« 2008年4月20日 - 2008年4月26日 | トップページ | 2008年5月4日 - 2008年5月10日 »

2008年4月27日 - 2008年5月3日

2008年5月 3日 (土)

ストラップはここに戻る

Sn340183 今日は「東京少女」の準備はお休みで、月末から入る映画の為の打ち合わせに赤坂へ。ちょっとモチベーションがダウンしてしまうような内容の報告が多くて、脚本内容を検討し直さなくてはいけない箇所も出てくるかなと帰途につく。帰りの電車内でメールを打っていたらストラップがいつの間にか銭形零のものに戻っていることに気が付いた。ストラップは撮影中はその時代々の銭形のストラップをいただくのでそれをつけているが、撮影が終わると妻は零に戻したのだ。僕の初めての連続ドラマのチーフディレクターの記念と言うことと、夏帆ちゃんを最初に主演に迎えて基礎から特訓をやった日々を思い出すのだろう。ことのほか零には思い入れがあるようだ。今回の「東京少女」の主役の子も、夏帆ちゃんと最初に出逢ったときを思い起こさせる。今もそうなんだろうけど、あの頃の夏帆ちゃんは本当にこの世界で生きていくのだ!と言う強い意志があって、芝居こそまだ未完成の部分はあったが、主役として番組を背負って行こうと言う責任感に満ち溢れていた。その「意志の強さ」が、今の夏帆ちゃんの大活躍の原動力になっているに違いないと思う。今の現状に満足せずに夏帆ちゃんにはさらなる飛躍を望みたいし、あの頃の「意志の強さ」があれば必ず大女優になれるだろう。

 僕もこの「銭形零」のストラップを見ると4年前のノスタルジイに浸るのではなく夏帆ちゃんの「意志の強さ」を想い出しながら、自分の映画への「意志の強さ」を奮い起させている。今日のようにちょっとアンダーな気分になった日は「銭形零」のストラップは勇気を与えてくれる。

 このストラップと仕事帰りに立ち寄ったスポーツジムで汗を流したおかげで再び元気が出てきた。有酸素運動+筋トレコンボは血のめぐりがよくなり、脳を活性化させる。汗を流した後のジャグジーも気持ちいいし。

 次の主役の子も夏帆ちゃんに負けない、それを超える存在に成長してほしいし、それがうまくいくかどうかは自分の責任もあるので、多聞さんから預かる最高の素材を磨いて世に送り出さなくてはいけないと、それを考えるとモチベーションは上がっていきます。

 明日は朝早くから「東京少女」のロケハンで夜まで東京縦断の旅です。ロケハンの時は普段絶対に食べないファミリーレストランの食事になることが多いのでカロリー過多に気をつけよう。

| | コメント (3)

リハーサル&東京ロケハン

 今日は朝から妻の協力を得て某所で個人リハーサル。クランクインまであと1週間ですからね、少しの隙もあれば呼んで貰ってとにかく最初のシーンから最後までを丁寧に追って行く。自分でも経験あるが、シナリオのト書きの動作が納得できていないとどうしても動きがぎこちなくなる。だから、1シーンごとに動きの根拠を考えてあげて感情の流れをつくってあげるとすんなり出来るようになることが多い。このあたりは先月ワークショップで加藤雅也さんと脚本内容からいかにキャラクターを創りあげて、しかも芝居に反映させていくかと言うことをやった経験が役にたっている。ただ、彼女はまだ初心者なので、加藤さんの時に飛び交っていた専門用語を、平易に訳していかなくてはいけないので言葉の選び方が難しい。でも、今回のこの子は勘がいいので、一度、感情の流れを創るとそれを理解してニュアンスを出すことができるようになってきた。そう言えば加藤さんは今日の「AROUND40」と言うドラマにゲスト主役で出ていましたね。

 食事を挟んで午後からはスタッフと合流して都内~立川あたりの郊外をロケハンし、夜になってからまた都内へ戻ってナイターの公園のロケハン。かなりの強行軍だったが、一昨日ほど疲れがでないのは今日は比較的涼しかったせいなのか?昼食は久々に天下一品のラーメンを食べたが、かつては一番好きなラーメンの味だったのに、最近は段々きつくなってきてたのは味覚が代わって濃い味のものが苦手になって来たのかなと思った。

 明日はまた別件の映画の俳優面接。ゴールデンウイークは休みなしです。

| | コメント (0)

2008年5月 1日 (木)

新企画打ち合わせと「アイム・ノット・ゼア」

 赤坂の某会社でライターとプロットの打ち合わせ。5月下旬からクランクインする映画の会社と同じ会社なので、スタッフの前で別な企画の打ち合わせをしていると言うのはあまり気持ちのいいものではない。この企画は低予算ながら僕にとっても和製ホラーというジャンルにとっても挑戦的なものになるので、安易な妥協はできないと思っている。なので、出がらしのような実録心霊表現をできるだけ排除していくと次に怖いものは何か?という原初的な問題にも突き当り、ライターの方には苦労をかけると思うがやはり新しい表現を追求していかないと映画は細くなっていく。「ホラーはもう当たらないよね」という言葉をなんとか覆してやりたいのだ!ホラーが当たらないんじゃなくて、ジャンル映画を重要視せずに安易な表現の繰り返しが市場を飽和させてしまっただけなのだから・・・。そういった玉石混交の中から、清水君の「輪廻」のような、或いは僕らが「怪談新耳袋」の何本かでで挑戦していったことは継続していかなくてはいけない。

打ち合わせの後は気候のせいか、非常に身体が全体がだるく重くなり早く帰りたいと言う欲望も出てくるが(ホラーの打ち合わせの後だったせいかなあ)、川崎で妻と待ち合わせしているので、なんとか力を振り絞ってチネチッタまで行く。「アイム・ノット・ゼア」という映画を観に行くためだ。

「アイム・ノット・ゼア」はボブ・ディランの人生を実に大胆な表現で描いた音楽映画の傑作だ。役者も設定も世界観も違うボブ・ディランの物語をどこに重点をおくでもなく、平行に描き出すので映画やドラマと言うものを、「物語を一人の主人公に思い入れをしながら見ていく」と言う制度的な見方をしてしまうと、あまりに突拍子もなく視点が次々と変わるのでついていけなくなる人も多いかと思うが、映画の流れの中に自分を放り込んで映画の流れていく時間軸に自分の脳をセットするとそれほど難解でもなく、自然と楽しめる。デビッド・リンチなんかもそうなんですが、構成や設定は突拍子もないけどワンシーンごとの表現は、カット割りだとかカットごとの編集は極めてオーソドックスで固いと言う映画が僕は結構好きなので、今回も芸達者な俳優をそこここに配置してあくまでオーソドックスに描き出していくこの映画はなかなか楽しかった。ただ、何と言うか、僕らが知っているボブ・ディランの人生を新しい表現で描き出したと言う点においては非常に面白かったのだけど、ここまで来たら最後に何か突き抜ける、飛躍する展開が最後にあってもよかったかなと。

それにしてもアメリカ映画の裾野は広い。経済的な意味だけではなくいろいろな意味で日本映画がアメリカ映画に勝てる日は来るのだろうか?

帰ってスカパーをつけたら、横浜が中日に追い付かれながらも突き放していくところだった。首位中日に対してようやく1勝目。今年は1カ月目にして順位を気にせず一つの勝ちを喜び、負けは試合は無視と言う境地に入っています。頑張れベイ

| | コメント (0)

2008年4月29日 (火)

ロケハン&レッスン

 午後から東京の西の彼方へ学校のロケハン。同じ場所でやはり別の回の「東京少女」を安里がロケしていたが、目線で挨拶しかできなかった。学校の階段の近くで安里がモニター前にいると「学校の階段」の現場を思い出してしまう。今回、チーフ助監督をやってくれる松田君はもう何本も連続ドラマのチーフディレクターをやっているベテランの人だが、映画やドラマへの想いを熱く語ってくれる人で、帰り40分ほどかかって都心へ戻ってくる間二人で休みなく映画、テレビの現場のあり方の違いや芝居の話などをする。これが楽しい時間であっという間に過ぎた。いい出会いです。
 夜からは都内の某所へ移動し、妻と合流して主役のレッスン。またまた素晴らしい少女との出会いだ。彼女は華があって素直で勘も良く何より可愛い。丹羽さんの慧眼には改めて感服。彼女の最初の主演作品を撮ることが出来ることは、きっと将来的に誇りに出来る思い出になるのではないか?いやなってほしいと願います。今日からクランクインまで間髪開けずにレッスンが始まります。

 で、明日はまた次の次の映画の脚本打ち合わせです。

| | コメント (0)

« 2008年4月20日 - 2008年4月26日 | トップページ | 2008年5月4日 - 2008年5月10日 »