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2009年2月

2009年2月28日 (土)

沖縄五日目

20090227095512 ようやくすごし易い天候になり、日焼けもひと段落。キャンプはこの日が最終日でした。通常メニューの後は工藤、三浦と言う人気投手のシート打撃登板。打者18人に対しましたが、二人ともにピリッとしない内容。工藤投手とは宿舎のホテルのエレベーターで一緒になりましたが「まじづかれ」とつぶやいていました。まあキャンプ最終日でみんな疲労がピークに達している感じです。

 夕方、キャンプ打ち上げの儀式とともに雨が降ってきました。ここまでずっと好天に恵まれていたので、ラッキーだったかもしれません。ちょっと濡れながら足早にホテルに帰り、一休み。

 夜は球場近くにある「はなゆう」と言う沖縄料理店で食事。ここは基本的に地元の人が集まる飲み屋なのですが本当に安くてどれも美味しい。東京の沖縄料理屋では食べられない料理がたくさんあるし、何より味が良いです。

20090227201028 僕らは何年も通っているのですっかり顔なじみとなり、店主や奥さんとも仲良く話すことが多く、いつも奥さん手作りのお菓子をお土産にいただいたりしています。この日も常連さんの方が僕らのために三線と呼ばれる沖縄の楽器で沖縄民謡を弾き語りしてくれました。この夜が沖縄最後の夜となったのでとても思い出深い演出でした。

 今日は、これから宜野湾球場で始まるオープン戦を見て帰る予定です。

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2009年2月26日 (木)

沖縄四日目

 今日の沖縄は少し雲がかかった天候だったので大分過ごしやすくなりました。今日はベイスターズ対SKワイバーンズの練習試合。悔しくも2-4で負けてしまいましたが、先発吉見が好投したのが収穫でした。吉見は僕が沖縄キャンプを見に来るようになってから毎年見ている選手なので、なんとか活躍してほしいと思います。

 それにしても、今日の試合も期待のルーキー藤江が本塁打を含め3失点。中継ぎ、先発のどちらでも使えると言う触れ込みの真田が1回1失点と、やはり投手陣に不安が残ります。打線のほうも、内川、村田を欠くと途端に得点能力を失ってしまうのは去年と同じパターン。新戦力の松本が新しい攻撃パターンを作りつつありますが、新外国人左の長距離砲ジョンソンが故障のままで復帰の目処もたたないと言う事では、キャンプ終盤にきて現実と立ち向かう時期に来たかなとも思います。

 試合終了後は選手のロングティーを見て、いったん部屋に引き上げ、今日もまた海岸線をジョギングしました。海風が気持ち良かったです。

 これは本日の夕陽が沈む瞬間。美しい自然が沖縄はいっぱいです。僕は故郷の北海道より好きかもしれません。

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2009年2月25日 (水)

沖縄三日目 中日キャンプ

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ベイスターズのキャンプが今日は休日と言うことで、午前中は近くのトロピカルビーチへ散歩へ行く。それにしても暑い。どうやら観測史上最高の気温と言うことで、気象庁は26℃と発表されていますが海沿いは30℃近くあると思いました。いくらこの季節の沖縄でもここまで暑くなかったですもの。もうすでにこんがりどころではない日焼け状態になっています。

 お昼をホテルのビュッフェで食べて、午後からは隣の北谷でキャンプを張っている中日ドラゴンズの練習を見に行って来ました。北谷は、試合を見に行ったら雨が降っていたり、数年前に1回だけで潰れた映画祭に参加してあまりいい思い出がなかったりと、僕にとってはあまりいい印象のない場所なのですが、宜野湾に比べるとアメリカンビレッジがあったり、シネコンがあって、買い物をしたり遊んだりするにはいい所なのではないかと思います。その北谷の球場では中日対楽天の試合をやっていましたが、僕らは初回だけ見て主力組みが練習する球場となりの陸上競技場へ、そこには1軍に上がってきたばかりの山本昌をはじめ、朝倉、中田、吉見と言った主力組み、それに清水、川井らリリーバーが全員揃って走りこみ~強化トレーニングをやっていました。その練習を最後まで見ていたんですが、うーん。やはりこれはベイスターズより常に上にいるチームの練習だなと。とにかく、投手陣たちの走りこみの本数が圧倒的に多い。下半身を鍛えて鍛えて鍛えぬく。中日の素晴らしい投手陣はこうして出来上がっていくんだなと思いました。ベイスターズでも張り込み強化トレーニングメニューはありますが、中日の半分以下の練習量ではないでしょうか?

 20090225133831 ベイスターズもこの練習量を見習ってほしいのものだと思いました。なんといってもベイスターズは投手陣の強化が最優先課題ですからね。

北谷から帰ってからは、ランニングシューズに履き替え朝散歩した道をジョギングしました。中日投手陣に影響されたってわけではないですけどね・・・。やはり折角運動公園内にあるホテルに泊まっているので、海岸線を走りたかったのです。走りながら思ったのは、商業施設が充実している北谷より、球場と海しかない宜野湾のほうが僕は好きだなってことでした。

 

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2009年2月24日 (火)

沖縄二日目

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今朝はベイスターズキャンプ二日目。毎年訪れてますが、さすがに選手の顔ぶれがかなり変わって別のチームになってしまったなあと言う印象です。石井琢、鈴木尚というベイスターズの顔ともいえる的選手が移籍したり引退したりしたことが大きいのでしょう。ちょっとさびしい感じもしますが、新しい選手たちをキャンプで見るのもキャンプ見学の楽しみなので大いにキャンプ見学を満喫しています。今日の午前中は、ウオームアップ、打撃練習、ブルペンを見て歩き午後からは三星ライオンズとの練習試合を観戦。試合は5-5の同点でしたが、新戦力の新外国人投手のウオーランド、マストニー、といった新戦力や、期待のドラフト1位の松本の活躍を見られたのがよかったです。ベイスターズはスタメンにセンター松本、ショート山崎、キャッチャー細山田とルーキーが3人も名前を並べる新鮮なオーダー。それぞれ持ち味を発揮しましたが、やはり1番松本のヒット~盗塁~金城のシングルヒットでセカンドから一気にホームイン。と言う去年までのベイスターズにはない機動力を生かせた攻撃を見られたのが大きかった。その松本とポジションを争う金城は昨年の不振を振り払うかのごとくのバッティングでこちらも好調。打線はWBCに参加する村田、内川が戻り、左外国人打者のジョンソンがこれらに加われば相当に期待できそうです。

 でも投手力がなあ。午前中の練習で一番いい球を投げていそうなのが、45歳の工藤ではいかがなものでしょう・・・。期待の寺原は、直接見ると結構重そうな故障を抱えているようだったのが何より心配。今日の試合で好投した2年目の小林が一つの光明でしょうが、寺原がいてもまだ足りない先発陣にあってどういうローテーションが組めるのか、大いに心配なところであります。

 それにしても沖縄は暑いです。今日は27度近い気温で、すっかり日に焼けてしまいましたがそれでも海に近い球場と球場に隣接するホテルはすばらしいです。

 20090223175729 20090223182718写真は、ホテルの部屋から見た夕日と、沖縄に来ると最初に絶対に食べるミーバイという白身魚のバター焼きです。これが非常に美味。東京ではなかなか食べられない魚なので必ず一度は食べるようにしています。

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2009年2月23日 (月)

沖縄到着!

沖縄到着!
今年もやって来ました宜野湾のベイスターズキャンプ〓早速新人松本の打撃練習を見ました!

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2009年2月21日 (土)

春の兆し

 一昨日は一瀬さんの招待で「GOEMON」の試写を見たり、昨日はBsでi丹羽さんや青柳さんと脚本打ち合わせに行ったり、KJの映画の脚本が上がってきたのを何度も何度も読んだり、明後日からの沖縄滞在のための荷造り発送したり、そうこうしているうちに義父が急性難聴で入院して家族全員でばたばたしてしまったりして、ようやく今日はKJの脚本打ち合わせを広尾のオズで一瀬さんを交えて行ったり、とめまぐるしい日々だったのでどこからブログを綴っていいか良くわからなくなってしまいました。えーと。「GOEMON」は日本のファンタジー活劇ではかなり面白いものに仕上がっていて、Bsiの仕事はこんなにも早くまた彼女を撮れる嬉しさがあって丹羽さんに感謝し、KJの脚本は順調に傑作に仕上がっていきつつあって、義父の入院後の経過は頗る順調で、まずは明後日から安心して1週間沖縄にベイスターズキャンプを観にいけるかなあって感じです。

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2009年2月17日 (火)

今夜再放送!ケータイ刑事 銭形泪第7話

 今日の深夜と言うか明日の早朝、TBSの3時12分から5年前にBSiで放送されたケータイ刑事銭形泪7話のオンエアがあります。僕が撮った最初のケータイ刑事であり、黒川芽以ちゃんと初めて仕事をした作品でもあります。その後多くのケータイ刑事を撮らせていただきましたが、この回は最初に撮ったこともあって大変思い出深く、思い入れもある回です。お時間あれば録画して是非ご覧になってください。ゲストは石野真子さん。うちの奥さんも尼さん役で出演しています。

 ちなみに明後日の同じ時間には「女子大生会計士の事件簿」の6話がオンエアされますので宜しくお願いします。こちらは昨年の11月にBSiで放送されたものですが、地上波では初のオンエアとなります。

 関東ローカルなのかもしれませんが一応告知まで。

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2009年2月15日 (日)

傲慢な映画屋の時代は終わった

仕事はどんな仕事でも手を抜きたくない。テレビでも映画でも、企業用VPでも全身全霊をかけてやってきたつもりだ。だが、25歳の時初めて企業用PRビデオを撮ったとき、大失敗したことがあった。ある外資系のファーストフードチェーンのVPだったが、未熟な演出力しかないのに企業の意向とは関係なく独りよがりな表現に拘って、担当者を怒らせてしまったのだ。その問題で悩んでいた時、黒沢清監督は僕にこう言った。「それは相手が悪いのではなくて、全部自分が悪いんだ。監督の責任なんだよ。僕もカラオケビデオを撮って同じ経験したから言えるが、例えばカラオケビデオは映画とは違う。でもカラオケビデオにはカラオケビデオの論理がある。それを無視して無理やり自分のものにしてしまおうとか、映画的にしようとかして出資者の意向を無視するのは傲慢な考えでしかない。佐々木は今回大失敗したと思うが、それを謙虚に受け止めその経験を生かして今後の糧にするしかない」

当時はまだデジタルカメラで映画を撮ることが容易な時代ではなかったので、自主映画を撮って次に本編と言う映画を撮ったり、2時間ドラマを撮ったり出来ない時は、ピンク映画を撮るか、企業用ビデオを撮るか、カラオケビデオを撮るかしかなかった。音楽PVは音楽会社のものであって、映画、テレビドラマの会社に発注されて来る本数は少なかった。僕がいた「ディレクターズカンパニー」と言う会社は、社長が博報堂にいた人だったせいか、企業用PR映画を結構造っていた。実は80年代以降一本も撮っていないとされる長谷川和彦監督も篠田昇カメラマンで資生堂のPR映画を撮っていたし、大森一樹さんも何本か撮っていた。そして、ディレカンの中でも若手世代の黒沢さんや石井さんはカラオケビデオを撮っていたりしていた(石井さんだけは音楽PV当時から撮っていた)でも、やはり映画監督としてのプライドが働いていたのか、PR映画を撮っても赤字になったりあまり会社の利益には貢献していなかったように思うが、黒沢組は常に黒字だった。

黒沢さんはよくこう言った「なんでみんなあんなに偉そうなのかね」。それは主に、関西弁でまくし立てる今もワイドショーのコメンテーターとしてテレビにしょっちゅう出演している人をさしてのものだったと思うが、80年代の映画監督たちはかなり傲慢だったと言うのは確かだ。映画が一番偉くて、それ以外の仕事は下に見て仕事する。そう言う雰囲気がありありとあった。そんな考えを持って、ろくな仕事をしなかったから、90年代のVシネバブルの時に駄作を大量生産させられたり、今世紀に入ってテレビ局映画が席巻する時代に身動きがとれなくなってしまったのではないかと思う。それは撮影所末期のスタッフも同じだった。やたらに撮影所の映画スタッフはビデオのスタッフを見下していた。でも、そうではない人も何人もいた。前述した篠田昇さんや、僕が組んだ渡部真さんなどはそうではなかった。だが、80年代の過渡期、僕が助監督の下っ端で苦しんでいた時期の映画のスタッフはテレビドラマを見下していたのは事実だ。

だが、映画のスタッフはいまや絶滅しようとしている。因果応報としか言いようがない。明確なビジョンもなく、映画界と言う狭い概念の中だけで生きてきた人たちは散っていった。悔しいのは、それ以前の本当の映画の黄金時代のスタッフからのDNAがそこで途切れてしまったことだ。だから僕らは独学で勉強しなくてはいけなくなってしまったのだ。いま、僕がBsiで多くのドラマを創っているのも少しでも伝統的な表現と新しい表現の拮抗できる何かを見つけ出したいと考えるからだ。

どうせテレビだからと言う考えを持つ人間にはやがて経済的な制裁が待っているだろう。

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バレンタインとかベンジャミンバトンとか

バレンタインチョコを買いに妻とラゾーナ川崎へ行き、「ベンジャミンバトン 数奇な人生」を観る。チョコは最近二人で食べたいチョコレート味のスイーツを買うと言うイベントになってしまっている。

「ベンジャミンバトン 数奇な人生」の方は、読後感と言うか観終わったすぐの感想としては「スローターハウス5」とか「ガープの世界」みたいな、現代アメリカ文学みたいな感じなんだけど、それはフィッツジェラルドが原作だからと言うことだけではなく、脚本のエリック・ロスのほぼオリジナルに近い脚色がそうさせているんじゃないかと思った。エリック・ロスはもう60代で年齢としては長谷川和彦とかと一緒か。「フォレストガンプ」「アポロ13」「インサイダー」「ミュンヘン」とか傑作を数多く残してきている脚本家なんだけど、時間と老いってのを小津を見ているときと同じくらいに残酷に感じさせられたのはこっちが歳を重ねてしまったせいかも知れない。その脚本をデビッド・フィンチャーが中々力強い映像で映画化している。戦争シーンとか結構激しくっていいよ。この映画デビッド・フィンチャーらしくないって評を時折見かけるけど、「ゾディアック」だって監督の名前伏せて試写したらデビッド・フィンチャーだって当てられる人がどれだけいることか・・・。こういうのは間違った映画の見方をしているというか、「ベンジャミンバトン 数奇な運命」は、あくまでフランク・マーシャルとキャサリーン・ケネディプロデュースによるスコット・フィッツジェラルドの短編をエリック・ロスと言うライターが書いた脚本をデビッド・フィンチャーと言う監督が完成させた作品であって、それまでのフィンチャーがやってきた仕事とはまた違うテーマを持って臨まなくてはいけないので、作品の表面上のルックスなど違って当然なのに「らしくない」と言うのは、間違った作家主義の映画の見方なんじゃないかと思ってしまう。ともあれ、「チェンジリング」といいこの映画といいアメリカ映画の凄さを改めて見せつけられた。興行的には邦高洋低なんて言って日本映画が盛り上がっているかのような記事をマスコミは書き連ねるが、映画の出来を観れば完敗だと思う。しかし、そんなことで憂う立場でもないので、次回作へ向けて頑張らなくては!

夜は妻の実家で急遽会食となり皆で寿司を食べる。耳の遠かった義父が新しい補聴器で聴力が若干復活し、偉く元気になったので楽しい。

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2009年2月13日 (金)

歯が治らん

 一昨日は「トリコンイベント」。熱心なファンの皆さんに後押しされて楽しかったけど、会場が広すぎたんじゃないかなあ。DVD発売イベントって、秋葉原の石丸電気とかでしか見たことないけど、あそこの4,5倍の広さはあるでしょう。握手会だからもっとアイドルとファンが近くってもいいんじゃないかと思いました。

 しかし歯の状態が相変わらず良くない。昨日は歯医者で非常に痛いめにあって苦しかった。昼からはお金のことで郵便局と自宅の行ったりきたり。定額貯金の利息は昔より利率が低くなったのに税金は高い。しかしですね。もし、この税金が社会のために使われるならいくらでも我慢しますよ。いや、マジで。だから税金はもっと高くなってもいいから社会保障を厚くして欲しいと本気で思います。

 郵便局で思い出したけど、最近この人のサイトが偉く面白いです。

 http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/

 この人の痴漢騒動も陰謀説とかありますが、開き直ったかのようにいろいろな経済話を過激に展開しているのは凄く面白いです。

 しかし、マスコミは「簡保の宿問題」は偉く及び腰ですよね。そして、無駄な麻生叩き。個人的には漢字間違えたとかそんなことで首相批判やって、感情的なイメージで大衆を煽り立てるのはマスコミのいかんところではないかと思います。僕は麻生氏はそんなに好きな政治家ではないけど、数年前の新自由主義全盛の政治よりはかなりましな自民党になっていると思いますけどね。何日か前に、与謝野さんが「自民党は本来社会民主主義の政党だった」と発言がありましたがまさにそのとおり。このままイメージだけで選挙迎えるのは勘弁して欲しい。日本人にとって何が理想なのか、現実はどうあるべきなのか?自分個人の政治的立脚基盤を確り持って選挙にいかなければいけないと思います。一時的な感情的エネルギーが政局に影響与えてしまうのは本当に危険なことですよ。

 

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2009年2月11日 (水)

取材で早稲田を歩く

 昨日は映画の脚本取材でライターのKJと早稲田方面に取材へ行く。非常にナーバスで社会性の強い案件なので詳細は書けませんが、脚本作りにとっては非常に有意義で興味深い取材となった。きっとい脚本が出来上がるだろう。

 行き帰り、早稲田通りを長くKJと歩いたのだけど久々に歩く早稲田は初めて歩いた20数年前とあまり変わっているようには思えなかった。ただ早稲田松竹は残っていたが、駅前の高田馬場東映はもうないし、ミニシアター系の映画を2本立て上映してくれていたACTミニシアターももうなかった。ここは10年ちょっと前に観たボリスバルネット特集が最後かなあ。アテネフランセやユーロスペースで見逃した映画を拾ってくれる劇場がほぼなくなってしまったわけだ。

 帰宅後は取材した音声をデータ変換してKJに送ろうと思ったが容量が大きく中々うまく送れなかったが、KJからこれに乗せてくれと無料転送ファイルのサイトを紹介される。個人情報を入力しないといけないのがちょっといやだったけど、このサイトを使うと無事に全てのファイルを送れた。代わりに膨大なメルマガが届くことになるんだろうなあ。

 さて今日は「トリコンリターンズ」のDVD発売イベントです。ぎりぎりまで詳細の連絡がこなかったのでここにアップできませんでしたが、虎ノ門の発明会館ホールと言うことで12時30分会場13時からイベント開始です。2回目は14時30分会場で15時から。頭を切り替えて行って来ます。

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2009年2月10日 (火)

鎌倉美食の会

Photo Kamakura

前後しましたが、日曜は鎌倉の伊藤さん宅へ芥川賞作家の保坂さんたちと行って来ました。毎年恒例のベイスターズファンの集いですね。伊藤さんのうちは佐助神社の裏手にあるので、こうして鎌倉の自然に囲まれた静かな環境にあります。

 この日のメインイベントは、この平目の刺身です。三浦半島の走水でその日の朝に水揚げされたものを、魚屋Photo_3 さんを営んでいた筑摩さんが仕入れてきて自ら捌いていただくのであります。

 Photo_4 味付けは、この平目の肝。素人はやってはいけないと思いますが、筑摩さんは現在お魚屋さんをやめて本業が魚の捌き方教室の先生もなさっている方なので安心です。Photo_5 平目の身にこの肝を少しだけつけ、しょうゆをほんのちょっとだけつけて食べるとこれが大絶品です。この平目市場で買っても一匹1万円はするという高級なもの。それを筑摩さんに安く仕入れてきてもらって、我々は堪能するのであります。

 続いては、やはり三浦半島でとれる鯔の卵から筑摩さん自ら造った「からすみ」であります。

 Photo_6 なんでも、鯔が獲れる北限が東京湾だそうで、まるでチーズのようにぱくぱくいただけるのは1年に1回この鎌倉での美食の会だけですね。毎年ベイスターズファンだけが集まって、筑摩さんに東京湾で獲れる魚だけを捌いて貰うと言うこの会はいつもより酒も進んで非常に楽しいです。空気の美味しい鎌倉で美味しい魚と酒を堪能してきました。

Photo_7 最後に皆で記念写真。僕が撮影者なので僕は写っていません。中央の旗は48年前に大洋ホエールズが優勝したとき記念グッズです。

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クリント・イーストウッド「チェンジリング」

Changeling_2_1024 久々に映画に圧倒された。東宝東和試写室で「チェンジリング」を鑑賞。こういう完璧な映画の前では、技術論なんか消し飛んでしまう。去年「ダグラスサーク特集」を観て以来感情の昂りがあった。こういう映画の前では技術論は通じない。確かに久々に完璧なカットバックを観た気がするし、アンジェリーナ・ジョリーとエイミー・ライアンの視線の交わしあいは紛れもなくアメリカ映画の伝統的な感動を引き起こす力があるが、そんなこともどうでもいい。ただ映画に身を任せれば143分、緊張感溢れる旅に連れて行かれる。この仕事をロン・ハワードのプロデュースによる雇われ監督として仕事したイーストウッドがとにかく素晴らしい。俳優イーストウッドのブランドなど関係なく、これまた僕が敬愛するロン・ハワードが監督クリント・イーストウッドを雇い、見事なエンタティメントを創り上げた。そこに感動する。とにかく言葉にするのは難しい。もう一度観て再度書こうと思います。公開は2月20日より。是非直接スクリーンで観ることをお勧めします。

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2009年2月 8日 (日)

テーブルウエア・フェスティバル2009

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成城でレッスン。成城の街並みは、川崎とは違ってまた非常にゆっくりとした時が流れている。30歳になって僕が高円寺から世田谷に引っ越した理由も、近場で空が広いところが気に入ったからだった。30代は世田谷で殆ど過ごした。20代は「寿荘」と言う自主映画青年たちやパンクバンドの面子が集まってまともに家賃も払ったり払わなかったりした、大家さんも半年まとめて「誰かが」払えばいいと言うボロアパートだった。高円寺で喧騒と馬鹿騒ぎの毎日だったので、初めて一人暮らしの快適さを味わったのも丁度成城と千歳烏山の中間に位置する場所だった。

 さて、レッスンは今日もシェークスピアを素材に丁寧にレッスンを進める。このレッスンは自分のためにもなるし、撮影がないときに芝居についてじっくり考えるいい機会になる。撮影現場だとどうしても撮影のための芝居作りになってしまうので、芝居の根本に帰って見ることが出来ないのと、僕自身新劇の芝居などを習ってきたわけではないので、新劇界で勉強してきた妻の指導でみるみる芝居がうまくなっていく子を見るのは大変勉強になる。

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 レッスン後は、東京ドームへ移動。と言っても野球ではない。辰巳琢郎さんに招待されたテーブルウエアフェスティバルを観に行ったのだ。辰巳さんは、ワインの方にも造詣が深く、現在放送中の「神の雫」でも出演件ワイン指導とかしていますが、奥様と共にテーブルコーディネートなどでも有名なのです。下は辰巳さんのテーブルコーディネートの写真です。

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 本日まで東京ドームでやっているので、お時間ある方は足を運んでみてはいかがでしょうか?

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2009年2月 7日 (土)

小出早織は「サンダカン八番娼館 望郷」に出るべきだ

 この間スカパーで「サンダカン八番娼館 望郷」を久しぶりに観た。熊井啓は「お吟さま」と「天平の甍」で遠ざけてしまった監督なんだけど、上記のような大作日本映画では力を発揮できないものの、日本の社会派監督の系譜に漏れず、残酷な社会派映画では俄然と妙な力を発揮し始める傾向があるように思える。山本薩夫は映画的センスも含めてもっと再評価されるべき監督であるともいえるが、娯楽映画を撮ると凡庸な演出で観ていられない今井正も左翼系社会派映画になると何故か暴力的で残酷描写が極まる。これの理由はなんなんだろうと高橋洋と話し合ったことがあった。旧左翼系映画人の中に潜む情念が特高警察の左翼弾圧のシーンになると、サディズムとマゾヒズムが微妙に交錯した暗い欲望となって見事に開花するのだ。若松孝二監督の拷問映画にも匹敵する恐ろしいシーンを僕はこの社会派映画の人々に感じるのだ。 「党員を裸にして縄で縛ってつるし上げ、特高警察風の男たちに竹刀で滅多打ちにして気絶しそうになると水をぶっ掛けて覚醒させ、また竹刀で打ちまくる。これを現日本共産党の志位委員長さんに演じてもらい「消費税値上げはんたあああい!」と叫ばせるCMを造れば確実に共産党の票は伸びる」とその高橋洋さんと話したことがあった。それで幻となった「発狂する唇3」の脚本の中に、警察による拷問シーンと言うのを書き加えた覚えがある。

 さて「サンダカン八番娼館」であるが、田中絹代の若い時代のからゆきさんを高橋洋子が演じているのだが、これが小出早織ちゃんそっくりだった。こう言う太平洋戦争中に流転の人生を歩みながら力強く生き抜いていくような役を彼女なら地に足のついた演技力で演じきるのではないかと思った。新劇のベテラン俳優人に囲まれ、ベテラン監督とカメラマンに指導を受けられると言うような映画の現場が殆どなくなってしまったが、一度小出早織版「サンダカン八番娼館」を観たい気がする。

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感染根管治療とか堂島ロールとか

 正月から通っている歯の治療が未だに続いています。感染根管治療というやつです。歯の根の中をぐりぐり削って、中に細長い器具を入れてそこに水を入れたり風を入れたりして清掃しながら、薬をつめては様子を見るという治療が続いていますが、歯医者がある日は正直午前中がつぶれてしまうのが痛いです。僕は完全に朝方人間なので、仕事は出来るだけ朝早くから起きて始めるのですが、丁度僕の担当の歯医者の先生が平日の午前中が都合がよいらしく、1週間に1度は午前中がつぶれてしまってます。まあ、それでも早く治ればいいんだけど。

20090201153819 写真は頂きものの堂島ロール。川崎のラゾーナ内にあって、何年か前にジャニーズの男の子がテレビで宣伝したら毎日列が出来て並ばないと買えなくなってしまった代物です。味の方は、シンプルで生クリームをロールしただけでほかに一切何も入っていないのですが、このロールケーキのケーキ部分が卵たっぷりで非常に美味しいです。依然貰って食べた時より断然美味しく感じました。

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2009年2月 3日 (火)

女生きてます 盛り場渡り鳥

 丁度見たい作品の時に限って仕事と重なっていけなかったシネマヴェーラ渋谷の森崎東特集にようやく駆けつける。上映作品は新宿芸能社を舞台にした女シリーズ4部作のうち「女売り出します」と「女生きてます 盛り場渡り鳥」の2本立て。この「盛り場渡り鳥」がだけ未見だったのだ。このシリーズ、藤原審爾原作なのですが当初は加藤泰による映画化の企画もあったようで、キネ旬増刊「世界の映画作家加藤泰」の中にオリジナルシナリオがあります。僕は個人的には森崎東監督というとこのシリーズが一番好きです。新宿にあるお座敷ストリッパー斡旋所というかなり特殊な場所を舞台にした群像劇で、森崎東監督の猥雑なパワーが見事にプログラムピクチュアの中に開花していて渾身の作であろう「生きているうちが花なのよ死んだらそれまで党宣言」や「ニワトリはハダシだ」よりこっちの方がいい仕事していると思う。主演は森繁なんだけど、相方の母さん役と共にむしろ狂言回しで、毎回のように登場する社会から完全にドロップアウトしている暴力的なゲストたちがメインだ。森崎東が脚本を書いていた「男はつらいよ」の寅さんも本来はこう言うキャラに近かったのではないかと思う。

 さて「盛り場渡り鳥」であるが「女売り出します」とともにこの2作は、東映から鈴木則文組でも露悪的な内容で定評のある掛札昌裕を読んできて共同脚本を作り上げているように、森崎東の映画の中でも特に猥雑でエロ部分がパワーアップされている。SEXすると全身に蕁麻疹が浮かぶ川崎あかね、早漏の出刃亀童貞なべおさみ、亡霊のような白塗りで気色悪い色きちがいの春川ますみなど等、ゲスト主役の山崎努のシリーズ中最も暴力的で救いのないドモリのキャラクターまで、映画が始まって90分間ノンストップで弾けまくる。森崎東の映画の中でも最高傑作の部類に入るんじゃないかと言う傑作だった。山崎努が一人で家をぶっ壊すシーンが伝説となっていたけど、はじめて見ると、むすろ川崎あかねと春川ますみの肥えた日本人女の醜悪なバトルの方が迫力があった。

 これを観ると、見逃した「喜劇 特出しひも天国」もやはり観たくなってしまうなあ。

 「盛り場渡り鳥」は、明日も渋谷のシネヴェーラ渋谷で上映しているので、ぜひとも観に行って欲しいと思います。シリーズ4部作のうち3作まではかつてレンタルビデオ化されていたけど、この映画だけはソフト化されていないのは何か理由があると思うのですが、今後も多分ソフト化されないだろうと思いますので是非観ておくべきだと思います。プリント状態も殆ど上映されていないせいなのか結構綺麗でした。

http://www.cinemavera.com/timetable.html

20090202155338 写真はやはり「盛り場渡り鳥」を観に来ていた保坂君。「東京的少女」の監督でもあります。僕は彼の撮った「銭形海」に出演したことがありますが、編集で1シーン切られていて、撮影したのに使われないと役者と言うものは傷つくもんだと言うことを身をもって知りました。

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2009年2月 2日 (月)

打ち合わせとかジェームズ・グレイとか

裏切り者 DTSエディション [DVD] DVD 裏切り者 DTSエディション [DVD]

販売元:パイオニアLDC
発売日:2002/03/01
Amazon.co.jpで詳細を確認する

KJと五反田のイマジカまで行って一瀬さんと脚本打ち合わせ。ロングプロットから脚本へと次の段階へいよいよ進むことに。217日の僕の誕生日まで仕上がると嬉しいよという事を冗談交じりに伝える。いろいろ試行錯誤を重ねてきたが、「気合が入れて書こう!」といつも冷静沈着な態度に見えるこの男にしては珍しく感情の昂ぶりを見せていた。彼にとっても、自分の資質と合う題材だったのだと思う。実際この一ヶ月彼が書いてきたプロットは非常に緊密で面白い内容のものになっている。ただ、彼はBsiのメインライターでもあるので、うまく両立させて頑張って欲しいと切に思います。

その後は2人で大崎のサンマルクカフェでチョコクロを食べながら具体的な演出プランも交えながら打ち合わせして一緒に横須賀線へ乗り込み、僕は新川崎で途中下車。ジムへ寄り、家へ帰ってからは再び小津。やはり面白い。情感とかすっ飛ばして、物凄いスピードで物語が語られていくのが凄い。

その後夏帆ちゃんの「天然コケッコー」をスカパーで観たり、ジェームズ・グレイの「裏切り者」をDVDで観たり。「裏切り者」は、ジェームズ・グレイの「アンダーカヴァー」を観て凄く気に入ったので、即効で観たくなった。これもやはり中々の傑作。奇をてらうことなく正攻法に重厚な社会派サスペンス描ききっている。ジェームス・カーン、エレン・バーンステイン、フェイ・ダナウエイと70年代アメリカ映画を支えていた俳優たちを脇役に本当にうまく配置しているのも素晴らしい。しかし、フェイ・ダナウエイっていつからあんな整形顔になってしまったんだろう。「俺たちに明日はない」はおろか、「チャイナタウン」や「アイズ」の頃に比べても全然違う顔だ。皮膚を吊り過ぎてソフィア・ローレンみたいな顔になっている。

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