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2010年2月28日 - 2010年3月6日

2010年3月 6日 (土)

ざっと

今週は月曜に「バッドルーテナント」を恵比寿で観た。ヘルツオークの新作。僕はアベル・フェラーラの前作に別に思い入れはないので、それなりに面白く観られたが、ニコラス刑事の芝居がちょっと力入りすぎ。小津じゃないがもう少し「刃物を呑んだ」芝居をしてほしい。ニコラス刑事は刃物見せ過ぎ。
 次に観たのが、ツイッターで柳下さんが絶賛していたジャン・クロード・ブリソーの「裸のめざめ」と言うフランスのエロ哲学映画。物語は性を探求して行く男女の話ですが、エロシーンと哲学トークの演出が見事で、長回しとカットバックの妙に溺れる。フランス映画はこうではなくてはいけない。
 あとの2本は、「パニッシャー ウオーゾーン」と「ハンコック」。「パニッシャー・ウオーゾーン」は残酷アクション映画の系譜に入れてもいいんじゃないかと言う程にスプラッター演出がキワキワで面白いんだが、ジグソーと言う「SAW」の悪役のモデルになったらしい、継ぎ接ぎだらけの怪人の役者がVシネ演技でちょっと萎える。ヒース・レジャーと比べちゃいかんが、悪役にはどんな映画でも品格がほしい。「ハンコック」は、前半のコメディ演出が全然笑えなくて困ってしまったが、後半強引なメロドラマと強引なハッピーエンドに泣かせる演出が良かった。
 と言うわけで、今日も脚本待っています。

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2010年3月 4日 (木)

悪夢

 手塚眞さんのブログを読んでいたら「ロケの当日に取り返しのつかない遅刻をしてしまった!」と言う悪夢を見て目が覚めることがある。と言うことが書かれていたが、これは僕にもしょっちゅうある。僕の場合、ロケへの遅刻以外に、「当日のカット割りも何もなんにも考えていないのに現場に来てしまって役者やスタッフに恐ろしい目で睨まれる」と言う悪夢を見ることもある。こういう話を10年くらい前に黒沢清監督にしたら、「夢はあるよ~」と同じような体験をしたことがあると言っていた。こういう強迫観念のような悪夢は映画監督と言う仕事をしていると誰しもあるものなのだろうか?或いは自主映画出身でプロの現場に入って、最初はスタッフや役者と向きあうことに緊張感を持ってしまっただけの人が持つ強迫観念なのだろうか?

 いま「悪夢」をテーマにした企画を1本考えているので、ちょっと気になった。

 ところでツイッターは面白いね。久々にゴジさん(長谷川和彦)と再会した。元気そうだった。もう60過ぎだよね。僕も頑張らなくては。

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2010年3月 2日 (火)

普天間

 沖縄に何年も毎年行っていると地元の人達と親しくなる。そこで聞いたことは、普天間基地の県外移設には反対している地元の人達も結構多くいると言うこと。名護の市長選挙の結果は反対派の市長が当選したが、米軍がいることで仕事にありつけている人達はかなり多い。「沖縄の経済は米軍抜きには考えられないよ。特に毎日の仕事に窮する労働者にとっては死活問題になる」らしい。考えてみれば沖縄県は、農業で賄えるほどの土地もない、観光リゾート地としては素晴らしいが、不況の影響で観光産業はジリ貧だ。ぼくが毎年行く宜野湾にも完成したのに、親会社が倒産して廃墟になりつつある大型リゾートホテルがあった。基地があるからこそ中央からの金も誘導出来る。米軍の極東戦略のあり方や、日米安保そのもの考え方、騒音問題、米兵の素行など対米外交からイデオロギーから経済、治安まで含めて様々な問題を抱えているとは思うが、少なくてもこの問題で一番大事にしなくてはいけないのは沖縄の地元住民の人達の考えではないか?と、思う。安易にグアム移設だとか内地の人間には言って欲しくない。と言うのが沖縄の人達の率直な意見だと思う。

 

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