« 早慶戦 | トップページ | PC格闘 »

2008年11月 3日 (月)

私は篠崎誠の「殺しのはらわた」を支持する

 篠崎誠監督による「殺しのはらわた」は、鈴木清順の「殺しの烙印」や大和屋竺の「毛の生えた拳銃」に匹敵する痛快な不条理アクション映画だ。冒頭の黒沢清の殺し屋が右翼だかやくざの大物を襲撃するシーンはエリック・レッドの「ジャッカー」のオープニングを思い起こさせる殺伐さと痛快さが並立しているすばらしいオープニングアクションだ。映画というものが「被写体が動くことによって観客の心を煽動させることが最大の目的」であるとするなら「殺しのはらわた」は純粋な映画そのものであり、映画以外の何者でもない。30分という短い上映時間だが、あまりに濃厚な30分は充分な映画体験と言える。

 と、ここまでは真面目に書いてきましたが、いや本当に面白いです「殺しのはらわた」。篠崎君とは会うたびに本当に楽しい映画語が飛び交う友達なのですが、その普段話していることをすべて映画にしてみましたと言う無邪気な姿勢が素晴らしい。黒沢さんの「LOFT」を観たときにも同じものを感じたのですが、まさに志の映画なんです。僕はこう言う映画に出会えたとき堪らなく幸福感を感じるのです。

 と言うわけで、12月6日~19日までの2週間限定で「殺しのはらわた」は吉祥寺のバウスシアターでレイト公開することになったのですが、12月の10日(水)に篠崎誠監督、「黄泉がえり」「どろろ」の塩田明彦監督らとアクション映画について語ります。この日は、自分がインスパイヤされた古今東西のアクション映画の1シーンをDVDで上映しながら「至高のアクションシーンとはどう言うものか?」について1時間も語ります。アイドルのおまけとしての舞台挨拶ではなく映画について確り語れるトークは久しぶりなので僕個人も大変楽しみにしております。きっとかなり面白いトークになると思うので、是非皆様お誘いあわせの上お越しください。「バウスシアター」の大きなほうの劇場でやるので、人が少ないと悲しい思いをするので宜しくお願いします。

|

« 早慶戦 | トップページ | PC格闘 »

コメント

横浜がドラフトで1位指名した早稲田の松本選手は千葉経済大附高出身で、同校野球部の松本監督の息子です。

甲子園にも出てますね。甲子園に出た時は親子鷹ということで、話題になったはずですが。高校時代から注目してましたが、横浜はいい選手を取ったと思います。


投稿: 青の6号 | 2008年11月 3日 (月) 11時32分

援護射撃感謝します!
トーク楽しみです。これから万田さんから借りた「怒りの山河」を久々に見ようかと。

投稿: 篠崎 | 2008年11月 5日 (水) 23時52分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 早慶戦 | トップページ | PC格闘 »