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2008年9月

2008年9月30日 (火)

女子大生会計士の事件簿 7話 本編集

女子大生会計士の事件簿  DX.5 とびっきり推理なバースデー (角川文庫 や 37-5) Book 女子大生会計士の事件簿 DX.5 とびっきり推理なバースデー (角川文庫 や 37-5)

著者:山田 真哉
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午後から新井薬師のトムスエンタティメントで「女子大生会計士の事件簿」第7話の本編集。既に、5,6話は完成しているのでフォーマットは出来上がっておりこの間よりもスムーズに繋げた。まあ7話目は、「ケータイ刑事」で言う企画ものと言うか銭形舞「チーフ脚本家殺人事件」や銭形零「連続監督殺人事件」のようなものなのですが、さらにそれを超えて現実とドラマが一緒になってしまうと言うまさに「テレビは冒険だ!」を実践する回になっております。僕の中ではウルトラセブン「第4惑星の悪夢」とかロバート・バリッシュの『決死圏SOS宇宙船』を、角川書店本社内だけで撮ってしまったと言うようなものにしたかったのですが、どうなっているでしょう。まあ、そこまで崇高なものは無理かもしれませんが、この回は角川アニメに馴染みある声優さんも出演していたり、突然萌ちゃんが雷になってしまったりいろいろ遊んでいます。

 「女子大生会計士の事件簿」では、5話は宝積さんを起用してクイーンとはまた違った、強くて悪い女を演じて貰いました。以前にも書きましたが、クライマックスの2人の対決を長回しで撮ったシーンが印象的ですが、実はこの回はカッキーこと竹財君がメインのストーリーで、カッキーが単に萌美の相棒ではなく、彼の心情とか過去にも突っ込んでみた回で三宅君の脚本が冴えています。6話は、本来僕がこのシリーズで一番やりたかった経済サスペンスを、森本亮治君をゲストに迎えて描きました。萌美には「マルサの女」の宮本信子さんのように、経済専門用語を軽やかに駆使して事件を解決させていく。と言うことをやらせたかったので、撮影初日の最初のシーンには随分とテイクを重ねて小出早織ちゃんに経済用語をかつ舌よく語りきるまで頑張ってもらいました。おかげで、そのあとのクライマックスシーンでは最初のテストから素晴らしい知的な小出=萌美を演じてもらうことができ、理想の萌美を撮ることができました。この回はうちの奥さんも森本君の上司の役で出演しています。

 とにかく新しい一皮剥けた小出早織ちゃんをたっぷり堪能していただきたいなと思うし、原作を読んで山田さんの小説のファンになった方にも絶対に落胆させない仕上がりのドラマが出来上がったと思います。いつか映画版とかできたら是非撮りたいなと欲望が湧いてきてしまうくらい面白かった仕事です。と言うわけで、母の死と言うのが間に挟まってしまったせいもあって、「女子大生会計士の事件簿」は僕にとって忘れられないシリーズとなったと思います。実は順調に進めば今日クランクアップとなっているはずなんですが、雨も降ったし大丈夫だったでしょうか?

 明日は朝から「東京少女」のロケハンで、夜から「女子大生会計士の事件簿」の打ち上げです。

 

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2008年9月28日 (日)

クランクアップ~完成披露

20080928085002 本日、まずは6時30分に家を出て本厚木の書店で「女子大生会計士の事件簿」の撮影残を1シーン。これで僕の「女子大生~」の撮影はすべてクランクアップ。ドラマ全体の撮影はあと2日を残していますが、先が見えてきたせいかスタッフキャストと共にかなり明るく元気に戻ってきている。連続ドラマのクランクアップと言うよりは映画のクランクアップ間近の雰囲気に似ているかな。メインスタッフに映画関係者が多かったせいなのかも知れない。何か一つのことを全員で成し遂げようとしている現場の充実感と言うか、スタッフが固定化されているのが大きい。テレビの場合は助手さんクラスのスタッフは日替わりで入れ替わるけど、映画の場合は下の下のスタッフまで運命共同体のようにクランクアップまで変わらないですからね。小出さんは、写真の通りにもうにこにこの笑顔。素敵です。

 お昼前には赤坂へ移動し、「東京少女 岡本あずさ編」の特訓~リハーサル。昨日感じた通りにあずさちゃんの勘は良かった。昨日は基礎トレで今日は実践トレーニング。であずさちゃんが芝居のニュアンスを捉まえているので、いろいろ演出つけても大丈夫かなと確信する。

 Photo

その後、すぐに九段下に移動して「トリコン!!!リターンズ」の完成披露舞台挨拶。もう疲れて死にそうだ

と、ここまで書いて本当にキーボード叩きながら寝てしまっていた。いや、まだまだ疲れません。タフに頑張ります。

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MA&リハ

 本日は朝から「女子大生会計士の事件簿」のMAを2本やって、夕方から「東京少女」の岡本あずささんのレッスン。「女子大生会計士の事件簿」5話、6話ともに狙い通りの内容に仕上がったのでとりあえずほっとする。僕はこの原作はかなり面白いと思ったので、原作の中にある経済サスペンスとしての要素を色濃く出した内容につくり上げたつもりだ。「トリコン!!!リターンズ」に続いて、ちょっと乾いた苦い味のドラマができたかなと思う。大人の小出早織の魅力を楽しんでほしいですね。

 岡本さんのレッスンの方は本日は殆ど妻に任せて基礎トレーニングで、僕は多聞さんや中江さんや小板さんらと脚本の直しに関する打合せも。岡本さんは初めてのドラマだけど、基礎トレーニングを終えた奥さんが廊下で大きな○のサインをくれたのでかなり安心する。勘がいいそうだ。早速、脚本の一部を読み合わせしてその勘の良さを確認。明日は立ち稽古だ。

 しかし朝からMA2本を集中して、夕方から脚本打合せとリハと言うのはかなり脳みそが疲弊する。帰って夕食後すぐにベッドで横になるとすぐに寝入ってしまって、川崎FMの番組やっている岡村さんからの電話で起こされた。

 明日は、朝早くから「女子大生会計士の事件簿」の7話の残を撮ってから、赤坂へ移動し「東京少女」のレッスン及びスタッフ打合せ。その後「トリコンリターンズ!!!」の舞台挨拶。と、疾風怒濤の日曜になりそうです。さすがに明日の夜はきついだろうなあ。

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2008年9月25日 (木)

今週は

 「東京少女 岡本あずさ編」の脚本を読んでドリマックスの小板さんと電話でこまめに打合せしたり、中江さんとメールでやりとりしたり、「女子大生会計士の事件簿 7話」の編集自宅作業をやったり、さらに相続手続きの書類を何枚も書いたりと、基本自宅作業。とにかく、「女子大生会計士の事件簿」はまだ1シーン撮影が残っているし、3本分の仕上げの日程と、「東京少女」の撮影~準備がもろ被りでほとんど毎日その調整に追われる。身体が2つ欲しいです。それでも、札幌から帰って、少し疲れはとれてきたかなあ。今日はジムにも行ってかなり汗を流したらだいぶ身体も楽になりました。

 夜はテレビで「男はつらいよ」をハイビジョンで放送していたので久々に鑑賞。1作目はまだ森崎東監督が脚本に参加しているせいか、寅さんが暴力的で映画自体も山田洋次独特の日共色がなくっていい。このシリーズ後年も傑作を何本か生んでいくんだけど、博が左翼系の雑誌「世界」を読んでいたりするシーンがあったりして、興醒めしたことがあったし、どこかで風来坊の寅さんに対して批判的と言うか、真面目に働く労働者=善、自由人の寅さん=だらしないダメな男と言う構図を説明的に描いたりするところが説教臭くて折角の映画技術を台無しにしていることもあった。

 (どうせ左翼なら赤のセシル・B・デミル山本薩夫くらいにドーンとパワフルにやってほしいものだ。山本薩夫をとりまく左翼映画に関してはそのうち書きますね)

 それはともかく、1080iのハイビジョン放送を大型液晶テレビで見ると、寅さんの襟についたドウランが目立ったり、69年制作なんだけど妙にみんなメイクが濃いのが気になったりと、まさかこんな解像度で映画を見ることになるなんて当時のスタッフは思いもよらなかったんだろうなあ。今は、ハイビジョン用のファンデーションが新しく開発されてうちの奥さんもメイクさんから買ったりしていますが、メディアが変わっていくといろいろ大変ですね。これはきっとセットや演出にもこれから影響してくるんでしょうね。

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2008年9月19日 (金)

母の骨納め~役所まわり

 17日の昼にM川君と打ち合わせをして映画の話にモチベーションをあげるも、夜には札幌行きの便に乗りその日はホテルのフランス料理を食す。翌日は朝早くから母の骨を預かって貰っていた叔父の家に行き、札幌の母の実家の墓へ骨納めの儀式。出来る限りもう少人数と言うことで、叔父叔母夫婦と母とは離婚した父、それに僕の4人。叔父は父には来てほしくなかったようだが、父としてはやはり贖罪の気持ちも大きく骨納めには四十九日の法要と骨納めには付き合いたいと言うことでやってきた。こういう時に困ってしまうのは僕の立場で、ひたすらに両方に気を遣うので映画1本撮るよりも余ほどに疲弊してしまう。ほんの1時間ほどの儀式だったがものすごく長く感じた。

 午後からは母が残した預金などを相続するためにいくつかの銀行と郵便局を回り、必要な書類を聞く。母の全人生の戸籍謄本が必要となる。これが結構大変で、例えば生まれた時からずっと籍を移していない人はともかく、母のように「結婚」→「離婚」と言う人生を歩むと、その都度籍が抜けたり住んでいたのが札幌以外だったりするとそこの役所にまでいかなくてはいけなくなる。母は離婚した後は、札幌の近郊都市に籍を移していたのでそこにいかないといけないことに。この大変な作業をやっていると、自分が金田一耕助にでもなったような気になる。だって、自分で戸籍をもとに家系図を作って提出しなくてはいけないんですからね。役場の担当が女優の杉山とくこさんみたいな人で「ええ!?全部入りの謄本ですか?」「はあ」「そりゃ無理よお。生まれは戦後の人?」「いえ、戦前なんですが。あのここに書いてあります」「しょ、昭和8年?!んな昔の戸籍どうして?」とか、困っていると助けを船を出しに来たはずの人が大滝秀治さんみたいな人で「戸籍ってもんはねえ、君日本独特のもんでねえ」と長い講釈が始まったりと・・・「あのお、僕明日川崎に帰るんですけど」「それを早く言いなさい早く」みたいなやりとりを役所が終わる時間ぎりぎりまでやっていた。

 結局、今日の午前中までかかって書類を揃え帰京。帰ったら血圧が半端なく上がっていて、相当に普段使わない神経を使っていたことがわかる。で、ほうっとするまでもなく助監督からメールが来たので開くと、まだ撮影残してあった小出早織ちゃんの衣装合わせの写真でだった。まったく、違う脳をまた使わなくては・・・。

 明日は家系図作りしながら、連絡を待つ日であります。

 

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2008年9月16日 (火)

ついに倒れる

 今日は完全休日だったんですが、夜から甥の誕生祝いでイタリアンレストランへ。そこそこメイン料理を食べた後、ドルチェを待っている間に突然頭から血の気が引いて貧血状態に。おまけに、下痢と嘔吐の両方に襲われてトイレへ駆け込みそのまま悶絶。食事した他の7人の家族は問題なかったので食中毒ではなく、過労が溜まったところへワインをちょっと飲み過ぎたのがいけなかったらしい。酒には弱くはないんだけど・・・。結局、僕と妻だけ近いけどタクシーに乗って帰宅。いやあ、参った。
 しかしまだ気は抜けないんだよなあ。そんなことやっている時に札幌の親せきから電話が入って18日の母の49日の法要の段取りの話。明日こそなんにもしないで寝ていたいです。

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2008年9月15日 (月)

女子大生会計士の事件簿 クランクアップ~編集

 今日は、先週火曜日に撮影がとりあえず終わった「女子大生会計士の事件簿」の編集。2本まとめて。後1本はまだ撮影が残っている。僕は今回の作品ぜひとも小出早織ちゃんの「芝居」を見てほしい。撮影が金谷さんだったので、4ページワンカットをクレーン撮影したりなかなかダイナミックなカメラワークになっていますが、これらは彼女の芝居が良かったからカットを割り込まずに長いカットで撮ろうかなと決意させたんですね。僕も彼女を徹底的に動かして芝居をつけたので、ページ数が長くなれば当然移動しながらの芝居になるので、それが意味のない動きではなく物語を的確に伝えるための動きをつけるので当然構図も変わってくるのですが、今回は演出、芝居、カメラワークが一体となっているエモーショナルなカットが1話に何カットかは撮れたので良かった。特に宝積有香サンと小出早織ちゃんの海辺の対決芝居はかなりうまくいったと思います。「女子大生会計士の事件簿」、少なくても僕が撮ったものは「芝居」を魅せる出来になったのではないかと思うし、ビジュアル的な美しさにおいても「銭形雷」からの成長がかなり伺えるものになっています。

 しかし、さすがに疲労気味。先月の母の死から休んでいないもんなあ。今週はさらに49日の法要&骨収めで札幌に帰らなくてはいけないし、新しい映画の企画もちゃんとやらなくてはいけないし、丹羽さんからの新たな指令にも備えなくてはいけない(実はもう出ている)し、「トリコン!!!リターンズ」の宣伝、舞台挨拶もあったりする。何より「女子大生会計士~」は完全にクランクアップしたわけではないのだ。明日はとりあえず休んで体も脳も休めなくては・・・。

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2008年9月 9日 (火)

今日も

これから撮影だあ

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2008年9月 7日 (日)

角川で

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 本日は終日角川書店本社内で「女子大生会計士の事件簿」の撮影。で、なぜここに角川書店の井上社長と一緒の写真があるのか?今日は角川で撮影だったのかは、11月のオンエアまでのお楽しみですね。撮影は至極順調ながら、昨日も今日も駅から自宅までの間に雨に降られる。今日なんかは横須賀線が落雷の影響で止まってしまったので車内に閉じ込められて30分も立ち往生だった。しかし、なかなか夏が終わりませんねえ。

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2008年9月 3日 (水)

撮休ボロボロ

 昨日晴れたのは良かったんだけど、終日晴天なんて予報じゃなかったので日焼け対策を全くしないで撮影に臨み、完全にこんがり熱中症状態に。特に今朝起きてからの肌の火照りがひどく、風邪で熱が出ているようなフラフラ感覚。撮休だから9時半頃までは寝ていたけど、調子が取り戻せない。そんなぼうっとした頭で、10月12日に「ユーロスペース」で公開の「プラス1」の宣伝で埼玉テレビの番組収録に赴く。この番組、「学校の階段」の時にも宣伝で出たけど、今日の番組ディレクターは「邪願霊」の監督石井てるよしさんだった。「邪願霊」と言うのは、まだVシネマと言う言葉も概念もない時代に作られたビデオスルーのセミドキュメンタリータッチのホラーで、黒沢清、高橋洋らに絶賛されたJホラーのまさに原点と言える作品だ。

 収録終了後は京橋の映画美学校試写室へ行き、「トリコンリターンズ!!!」の試写に立ち会う。今日は主役3人も来ていて大いに盛り上がる。その後は・・・。ですね。

 結局休みにならずに身体は相変わらずちょっとだるいです。

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2008年9月 1日 (月)

明日晴れろ!

  今日は「川崎マリエン」でロケだったので、行き帰りを奥さんに車で送ってもらって、帰ってきたら福田首相が辞任報道。僕はこの人そんなに嫌いじゃなかったのに・・・自民党はベイスターズ並みに求心力あるフロントがいないチームみたいな感じで数年に一度は監督(首相)交代させている気がする。

 まあ、それはともかく明日晴れてくれ!お願いだあ!

 ちなみに川崎マリエンは「ケータイ刑事 THE MOVIE」で舞のオープニングのリボンダンスを撮ったところでもあります。変な外国人とか出る場面ですね。今回は体育館ではなく会議室を借りての撮影でした。

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