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2010年6月27日 - 2010年7月3日

2010年7月 1日 (木)

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2010年6月30日 (水)

おにいちゃんのハナビ

 今日は渋谷の試写室にて「おにいちゃんのハナビ」鑑賞。ここのことろ、PV出身監督やCM出身或いは自主映画出身監督の映画ばかり見ていたせいで、奇を衒った演出ばかり目の当たりにしていて、フィルム撮りで正攻法で描かれたこの映画に久しぶりにほっとした。映画として何か新しいことをやっているわけでもなく、凄い映画史に残るような表現を発見したわけでもない、脚本もそんなに凄い展開があるわけでもない。しかし心を動かされるのはとにかく登場する役者が全ていいということにあるだろう。高良健吾、谷村美月 (小出)早織、宮崎美子、大杉漣、塩見三省、そして喜久村徳章さんのカメラが静かに、引きすぎず、寄り過ぎず丁度いい塩梅の距離を保って俳優を映し出している。本当に役者の芝居だけで泣ける映画なのだ。同じスクリプトで演出と芝居が失敗していたら目も当てられないことになったと思うのだが、この映画はそこを見事にクリアしている。映画に慣れた僕も、都合3回ほど泣いてしまった。

 そして、個人的には小出早織こと早織の見事な成長ぶりを見ることができて嬉しかった。粋のイイ、いわゆる小股の切れ上がった女の役を軽々と演じているのだが、肩の力が入らず実に自然に、それでいて確りと地に足の着いた芝居で、涙を誘う見せ場まできっちりとこなしている。ラストの花火を見上げる早織は美しく、そして物凄くいい表情をしている。悔しいが自分が撮ったどの小出早織より良かった。綺麗だった。周りの役者がいいからこれは充分に刺激になったのではないかと思うし、この映画に出たことが糧になったことだと思う。このまま芸能界の風に流されず、今のまま一歩一歩成長していって欲しい。そのうち海外の映画祭で賞を取るような映画にも出られるだろう。

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