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2008年8月

2008年8月30日 (土)

クランクイン

 本日から僕が撮る回の「女子大生会計士の事件簿」が某所でクランクイン。僕はセカンドクールつまり11月期の作品を3本ほど撮ることになっています。もう1人新人の監督が撮るので4本1セットで今日から9月中旬までの撮影ですね。撮るスピードとしては「ケータイ刑事」シリーズの枠とほぼ一緒です。今日は「会計監査部屋」のシーン。つまり「ケータイ刑事」で言うと、事件前に相棒とちょっとしたエピソードがある「警視庁の一室」的なシーンをまとめて撮りました。

 今回は主人公が、難しい会計監査の専門用語をいとも簡単に余裕を持って早口で尚且つカツゼツ確りと喋ると言うのが、僕個人が小出さんに求めた拘りでもあるのですが、小出さんは僕の粘りにも答えて難なくこなしていました。でも、今日のところはまだまだ「話の枕」的な部分なので、今後のシーンで難しい会計トリックの場面が楽しみでもあり、ちょっと不安であったりもします。竹財君と小出さんのコンビネーションも良くなってきていて、僕は今回は少し楽をさせていただいております・・・。最近、シリーズものの頭の方を撮ることが多かったので、出来上がったキャラクターを撮るのは「銭形泪」で最初に僕が撮った「ファーストシーズン7話」以来ではないかと思われます。

 明日は、その新人監督の撮る日なのでいきなり僕は撮休。シッカリお勉強しなくては・・・。

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2008年8月26日 (火)

実録外伝 ゾンビ極道 シネマヴェーラで上映

 シネマヴェーラ渋谷で現在特集中の「妄想・異形の人々Ⅲ」の中で、拙作の「実録外伝 ゾンビ極道」が上映されることになりました。8月30日(土)と9月4日(木)で、30日が「ガス人間第1号」(本田猪四郎)、4日が「闇の中の魑魅魍魎」(中平康)と2本立てです。この作品はもともとオリジナルビデオとして製作され、劇場での上映は6年前に遡ってテアトル新宿での映画秘宝イベント以来なのではないかと思います。

 僕にとってはいままでのフィルモグラフィの中では唯一のヤクザものでありますが、深作欣二監督が打ち立てた「実録」と言う手法を自分たちで再構築したらどうなるか?と言うことを主眼に置いて創った記憶があります。このときは編集の大永氏が「仁義なき戦い」シリーズを徹底的に研究し、ストップモーションのコマ数だとか、ストップしてからテロップが浮かぶまでのコマ数とかまで計算して編集した覚えがあります。まあそうした手法もさることながら、小沢仁志さんの凄まじいゾンビ演技を楽しんでいただけたらなあと。小沢さんにはジョン・カーペンターの「スターマン」を見ていただいて、宇宙人が人間の肉体を得てまだ間もない頃のぎこちない動きを参考にしてもらえるようにお願いしたのですが、それを小沢さんが自己流にアレンジしていまのオリジナルなゾンビになったと思います。当初の脚本では、殺した人の肉を食わないと死んでしまうと言うジレンマに陥るキャラクターだったのですが、「それでは観客の感情移入ができない」と言うプロデューサー命令でいまの形になりました。僕としては、それくらいな強烈なキャラクターの方がより悲哀が出ると今でも思うのですがいかがなものでしょう?と言うのも「実録やくざ」映画と言うジャンルそのものが感情移入できるキャラクターなんか出てこなかったし、もっと言えば「やくざ」と言う反社会的な存在そのものが感情移入できる存在ではないと思うのですが・・・。

 もうヤクザVシネと言うジャンルそのものが死滅していくので、こうしたチャレンジはもう出来ないかもしれませんが、映画のジャンル性と言うものを考えるときに是非見ていただきたいなと思います。

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2008年8月25日 (月)

衣装合わせ

 先週からロケハン~美術打合せとあって、今日は衣装合わせ。すべて「女子大生会計士の事件簿」の件であります。5月~6月にかけて3本ほど撮りましたが今回はそれが一気に押し寄せて来るので、ちょっと脳内ハードディスクが容量オーバー気味でブログ更新も滞りがちですね。本当はメダルを取れなかった野球のこととか書きたかったのですが、そういった日常はあっという間に通り過ぎて行きそうな今日この頃です。それにしても8月は母の葬儀から始まってここまで激動な月でした。

 と言うわけで今日は四谷で衣装合わせ。「ケータイ刑事シリーズ」のレギュラーの山中さん、水沢エレナちゃんの「恋する日曜日」でご一緒した森本亮治君、それにうちの奥さんと言う布陣(各話ゲストの回が違いますが)で順調に進み、そのあとは今日から再び東京入りした小出早織ちゃんの衣装合わせ。今回は本当に様々な衣装を、それも今までにないかなりポップな衣装を次々と披露することになるので、衣装合わせそのものがかなり楽しかった。

 帰りは結構遅くなって奥さんと鹿嶋田に新しくできたエスニック料理店「ニルヴァーナ」で夕食。ネパール料理を中心としたレストランなんだけど、殆ど貸切状態。値段も都心の同じ傾向のレストランに比べると2,3割安いし、何よりも美味しい。近くに外食チェーンのカレー屋が出来たけど、そこよりは断然美味しいので鹿島田、新川崎の人は是非一度足を運んでほしいと思いました。

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2008年8月21日 (木)

ロケハン

 昨日はロケハンで東京の西の果てをロケハン。毎回違うオフィスが登場するので制作部も苦労していることだろう。午後は西から一気に東へとほとんど東京縦断ロケハンだったけど、それなりに収穫のあったロケハンでもあった。でも、ロケハンの時に素晴らしい日差しを見てしまうとイメージが最大限に膨らむから撮影時が微妙な天候の場合は苦労する。完全な雨とか暗い曇りとかなら助監督やプロデューサーに相談してスケジュールの(多少の)入れ替えは可能だけど、晴れているのに薄雲がかかって天気予報的には晴れマークだったりすると撮らざるを得ないですからね。と、言いつつかなり素晴らしい日差しが出るとそのシーンがかなり引き立つ映像になりそうな場所をチョイスしてしまう・・・。まあ、これは運を天に任すしかない。このカットが美しく撮れれば僕のこの回は成功と言ってもいいかもしれない。カメラマンは「学校の階段」でも組んだ金谷さんだから映像はもう何も心配しておりません。

 で、今日は朝から脚本打合せ。明日もロケハンです。

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2008年8月18日 (月)

吉見投手 8回1失点 3安打猛打賞

 夜は阪神対横浜戦をスカパーで観戦。2画面で陸上を見ながら。

 この日先発の吉見投手は3安打猛打賞だったわけですが、去年ソフトバンクの多村選手に直接聞いた話ではベイスターズ内ではかつて吉見の打者転向の話は本当にあったそうで、それは吉見投手がたまたまヒットを多く打つ投手ではなく、そこらへんの打者なんかより左打者としての打撃センスに類稀なる才能を打撃コーチに見込まれたこともあったからと言うことで、昨日の猛打賞も偶然ではなく、吉見選手の能力を考えれば当然のことだったのかもしれません。そう言えば多村選手もベイスターズの投手で一番対戦したい相手に吉見投手を挙げていましたが、昨日のようなピッチングを今後も続けてほしいなあと。僕らが毎年キャンプに行くようになった最初の年に最も期待されていた投手と言うこともあり、これからも活躍してほしいものです。投手としても打者としても。

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赤坂が涼しかった

 昨日は朝からBsiで「女子大生会計士の事件簿」の脚本打合せ。すぐそばで今日はロケもやっており、打ち合わせしながらロケ現場も時々見に行く。今回は早織ちゃんが毎回派手な衣装で登場するので、ロケ現場へ行く度に「あっ」と驚くようなことが多いのだが、これがどれもなかなか素敵なので、それを見るだけでも楽しい。でもこの暑さの中で早織ちゃんがブーツ履いている姿が多いのはちょっと可哀そうでもある。ドラマと言うのは季節を先取りして撮影しなくてはいけないし、それに今年の最先端の衣装をメーカーとタイアップして借りるとどうしても「秋物新作」となってしまうからしょうがないんですけどね。逆に言うとこの季節に夏物の新作をタイアップで借りようとしてもメーカーに在庫がないので苦労するなんてことはよくあります。

 脚本打合せを午後までやって、ロケ現場のケータリングの冷やし中華を一緒に食べさせて貰って帰宅。スタッフは昼休みはテレビでオリンピックに熱中していました。ちょうど浜口京子が金メダルを逃してしまう瞬間をやっていた。

 帰宅してからは横浜高校の準決勝を応援するも完敗。横浜高校と決勝進出の常葉菊川高校は去年の明治神宮大会決勝での直接対決を実際に観戦したので、甲子園でもその戦いを再現してほしかったのだがその願いは叶わなかった。しかし横浜高校は投打にわたって中途半端な戦力だったから、渡辺監督ではないが「よくここまで勝ち上がってきた」とも思う。

 いずれにしろ、慶応高校、横浜高校と地元神奈川県の高校が遂にいなくなってしまったわけで、7月の神奈川大会から見て応援してきた妻はさびしい思いをしているんではないだろうか?

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2008年8月16日 (土)

ハプニング

 午前中からチネチッタでシャマラン「ハプニング」鑑賞。次々と人が降ってくるイメージは「回路」の一人の落下に及ばず、1カットで撮りきってほしかったなあなどと思いながらも、結構楽しんで観てしまう。後半出てくる偏屈な老女は形を変えた「西の魔女が死んだ」の老女にも重なる。あの「西の魔女」だって、本当なこういう婆さまだったに違いない。

 最近のシャマランって「志」だけで撮っている感じです。今回も解り易い、ある意味幼稚なエコメッセージみたいなものを読み取るのも簡単なのだけど、それが「レディ・イン・ザ・ウオーター」の時にも思ったけど余りに単純なので「それでいいのか?」と逆に思ってしまう。ただまあ、そんなことは映画にとってはどうでもよくって(僕にとっては)、シャマランの「志」はもっと映画の根幹に結びついてしまう「決定的な何かをどう撮るのか」をきちっと選択している点にある。ただ、そこの思い切りが黒沢さんほどには徹底していないのだ。例えば先に書いた人が降ってくるカットを見た目主観で描きながら、落ちた瞬間客観に変わることで実は「そこに起こったことがフィクション化されしまう」ことに気が付いているのかどうか・・・。それでいながらジョン・レグイザモが乗った車が街路樹に激突して、死体がフロントガラスを飛び出し、さらにのっそりレグイザモが車から出てきて自殺してしまうカットを、フロントガラス破りの死体をCG処理するというリスクを冒しながらも1カット撮ってしまう潔さを持ち合わせていたり・・・。こうしたちぐはぐさを内包しつつそれぞれの人物の配置、距離はなかなか絶妙で、きっとあと10年後には大傑作を撮ってくれるのではないかという期待感を抱かせて映画館を出た。まあそのぶん不満な点も多かったんだけど・・・。

 帰ってから届いた脚本の勉強をはじめるが殺人的な暑さに耐えられず、妻とともに「慶応高校対浦添商業」戦の熱い戦いを見たり、五輪柔道を見たりして夜は家族で対岸の大田区花火大会を多摩川土手まで歩いて見に行く。

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2008年8月14日 (木)

上野まで

 今日も上野へ出て新ドラマの現場訪問。自分の回の脚本を貰って、現場で主役たちと雑談してコミュニケーションを図る。ストリートビューで確認して分かったんだけど、このロケ場所は銭形零で使ったビルだった。懐かしい。山下さんが縄梯子から落ちてしまうカットをスタントもアクションチームもなしで撮らなくちゃいけなくて苦心したのを思い出す。あの頃は冬で寒かったが、今日はまた地獄のような暑さ。稲荷町から徒歩で現場へ向かう間に背中が焼けるように熱くなる。

 現場で初めて一緒にやる主役の一人と雑談したり前の監督の演出を見ていろいろお勉強。その間に美術スタッフや制作部とも簡単に話をする。お昼は食事中の監督、カメラマンと一緒に歓談。

 帰りには自宅近くのジムで2時間ほど汗を流す。体を動かして、サウナに入った方が夏の暑さの疲れは少しとれますね。代謝がよくなるからだろうか・・・。帰ってからは「マルサの女」をDVD参考試写。久々にみると面白い。が、映画の黄金期を支えていた人たちがぎりぎり存命している時代の作品だったんだなあと実感。

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2008年8月12日 (火)

暑い中 東京の東へ

 午前中から横須賀線で錦糸町へ出て、そこから半蔵門線で清澄白河の駅へ。さらに徒歩で数分。新ドラマのロケ現場を表敬訪問。しかし、グーグルのストリートマップはロケ現場へ直行するときは非常に便利だ。と言うかロケハン写真の一部が省けるんじゃないか、これ?まるで「エンドオブバイオレンス」みたいな感じだけどね・・・。

 現場は順調そうでよかった。三原監督がすごく頑張って撮っているので僕も頑張らなくては。とりあえず主人公たちの在り方を見させて貰って、ロケ担当のスタッフにロケハンの方向性を話す。

 しかし、今日も暑かった。帰りしなに歩きながら食べたアイスが非常に美味しかった。東京の東側ってなんとなく古い街並みが残っていてほっとしますね。「東京少女 岡本杏理 1話」のロケハンの時も思ったけど、本来の「東京」らしい雰囲気がまだ残っている。特に夏祭りの準備なんかが始まると特にそうだ。昔なら、ちょっと路地へはいって昼間から「蕎麦屋」で板わさつまみに冷たいビールを飲んでいたな。きっと。今は、昼から飲むことはほとんどありません。

 

 

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2008年8月11日 (月)

レイダース4

亡くなった母の葬儀からもう1週間。なんだかんだとめまぐるしく動いてようやくひと休み。「インディジョーンズ クリスタルスカルの王国」をチネチッタに観にいく。思えば、母はこのシリーズのファンだった。1作目、2作目は元気な時に見たし3作目はもう病気になっていたが、それでも観たいということで、帰省した折に札幌の東宝日劇というこれまた今は亡き札幌の戦艦級の劇場で観た。そういった意味で映画の出来とは関係なく、ラストでインディのテーマ曲が流れて来ると一つの時代が終わっていくのだなと言うことを実感する。Times They Are A-Changin'

 で、映画のほうですが、前作からおよそ20年ぶりの新作ということなのだが、ここまでかつてのこのシリーズを反芻する意味がどこにあるのかと?いや、「ケータイ刑事 THE MOVIE」のようにこれまでシリーズを育ててくださったファンへの感謝の意も込めて創られる映画ならともかく、今更1作目のカレン・アレンがヒロインとして復帰したりだの、シリーズの小ネタ拾いには辟易とさせられる。あんなオバチャンがヒロインで冒険活劇に胸は躍らんし、大体27年前の「レイダース 失われた聖櫃」においてもカレン・アレンの存在は決して歓迎されていたわけではなかったのに・・・。

それだけではない、スピルバーグの演出にも大いに不満が残る。アクションは確り撮れているのに何か決定的なカットがない。たとえば、冒頭でソビエト軍がアメリカ兵に扮装して乗り込んで来る時のカット。襲撃の瞬間、人があっという間に倒れていくあの瞬殺のカットがない。冒頭のアクション~ジョーンズの教授エピソード~ジュニアの登場のくだりも、余計なシリーズの後付け説明を蒐集していくので映画が停滞することこの上ない。どうしてこうなってしまったのか?ルーカスは悪いのだ。と決めつけるのは簡単だが、演出が下手糞に見えるのはスピルバーグの責任以外の何物でもない。ジョン・ハートとかケイト・ブランシェット(最近出まくりだな)とかキャスティングセンスは絶妙なのに勿体ない。この活劇映画の代表のようなタイトルを冠した映画がなぜ失敗するのか?アクションシーンがうまく撮れていても活劇はなぜうまくいかないのか?深く考えながら映画館を出た。

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2008年8月 8日 (金)

星野に代表監督の資格なし

http://www.sanspo.com/baseball/news/080808/bsr0808080434001-n1.htm

 こんな発言するなんてね、どういう思いで球団は4番打者を出し、ファンはそれをどう思っているか・・・。確かにベイスターズのチーム状況は最悪だけど、こんなことを星野さんに言われる筋合いはない。まあ、政治家なんかにありがちな上から目線故の失言(本人はそう思っていない)なんだろうけど・・・。ベイスターズは村田4番が抜けるのは本当に痛いんですよ!順位なんか関係ない、その間もNPBの興業は続いているんですからね。村田を楽しみにしているファンだってたくさんいるんです。だから最下位でも1万人以上の客が横浜スタジアムには集まる。

  日本の野球界を代表する監督として、品位を保った発言をしてほしいものです。

 これで北京五輪の野球を見るモチベーションは一気に下がってしまった。もともとMLB抜きの世界1なんか意味ないし、野球はワールドベースボールクラシックがあればいいのかもしれません。北京へ行く選手たちはくれぐれも身体を大事にして、元気に戻ってペナントを戦ってほしいものです。

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暑い

 午前中から家を出て赤坂のBsiまで出向いてライターの三宅君と脚本打合せ。もう、テレビ局だろうがどこだろうが短パンTシャツ姿ですね。8月7日と言うのは昔の暦で立秋らしいけど、7日~お盆当たりが暑さのピークだろう。打ち合わせ後新宿のビックカメラ~ヨドバシと廻って買い物をするがお目当てのものは見つからず、これも母の葬儀の後始末の品です。その新宿での暴力的な暑さは、ハンマーで後頭部を何度も殴打されるようなくらいにガツンとくる暑さだった。それでも湿気が少ないのがまだ救いか・・・。去年は8月いっぱい風邪をひいていたので、結構寝込んでる時期が長かったけど今年はクランクインを控えているので「これから」が忙しくなる本番ですわ。

 三宅君との打ち合わせでようやく自分の中でのこのドラマの演出の肝を見つけたかと思う。とは言え明日からチーフDの回はもうクランクインだもんなあ。まだ詳細は書けませんが、スタッフ・キャストの皆さんは猛暑の中での撮影となるので、熱中症にならないようにくれぐれも気をつけてほしいなと思います。

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2008年8月 6日 (水)

試写とか

 朝10時から映画美学校で「トリコン!!!リターンズ」の試写。いつも僕と組んでいる大永君から「前作より100倍面白い」と言われほっとする。とりあえず、地道に頑張った甲斐はあった。しかしまあ、これくらいは普通に撮らなくてはいけない仕事だ。あとは、お客さんに喜んで貰えて確り売れなければね。

 午後からは横浜高島屋へ行き、妻と待ち合わせして、ギフトカウンターで香典返しの段取り。これが結構大変で夕方近くまでかかってしまう。まだまだ葬儀の後始末は続きそうだ。とりあえずもうすぐ撮影が始まるので、それまでにある程度の段取りは終わらせなくてはいけない。横浜駅から横須賀線に乗って帰るがホームのあまりの暑さに頭がクラクラする。帰ってからもまだまだいろいろ葬儀のお礼への段取りは続く。

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2008年8月 5日 (火)

葬儀を終えて

 猛烈な暑さの8月2日早朝に飛行機に飛び乗り札幌へ。母の葬儀へと向かうためだ。80年代後半に骨折して入院し、それが原因でノイローゼ気味になり欝病になって何度も自殺未遂を仕掛けて、その度に僕は飛行機に飛び乗っていた。90年代前半のことだ。それからしばらくは落ち着いて元気になっていたが、数年前から認知症を併発し金曜の朝に心筋梗塞で亡くなった。飛行機の中で10数年前に母親の自殺騒動で駆け付けた頃より、ずっと落ち着いた何か安堵の気持ちの方が強いことを知る。以前にも身近な人の「死」に際し感じたことだが、「死」と言うものは突如訪れるとそこには深い悲しみよりぽっかりと欠落感だけが残る。誰かが死んでも、甲子園は開幕しているし世界の営みは続く。人の死と言うものが極めて個人的なものであり、何も残らないことを知る。無常。死とは畢竟その言葉に尽きるのではないか・・・。想い出は心に残るが、それより欠落感の方が大きい。そしてその心の穴に吹き込む風はどこか安堵の風がある。

 葬儀は極めて小規模で行われたが、丹羽さんやうちの奥さんの事務所の社長の伊藤さん、さらに鈴木浩介氏などの尽力で想像以上の花輪の数が業界や仲間から届き、結果的には大変立派な葬儀を出すことが出来た。母もこれには喜んだに違いない。葬儀自体は親戚が確り段取りをしてくれたので、名前だけの喪主の僕は、後で駆け付けてくれた妻と共に静かに母を見送ればいいだけだった。

 葬儀が終わって、これからまだいろいろ後処理が残るが、とりあえず今日は赤坂まで新番組の顔合わせ&脚本読みに立ち会う。丹羽さんはじめ、スタッフの方たちはもっと休んでいていいと言ってくれたが、すぐに仕事に戻る方が今の自分には楽だ。母の死が残した欠落感をいつまでも抱えているわけにはいかない。これから自分たちの残りの人生を悔いのないものにするためにも動き回らなくては・・・。

 

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2008年8月 1日 (金)

悲しみは空の彼方に

 ダグラス・サーク特集の「いつも明日がある」再見と「悲しみは空の彼方に」を観に行っていたら、北海道から訃報が届いた。母親が亡くなったのだ。丁度「いつも明日がある」の入場直前で、角川の伊橋さんに出くわしてチケットソールドアウトで獲れない人がいたので速攻で譲って、家へ帰り詳細を聞く。今朝心筋梗塞で亡くなったのだと言う。明日カメラテストや脚本打ち合わせを予定していたので、助監督や担当プロデューサーに連絡、なんとか5日のオールスタッフ顔合わせには間に合わせて戻ってこられるように北海道とも連絡を取って段取り。とりあえず、明日早朝出発で北海道へ。いきなり喪主ですね。

 「悲しみは空の彼方に」はスクリーンで観ることは出来なかったが、母の訃報と共に今週観た数々のダグラス・サーク映画は僕にとって忘れられない映画的体験となるだろう。

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