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2008年12月14日 - 2008年12月20日

2008年12月18日 (木)

師走

 今年は正月明けてすぐに撮影なので、年内に準備を済ませておかないといけないらしく、慌しい年末となりそう。年末ってただでさえ慌しいですけどね。お正月3連休があるだけみたいなもんなんだけど、とにかく年内にいろいろ済ませましょうとなるので、気持ちが焦ってくる。でも、街に流れるクリスマスソングを聞きながら慌しい気になるのもある意味風物詩のようなもので、これが年末のんびりしすぎるとまた寂しいんだろうなあと思います。 

 と言うわけで、昨日は午前中に中江さんの脚本を読んで自分の意見をレポートにまとめて各プロデューサーに送信し、午後から妻と年末の買い物にラゾーナ川崎へと出かけ、冬物で足りていない服を買ったり、大掃除の時に取り替える予定の家中の蛍光灯やクリスマス用のシャンパンなんかを買う。買い物後は、そのまま赤坂へ出向いて、丹羽さんや中江さん、ドリマの小板さんらと午前中に読んだドラマの脚本打ち合わせ。久々に鈴木浩介氏や三宅君とも顔を合わす。皆と歓談もしたかったが、もう一方の映画のプロットも届く予定だったので、打ち合わせ後は早々に家へ引き返し、食事をしながらプロットを待つが結局届かず。

 待つのも仕事とは言え、異常にせっかちな性格の僕にとってはつらい時間である。

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2008年12月15日 (月)

犯罪映画を観ながら

昨日は雨が降っていたからジムも休んで「セブン」と「羊たちの沈黙」を観ながらメモとり。両作品共に嫌と言うほど見ているけど相変わらず忘れていることも多い。こういう風に映画を分解しながら観るのは飽きないから楽しい。でもすぐ忘れていくからメモを取ってそれをワードで打ち直していく。夜は「篤姫」最終回の一部をなんとなく見て、草刈さんの話を思い出す。

 ところで、犯罪映画といえば僕は自分の身の回りに犯罪を呼ぶことが多い。世田谷一家殺人事件があった朝。僕はあの家の前を通っていて、警察の訪問を何度も受けた。今でも記憶しているのは或るスポーツで有名なある地方高校のネーム入りのバッグをそば置いて、親子でトレーニングしている人がいたことだけだ。僕があの家を通ったそのすぐ後に犯人は家を出たらしい。有名スポーツ高校の親子はそこで犯人の姿を見たのではないと言うことで、僕以外にもその親子を目撃している人はいて警察は何とか手がかりを掴もうと親子を探していたのだったが、僕が余計な推理を尋ねてきた刑事に披露してしまったもんだから、僕は何度もこの刑事たちの訪問を受けることになってしまった。

 このときの刑事と言うのが本当に昔のテレビドラマに出てくるような、ハナ肇さんのように眼光の鋭い背の低いが恰幅のいい中年刑事で、もう一人が180センチくらいの革ジャンを着たイケメンの若い刑事。で、最初はにこやかに「ねえ、監督の推理また聞かせてよお」なんてやってきて、こっちがまた調子に乗って話し始めると急に眼光が鋭くなって「先週言っていたことと違うねえ監督!」とか言われたりする。「いやあ、監督の推理はさすが。我々の常識では考え付かないことを言うもんねえ。普通はそんなこと考えないモンだよ」とか、段々こっちが疑われている気になってきたり・・・。

 で、普段は通らないその家の前をなんで通ったかと言うと「血を吸う宇宙」の仕上げ中で、成城のツタヤからビデオを借りて、返却期限が切れそうになったので慌てて返しに行くために早道をするためにこの家の前を偶然通りががったんだけど、刑事は僕がツタヤでビデオを借りた裏づけまで取りに行ったらしく「監督う、監督がビデオを借りた記録なんかなかったよ」とか言い出してきて、思い出せば当時はツタヤはまだ各店舗ごとに会員にならなくてはならず、僕はまだ会員じゃなかったので、ラインプロデューサーの八木さんの会員証で借りていたことを話すと「もう一度調べなおさなくちゃいけないからちゃんと最初からもう1度話してね」と怒られたり・・・・・。嫌だったのはそれから半年くらいたって、当時住んでいたアパートは入り口の近くに流しの網戸があるんだけど、僕が夏に暑くって昼寝しているとその刑事扇子片手に現れて「ねえ、監督の面白い話また聞かせてよお」と突然の訪問を受けることだった。まあ、僕が直接疑われたわけではないだろうが、当時ローラー作戦で聞き込みしていたから事件当時現場を通った僕に少しでも証拠になることを聞きた買ったんだろうけど、僕は半年経っても同じ話同じ話を聞き込みに来るこの刑事の目に射すくめられ、「冤罪」と言う言葉が何度も頭をもたげてきた。半年経っても犯人の糸口すら見つからない状況の中で警察は僕を犯人にでっちあげたりしたらどうしよう・・・昔の社会派映画にはよくあった設定じゃないかと、ちょっと恐怖したことがあった。

 それから10年近く経って、最近もまた家の近くで犯罪が起こった時間にその音だけを僕は聞いていたり、近くの郵便局強盗が刑事ドラマのように僕の部屋のすぐ前にある駐車場で車の乗換えをやったり、世田谷~川崎と場所は変われど家に刑事が訪ねてくることは多い。

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