ロケハンとか冤罪事件とか
朝から東京縦断でロケハン。帰ってから歯医者。しかし、今日冤罪事件の人のニュースを見ていて久々に怒りがこみ上げる。ついでにこんな記事も読んでさらに怒りがこみ上げる。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090604/trl0906041213005-n1.htm
小沢事件の時も思ったけど、検察が正義だなんてあり得ない。何が正義かって議論もあるが、国体と言うものを守るために何をやってもいいのが正義なら僕はそう言う正義は信じない。昔若松孝二監督のピンク映画で、集団レイプされたヒロインが亡霊になって蘇り、なんか昔の古典の一説を読み上げながら男たちを日本刀で切り殺していく物語があったが、あの時のレイプ犯たちが刑事、検察官など国家権力の象徴として描かれていたのが面白かった。菅家さんも本当に無念で、自白を強要した刑事たちには復讐を遂げたい思っているでしょうなあ。
むかし高橋洋さんと話をしていて、「世の中には本当に怒っている人と言うのは、怒鳴ったりしないが、静かに心のそこからの怒りを目にたたえている。最近では松本サリン事件の冤罪の河野さんが本当に怒っていた目をしていた」と言っていたが、今日の菅家さんも「(当時捜査に関わった警察と検事を)絶対に許さない」と言ってたが、菅家さんも本当に怒っていた。
ところで、上記の若松さんの映画のヒロインを演じていた島明海さんはその後、若松プロのデスクをやっていて、僕が東京に出たての頃に若松プロを尋ねると、映画に出ていたヒロインの人が事務をやっていてびっくりしたものだった。で、あの頃は夕方になると酒を出されて、ガイラさん、福岡芳穂さんらと共に僕も若松さんにしこたま説教を食らった。いまは、BSーTBSの打ち上げなどで一緒になるとすっかりお年を召されて優しくなったけど、むかしは、何か政治的なことを常に議論されていて、そこでこっちが迂闊に一言でも口を挟むと容赦なく論破され攻撃された。その攻撃具合はディレカン時のゴジさんどころではなかった。でもいまでも「連合赤軍」のような立派な映画を撮られれているんだから、やはりこの老人は凄い。「東京少女」も僕の倍以上のスピードで撮り上げちゃうしね。
若松さんには、まだ元気なうちに「連合赤軍」のような大局的時代を描いた映画ではなく、今日の菅家さんのような「人の怒り」と言うものを、泥臭いテーマで描くバイオレンス映画を撮って欲しいと思います。
いま調べたらこの上記の若松孝二監督の映画は「現代性犯罪 全員殺害」と言うタイトルでした。タイトルと中身が一致しないピンク映画にあって、これは内容とタイトルがそのものずばりです。
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