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2008年11月

2008年11月30日 (日)

マジ当てはいかんでしょう

「映画秘宝」の谷垣健治君のエッセイを読んでいたら最近日本の現場で「マジ当て」をやっている現場があって、スタントマンの鼓膜が破れたり骨折して病院へ運ばれていることに随分と憤慨していたが、これは怒ってあたりまえだろう。谷垣君はドニー・イエンやサモハンのもとでアクションコーディネイトを長くやっていたから「ここぞと言う時の一撃」が本当に当たってしまうのは仕方がないし、それを怪我をしないように避けるのもスタントマンの技術であると書いていたが、僕が「発狂する唇」や「血を吸う宇宙」で組んだ熊欣欣(ホンヤンヤン)もシュッチュンワイも、決して「マジ当て」はしなかった。むしろ、どうやって本物のように当てているかと言う「ウソ」を上手につくのがプロフェッショナルの仕事であって、これは谷垣君も書いていたが「本当に当たっていても撮り損ねたら何にもならないからちゃんと撮れよ」と言うのは正しい。

 僕の次回作も「いかに本物であるかの嘘をつくか」がテーマであるが、だからと言って人間の口の中に本当に刃物を差し込んで脳天から突き出せたりだの、身体の中で蛆虫を培養させてみるだのと言うことを本当にしようとかは全く思わない。

 映画には本当にそこにあったかのように見える嘘や、鈴木則文の映画のように嘘を嘘で固めていく方法も両方あって、本当にいろいろな映画があると思うんだけど、人の命をわざわざ危険にさらしながら撮っても誰も幸せにはならないと思う。

 昔、O林さんという大先輩の監督が「僕の映画関わってしまった全ての人が幸せにならないと僕は嫌なんです。僕の映画に関わった人が一人でも不幸になってはいけないんです」と言っていた。それは本当にその通りだと思う(これはある映画でロケハン中の食事に入った蕎麦屋で突然ロケをしたいとこの監督が言い出し、スタッフが交渉したところ断られた時に言った一言。で、なんとかロケ交渉に成功したところ、営業時間始まる前に撮影終わると言う約束が大幅に破って結局朝まで徹夜ロケをやって、この蕎麦屋を不幸のどん底に叩き落しのではあるが)

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2008年11月28日 (金)

「学校の階段」の成功と黒川芽以

今日、「学校の階段」の何度目かの印税が振り込まれた。正直、想定を超える金額だった。この手の映画は大体、発売当初の印税で終わってしまうことがことが多いが、様々なコンテンツ会社が集まって製作された結果が出てきたと言うことなのだろう。角川の営業力と言うのも大きいかもしれない。DVD発売から1年を経た今でもこの作品は利益を生み出し、今年の営業利益だけで制作費を充分越えるものになったと思う。これは、原作選びからキャスティングに至る角川の徹底的なデータ戦略が功を奏したとも言えるのではないだろうか?そういった意味で黒川芽以を主役に持ってきたことは大成功だったと思う。彼女は充分数字を持った女優なのだ。

 当初の企画では原作どおり男の子を主役に据えたプロットを僕は書いた。原作から削ったのは、家の中の設定だけで、後はほぼ原作どおり。この時、女性のメインキャラはゆう子だった。転向してきた神庭とゆう子の関係を軸にした物語にしたように記憶する。しかも当初のメインコンテンツはGYAOによるネット配信だったので、1話15分づつの4話~5話構成にすることなども考えられていたように思う。その後、プロットから脚本に移行していく段階で主役を女性にして欲しいという要請と、80分程度の映画にして欲しいという要請が来た。主演を黒川芽以で行くと言う。そこから1ヶ月ほどの時間を貰ってプロットを書き直した。この間、Bsiの丹羽さんにも相談に行った。黒川芽以は丹羽さんが大事に育てている女優の一人であり、僕としては筋は通しておかないといけないと考えたからだ。丹羽さんは「角川なら間違いないからどんどん進めてください」と言う快諾を戴いた。

 一方でそれ以外の女優、男優たちのキャスティングは徹底的なデータ重視で進められる。それぞれのグーグルでのヒット数と、それぞれが出しているDVDの売り上げ枚数の一定以上の成果。そこからさらにそれぞれのキャラクター合うかどうか?いくつかのコンテンツ会社全てが納得できて数字をもたらすことが出来るキャスティングが重要だった。だが、一番はやはり黒川芽以だろう。

 黒川芽以は確かに連続ドラマの主役で地上波を賑やかす様な存在にはまだなっていない。しかし、確実に女優としてのキャリアを積み上げ、誰よりもファンを愛し、その結果が製作から2年を経た今でも利益を生み出すことに繋がっている。僕は何度か黒川さんと一緒にイベントを行ったが、この地道な積み上げによる成功が逆に言うと数年たってようやく出てきたと言うことかもしれない。

 世間はもっともっと黒川芽以に注目すべきだ。黒川芽以は確実に数字を生み出せる。これは「学校の階段」が証明して見せた。多くのコンテンツ会社を集めるのは簡単ではないので、中々第2弾と言うことにならなかったが、まだまだ黒川芽以はいける。出来れば彼女の主演映画をまた撮りたいと切に思います。

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2008年11月27日 (木)

打ち合わせとか通販の買い物とか

 午前中は昨日届いた、新しいカラリオのプリンターの説明書を読んだりしているうちに遂にヤフオクで競り落としたデジタル一眼レフカメラOLIMPUS Eー300が届く。僕はカメラについては全く素人ですが、コダックのカラーを再現できると言うこのカメラは前から欲しかったのだ。それを非常に廉価でオークションで買うことが出来た。最近は、休み期間になるとヤフオクで何でも売ってはまた買い物を繰り返す日々。これが結構利益があって、リサイクル回収に金をかけるなんてことをしなくてもすんでいる。去年は独身時代から妻が使っていたボロボロのテレビデオが送料込みで数千円で売れたけど、家電リサイクルで引き取ってもらうと4800円かかると言われたからこれは結構得をしたんじゃないかと思います。

 E-300の方は徐々に勉強して使いこなそうっと。

 午後からは広尾のOZで打ち合わせ。その後、近くのファミレスでライターと日が暮れるまで打ち合わせ。清水もいたので月曜の三輪ひとみ結婚式の二次会の顛末などを聞く。

 帰ったら峰岸徹さんの「お別れ会」の案内状がFAXで来ていた。もう亡くなって一月以上経つんですね。早いなあ。

 それにしてもメインマシーンのPCが入院してはや三日。サブマシーンのノートは、全てにおいてレスポンスが遅いので早く帰ってこないかなと痛感。

 明日は成城でレッスンだ。

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2008年11月23日 (日)

緊張

明日はある人の結婚式の披露宴で乾杯の挨拶をすることになって、しかも二次会とかじゃなくって相手も一般の人だから舞台挨拶のようなふざけた挨拶も出来ないし、とりあえず乾杯挨拶のマニュアル集を眺めながらそれでは愛がないなあと、なんとか短くて真面目で人の心を動かすコメントをと考え、あっという間に時間が過ぎてしまった・・・。「ケータイ刑事銭形零」に役者でドラマに出演したとき以来の緊張です。小津の映画に出てくる佐分利信の挨拶を思い出しながらイメージを描く。彼女の人生の船出だから頑張らないとね。

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PCクラッシュとベイスターズ2軍ファン感謝祭

 一昨日、デスク周りの家具を新調して必死で模様替えしたらその翌日から買って数週間のハイスペックマシーンのPCがクラッシュ。朝から大いに落ち込む。まあ、ハイスペでも自作PCの運命でしょうね。こういうクラッシュは。いずれ早めにメンテナンス出そうと思っていたので、いい機会かと諦め、いつもお世話になっている「竜屋」と言うPC修理とデーターサルベージ専門会社に入院させることにする。以前も、このお店にはお世話になっていて単に故障箇所だけではなく、間違った自作組み上げによってスペックを最大限に発揮できない箇所を組み上げなおしてパフォーマンスが大幅に改善されたことがあったので、信頼している。自作PCと言うのは、安くていろいろ詰め込んであっていいんだけど、こう言ったメンテナンス部分に関しては諦めなくてはいけないですからね。それはショップブランドで買っても一緒。でも、いまやデスクトップパソコンなんてのは一般の人はあんまり買わないだろうから、いらないソフトが山のように着いて来てしまうメーカーパソコン買うよりはこういう手間をかけて組みなおしてハイスペックマシーンを買ってもコストパフォーマンスは断然いい。

 と言うわけで、早々にパソコンを送る手配をして横須賀までベイスターズ2軍の感謝祭へ出かけていく。本当は23日がベイスターズ感謝祭なんだけど、僕は今日一日考えなくてはいけないことがあるので1日前倒しで2軍の感謝祭へ出かけていく。それに今日はいい夫婦の日。妻は僕よりも若い青い選手を見るのが好きなので、この日を楽しみにしていたから夫婦でのんびりと横須賀まで遊びに行くつもりで出かける。予報よりは全然暖かく、気持ちのいい日だった。ベイスターズ2軍の本拠地追浜には以前はよく来ていたけど、実はもう数年ぶり。長浦の練習場の方は何回か行っていたこともあるんですけどね。駅前から球場までの道のりは約10分ほど。しかし、この追浜と言う町ももう10数年店とか変わっていない。古くもなっていなければ新しくなってもいない。球場のそばに大きなマンションが出来た以外は昭和の面影を残す町並みがいまでも続いていて、ここだけ時間が止まっている。バブルも好景気も株安の大不景気もこの町にはあまり影響してなさそうにも見える。

 感謝祭そのものは田舎の学校の学園祭みたいな感じで華やかさもなかったけど、のんびりと選手を近くで見るのはいいかもしれない。今年引退した川村投手と鈴木選手のソフトボール対決とか観るのは楽しかった。でもね、染田と言う4年前にドラフト上位で入ってきた投手が4年間殆ど2軍でしか投げずに引退していく姿も見たんだけど、寂しいものがありましたね。

 帰ってからは竜屋の人ともう一回連絡を取る。一応、購入してからダウンロードしたソフトを出来るだけ書き出してくれとのこと。僕はレジストリ改善ソフトまで使って、完全に自分使用にカスタマイズしてあるから、それがわからないと対処のしかたが全然変わってくる。つまりメーカーPCじゃないPCってのは一台一台が全く違うものに成り果てているので、マニュアルと言うものは存在しないことになるので、自分でマニュアルを作ってメンテナンス会社に渡さなくてはいけないのですね。

 ちなみにとても誠実なPCメンテナンスの会社「竜屋」さんのURLを貼っておきます。メーカーPCでも、メーカーにメンテナンス依頼してもハードディスクや部品をそのまま交換してPC初期化してしまうから、データーを残したままでパソコンを修理したいと言う人は多少予算はかかりますがこうしたサルベージ会社を使った方が楽だと思いますね。

http://www.ryoya.net/

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2008年11月20日 (木)

女子大生会計士の事件簿7話

 昨日放送された「女子大生会計士の事件簿」でスミカワ書店の山崎編集長を演じていた真山さんは、実は因縁浅からぬ人で、僕の「血を吸う宇宙」と言う映画で後半バトルになっていく監獄で看守の一人を演じていました。ガス室で中村愛美を椅子に縛り付けたりとか、見返すと結構目だったところにいます。もともとはうちの奥さんと同じ事務所だったのですが、昔の舞台仲間って感じですかね。今は、風間杜夫さんの舞台には欠かせない脇役の一人です。久しぶりの現場での再会でしたが楽しかったですね。昨日見返して思ったのだけど、もっと三原さん的な人を導入しても良かったかなと思いました。結構まとまっていたもんね。もっと爆弾的なキャラクター例えば「刑事まつり」の時の中原君とか、「悪魔の刑事まつり」の時の西田さんとか。昔黒沢清監督が時々使っていた暉峻創三さんとかね。世界観を一気にひっくり返してしまう破壊力を持ったキャラクターを持った素人の起用ってのはある意味爆弾ですが面白いです。芝居ではないですけどね。

 暉峻さんは現在はアジア映画専門の批評家になっていますが、かつては「革命前夜」なんて言う傑作の8ミリ映画を撮っていた映像作家でもあります。僕が黒沢清組の助監督についた時に、塩田明彦さんと共に美術スタッフをやっていたけど、その時の会話は今思い出してもかなり笑えます。でもこの2人に連れられてイタリア文化会館観た「暗殺の森」は忘れられません。こういう出会いが映画界に入った最初の現場にあったことが、今の自分を形作ったと思います。

 ちなみに、チーフ助監督に万田邦敏さんがいて、美術に塩田さんと暉峻さん。役者として小中和哉監督も参加していたし、暉峻さんの学校の後輩として園子温が掃除に来ていたり、あの現場に関わった自主映画作家たちは凄かったです。その僕も、その数ヵ月後に、同じロケ現場に美術スタッフの一人として「星くず兄弟の伝説」と言う映画の現場に参加したこともあるのですが、プロデューサーの一瀬さんにはそのこと言ってなかったかもしれない。兄弟が丸くなってしまうオブジェは僕が東宝撮影所で、ゴジラの足を削って造ったものだったのです。

 

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Siaのプロモを見ていたら、思い出した映画

http://jp.youtube.com/watch?v=U6PGrub3jUc

 著作権の都合で埋め込めないようなので、URL貼っておきますが数年前からお気に入りのプロモです。こう言うコマ撮りの妙は「SPACY」と言う実験映画の伊藤高志さんが本当に素晴らしい映像を見せてくれています。いや伊藤さんの方がものすんごいけどね。このプロモの比じゃない写真枚数使っています。伊藤さんは石井聰五監督の「逆噴射家族」ではタイトルバック演出をやっておりましたね。これは、歌と好きなのでつい・・・。

 さて、今週はようやくライターから上がってきたプロットを精査して、さらに書き直して貰いと言うことを続けています。ようやくまた上に上げられるものになってきたかな。殆どここ数日はPCと向き合う日々でした。

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2008年11月14日 (金)

箱根

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昨日は妻と箱根へ行ってきました。ちょっと奮発して露天風呂付客室を選んだのだけど、好きな時間にすぐに露天風呂に入れるのとか、部屋だしの食事とかやはりいいですね。箱根は仲間と呑みに行くところみたいな感じでのんびり風呂に入りに行ったことはなかったけど、選ぶ宿次第では中々いい保養になると思いました。夏の撮影ラッシュと母の死で心身共にボロボロになっていたので丁度いいリニューアルになったかもしれません。
 帰ってきて「女子大生会計士の事件簿6話」を見ましたが、そもそもの脚本のページ数を大幅に上回る内容を撮影直前に三宅君に切ってもらって、それでも尚且つ尺オーバーしてしまい、強引に編集した前半部分がちょっと物語を進めていく上で急ぎすぎでストーリーが走りすぎている感がありました。現場では基本1シーン1カットで長回しだったので、カット構成による尺調整が出来ずに、「仁義なき戦い」風の結構強引な編集をやってしまいました。[「声だけ残るけど絵はストップして人物紹介のテロップ、次は急に動いている場面から始まる」と言う例のあれです。実録風で、演出に躍動感を出すためにはいいんだけど、前半の説明部分で結構この方法を駆使してしまったので、なんか落ち着かない印象になってしまったと反省していますが、主役の小出さんはじめ俳優部の熱演でなんとか体面を保てたかなと言う回になりました。
 テーマ的にも社会性にちょっと拘ったものにしたいとライターの三宅君と打ち合わせを進めてやった回だったのですが、実際30分番組に詰め込むにはちょっとVOLがありすぎたかもしれません。現場にタイムキーパーさんがいないから尺がわからなかったとかは理由にならないので深く反省しています。これだけ多く撮らせてもらっていて、こう言う初期段階での判断ミスは職人としてはいただけません。

 『30分には30分の物語の経済学あり、90分には90分の物語の経済学がある。だから2時間以上の「ジョーズ」とTVMで90分の「激突」では違う経済学が働いているんだ』これは助監督時代「危ない話」と言う中篇を撮る時に黒沢清監督がから直接聞いた言葉です。ここで言う物語の経済学と言うのは予算的な経済ではなく、時間と物語の昇華具合の経済学と言う言葉ですね。時間の制約がある場合にどういうテーマを決めて脚本、演出に臨んで行くか。30分の作品には30分の作品に相応しい経済を駆使しないといけないと言うことだと思います。

 さて、来週はいよいよハチャメチャな7話ですが、こっちは久々にナンセンスコメディをやれたので、「血を吸う宇宙」や「刑事まつり」のナンセンスな部分を好きな人にはお勧めな回です。尺も撮影の日が飛んでいたせいで途中で編集されたものを一回見てからラストシーンの撮影などを出来たので問題ないかと思われます。現場の楽しさが内容にも反映したものになっているはずです。「刑事まつり」の中原昌也を彷彿させる三原監督の名演には感謝です。 「しあわせのかおり」に感動したお客さんにも是非見ていただきたいと。いやそれはやめておいたほうがいいかな・・・。

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2008年11月11日 (火)

私的トラック野郎論 続き

 何の脈絡もなく「ドカベン」と「トラック野郎 御意見無用」をDVDで再見した。いや鈴木則文作品と言うことでは脈絡あり過ぎるのだけど、この30年間ソクブンを時々見ないといけない症候群にかかっているのでしょうがない。今から30年前、ソクブンは最も頼れるムービーメーカーであり、職人であった。高校野球で言うならエースで4番。お正月映画とお盆映画は「トラック野朗」があり、ゴールデンウイークは「華麗なる追跡」や「ドカベン」や「多羅尾伴内」がある。つまり、1年間で興行が最も重視される観客書き入れ時には常にソクブンが登板することになっていた。いまでこそシネマヴェーラで特集される作家性の監督として評価されるようになったが、最も東映映画的には大衆に求められていた映画を監督する人だった。そこが、山口和彦や内藤誠と一線を画する。当時から異端扱いを受けていた石井輝夫や工藤栄一とも違った。一方で、作家性という事では深作や中島貞夫、工藤栄一は批評家受けがよかったが、リアルタイムでソクブンを批評できる評論家も山根さんとハスミ以外はいなかった。つまり、批評性なんか必要とせずとも常に輝いていたのがソクブンだったのだ。

 と言うわけで久々に2本を見て思ったのは、とにかく1本の映画にこれでもかっと言うくらいに何本もの娯楽映画の要素がオモチャ箱をひっくり返したかのように入ってることだ。一番顕著なのは「トッラク野朗」なのだけど、アクション、ギャグ、エロ、人情劇、それに左翼性と、当時の観客が共感するものが、それも東映映画の観客の中心であったブルーカラーの観客が本当に喜ぶ要素が全て詰まっていた。昔の東映映画の映画館と言うのは、丸の内東映、新宿東映を中心とした東映本線のチェーンと、各地名を被せられたマイナーな東映チェーン(恐らく第2東映が出来たときに編成されたチェーンだろう)の両方があって、つい最近まで○○東映と冠されながらピンク映画や洋ピンを流していた小さな映画館が結構あったが、こう行った劇場も常に東映映画を3本立てを中心に興行がされていて、劇場に入ると煙草の煙が蔓延し、ところによっては立ち食いそば屋まで併設されていて場内にそばを持ち込める劇場もあって、そばをすする音や煙草の煙の中で鑑賞(?)するのが東映映画であった。1本の映画にいくつもの映画の要素が入ってくるのはよしとされない批評は多い。だが、ソクブン映画はそれを堂々とやってのける。そして、やってのけられるだけの実力と言うか、映画的教養に裏づけされた技術が達成されていた。

 数年前に高橋洋さんと本気で「不良番長」をVシネリメイクしようと東映ビデオで企画したことがあった。老人になった梅宮辰夫や山城新伍が北朝鮮に拉致された鈴木ヤスシの娘を奪還しに海を渡るが、「喜び組」に篭絡されて戦意喪失、エロに走るが・・・と言うような内容だと思ったが、もう1度1作目から「不良番長」シリーズを見返して、その映画的クオリティの低さに企画を書き上げるモチベーションが上がらず辞めてしまったことがあった。でも30年前は内藤誠の「不良番長」の方が「トラック野郎」より、一部では評価されていた時代もあったのだ。それはどこかでメジャーを堕して、マイナーを持ちげれば批評の特性が出ると勘違いした人がいたからのではないかと邪推するが、ソクブン再評価のなかで間違ってはいけないのは、鈴木則文は決して異端な作家ではなく、加藤泰に繋がる立派な娯楽映画の監督であり、作家性と興行性の両方を勝ち取ることが出来た稀有な監督の一人だったと評価すべきなのだ。

 この項続く

 

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2008年11月 9日 (日)

祝 西武日本一

 昼間はM君と今日も脚本打ち合わせ。我ながら快調だったな。今日は湧き水の如くアイディアが閃く、と言うほどでもないけど次から次へとくだらないことを思いつく。夕方、帰ってからPCゲームのMVP2005と言うMLBのゲームをようやく2008年版へUPDATE。このMVP2005は、2005年に発売されて以来毎年有志で新たにアップデートをしてくれていて、無料で最新版をダウンロード出来るようになっているけど、アメリカ発売の所謂洋ゲーなので全て英語でやらなくてはいけないし、ファイルの書き換え時にデータークラッシュ起こし易く、またその原因をまず特定できないので何日もかかってしまった。まあ、終日ゲームに費やすわけにもいかないからね。このアップデートが本当に素晴らしいのは、メーカーのEAがMLBゲームを造る権利を手放してしまって、2006年以降は新しいMVPシリーズがだせないので、開発メンバーがそのまんま自主制作でアップデートを続けている点にある。

 でも、アップデート具合は最高。単に選手が変わってるだけではなく、画質も上がって、視点も増えているし、動きも数段スムーズになっている。このPCのMLBゲームは恐らく最強のMLBゲームだろう。PS3での再現を望むが、EAと言う本来の会社がMLBゲームを作る権利を手放しているからまだ無理だろうな。

 夜は、日本シリーズを観る。西武が二日間で5人の先発ローテーション投手を使いまくって巨人打線を抑え優勝。2勝3敗になって、敵地に乗り込んで来たチームがまさに背水の陣で強力巨人打線を抑えた結果が優勝に繋がった。セリーグの各チームは巨人攻略法が勉強になったのではないか?来季5番に誰が座るかが課題だろうが、ラミレスさえ抑えるなり逃げておけば巨人打線もそう怖くないと言うことがわかった。なりふりかまわず、先発ローテを繰り出した西武と、ペナントの中継ぎ~抑えの形に拘った巨人。短期決戦とペナントの戦いの違いをまざまざと見せ付けられた。巨人と西武の戦力差は歴然としており、打線の違いは勿論で、中継ぎ投手が西武の弱点であったわけだが、ナベQ監督は見事にその弱点を残り2試合で先発投手を全員使うという野球で克服し、優勝に導いた。その戦略も功を奏したが、それにしてもスクランブルで中継ぎで中2日と言う慣れない登板環境の中で無失点に抑えた西武先発投手陣は素晴らしかった。

 ベイスターズファンとしては素直に羨ましい夜でした。

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2008年11月 8日 (土)

裏ホラーイベントとか

http://www.urahorror.com/

 昨日はこの「裏ホラー」イベントにご招待いただき、シアターTSUTATAまで行ってきたのですが、丁度1週間前に「トリコン」イベントで舞台挨拶に立ったのもこの劇場でした。ユーロスペース、シネマヴァーラ渋谷、そしてこのシアターTSUTAYAと、「ゾンビ極道」の上映から始まって「トリコンリターンズ!!!」「プラス1」、それに「裏ホラー」とこの秋はQーAXのシネコンには余程縁があります。

 と言うわけで、イベントが始まるぎりぎりまで劇場近くのカフェでライターのM君と打ち合わせ。相当にM君は参ってきているようだが、ここが頑張り時。僕のほうも年内は撮影を控えめにして、来年以降と言うかこれからの自分を飛躍させていく為にもここは粘って勝負をかけなくてはいけないので、しつこく打ち合わせを重ねている。打ち合わせ後はM君と「裏ホラー」イベントへ。「裏ホラー」の1本1本は既に一瀬さんにOZで見せて貰っていたのですが、改めて一瀬さん自身が構成を組んだこのイベントは大正解。もともとが「フェイクドキュメンタリー」なのですが「ノロイ」のような、いわゆる実話心霊テイストではなく(もちろんその要素もあるが)、もっと超フィクションの方向へギャグも含めて針の振れ幅大きく飛ばした感じです。「発狂する唇」の世界観をフェイクドキュメントで展開していこうとしているような、そういった感もある極めて野心的で実験的な企画と言えましょう。

 でも、このイベントで一番面白かったのは一瀬さん本人が登壇してのストリーテラーぶり。実にとぼけた味で、最後まで「これは真実なのです」と嘘を突き通す。物凄く生真面目な美人MCとのバランスもおかしくてかなり笑えました。実はもっと招待のお客さんが多いのかなと思ったら、一般客で劇場は超満員。もともとウエブ用のショートムービーで、僕も携帯でチェックしたらDOCOMOの動画配信アクセス1位だったりしていて、密かな人気を呼んでいることを実感。メディア戦略としては、選んでいる素材、方法論含めて大成功を収めようとしているのではないでしょうか。

 映画はいろいろな形でまた変容していかざるを得ない状況の中で、ドラマとか映画とか携帯の動画とか、メディア、形式に囚われない創作活動が求められ、そういった新しい表現形式への挑戦と映画の古典からの学習とその両方を我々は常に実行していかなくてはいけないのだと確信しました。

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2008年11月 6日 (木)

怒ったり嘆いたり

 今日は昼から仕事のことで怒ってしまって大変不快な気分になる。怒ることでストレスを発散させているような監督も僕らの一世代前の監督までは多かったけど、僕は怒ると気分が滅入ってしまうほうなので、出来るだけ怒らせないで欲しいなあと願うのだけど、僕が怒らないと収まらないこともあるのでたまに怒りますが、出来れば怒りたくないなあ。だからと言うわけではないが、僕はメインスタッフが代わりに怒ってくれるようにどちらかと言うと強面のスタッフを配することが多いです。現場で僕が怒る前に怒ってくれるスタッフが必要な時もあるんです。

 帰ってパソコンを開いてニュースを読んでいたら、自分の映画の初プロデュースをやってくれた人の会社が20億もの負債を抱えて倒産したと言う記事が飛び込んできてまた欝になる。この人が最近借金を抱えて逃げていると言う噂は聞いていたけど、現実的な数字を見るとこれは相当にやばかったんだなあと推測します。この間も書いたけど「実るほど頭(たれる)を垂れる稲穂かな」ですね。ただ、この人がいなければ多くの映画監督がデビューできなかったのも確かで、90年代以降の日本映画の中心に一度はいたことがある立派な実績を残したプロデューサーであることは確かなので、いつか必ず映画界に復帰して素晴らしい日本映画をプロデュースしていただきたいものだと心から願います。

 しかし、このプロデューサーと先日話題になった音楽プロデューサーの小室氏が活躍していた時代と言うのはもろ被りで90年代と言うものが遠くになりつつあるのは確かですね。

 

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レッスンで思う

 午後から夕方まで成城の某所で個人レッスン。今回は舞台での本格的ミュージカル芝居を目指してる子へのレッスンなので、東宝のミュージカルに出演していた奥さんの力が役に立つ。今日は、その奥さんが昔出演していた宮本亜門演出「サウンドオブミュージック」の台本の一部をテキストに使って最初のレッスンだった。やはり脚本が素晴らしいので、何を演じて表現すればいいか端的にわかるシーンでテキストとしては最高だったと思う。

 で、今日思ったことは、やはり若い女優さんも俳優さんも、脇役でいいから、できるだけ早い時期にこういった大きなメジャーな舞台を踏むことが大事なんじゃないかと思うんです。と言うのも、台詞やシーン構成が確りした古典をもとに演じていくってことが一番芝居が「巧く」なるのは間違いない。ニュアンスだとか雰囲気とかそういったものに逃げないで芝居を巧く演じると言うことを確りやれるようになる為には、シェークスピアとか菊池寛とかそう言った演劇を経験していくことが重要なんじゃないかと思います。一度構築してから崩していく。これは映画でもなんでもそうですが、最初から崩れたままのものを目指すんじゃなくて、本当はまず王道を進んでその王道を極めてから芝居を崩していけばいいのかなと。

 先日亡くなった峰岸徹さんと呑んだ時にもこういう話になって、峰岸さんも一度は東宝映画でアイドル男優のようにデビューして二枚目路線を行こうとしたのだけど、芝居がどうにも下手で一度東宝を辞めて新劇の養成所に通って数年後再び大映で再デビューした時のことを語ってくれましたが、「そうしないと自分は生き残れないと思った」と言う言葉が重かったです。時間的な余裕が現代にはないから、そう言う遠回りをしていくことが中々出来ない時代になっていると思いますが、可能ならば若手の女優さん俳優さんたちもどこかでもう一度新劇の養成所に通ったりすることがもっとあってもいいんじゃないかと思います。

 そう言えば、宇津井健さんも中年になって「新幹線大爆破」と言う映画で久々に主演をやることになった時、自分の芝居を磨く為にもう一度新劇の養成所に通いなおしてから撮影に臨んだそうです。そう言う志を持った人はいまでもちゃんと活躍しています。

 役者だけじゃなくて、僕ら監督も常に基本は古典に学んで、そこから崩していくことを忘れてはいけないかと思いました。だから少しでも時間があるときは映画を観なくちゃいけないんです。 

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2008年11月 5日 (水)

PC格闘

 新しいPCにデーターを一気に引っ越せたのはいいけど、必要のないデーターも一緒についてきてしまってそれが新しいソフトに影響したりして厄介なことに。さらに一昨日の夜に入れたMLBゲームの最新データを更新していたら勝手にゲームのデータが既存のドキュメントファイルを置き換えてしまい、全てのファイル名が「MVP2008」と変わってしまい、中身は企画書だったりするんだけどファイル名が同じなので見分けがつかなくなる。一旦、全てのファイルをドキュメントから削除して、マイコンピューターの全データーからひとつひとつ拾うことに。そこには一旦削除してあった2000以上のファイルがあるので書きかけの脚本とか、そういったものを見直していたら深夜になってしまった。大掃除のときの本棚の整理みたいなものかな・・・。

 ところでアメリカ大統領選挙だってのにテレビは小室氏逮捕のニュースばかり。マスコミは小室氏を随分悪者扱いしていて、報道を鵜呑みにすればやっていることも極めて幼稚手口に見えるのだけれど、その背後に小室氏を利用したり裏切った人もいるんだろうなと予測はする。この業界持ちつ持たれつなんてのは本当に少ないから、人が調子悪くなると一気に「手のひら返し」です。金の切れ目が縁の切れ目なんてのは多分本当にそうなんだろうなあと思います。一方で人間って自分が栄光を掴んだことを時代が変わっても中々捨てられないものなんでしょう。だからいつでも曲を作れば取り返せるって自分を信じて借金が膨らんだんじゃないかと思います。人間は他人が自分に下している評価と、自分自身の評価の落差には中々気がつかないものなのかもしれません。プロ野球選手でも、球団からは引退を宣告されながらも「自分はまだやれる」って退団して現役続行を望む人がたまにますが、そう言う人は大概引退試合もさせて貰えず、どの球団からも声もかからず結局キャンプイン前にひっそり引退してしまうことが多いと思います。自分で自分を信じることと、現実にいる自分をどう折り合いつけていくのか?これは大変に難しいことだと思います。

 だからまあ、「鉄腕稲尾物語」の志村喬の台詞ではないけど、「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」と、調子のいい時にこそ謙虚にならないといかんのでしょうが実際は中々そうもいかんのでしょうね。

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2008年11月 3日 (月)

私は篠崎誠の「殺しのはらわた」を支持する

 篠崎誠監督による「殺しのはらわた」は、鈴木清順の「殺しの烙印」や大和屋竺の「毛の生えた拳銃」に匹敵する痛快な不条理アクション映画だ。冒頭の黒沢清の殺し屋が右翼だかやくざの大物を襲撃するシーンはエリック・レッドの「ジャッカー」のオープニングを思い起こさせる殺伐さと痛快さが並立しているすばらしいオープニングアクションだ。映画というものが「被写体が動くことによって観客の心を煽動させることが最大の目的」であるとするなら「殺しのはらわた」は純粋な映画そのものであり、映画以外の何者でもない。30分という短い上映時間だが、あまりに濃厚な30分は充分な映画体験と言える。

 と、ここまでは真面目に書いてきましたが、いや本当に面白いです「殺しのはらわた」。篠崎君とは会うたびに本当に楽しい映画語が飛び交う友達なのですが、その普段話していることをすべて映画にしてみましたと言う無邪気な姿勢が素晴らしい。黒沢さんの「LOFT」を観たときにも同じものを感じたのですが、まさに志の映画なんです。僕はこう言う映画に出会えたとき堪らなく幸福感を感じるのです。

 と言うわけで、12月6日~19日までの2週間限定で「殺しのはらわた」は吉祥寺のバウスシアターでレイト公開することになったのですが、12月の10日(水)に篠崎誠監督、「黄泉がえり」「どろろ」の塩田明彦監督らとアクション映画について語ります。この日は、自分がインスパイヤされた古今東西のアクション映画の1シーンをDVDで上映しながら「至高のアクションシーンとはどう言うものか?」について1時間も語ります。アイドルのおまけとしての舞台挨拶ではなく映画について確り語れるトークは久しぶりなので僕個人も大変楽しみにしております。きっとかなり面白いトークになると思うので、是非皆様お誘いあわせの上お越しください。「バウスシアター」の大きなほうの劇場でやるので、人が少ないと悲しい思いをするので宜しくお願いします。

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2008年11月 2日 (日)

早慶戦

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 午前中いろいろDVDを観ながら勉強。早めの昼を食べて、午後から明治神宮球場に早慶戦を妻と観にいく。朝会った慶応医学部の甥の「いまどきは早慶戦もそんなに人来ないよ」と言う言葉に安心して試合開始直前に行ったら、既に殆ど満席で、横浜対ヤクルトと言う超絶閑散とした神宮球場しかしらない僕にとっては驚異的なことだった。と言うのも、我々が勉強不足だったのだがこの試合で早稲田の優勝が決定すると言う六大学リーグにとってはとても重要な試合だったのだ。僕は、30日のドラフト会議で早稲田の選手が2人も横浜ベイスターズが指名することになったので、その選手を早くこの目で見たいと言う思いでいっただけだったのですが・・・。

 そんな思いとは別に試合は中々面白かった。早稲田の先発は2年前に世間を沸かせたハンカチ王子こと斉藤。慶応の先発は今大会で防御率0点台の相澤。その数字通りに投手戦だった。斉藤は常に先頭打者を出す内容で決して調子はよくなさそうだったが、悪いなりにピンチでも臆せずしっかり押さえていける若いのに老成したかに見える成熟したピッチングだった。もう、プロの2軍レベルは超えているだろう。ベイスターズ入団候補の2人も素晴らしかった。特に細山田と言う捕手の守備とリードは巧い。キャッチングだけなら既にベイスターズの若手捕手を超えているだろう。

 でも僕の目に一番素晴らしかったのは、早稲田のストッパー大石。最速148キロのストレートとフォークボールで三振をがんがん重ねて行く。まっすぐは140キロの計測でも殆どの打者がミットにボールが吸い込まれてからバットを振るように見えるくらい伸びのあるストレートが魅力。いま、2年生でハンカチ王子と同い年だから2年後のドラフト候補だが、このまま順調に成長してベイスターズに入団してくれると嬉しいんだけどなあ。

 正直早稲田大学の野球の方が大矢横浜ベイスターズの野球より余程確りした野球をやっているように見えてしまったのはちょっと考えさせられる。プロはもっともっと頑張らないと駄目だな。

 とか言って帰宅して、先ほど「東京少女」のオンエアを見るが反省しきり。最近は自分の作品見返すと反省ばかりだ。時間がないことを理由にしちゃいけませんね。もっともっと頑張らなくては。

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2008年11月 1日 (土)

新しいPC

 新しいPCが届いたが、まだ前のPCのデータ整理が終わっていないので部屋の置物と化してしまった。しかしこの前のPCも来週の頭には出荷しなくてはいけないからあまり呑気にもしていられない。とりあえず荷をほどいてはみたが、よけいに部屋が散らかってしまった。しかし、新しいマシンへの期待感は膨らむ。OSはまだXPのままですが、Vistaの評判が悪くて躊躇っているうちにWindows7が発表されてしまったので、Vista、7を動かすのに充分なスペックを整えたパワーは楽しみだ。少しづつ今日から組み上げていくとするか・・・。26インチモニターがでかいが、これで自宅でHD編集が出来るスペックまで整うはずだ。とりあえずブルーレイディスクのリッピングが出来るのが楽しみ。

 昨日は奥さんが若松組「東京少女 岡本あずさ編」出演の為に出かけて、本当は昔若松監督にもお世話になったことがあったし、現場に遊びに行きたかったのだが、パソコン組み上げに必要なソフトやリンクケーブル等を安く購入しなくてはいけないので自宅で作業を続け、撮影終わった奥さん、並樹史朗さんと夜に新宿で合流。久々に「呑むだけ」の為の酒を呑む。普段は俳優さんと演技論とか交わすのは嫌いなんだけど、昨日は珍しく映画や演技について語らってしまった。とても楽しかった時間だが、でもまあこういう話はあと1年はしなくていいな。

 

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