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2009年8月16日 - 2009年8月22日

2009年8月22日 (土)

劇団スイセイ・ミュージカル 「楽園」

 昨夜は、辰巳琢郎さんの事務所のご招待で劇団スイセイ・ミュージカル「楽園」を妻と観に行ってきました。辰巳さんとは丹羽さんのご紹介で知り合って、娘さんの真理恵さんのレッスンを去年の秋からやってきたのですが、この舞台が事実上の初舞台。舞台女優を長くやってきた妻にとっては、ミュージカル女優を目指す真理恵さんは本当に可愛い存在だったようで、それでいて、自分が舞台で教わってきた経験もあってか、いつもより厳しいレッスンをやっていたと思います。そんな彼女が初めての舞台に立つ日とあって、僕らもちょっと緊張の面持ちで観ていました。

 劇団スイセイ・ミュージカルの舞台はこれが初めてでしたが、「楽園」はこの劇団のオリジナル公演です。翻案ものが多いミュージカルですが、オリジナル脚本、歌、音楽すべてがオリジナルと言うのは中々ないのではないかと思います。真珠湾攻撃前後のハワイの日系人たちの生き様と、恋、そして裏切りなど劇的な内容に満ちていて、歌が素晴らしかった。脇役に文学座出身の山下清美さんとか、劇団四季出身の田代久雄さん、音楽座の福島圭子さんなど、芝居とミュージカルの基本が相当に確りしている方たちが支えていたのも大きかった。偶然でしたが、この3人と妻は昔からの舞台仲間だったようで、終了してから楽屋に行って再会を喜んでおりました。そして、こうした中にやはり辰巳さんが一人入ることで舞台のメジャー感が増し、まさに華を添えていました。小さな役を何役かこなしていた真理恵さんも頑張っていた。こういう地に足が着いた舞台から初舞台を踏むことが出来て、僕らは涙が出るほど嬉しかったです。これからはもっとステップアップして、大きな女優に育っていって欲しいと思いますし、僕らのレッスンもそれに合わせてどんどんステップアップしていかなくてはと思っています。

  舞台が跳ねてからは辰巳さんご一家と食事をして深夜に帰宅。昨日は本当に楽しい一夜でした。やはり舞台を長くやってきた人たちによる本気の舞台は素晴らしかった。と言うことでしょう。

 Photo

 劇団スイセイ・ミュージカル「楽園」は22日、23日光が丘のIMAホールで公演を続けていますし、30日は大阪で公演するようなので、お時間がある方は是非観に行くことをお薦めします。オリジナルの素晴らしい楽曲、歌を楽しむだけでも価値があると思いますよ。だってここだけでしか聞けない歌ですからね。

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2009年8月20日 (木)

久々に新宿で映画を観る

今やっている企画の参考にと「コネクテッド」を観に新宿まで出向く。新宿武蔵野館と名乗っているが、ここは数年前まで「シネマカリテ」だったところだな。7階にあった新宿武蔵野館は6年前に閉館して、ミニシアターの「シネマカリテ」だった場所が、「武蔵野館」を名乗っている。昔は新宿武蔵野館は東口では一番見やすくて大きな東宝洋画系の劇場で、高円寺に住んでいた頃は、武蔵野チェーンの小野さんから戴く招待券でしょっちゅう映画を観に行っていた。想い出に残る映画はフィリップ・カウフマンの「ライトスタッフ」かな。丸の内線の駅を降りて一番近い映画館だったので、ここと新宿ローヤルはかなり通った記憶がある。現在の新宿武蔵野館は、川崎のシネコンに慣れてしまったいま、あまりに劇場も画面も小さくてびっくりしたけど、「カリテ」だった時代は、ミニシアターブームのど真ん中だったからこれで良かったんだろうな。

  そういえば、ミニシアターブームの直前の80年代には随分と評判の悪いただ単に小さな映画館が多く出来た。一番酷かったのは、「新宿東映パラス3」だ。これはもう、畳一枚くらいの大きさのスクリーンで、しかも入ってすぐに柱かなんかがあって非常に観づらい映画館だった。むかし、新宿東映に勤めている友人がいて、かつて「ラストエンペラー」をムーブオーバーで上映した際に「こんな画面では嫌だ、金を貸してくれ」といわれて閉口したことがあったそうだ。僕はここでインド映画の「DDLJ」を観た記憶がある。

 さて「コネクテッド」であるが、「セルラー」と言うハリウッド映画を香港でリメイクされたものだが、ハリウッド版に比べてすべての表現が濃くなっているところがとてもアジア的で良かった。ベニー・チャンの演出は「香港国際警察」の時にも思ったけど、人間の焦りとか怒りとかそう言う原初的な感情を激しいアクションと結びつけてうまく表出させることころが、香港映画界の中でも異彩を放っていると思う。ただ単に見世物としてのアクションではなく、観ている感情にキリキリ迫る緊張感を終始伴ったアクションと言うべきか・・・。ハリウッドスリラーを単なるホンコン的パクリではなく、確りとアジア風味で味付けした一級の娯楽作品に仕上がっていた。ただ、気になるのは香港の俳優が時々アメリカ人風の仕草をするのは、「男たちの挽歌」の頃から変わらないが、そうするとそこだけB級風味になってしまうのは勿体無い。その意味でも悪役を演じた中国人俳優のリウ・イエの本気度の芝居は良かった。

 ところで、映画が始まる前の広告で久しぶりに「焼肉の長春館」のCMを観たけど、25年前と全く同じCMをニュープリントで上映しているのに感動してしまった。その昔は新宿の映画館ではどこでも流れていたCMだったが、いまだに存在しているとは思わなかった。あそこに映っている老人の客とかもう確実に死んでいるだろうな。歌舞伎町では「スーパーエニイ」、「オスローバッティングセンター」と言ったローカルCMが流れていたが、劇場で段々CMが増えてもういい加減にしろよ、と思うことが多くなっていく中で、不思議とああいったちょっとダサイローカルCMは何度見ても許せたのを思い出す。

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2009年8月17日 (月)

ラジオ出演とか高校野球とか

 今日は午後から岡村洋一のシネマストリートに出演。14時から生出演で山城さん、松林監督、山田辰夫さんらの追悼の話。例の山城さん直伝の「ハヒイイハヒイイ」を初めてラジオの電波に乗せられた。公の電波では銭形海の出演の折にやってみて以来だった。これ、僕が持っていても宝の持ち腐れの芸なので早く誰か役者に伝授したいと思うが、中々難しくって出来ない人が多い。黒川芽以にも「銭形泪」の時に無理やりやらせようとして、頑張ってやってくれようとしたが中々うまく行かなかった。まあ、女の子に教える芸ではないか。

 生放送終了後、次の日曜の10時からの放送分の収録。「君の知らない物語」の宣伝など。終わって軽くビールを呑んで帰宅。帰ったら丁度、横浜隼人が花巻東に負けそうになっていた。さすがに菊池雄星を打つのは難しかったか・・・。神奈川大会の準々決勝から隼人の試合は見ていたが、正直神奈川県の強豪校が次々と自滅していく中でその隙間を縫うようにいつの間にか勝ち上がって行ったチームだったので、2戦目に花巻東に負けるのは想定内ではあった。監督は先発のエース今岡を左打者が多いからと登板させなかったが、8回から出てきた今岡を見て、到底登板させられる状態にないのは明らかだった。結局、今岡一人で神奈川の強豪集まるベスト8を勝ち上がっていく中で精根尽き果て、甲子園1戦目の「伊万里農林」戦が最後の力を振り絞って出た試合だったのだろう。横浜隼人クラスの高校でなら、今年の花巻東に8回まで互角に渡り合ったのだから上出来と言えるだろう。

 横浜隼人の皆さんお疲れ様でした。僕は神奈川県大会開会式からあなたたちの行進を見ていました。あの甲子園大会より厳しいと言われる神奈川大会を勝ち抜き、甲子園でも全力を出し切って敗れはしましたが、充分青春の思い出に残る試合をしたと思います。

  

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