパンフなんかを読んでも「俺たちに明日はない」のコンビが再び挑んだニューシネマの傑作みたいな売られ方をしているが、「俺たちに明日はない」の何十倍も面白いのは、ジョセフ・F・マンキーウイッツとアーサー・ペンの演出力の差と言うだけではなく、物語の力強さと言う点で「大脱獄」の方が優れているかもしれない。

 とにかく、2時間20分次から次へと悪い奴らが騙し合って主役のカーク・ダグラスは自分を慕っていたウオーレン・オーツらを裏切って全員殺し、さあ金塊一人占め。と、思った矢先にガラガラヘビに噛まれて死んでしまい、結局お宝は品行方正の塊のヘンリー・フォンダが一人占め。刑務所の所長職を放り出してメキシコへ逃げて「彼はその後幸せに暮らしましたとさ」とテロップが出て終わり。

 もともとロバート・ベントンたちは当時流行りのニューシネマ風のアンチヒーロー自滅劇を思って脚本を創ったのかもしれないが、ジョセフ・F・マンキーウイッツの演出が相当に確りとした活劇映画に造り上げてしまったと言うことなのだろうか?

 リチャード・フライシャーとかマンキウイーッツのような50年代に活躍していたメジャーの大監督がこういった若い人の脚本でニューシネマ風の傑作映画を撮っていたり、70年代初頭のアメリカ映画と言うのは若手、中堅、大ベテランの監督たちが次々に傑作を連発し、映画史的にも稀有な傑作が入り乱れたかなり注目すべき時代だったのではないかと考える。
 
 批評家の方々には、70年代アメリカ映画について確りとした批評研究本の類をそろそろ出してほしいと願います。まあ売れないと思いますが・・・。

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天気予報に騙されたア

 昨日より気温が上がると言う予報で、日曜よりも軽装で出かけたらもう寒くって寒くって。赤坂での早朝ロケはきつかった。少女は半袖のワンピースに素足サンダルだったからもっと寒かったろう。が、よく頑張った。僕は午後から別の作品の打ち合わせで、1度撮影を抜けて夜にまた撮影に合流。彼女は日々成長していき嬉しい限り。この番組が放送された後はCMや映画ドラマに引っ張りだこになるんじゃなかろうかと勝手に予測する。でもこの勘は間違いないだろう。明日は雨で予定が崩れ、僕の方は撮影なし。でも2本目は明日も撮影があるみたい。頑張れ!

 僕は午後からさらに新たな別の映画の打ち合わせです。頭の切り替えが早い自分で良かったとつくづく思う今日この頃。

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2008年5月11日 (日)

撮影順調

 まあ、天候にはいろいろあってスケジュールも変わりそうな雰囲気もありますが今のところは撮影は順調。主役は勘がいいので一度注意したミスは二度としない。僕も珍しく人物の心理に沿った演出を今回は心がける。そもそも心理描写と言うものがあまり好きではないので、人物の心理状態などあまり信用はしていなかったのだが、若い子を引っ張っていくにはやはり登場人物の心理に沿った説明をして役を理解させた上で動かしていくのが早道だと知った。これは自分がカメラの向こう側に立って、演出される側になって初めてわかったことではあります。つまり、自分が納得していない感情の動きを自然に見せるのは至極難しいのだと言うこと。ここの登場人物はいまどう言う感情だから動いたのか?動くのか?を、たとえ嘘でも言ってあげなくてはいけない時もある。

 「気持なし!」と言うのは清水宏監督の言だし、「気持なし!」と言うのは逆に相手が巧い俳優だから言えた言葉ではないかと思う。若い経験則がない俳優やタレントに「気持なしで動け」と言うのは禅問答のようで却って難しいのではないかと思った。

 さて明日は早朝から赤坂でロケです。

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2008年5月10日 (土)

撮休

 雨予報とかいろいろあって撮休。他の仕事も今日は動きがなくって、昼間はHDDに撮ってあったジョセフ・Fマンキーウイッツの「大脱獄」を途中まで観て、余りに傑作なので一度に観るのがもったいなくなり半分ほどでやめて、午後からジムへ行き汗を流す。ジムで身体を動かしてサウナに入ると疲労がとれ、身体も頭もリニューアルされていく感じ。帰ってから野球を観ようとするがせっかくの撮休なのに甲子園の阪神ー横浜戦は中止。これでしばらくプロ野球観戦はお休みかな・・・。

 夜は「大脱獄」の残りを観ようと思うが中々時間が出来ず、観る時はちゃんと観ておかなくてはと反省。最後まで観たら改めてアップします。

 明日はそんなに早い時間から撮影ではないので精神的には落ち着いている感じ。

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クランクイン 

 本日より撮影開始。恙無く順調に撮影が進む。脚本の出来もいいので演出的には基本的に脚本の世界を最大限に生かして、同時に主役の少女を魅力的に撮ることに終始。今回は主役が若いので、きっちりカットを割って、カット構成で論理的に物語を構成していくと言うよりは、長回しでサイズを緩めにして主役のナチュラルさを出していくことに終始一貫していくつもり。脚本がダメダメだとこう言う狙いはうまくいかないけど脚本が確りしているから大丈夫だろう。勿論魅力的な彼女の表情はしっかり撮っています。そう言う狙いもあってか、昨日の脚本読みではちょっとテンション落ち気味であったが、いざ現場に入ると元気にやってくれているのが嬉しい。立ち稽古を繰り返しやってから脚本読みをやると舞台なんかでもテンション下がってしまうものだと妻から言われるが、彼女は昨日の杞憂を吹き飛ばす元気なところを見せてくれた。夕方のシーンではアドリブまで飛び出して、こっちの思惑どおりに自由に演じ始めてくれて楽しい。

 夜には撮影終了。明日は撮休。日曜から変則的にしばらく撮影は続きます。その間に別の作品の脚本打ち合わせやら月末にクランクインさせる映画のロケハンなども入ってくる予定です。

 

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2008年5月 8日 (木)

衣装合わせ~神代「遠い明日」

 午前中に某企画のプロットを読んでプロデューサーにこれで脚本化できるなら進めて欲しいと連絡。これも実現したら結構意欲的なホラーになりそう。午後は赤坂で「東京少女」の衣装合わせ。スケジュールの都合で主役以外のキャラの衣装を合わせていくが、基本的に主役の衣装が決まらないと覆す可能性もあるので、いくつか合わせて決定は明日の主役の衣装合わせに持ち込むことに。なので、どんどん着せて確認の写真を撮ってと言う早い作業に。僕の衣装合わせは昔から「物凄く大変で結局全て新しくデザイン」か淡々と衣装部のセンスに任せて、それほど外れていない時はオーケーだしていく。と言う両極端。佐々木組衣装合わせは助監督のハードル高いと「発狂する唇」~「ケータイ刑事 THE MOVIE」でチーフをやっていた助監督に言われたことがあるが、今日は早かったです。

 帰って成瀬の「あらくれ」をダビングしようと予約していたのだが、最近買ったばかりの外付けHDDの予約に失敗し、落ち込む。今日はこの映画を観てクランクイン直前の脳の栄養にしようと思っていたが、1食抜いてしまったような感じ。が、気を取り直して何か栄養成分になる映画を観ようとスカパーをザッピングしていたら神代辰巳の「遠い明日」と言う三浦友和主演の東宝映画をやっていたので最後まで観てしまう。封切が79年で国広富之主演の「神様なぜ愛にも国境があるの」と2本立て公開で、僕はリアルタイム鑑賞しています。神代監督はこの年「赫い髪の女」「地獄」2本の傑作映画を撮っていて、この「遠い明日」は70年代最後の神代映画になった。そもそも三浦友和をアイドル映画の相手役から一本立ちさせようと東宝が様々な監督に三浦友和を預けて撮らせていた時代の映画で、実はこの頃の三浦友和映画は傑作が多い。西村潔「黄金のパートナー」だとか、岡本喜八の「姿三四郎」とか当時のキネ旬の評価はどれも高くはなかったが、今観直すとどれも傑作ぞろいだ。この「遠い明日」も、父の冤罪事件を晴らす社会派サスペンスの物語なのだが、相変わらず手持ち長回しを駆使して「お芝居の楽しさを」満喫させてくれる映画だった。おそらく三浦友和の端正過ぎる顔と、ルーズなサイズで長回ししまくる演出に違和感があったり、どこかで見ている側がショーケンを脳内置換してしまったりして比べたりするから評価が落ちたのかなと思うが、30年近く経って久々に観直すと、芝居にも映像にも迫力があって充分楽しめる映画になっていた。

 「東京少女」とは全く関係ないが、僕は撮影中や撮影が近づいた時にはできるだけ今の自分の仕事とはジャンルが遠そうな映画を観て、脳内リフレッシュすることを常としているので、この神代の「遠い明日」を観ることができたことは大変うれしいことであった。

 さて、明日は朝から「東京少女」の次に迫る映画のロケハンで横須賀へ行き、午後の遅い時間から「東京少女」の顔合わせ&衣装合わせです。

 

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2008年5月 7日 (水)

初夏の木漏れ日 レッスンの日々

Sn340185 昨日は夕方からレッスンだったので、昼間は妻と共にジムへ行く。有酸素運動→マシンでの筋トレ→プールでのコアウオークと言う一応自分で決めたメニューをこなせたので満足だったが、家の鍵を忘れて出てしまった。妻は僕より1時間遅くプールで水泳レッスンしているので、行くあてもなく、そばの公園で妻の帰りを待つことに。これが真夏や冬なら大変だったが昨日はとても気候が良かったので、木漏れ日の中でベンチに横になって昼寝。ジムでの心地よい疲れもあったので、とても気持ち良く休めた。写真はそんな木漏れ日を撮ってみました。忙中閑ありの束の間の昼寝は気持ち良かった。

 妻が帰ってからは夕方までスカパーで横浜ーヤクルト戦を観戦。なんとか出かけるギリギリの時間に勝ってくれたがヒーローインタビューは間に合わず赤坂へ向かうことに。その後はBsiで妻ととともに少女のレッスン。彼女の芝居もなんとか間に合いそう。後は現場でここまでの力を発揮できるかどうかと言うところまでは来た。いや、でも本当に可愛いです。この新人は。挨拶や日常の礼儀がかなり確りしているのもいい。夜も更けて来たので、ちょっと遠回りだったけど妻と一緒に彼女を近くのターミナル駅まで送ってあげて帰宅。

 帰宅後は、家でレッスンのビデオを2人で観直して「大丈夫だね」とほっとする。割本も出来てスタッフに渡したし、いよいよ撮影ですね。とりあえず今日は午後から衣装合わせだ。

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2008年5月 6日 (火)

自宅作業&買い物

 朝から「東京少女」のカット割り。割本づくりはテレビドラマ独特の作業ですが、事前のシュミレーションを具体的に考えていくにはいいこともあると思うのです。ただ、割本にスタッフが拘り過ぎて現場での新しいインスピレーションがなくなって、流れ作業的なものになる可能性もあるので両刃の剣ではあります。一応、今までの「東京少女」を短編時代からもう一度考察し直してどういった方向で演出していくかを絞り込む。短編時代はぴあフェス出身者も多く演出していて、どこか自主映画的な部分も結構あって、そのあたりが魅力的だったりするので、初心に帰って8ミリ映画を最初に撮った時のようなときめき感を出せるといいなと。新人だし、あまりかっちりと構図を決めてがちがちに撮るよりちょっとルーズなサイズでドキュメンタリーのような空気感を出してみてはどうか?とか考える。

 午後からはREGZA-37Z3500に対応する外付けHDDを買いに川崎のビックカメラまで自転車を走らせる。初めて川崎のラゾーナまで行ったけど、自転車で10分で行けるとは思わなかった。駐輪場は大きいし3時間まで無料だし、これから川崎に出る時は自転車で行こう。外付けHDDはバッファローのHD-ES500U2を購入。これで、REGZAにUSB接続。テレビのリモコンだけで内臓HDDテレビのようにFULLハイビジョン画質の番組を45時間まで録画・再生できることに。45時間で1万4800円だから、今のところブルーレイHDレコーダー買って保存するより安上がり。ただ、ハードディスクが飛んでしまうとデーターが消える危険性はある。日本映画専門チャンネルがHD放送開始されたので、もう一度ハイビジョン画質で保存し直す楽しみが増えた。とは言え、僕は蒐集癖は全くないので何度か本当に見返す者だけにはなるだろうけど・・・。

 夕方は横浜ー広島戦をスカパーで観る。今日も薄氷を踏む勝利。どうも監督の短気さがブルペンに悪影響を与えている感じ。慎重さを選んで投手交代していると言うより、ちょっと打たれると短期で「次行け」となっている。もう少し選手を信頼してどっしり構えて起用してほしいと思う。

 夜は新人の少女のリハーサルのビデオを妻と観ながら明日のレッスンへ向けての課題などを喧々諤々と議論。さらに魅力的に見せるにはどうするのか?明日の夜が楽しみでもあり怖くもある。

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2008年5月 4日 (日)

東京少女ロケハン

 朝から終日都内をロケハン。「東京少女」だから当たり前だけど東京都内ロケです。でも東京と言っても広いから、赤坂~原宿~立川~八王子~荻窪~新宿~恵比寿~中目黒と東京を西から東へ飛びまわる。ゴールデンウイークだからと混雑を予想したが、さすがにプロの車両部が運転しているので渋滞情報を聞くと、どんどん抜け道を抜けて実にスムーズな移動。それでも1日車に乗っているとくたびれます。途中で妻から欝になるベイスターズの試合模様がメールで届き、疲れはピークに。何と言うか、言葉も出ない展開ですね。

 でも野球なんかでいちいち落ち込んでもいられないので気を取り直して、インド映画のミュージカルシーンを集めたサイトでミュージカルシーンを観ながら癒される。興味ある方はどうぞ。タイトルをクリックすると見られます。

http://ww.smashits.com/video/cat2/hindi-songs.html

明日は割本づくりですね。明日がここ1か月で最後の休日となるかもしれないので大事にしなくては・・・。

 

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2008年5月 3日 (土)

ストラップはここに戻る

Sn340183 今日は「東京少女」の準備はお休みで、月末から入る映画の為の打ち合わせに赤坂へ。ちょっとモチベーションがダウンしてしまうような内容の報告が多くて、脚本内容を検討し直さなくてはいけない箇所も出てくるかなと帰途につく。帰りの電車内でメールを打っていたらストラップがいつの間にか銭形零のものに戻っていることに気が付いた。ストラップは撮影中はその時代々の銭形のストラップをいただくのでそれをつけているが、撮影が終わると妻は零に戻したのだ。僕の初めての連続ドラマのチーフディレクターの記念と言うことと、夏帆ちゃんを最初に主演に迎えて基礎から特訓をやった日々を思い出すのだろう。ことのほか零には思い入れがあるようだ。今回の「東京少女」の主役の子も、夏帆ちゃんと最初に出逢ったときを思い起こさせる。今もそうなんだろうけど、あの頃の夏帆ちゃんは本当にこの世界で生きていくのだ!と言う強い意志があって、芝居こそまだ未完成の部分はあったが、主役として番組を背負って行こうと言う責任感に満ち溢れていた。その「意志の強さ」が、今の夏帆ちゃんの大活躍の原動力になっているに違いないと思う。今の現状に満足せずに夏帆ちゃんにはさらなる飛躍を望みたいし、あの頃の「意志の強さ」があれば必ず大女優になれるだろう。

 僕もこの「銭形零」のストラップを見ると4年前のノスタルジイに浸るのではなく夏帆ちゃんの「意志の強さ」を想い出しながら、自分の映画への「意志の強さ」を奮い起させている。今日のようにちょっとアンダーな気分になった日は「銭形零」のストラップは勇気を与えてくれる。

 このストラップと仕事帰りに立ち寄ったスポーツジムで汗を流したおかげで再び元気が出てきた。有酸素運動+筋トレコンボは血のめぐりがよくなり、脳を活性化させる。汗を流した後のジャグジーも気持ちいいし。

 次の主役の子も夏帆ちゃんに負けない、それを超える存在に成長してほしいし、それがうまくいくかどうかは自分の責任もあるので、多聞さんから預かる最高の素材を磨いて世に送り出さなくてはいけないと、それを考えるとモチベーションは上がっていきます。

 明日は朝早くから「東京少女」のロケハンで夜まで東京縦断の旅です。ロケハンの時は普段絶対に食べないファミリーレストランの食事になることが多いのでカロリー過多に気をつけよう。

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リハーサル&東京ロケハン

 今日は朝から妻の協力を得て某所で個人リハーサル。クランクインまであと1週間ですからね、少しの隙もあれば呼んで貰ってとにかく最初のシーンから最後までを丁寧に追って行く。自分でも経験あるが、シナリオのト書きの動作が納得できていないとどうしても動きがぎこちなくなる。だから、1シーンごとに動きの根拠を考えてあげて感情の流れをつくってあげるとすんなり出来るようになることが多い。このあたりは先月ワークショップで加藤雅也さんと脚本内容からいかにキャラクターを創りあげて、しかも芝居に反映させていくかと言うことをやった経験が役にたっている。ただ、彼女はまだ初心者なので、加藤さんの時に飛び交っていた専門用語を、平易に訳していかなくてはいけないので言葉の選び方が難しい。でも、今回のこの子は勘がいいので、一度、感情の流れを創るとそれを理解してニュアンスを出すことができるようになってきた。そう言えば加藤さんは今日の「AROUND40」と言うドラマにゲスト主役で出ていましたね。

 食事を挟んで午後からはスタッフと合流して都内~立川あたりの郊外をロケハンし、夜になってからまた都内へ戻ってナイターの公園のロケハン。かなりの強行軍だったが、一昨日ほど疲れがでないのは今日は比較的涼しかったせいなのか?昼食は久々に天下一品のラーメンを食べたが、かつては一番好きなラーメンの味だったのに、最近は段々きつくなってきてたのは味覚が代わって濃い味のものが苦手になって来たのかなと思った。

 明日はまた別件の映画の俳優面接。ゴールデンウイークは休みなしです。

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2008年5月 1日 (木)

新企画打ち合わせと「アイム・ノット・ゼア」

 赤坂の某会社でライターとプロットの打ち合わせ。5月下旬からクランクインする映画の会社と同じ会社なので、スタッフの前で別な企画の打ち合わせをしていると言うのはあまり気持ちのいいものではない。この企画は低予算ながら僕にとっても和製ホラーというジャンルにとっても挑戦的なものになるので、安易な妥協はできないと思っている。なので、出がらしのような実録心霊表現をできるだけ排除していくと次に怖いものは何か?という原初的な問題にも突き当り、ライターの方には苦労をかけると思うがやはり新しい表現を追求していかないと映画は細くなっていく。「ホラーはもう当たらないよね」という言葉をなんとか覆してやりたいのだ!ホラーが当たらないんじゃなくて、ジャンル映画を重要視せずに安易な表現の繰り返しが市場を飽和させてしまっただけなのだから・・・。そういった玉石混交の中から、清水君の「輪廻」のような、或いは僕らが「怪談新耳袋」の何本かでで挑戦していったことは継続していかなくてはいけない。

打ち合わせの後は気候のせいか、非常に身体が全体がだるく重くなり早く帰りたいと言う欲望も出てくるが(ホラーの打ち合わせの後だったせいかなあ)、川崎で妻と待ち合わせしているので、なんとか力を振り絞ってチネチッタまで行く。「アイム・ノット・ゼア」という映画を観に行くためだ。

「アイム・ノット・ゼア」はボブ・ディランの人生を実に大胆な表現で描いた音楽映画の傑作だ。役者も設定も世界観も違うボブ・ディランの物語をどこに重点をおくでもなく、平行に描き出すので映画やドラマと言うものを、「物語を一人の主人公に思い入れをしながら見ていく」と言う制度的な見方をしてしまうと、あまりに突拍子もなく視点が次々と変わるのでついていけなくなる人も多いかと思うが、映画の流れの中に自分を放り込んで映画の流れていく時間軸に自分の脳をセットするとそれほど難解でもなく、自然と楽しめる。デビッド・リンチなんかもそうなんですが、構成や設定は突拍子もないけどワンシーンごとの表現は、カット割りだとかカットごとの編集は極めてオーソドックスで固いと言う映画が僕は結構好きなので、今回も芸達者な俳優をそこここに配置してあくまでオーソドックスに描き出していくこの映画はなかなか楽しかった。ただ、何と言うか、僕らが知っているボブ・ディランの人生を新しい表現で描き出したと言う点においては非常に面白かったのだけど、ここまで来たら最後に何か突き抜ける、飛躍する展開が最後にあってもよかったかなと。

それにしてもアメリカ映画の裾野は広い。経済的な意味だけではなくいろいろな意味で日本映画がアメリカ映画に勝てる日は来るのだろうか?

帰ってスカパーをつけたら、横浜が中日に追い付かれながらも突き放していくところだった。首位中日に対してようやく1勝目。今年は1カ月目にして順位を気にせず一つの勝ちを喜び、負けは試合は無視と言う境地に入っています。頑張れベイ

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