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2009年5月31日 - 2009年6月6日

2009年6月 4日 (木)

ロケハンとか冤罪事件とか

 朝から東京縦断でロケハン。帰ってから歯医者。しかし、今日冤罪事件の人のニュースを見ていて久々に怒りがこみ上げる。ついでにこんな記事も読んでさらに怒りがこみ上げる。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090604/trl0906041213005-n1.htm

 小沢事件の時も思ったけど、検察が正義だなんてあり得ない。何が正義かって議論もあるが、国体と言うものを守るために何をやってもいいのが正義なら僕はそう言う正義は信じない。昔若松孝二監督のピンク映画で、集団レイプされたヒロインが亡霊になって蘇り、なんか昔の古典の一説を読み上げながら男たちを日本刀で切り殺していく物語があったが、あの時のレイプ犯たちが刑事、検察官など国家権力の象徴として描かれていたのが面白かった。菅家さんも本当に無念で、自白を強要した刑事たちには復讐を遂げたい思っているでしょうなあ。

 むかし高橋洋さんと話をしていて、「世の中には本当に怒っている人と言うのは、怒鳴ったりしないが、静かに心のそこからの怒りを目にたたえている。最近では松本サリン事件の冤罪の河野さんが本当に怒っていた目をしていた」と言っていたが、今日の菅家さんも「(当時捜査に関わった警察と検事を)絶対に許さない」と言ってたが、菅家さんも本当に怒っていた。

 ところで、上記の若松さんの映画のヒロインを演じていた島明海さんはその後、若松プロのデスクをやっていて、僕が東京に出たての頃に若松プロを尋ねると、映画に出ていたヒロインの人が事務をやっていてびっくりしたものだった。で、あの頃は夕方になると酒を出されて、ガイラさん、福岡芳穂さんらと共に僕も若松さんにしこたま説教を食らった。いまは、BSーTBSの打ち上げなどで一緒になるとすっかりお年を召されて優しくなったけど、むかしは、何か政治的なことを常に議論されていて、そこでこっちが迂闊に一言でも口を挟むと容赦なく論破され攻撃された。その攻撃具合はディレカン時のゴジさんどころではなかった。でもいまでも「連合赤軍」のような立派な映画を撮られれているんだから、やはりこの老人は凄い。「東京少女」も僕の倍以上のスピードで撮り上げちゃうしね。

 若松さんには、まだ元気なうちに「連合赤軍」のような大局的時代を描いた映画ではなく、今日の菅家さんのような「人の怒り」と言うものを、泥臭いテーマで描くバイオレンス映画を撮って欲しいと思います。

 いま調べたらこの上記の若松孝二監督の映画は「現代性犯罪 全員殺害」と言うタイトルでした。タイトルと中身が一致しないピンク映画にあって、これは内容とタイトルがそのものずばりです。

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2009年6月 3日 (水)

脳内活性

 読まなくてはいけないものがいっぱいあって、また書かなくてはいけないものもあって、明日からロケハンで頭が落ち着きません。昨日はジムで少し汗を流したら楽になったけど・・・。ひとつひとつなんとか落ち着いてやっていくしかない。明日のロケハンに備えて今日は少し休もうかな。そうだ、せっかくDSiを買ったんだから脳内活性ソフトでもないかな。

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2009年5月31日 (日)

川崎から「ちょんの間」が消える

 川崎・堀の内の風俗街に最近摘発が入って、いわゆる「ちょんの間」と言うやつがターゲットにされたらしい。「ちょんの間」と言うのは表向きは居酒屋とかで営業届けを出して、その実、ガラスの扉の向こうに怪しい衣装を着た女性が座ったり立ったりして客を引くところだ。僕は、7,8年前に「ゾンビ極道」が川崎の裏街道を舞台にした極道の話だったので、隠し撮りで実景を撮りに出かけた時に初めてこのガラス窓の向こうの女性たちの存在を知った。そこには、何か戦後とか昭和とかまだそう言う時代の闇の文化と言うか、森崎東の映画や田中小実昌の小説に出てくるような猥雑な時代の名残を感じた。

 堀の内は川崎駅からちょうど川崎競馬場や競輪場へ向かう途中にある。別に堀の内を抜けていかなくても競馬場や競輪場へは行けるが、つまり、競馬であてたあぶく銭をここで使うようにうまく街が作られていたと言っても過言ではないように思える。実は横浜ベイスターズの前身大洋ホエールズの本拠地川崎球場もまあ同じ方角と言えば言えるけど、こうした野球、競輪競馬と言った大人の娯楽施設と共に堀の内は繁栄してきたに違いない。

 堀の内の風俗店自体がどうなろうと別にどうでもいいが、街から闇の部分をどんどん取り除いてただ単に綺麗にしていく都市化計画はつまらない。僕の故郷の札幌は、札幌オリンピック以降都市化が進み何の特徴もないつまらない味気のない街に変貌してしまった。街は清濁を併せ持ってこそ繁栄していく。

 日本中からこうした猥雑な場所がなくなっていくのは非常につまらないことだと思う。大阪の天王寺、横浜の黄金町、川崎の堀の内や、セメント通りの焼き肉屋、こうした場所はクリーンな都市計画など糞くらえで都市の闇の文化をいつまでも保ち続けて欲しいと願う。

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