2008年2月11日 (月)

鎌倉の会

 小説家の保坂和志氏らと鎌倉の伊藤さんの家にあつまり、毎年恒例ベイスターズファンの集い。ここには、ベイスターズファンが集まってその年のキャンプ地情報なんかを交換しあったりしてきたものだったが、もうここ数年は単なる三浦半島の美味しいものをたらふく食べる会へと変貌している。

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 この日も、数年前まで湘南で魚屋を営んでいた筑摩さんが鮮魚を持ち込んでその場でさばいてくれると言うパフォーマンス入りの食事。写真は「サヨリ」をさばいているところと、絶品自家製「カラスミ」。刺身は全て三浦半島で獲れる近海もの。魚も美味しいけど、付け合わせに出してくれる「青のり」や「メカブ」などの海藻が実にうまい。あまりにうますぎて最後の「スズキ」にまで至らなかったのが残念。しかし、もう、どの料理も死ぬほど美味かった。このカラスミは本当に美味しかった。

 ところで、この日は「御成り通り」を歩いて、樽酒を瓶詰販売している酒屋で酒を買って持ち込んだんだけど、観光客が押し寄せる「小町通り」より、凝った古い店が軒を並べる「御成り通り」の方が鎌倉は絶対に楽しいです。鎌倉在住だった保坂氏に言わせるとこの「御成り通り」も随分と店が変わってしまったとのこと。それでも、通りの外れにある子供用の古い玩具を置いてある「紙屋」(ここで100枚入りの小さなビニール袋を320円で購入)や、こうした酒屋などが楽しい。

 と言うわけで、昼の2時から日本酒をたっぷり呑んだ僕は途中何度か居眠りしたりしながら夜の9時ころまで呑んだり食べたり。帰りの鎌倉の空は星が美しくって本当に奇麗だった。

 しかし、今朝起きた時は二日酔いしていないのは「スピルリナ」と言うサプリを大量に飲んで寝たからかな。

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2007年12月22日 (土)

かに

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北海道からどでかい「タラバ蟹」が送られて来たので、夕食はこの蟹を食べながら芋焼酎のお湯割りを妻と2人で。しかし食べるまでが大変。軍手をして、大きな台所用の鋏でバツバツ殻を割って皿に盛り付けたが、もうそこまでが重労働。まあさすがに北海道直送の「タラバ」なので肉厚で身がしまってジューシーで美味しかったけど、2人で一杯は食べられず、明日は蟹サラダ、残りは蟹グラタンにしようと小分けにして冷凍庫へ。明日は妻の親戚が送ってきた広島の牡蠣で牡蠣フライを食べる予定。この牡蠣も毎年食べてますが本当に美味いんですよね。

 年末ならではの楽しみですね。持つべきものは海産物の名産地に住む親せきです。

 

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2006年9月14日 (木)

札幌帰省とグルメ紀行

Sn340035 父が狭心症の手術をしたのでその見舞いを兼ねて1年ぶりに札幌に3日間帰省。うちは家庭の事情が複雑なので、帰省すると父の家と入院している母と別々に会いに行かなくてはならず、昔はそんなに忙しくなかったので滞在日数も長かったが、今は奥さんと2人で2泊3日での駆け足帰省となるので中々慌しい。まずは、10年以上も入院しているので普段は外出できない母親を迎えにいって、僕と奥さんが泊まるホテルに連れてきて、フランス料理を食べさせ1泊。宿泊するエクセルホテル東急には専門レストランがないので、別のホテルのレストランまで行く。北海道の特産品を中心にしたフルコースは中々美味しかった。奥さんは最初に出てきた、ジャガイモベースにして米で作ったポタージュが美味しかったと言っていたが、僕は、帆立のポアレが美味かったと思う。翌日は3人で墓参りしてまた病院へ連れて行き、その足で今度は退院して間もない父親の家へ行ってと言う強行軍。父はすっかり元気な様子で、僕らを連れて近距離ドライブに連れて行くと言い出した。見舞いに行ったのにこっちが歓待されてしまう。

 Sn340034 そこで偶然見つけた『滝野霊園』と言う霊園にある巨石オブジェが凄かった。本来は札幌郊外にある別の公園を目指したのだが、夕方近くなっていたので入園できず、道からなぜか見えた巨大なモアイ像に惹かれてその霊園に入ると、広大な敷地にその巨大なモアイ像はおよそ20対近くも並んでいて壮観だった。しかも、その先には大仏まで建立されていて、およそ観光地とは縁遠い場所にひっそりと、しかし壮大なスケールの巨石のオブジェ郡は物凄い迫力でありながら、どこかお間抜けな感じもした。間抜けと言うよりは無駄というべきか・・・。いやとにかくでかいでかい、広い広い、そして誰も来ない、いない。勿論霊園の一部なのでお盆は人も来るんだろうけど・・・。

 その夜は、父の家の近くにある「もり」と言う寿司屋へ。この「もり」は住宅街にひっそり建つ隠れ家的な寿司屋だ。靴を脱いで入ると、座敷にカウンターがあって、そこで注文するのだが、ネタが新鮮なのは勿論、店主の料理への愛を感じる寿司屋。うにや鮪もいいが、鯖の〆具合がいい。油がのった鯖を生の感触が残るくらいに浅く〆ているので下手なトロよりうまい。うにと中トロと鯖を刺身に酒を呑んで、京都の唐辛子の煮浸しで箸を休めて、季節ものの松茸の土瓶蒸しでまたいっぱいやって、最後に好きな寿司をいっかんづつ握ってもらったが、鯛を塩とかぼすでさらっと味付けして出してくれた握りは本当にうまかった。これで値段は北海道値段。つまりそうは高くない。この店、観光案内などには一切載っていない穴場なので、札幌を訪ねたときは是非自力で探してみてください。ヒントは柏中学。

 3日目は移動日。帰途の千歳空港で次の作品のキャストの連絡が来て、いよいよ方向性が決まる(のか?)。まだいくつかハードルはあるが、それを乗り越えて決まればこれは中々面白い映画になるでしょう。とは言え、テレビドラマの進行の流れに慣れると映画の進行の不安定さはなんとも不安な気持ちになります。

 慌しかったが、ちょっとリフレッシュも出来た北海道帰省だった。ただ、エクセル東急はツインの部屋にLANケーブルが来ていないのが難点。

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