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2008年5月18日 - 2008年5月24日

2008年5月24日 (土)

5月22日

 午前中は緑山スタジオで「東京少女」の本編集。粛々と淡々と終え、夜は「トリコンリターンズ」の衣装合わせ残。飛鳥凛ちゃんと初顔合わせ。軽く脚本読みもやったが、さすがに映画2本の主役クラスをやっているので芝居は安定している。スターダストさんが推してくる少女たちに、まず間違いはないです。素晴らしい。後はいままでよりも弾けた部分もある役なので、どこまで表現できるかなと。これはこれで楽しみです。

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5月21日 トリコンリターンズ(仮題)スタート

「トリコン2」主役の子たちがブログで書きまくっているからもう情報露出オッケーと言うことなんでしょうね。今日は「トリコン2」のロケハンを三浦半島でやって、午後から都内某所で衣装合わせ。今回はトリコン&イケメンプラス1と言うキャストで、前作よりフィルムノアール(犯罪映画)タッチの作品にしていく予定です。これは、彼らが「もし2作目やるなら、もっと探偵っぽい仕事をしたい」と口々にしていたので、その想いを実現させてあげようと思ったのです。たぶん1作目より濃厚な、ハードボイルドなお話になっていますが、彼らが演じますのでどんなハードな物語もゆるゆるにしてくれるでしょう。今回は僕も脚本執筆に参加して、一度仕事をした彼らならでは「セリフ」やシーンを追加しております。昨日は新たに参加するイケメンも含めて4人で脚本読みもやったのですが、こちらの意図を3人とも理解して最初から飛ばす飛ばす。新しく参加したイケメンも「監督!彼らがこんなに個性的なら僕にも何か強烈なキャラを付け加えたいです!じゃないとこっちが沈んでしまう!」とまで言い出すことに。まあ、じっくりとやりましょう。若いキャストの個性を引っ張りだすのは楽しみです。

 他に佐々木組常連女優三輪ひとみ&「口裂け女2」「ひぐらしのなく頃に」(すいません両方とも未見です)と連続ホラー主演の飛鳥凛ちゃんが共演しますので、この新旧ホラー女優共演も楽しみかと。この映画にはホラーの要素はないですがね。 

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2008年5月19日 (月)

東京少女編集とTBSチャンネル「煙の王様」

 今日は緑山の大塚編集室からWEBで編集上がりが送られて来たので早速自宅PCで編集作業。以前も書きましたが、緑山の編集室で繋ぎ終わった数分後に自分の部屋で編集ラッシュを観られると言うのはなかなか楽でいいです。このシステムは「銭形雷のセカンドシーズン2話」から始まったけど、30分番組の尺だから出来る技でもあるでしょう。もし、本編の最初のラッシュの容量が送られてきたらさすがにメモリ不足になってしまうかもしれないし、そう言った時にはVISTAかマック機を導入しなくてはいけなくなるかな。

 と言うわけで朝から夕方まで、直しの個所を洗い出していく。今回はなんとプラマイゼロの完尺で送られて来ているので、あまり大胆な変更はできない。それでも直しは16対9の大型画面を想定した間尺で、カット尻、特に主役の女の子の感情を表現するために多く用いた、シーン終わりの主役のクローズアップカットの終りを数コマづつ伸ばしてもらうことに。切るところは逆に、バッサリ1か所だけ落とす場所を決める。今回見事に少女のアップしかアップがない。カット進行をリズミカルにするためのカットバックもほとんどない。脚本構成が確りしているから少女の内面に絞ったカット構成で正解だった。

 夕方からはTBSチャンネルで1962年製作の日曜劇場「煙の王様」を鑑賞。テレビドラマ史上でも名作と呼ばれ、芸術祭で文部大臣賞を受賞したドラマだ。内容は、高度経済成長時、煤煙の町だった川崎の埋立地にある工場近辺に生きる最下層労働者たちの悲哀を、元気な少年の視点で描ききった傑作だ。テレビドラマながら当時の本当に汚い町にオールロケーションが敢行され、イタリアのネオリアリズム時代の映画のような雰囲気を醸し出しつつも、少年たちの常に前向きで元気な姿が素晴らしい。特に、主役の市川好朗とヒロインの少女が土管の上に座って、煤煙たなびく煙突のさらに上に広がる青空を、煽りの画面から、会話と共にゆっくり僅かにクレーンダウンして捉えると、煙突が少年たちと重なることで観客の視点から消え、て、少年と少女の前には工場がなくなり空だけになって、まるで空に浮かんでいるような構図なっていく演出には感動させられた。脇役に戸浦六宏や小松方正など大島渚の創造者のメンバーも出演しているから、60年代のかなりトンガッタ映画を意識していたのだろうとも憶測される。ただ、ドラマの方はあくまで少年のふてぶてしくも明るい視点で描かれるので、観ている間中心が躍る気分にさせてくれる。昭和30年代を描いていると言う点では、ハリボテセンチな「三丁目の夕日」よりも、もっとしっかりと昭和の戦後、高度経済成長期の日本の庶民を知ることが出来るであろう。「三丁目の夕日」に足りないのはこうしたバイタリティと言うか時代に対するポジティブなパワーだ。

 監督は円谷一。円谷英二の息子で、当時はTBSの社員ディレクターだった。後に円谷プロ立て直しの為にディレクター職を辞め、円谷プロのプロデューサー、社長になるわけだが、この1本で日本のテレビドラマ史上に名を残すディレクターになったのは間違いない。

 CSのTBSチャンネルでこのドラマが放送されたことはかなり評価すべきことで、若いTBSのドラマに関わる人たちには是非先人のこの素晴らしい仕事を観直してほしいものだと思います。

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2008年5月18日 (日)

高村さんと銭形愛

080223_215502  今日の夜に巨人ー広島戦と大河ドラマ「篤姫」を2画面で見ていたら草刈さんと宮崎あおいが初対面するシーンをやっていた。これって、銭形愛と高村一平の歴史的な対面でもありますね。この時の静かな草刈さんの芝居がとても良かった。静謐で品があって、本当にいい年のとり方をしているなあと思います。2月に草刈さんご本人から「「篤姫」の僕はいいから楽しみにしていてえ」と聞いていたが、自負するだけのことはある芝居だった。普段は他の仕事のことあんまり喋らない人なんですけどね、「篤姫」の阿部と言う役はかなり気に入った様子だった。コメディも大変面白い草刈さんですが、僕はいつかこうした静かで品格のある草刈さんの初老の男と中年女の恋愛映画を撮ってみたいと思っているんです。「マディソン群の橋」のような。クリント・イーストウッドがやってきた役って草刈さんは絶対に出来るはずだと思いますから・・・。

 高校生の頃に草刈正雄主演でマカロニウエスタンを撮りたい!って夢に描いていたら本当に自分のデビュー作で実現できたのだから、こう言う企画も夢を信じて行動起こせば、いつか実現する日が来るかもしれませんものね。そう言うチャンスが来るまで、僕は毎日映画やドラマを撮り続けるのです。

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準備とか逆転勝利とか

昨日は午後から次回作映画の美術打ち合わせ、夜からメインロケハンの残。六本木の「Trick or Treat」とか横浜のナイトオープン候補をいくつか。

 帰宅途中に携帯サイトで横浜ー中日戦を確認したら、9回に岩瀬を打って大逆転勝利している。あーーーなんでこう言う試合を観られないんだろう。昨日ここに家で野球観たいなあと書いたのは何かムシが知らせたのかもしれませんね。

 帰宅後はスポーツニュースをハシゴするも昼の疲れがどっと出て睡魔に襲われ殆ど朦朧状態でベッドへ。

 

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