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2008年2月10日 - 2008年2月16日

2008年2月16日 (土)

日本アカデミー賞

僕も結婚して川崎に来る前まではこの日本アカデミー賞の会員で1年に一回は投票していた。アカデミー会員になったのは、年会費22000円で都心の東宝、松竹の直営館が無料で観られるからだった。しかし、観られる劇場は新宿、渋谷、銀座と横浜の一部と限られており、段々、自分が観たい映画よりも無料でやっている劇場にしか足を運ばなくなると言う堕落現象が起こり、新宿や渋谷で落ち着いてトイレに行きたい時にこの会員証を使ってトイレに入り、ついでに映画を観ると言うに至って遂にやめることにした。
 このアカデミー会員、映画会社の重役クラスの推薦か、監督協会とかに入っていないと入れないのである特権を放棄した形になったが、川崎に来たらまず使わないだろうと思ったのでこの時の判断は間違っていなかったと思う。
 ところで、会員はこの22000円以外に年末年始には必ず日本アカデミー賞の投票をしなければいけなかった。年末は自由に書いて投票できるのだが、年始にはそれを集計してノミネート作品を書いた紙が送られて来て、それに○をつけるシステムだった。この個人投票~ノミネート投票の間がどうにも不透明で、どう考えてもノミネート対象になっている作品に疑問符がつくことが多く、自分が全く支持できない映画に無理やり投票しなくてはいけなかった。これ投票しないと権利が失われたんですよね。
 基本的には邦画各社の社員の人はほぼ強制的に投票になるので、団体票が大きかったと言うのはあるけど、いまでも同じシステムで投票が行われているのかな?
 

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2008年2月14日 (木)

バレンタイン

080213_143901 今日はバレンタインデーでした。我が家では「Dent de Lion」の生チョコケーキを購入。

http://www.p-dentdelion.com/

ここのケーキは可愛いデザインでしかもとても美味しいです。このケーキもガッチリと生チョコがスポンジケーキ生地に練りこんであって、殆どチョコなんですけどね。最初に口に入れるとちょっと固いん感じなんですが、次の瞬間舌でチョコが溶けて濃厚なカカオ味が口中に広がります。

 バレンタインデーのおかげで生チョコも随分とポピュラーな食べ物になりましたよね。今や日本中の空港や駅の土産物屋には「ご当地生チョコ」がある気がしますが、あれはどうなんでしょうね?僕は札幌の出身なので「ロイス」の生チョコはたまにお土産に買ったりしますが、「ロイス」は僕が20歳頃に出来たからもう老舗でしょうが、他の地方で見かける生チョコはちょっと付け焼刃な感じがします。きっとそこそこ美味しいんでしょうが、地方の名物はもっと個性的で「名物にうまいものなし」でいんじゃないかと思います。

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エアコン故障始末

家のエアコンが突然故障してしまってうんともすんとも言わなくなる。げげえ、こんな糞寒いのにと、東芝に連絡するが最短で修理部隊が来るのは明後日に・・・と言われる。応急処置的にヒーターでも買いに行かないといかんかなと思っていると、突如運転開始。この間数時間、我が家はてんやわんやに・・・。
しかし、IC頼みの空調家電は、故障しても「基盤交換」が基本だから、妻が願うような「エアフィルターとかの点検も併せてやってほしい」と言うことになれば、これはまた別の業者が委託されて来るようなことになり、結果別料金なので全く不便だ。東芝に連絡しても修理担当は受付のみで、こちらが電気製品に対して行う応急処置の方法に関しては担当を盥回しの挙句に2時間以上も待たせてようやく連絡が来る始末。
 かといって、今や家電製品は近所の「困ったらなんでもしてくれた」電器屋さんでは最早対応できなくなっている。PCやテレビの故障も問題だが、この季節にエアコンの故障と言うのは下手をしたら命にもかかわることで、もう少し素早い対応はしてくれないものかと思ってしまった。

とりあえず今は無事に動き出したが、明後日修理が来るまではいつ止まるかもしれない不安と共に過ごさなくてはならない。

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2008年2月12日 (火)

小説 田中絹代

演出家としての新藤兼人の監督作品と言うのはあまり面白いと思って観た記憶はない。実際のところ隅々まで観ていないから傑作はあるかもしれないので今回は触れずにおきますが、脚本作品は傑作揃いだ。特に大映で増村保造監督に提供した数々の脚本は本当に素晴らしい。特に男女の異常な関係を描かせたらピカイチだった。新藤脚本に出てくる女はみな異形で醜悪でエロティックで、それを増村の演出と若尾文子が演じるからさらにさらに深くなっていく。逆にミステリなんかを書かせると途端につまらなかった記憶がある(「妻二人」とか「配達されない三通の手紙」とか)結局、脚本構成の論理の人ではなかったと言うことなのか・・・。

その新藤兼人が女優の田中絹代の人生を書きつづったのがこの「小説 田中絹代」だが、まさにここに出てくる田中絹代が、新藤脚本、増村演出に出てくるような強烈なキャラクターとして登場して来て面白い。実際、故人だらけだからいいんだろうけど、溝口健二と田中絹代の描き方なんか、「講釈師観てきたような嘘を言い」の如くに生生しく描く。例えばこんな感じ。

「絹代はあられもなく淫らになった。いつも仕事場で溝口のどんらんな目に晒され、着物の隅々まで見つめられた恥を、今度こそ恥ではなく、溝口の目で確かめさしてやろう、とした」

まあ、これなんかは優しいほどで、この本全体を読むと「田中絹代」と言う人が常に性欲が強く、相当に奇天烈な性格の人だったとばかりに描き出している。まああくまで「小説 田中絹代」なので、相当に新藤兼人による脚色部分もあるんだろうけど、依田義賢と溝口のやりとりなんかを読むだけでも相当に読みごたえはある。この本で溝口の映画の勉強になるとかそう言うものではなく、むしろ、増村の脚本を書いていた頃の「えげつない女性象」と言うものを楽しみたい時にはどうぞ、と言う種類のものだった。

ちなみに、この本をもとに新藤兼人が脚本を書き、市川昆が「映画女優」と言う映画を吉永小百合主演で映画化しているが、見事にその醜悪な田中絹代像は消えていてつまらない映画になっていた。

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峰岸徹さんとラジオ

080211_211201 昨日は午後からFM川崎の「岡村洋一のシネマストリート」で俳優の峰岸徹さんと「トリコン!!!」の宣伝トーク。番組内容より、終わってからの飲み会での話がおもしろすぎて悶絶。だって勝新太郎だとか萬屋錦之介だとか、若山富三郎だとか僕が尊敬する映画の黄金時代のスターの芸談って、一冊の本になるくらいのエピソードだもの。しかし、ちょっと本には出来ないエピソードが多いのが峰岸トークの面白さでもあるから、こう言う体験は個人的なものが楽しいんだろう。特に、亡くなった草野大吾や岸田森と言った個性的な新劇出身の役者の深さにかなう役者はいまは出てこないだろうと言う話とか・・・。東宝の黄金期にデビューして大映末期で主役を演じていた峰岸さんならではのものだった。

 しかし、峰岸さんの話を聞いていて思ったのは、昔の映画人たちは本当にスケールが大きかったなあと言うこと。同時に役者はバラエティ番組に出始めると矮小化してしまって、伝説は消えてしまうのだなと言うこと。確かにバラエティに出ると御殿が建つくらいに金儲けは出来るけど、役者としての質は変わってしまうと言うこと。もともとバラエティ出身の人が映画やドラマに出てバラエティに戻る時はそんなに問題はないけど、長年強面で通していた人たちがバラエティに出始めて逆に映画やドラマに戻ってくると、役者としての怖さや深みが消えてしまうのは何なんだろうと思っていたけど、この日の話を聞いて、それは役者本人の芝居への取り組みが変わってしまうからだと峰岸さんは話していたけど、本当にその通りだと思う。そう言った意味で、昔のスターたちが映画だけで、御殿を建てられていた時代は本当に素敵な時代だったんだなあと実感。

 峰岸さんとは随分と仲良くさせてもらえそうだけど、お互いの共通の知人と言う中で最も素敵な人は「バーボン刑事!」と言う認識で一致。峰岸さんとマサオさんは長年の「家族ぐるみ」のお付き合いの仲だそうで。「マサオは日本でいちばん顔が美しい役者。それでいてあんなナイスガイな役者は他にいない」と言うことだそうです。「バーボン刑事」また一緒に仕事がしたいなあ。いつか、峰岸さんも草刈さんも一緒の現場で仕事が出来る日が来ることを祈りこの日は解散。

 ところで岡村さんはちょっと飲み過ぎではないかと心配。

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2008年2月11日 (月)

鎌倉の会

 小説家の保坂和志氏らと鎌倉の伊藤さんの家にあつまり、毎年恒例ベイスターズファンの集い。ここには、ベイスターズファンが集まってその年のキャンプ地情報なんかを交換しあったりしてきたものだったが、もうここ数年は単なる三浦半島の美味しいものをたらふく食べる会へと変貌している。

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 この日も、数年前まで湘南で魚屋を営んでいた筑摩さんが鮮魚を持ち込んでその場でさばいてくれると言うパフォーマンス入りの食事。写真は「サヨリ」をさばいているところと、絶品自家製「カラスミ」。刺身は全て三浦半島で獲れる近海もの。魚も美味しいけど、付け合わせに出してくれる「青のり」や「メカブ」などの海藻が実にうまい。あまりにうますぎて最後の「スズキ」にまで至らなかったのが残念。しかし、もう、どの料理も死ぬほど美味かった。このカラスミは本当に美味しかった。

 ところで、この日は「御成り通り」を歩いて、樽酒を瓶詰販売している酒屋で酒を買って持ち込んだんだけど、観光客が押し寄せる「小町通り」より、凝った古い店が軒を並べる「御成り通り」の方が鎌倉は絶対に楽しいです。鎌倉在住だった保坂氏に言わせるとこの「御成り通り」も随分と店が変わってしまったとのこと。それでも、通りの外れにある子供用の古い玩具を置いてある「紙屋」(ここで100枚入りの小さなビニール袋を320円で購入)や、こうした酒屋などが楽しい。

 と言うわけで、昼の2時から日本酒をたっぷり呑んだ僕は途中何度か居眠りしたりしながら夜の9時ころまで呑んだり食べたり。帰りの鎌倉の空は星が美しくって本当に奇麗だった。

 しかし、今朝起きた時は二日酔いしていないのは「スピルリナ」と言うサプリを大量に飲んで寝たからかな。

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2008年2月10日 (日)

初日

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 昨日は、「トリコン!!!」初日舞台挨拶。雪の中わざわざ来ていただいたお客様に感謝です。さすがに僕らも息があってきて、殆ど打ち合わせもせずに登壇し気楽にトーク。Q-AXシネマは去年シャブロルの「石の微笑」を観た劇場なので、同じスクリーンにこの映画かかることが嬉しいと同時に謙遜してしまう。「トリコン!!!」はファンの皆様に楽しんで頂く為に作られた、いわゆるプログラムピクチュアですが、鑑賞したみなさんがかなり楽しんでいただいたようなのは何よりも嬉しい。ジャンル映画の根性を発揮した甲斐がありました。

 終了後、キャストや配給宣伝スタッフと共に軽く打ち上げて帰宅。

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