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2008年7月 2日 (水)

トリコン!!!リターンズは大詰め

 午前中は柴崎の東映ラボテックに出向いてカメラマンの今泉さんと「トリコンリターンズ!!!」のカラコレの打ち合わせ。カラコレと言うのはカメラマンが色彩設計に従って、画の繋ぎが終わった段階で、全てのカットの色調と明るさを調整していく作業で、フィルムの場合は「カラータイミング」と呼ばれます。本当は全カット立ち会いたかったけど、午後から別件の打ち合わせが入っていたので、今泉さんと最初から一緒に観ながら、僕なりに気になったことを話して打ち合わせ。色調と言うより主に明るさの件が多かったかな。今回は2日間のストーリーのなので、撮った日の天候によって明るさが全然違うのでそこを主に調整してもらうことに。色に関してはカメラマンを信じて、僕はお昼から赤坂へ。

 午後からは赤坂で新企画の監督が集まってキャラ設定の打ち合わせ。脚本を読んだ方向とは結構違う話にもなってきて、僕らとしてもちょっと混乱があったので、今日のところは課題を持ち帰ることにさせていただく。打ち合わせ終了後、そのまま赤坂の別の会社へ移動して「トリコン!!!リターンズ」の効果打ち合わせ。本日2度目の「トリコンリターンズ!!!」ラッシュを観ながらの打ち合わせ。「トリコン!!!リターンズ」は来週いよいよ完成ですね。助監督の宮崎がオールラッシュを観て「すげえ面白いですね」と言ってくれたので元気が出る。まあこう言う一言は大事です。

 助監督たちには出来るだけMA(最終音入れ)には顔を出すように言う。助監督って殆ど仕上げに来ないけど、僕が黒沢清監督や長崎俊一監督の助監督をやっていた頃は、ギャラの拘束が解けても仕上げには顔を出していた。仕上げと言うもののシステム知らずに監督の仕事の勉強が出来るとは思えなかったからだ。おかげで、まだ独立したての効果マン柴崎憲治さんと出会えたり、音楽の入れ方やミキシング段取りを学べたと思う。何より最後に映画が出来上がっていく瞬間を観るのが楽しかった。助監督さんもなかなか忙しくて、現場から現場へ渡り鳥になってしまうことが多いが、出来れば1本の作品を準備から仕上げまで見ないと本当の映画構造を知ることはできないのになあと思う。まあ、職業助監督として一生生きていくなら仕上げはラインプロデューサーに任せておけばいいものなのだろうけど・・・。

 

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